国籍も職種も違う複数の人間達がプレデターの狩場に放り込まれた所から話が始まり、他の舞台は一切描かれず終始主人公達一行だけの視点で物語が進んでいく。
物語の冒頭で空を見上げた時の異星感描写にはワクワクす>>続きを読む
一橋大学での学生生活とか、しっかりした一人暮らしとか、主人公の笑顔とか、子育てとか、また、これらを引き立てる音楽とか、この作品を構成する要素全てが眩し過ぎる。
Fラン一人暮らしのだらしなくてモテない男>>続きを読む
終始単調で、ありがちなシナリオで、特にどんでん返しがあるワケでもなくどこまでも王道な家族系青春ウォーゲーム。個人的にノれなかったので「夏といえばコレ!」という作品にはならなかった。
「お前ら何年銃で戦ってんだ!効果無いって分かってるならもっと強力な兵器作れよ!」という視聴者のツッコミに対してようやく答えを出す。随所で製作陣と視聴者の作品に対する温度差を感じるが、「今日は死に日和」>>続きを読む
予算の大幅な削減によって前作のようなダイナミズムは失われたが、『エイリアン』のようなSFホラーへの路線変更という工夫は面白い。最後のセリフは必見。
監督曰くナチス・ドイツのプロパガンダ映画のパロディ映画らしい。
原作とは違い、あくまで歩兵隊に縛り抜いた設定と最後までブレない作中のノリが最高。
東日本大震災で上映中止になった作品。
淡々と描かれながらも、根本にあるテーマは「死」だけに止まらずとても重い。
しかし、何よりも料理教室に通うマット・デイモンのインパクトが凄まじい。
死んだ「ぼく」の魂が天上界への入り口で順番待ちをしていると、突然現れた少年にもう一度下界に戻り再挑戦するチャンスが与えられる。
小林真という自殺した中学生の体を借りて生きることになった「ぼく」だが、小>>続きを読む
ジャン・レノの殺し屋らしからぬ人間味を帯びた表情、ナタリー・ポートマンのキュートな演技、ゲイリー・オールドマンのスマートで狂気じみた仕草、キャストが完璧すぎる作品は一目観るだけで自然と作品の中にのめり>>続きを読む
確かに、手持ちカメラであえてブレさせながら撮影された戦闘シーンは見難い事この上ないし、SF作品なのにややツメの甘い設定がやたら目立つし、寓話性で言っても『第9地区』の方がしっかり作りこまれている。しか>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
モキュメンタリー形式で進行していくと思いきや、視聴者の気付かぬ内にいつの間にか主人公視点の映画に切り替わっている、手品のような手法が素晴らしい。グロテスクながらも愛嬌のあるエイリアンのデザインだったり>>続きを読む
ふとしたキッカケで超能力(念力)を身に付けた男子高校生3人が、超能力で悪ふざけをしたり能