kmiwさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

ジュラシック・シャーク(2012年製作の映画)

1.1

ハウスシャークよりはコンマ1ほどマシな作品。
期待どおりの浅い脚本で、機微とかそんな感じの所からわざわざ全力で遠ざかるのが手に取るようにわかるわかりやすさ。
みんな、知人が死んでから立ち直るのが早すぎ
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テッド・バンディ(2019年製作の映画)

2.6

シリアルキラー物は切り口次第でどんなジャンルにもなり得るということがわかった。
ザックが素敵で、ラブストーリーと勘違いしそう。
テッドバンディの犯行の恐ろしさは理解しているつもりだが、この作品を観てい
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

2.0

深みはない。そりゃそうだ。
かわいい人がきちんとかわいいので安心して観られますよ。
想定の域は出ません。メインテーマ「かわいいは正義」

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.5

長く気になる作品だったので観ようか観まいか悩んで観賞。
なんとも気持ち悪い。えぐい表現。遠慮とか、ためらいとか無し。
振り切ってます。
血圧が上がったよ。明日は健康診断なんですが。

サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.3

売れる前の俳優さんがいい感じに出演しています。
元は舞台だけあってエッジが効いてる。やり取り、場面転換、小道大道具、全て素晴らしくかみ合っていて夏の退屈凌ぎには最高。

8月の家族たち(2013年製作の映画)

4.0

家族の争い事はどこも同じだな、とは決して思えない。
文化の異なる人々のやり取りをみていると、日本ならそういう流れにならないだろうと思う事がいくつもあり、面白い。
メリル・ストリープ他、演者の達者なこと
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

5.0

何を隠そう、隠さないけど私は町田駅周辺で育ち、いまだにその近辺が生活圏なので「まほろ~」は公開前からずっと気にしていて、しかも主演の2人が大好きな俳優。
作品の仕上がりがどうであれ5以外つかない。作品
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エクソシスト/ディレクターズ・カット版(2000年製作の映画)

5.0

テネットで静かな興奮からの流れでエクソシスト。
ジョーズよりサメ系が始まったのと同様、本作品からオカルトは始まった(正しいかどうかはわからない)。
こんなに恐ろしい映画ある?
現代の映像加工なんてのは
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

いやあ難解。
昨日のハウスシャークもある意味難解ではあったが、こちらは格調高い難解。
例えて言うと、そこら辺の飲み屋でグタグタの酔っぱらい達が話してる会話がハウスシャーク、上位大学のゼミで交わされる会
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ハウスシャーク(2017年製作の映画)

1.0

1以下。つけられないから1。
観たら色々びっくりするやつ。
下品でグロが大丈夫なら観てみると良い。
他にも脈絡の無い作品は山ほどあるが、これは作り手が(こんな演出他じゃ観られないだろう)とほくそ笑んで
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ロボコップ(1987年製作の映画)

2.8

まるで子供と夏休みに観に行くノリのタイトルだか、うっかりそんなことをしたら子供の心になにがしかの傷を残すこと間違いない。
現に私は若かりし頃にこの作品を観て、若干のトラウマである。
人が銃で殺される場
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精神(2008年製作の映画)

3.5

メンタルヘルスに関わる仕事をしていた時期があり、ずっと気になっていた作品。そもそもドキュメンタリー好物なんで。
辛い内容ですけどね、観ておくと良い。とても勉強になります。

サマー・シャーク・アタック(2016年製作の映画)

1.5

正しくサメ映画でした。
理由とか理屈とか、そういうものから放たれたカテゴリーの作品。
何故?と問うてはならぬ。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.2

突っ込んだらきりがない感じではありましたが、緊張感を維持できているところはただのB級ではないぞと思いましたよ。
でも途中から気になっていたのは、釘を踏み抜いたお母さんのあれは、とっとと治療しないとエイ
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FAKE(2016年製作の映画)

4.0

U-NEXTの無料体験1ヶ月で森達也さんの作品が観られることがわかり、急ぎ観賞してみた。
佐村河内氏の騒動にはそれほど興味は無く、当時は表面的な声の大きい側の情報寄りで考えていたので、彼は単なる嘘つき
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めぐりあう時間たち(2002年製作の映画)

4.0

私は何度も同じ作品を時をおいて観るのだが、これもその一本。
陰鬱で解りにくいのだけれど、シリアスな雰囲気に浸りたい時はしっくりくる。
始まりはヴァージニアウルフ。動作の中で使われる小道具をきっかけに場
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THE LAST -NARUTO THE MOVIE-(2014年製作の映画)

5.0

備忘録
先月のゴールデンウィークから昨日まで、NARUTO~NARUTO疾風伝をアニメオリジナルストーリー以外全て観賞。
休日は午後から夜まで、仕事の日は帰宅後から寝るまで。ほとんどの空き時間NARU
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

フランスだし本が絡んでるし、てっきり小難しいタイプの作品と思って観てみたらストレートな推理もの。ミスリードも旨いことちりばめられた楽しい作品でしたよ。
半分過ぎまでは何だかジラジラするが、いきなりスピ
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

映画なので当然事件は起こるのですよ。貧困から富豪までの間に埋め尽くされる沢山の出来事で始まりは終わりに繋がる。
ひとつとして朗らかな事は起こらない。
ダニエル デイ ルイスの風貌も重要なファクターです
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死霊館のシスター(2018年製作の映画)

1.5

死霊館シリーズとはいえ、本筋からは外れた本作品。
まあまあ良くできているのでは。ビックリドッキリの畳み掛けでね。
精神的に追い詰められるよりも肉体的なアタックが多いので、身体鍛えてマッチョになれば勝て
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

4.0

いやいや、面白いです。
Ghost~ とはやや異なり事件解決の要素が強いです。そんな気がします。
ごめんなさい、難しいんですものまだきちんと整理できない。
でも断言出来ますよ。このシリーズ、今まで何で
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新・三バカ大将 ザ・ムービー(2012年製作の映画)

1.5

残念ながら私のツボにはマッチせず。ドリフ大好きだったので、前評判から行けるかと思ったんだけど。
単純なドタバタなので、子供には間違いなく受けると思う。
グリーンブックの監督と知りビックリですよ。
最後
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.7

ハリウッド実写版に引き続き観終えてみました。…難解。
押井バージョンをわかりやすく組み立て直したのが実写版なんでしょうか。起承転結あったね。
どちらも面白いけどね。
アニメの方はなんだかLUCYを思い
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ゴースト・イン・ザ・シェル(2017年製作の映画)

3.4

先日イノセンスを観て、そうだ攻殻機動隊を一通り観てみようかとアマプラを探してみれば、フリーで観られるのは今作のみ。取りあえず手を出してみた。
想像よりも良かったですよ。
スカーレットの裸体っぽい人工皮
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.8

お見事。
最後まで観ると、はてこの映画のジャンルはなんだろうかと考えてしまう。単純にミステリーとは言えず、オカルトでもなく。
こんな脚本よく作れるなあ。そしてそれをしっかり映像化しているところも脱帽。
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イノセンス(2004年製作の映画)

3.5

今です。今観てます、テレビで。
昔はまって何回か観賞していて、今観ても独特さに目が離せなくなる。
プレステで、”クーロンズ ゲート“というソフトがあったのですが、世界観似ているのですよ。
どちらも怪し
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オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

キラキラandゴージャス。衣装とセットと出演者だけでも観る価値があるんじゃないでしょうか。
女優と言う人種は選ばれし生物なんですね。きっと飾りがいがあって楽しいでしょう。
ただただタメ息。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

5.0

久々のマイハリポタ祭りが先ほど終了。今回の祭りは仕事も忙しかったり、他の映画を合間に観たりで約3ヶ月かかってしまった。
通しでスコア5。
(ほぼ)同じメンバーで撮りきったこと自体がリスペクト。そして、
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キャリー(2013年製作の映画)

3.0

1970年代の前作が傑作。どす黒い負の感情渦巻くサイキックホラーだったわけですが、現代に甦りクロエはどうかいなと、更にはジュリアン・ムーアママンの狂いっぷりが観たくてね。何回目かの観賞。
本当はデ・パ
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ハンニバル(2001年製作の映画)

4.0

アンソニー・ホプキンス演じるレクターが何せ好きなもんで。
お腹がちょっと丸いところもキュート。
羊たちの沈黙は一応サスペンスホラーの色濃いFBI捜査物だったけど、ハンニバルはラブストーリーなんじゃない
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

2.5

シンデレラストーリーですが。捻りも無いですが。
ヒロイン好感度高し。
レイチェルの戸惑いや素直さで、富豪の生活がイヤらしく見えない。
いいなーリッチ。ファーストクラスって乗ったこと無いけどさ、あんなな
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ブラウン・シュガー(2002年製作の映画)

3.5

軽やかで、洒脱。
本格的な苦難や哲学的な考察などは1ミリも出てこない。
深みはないものの、こういう映画も必要でしょ。
音楽が最高。ストーリーへの絡め方もうまいこと行ってる。アーティストの出演も嬉しいサ
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遠い夜明け(1987年製作の映画)

4.5

しんどく、イライラもする。後半はハラハラしながらも希望が持てる展開。なるべく多くの人に観て欲しいと願う。

他人の権利を尊重することは自分を大事にすることと同意である。
今この瞬間も最低限の権利や自由
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

すごいですね、シズル感溢るるというか、ASMRというか。
登場人物に感情移入するよりも先に、その場に放り込まれるような感覚。

これは映画館で観たかったなあ。

埃の匂い、足元で砕ける石、怪我の痛みや
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

役者さん達、キャラ立ちすぎ。
登場人物は少なく、個性的な人ばかり。関係性はすぐに理解出来る。
だが筋はさっぱり予測できず、びっくりしっぱなし。
特にある事故を境にあれよあれよと恐ろしい事が起こり続け、
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

なんといっていいのか。絶句してしまう作品であった。
笑うべき?おののくべき?
すごいの作ったなあ。
国民性の違いから、日本であればそうはならないだろう展開も多々あり。えげつなさやグロさもよかろう、受
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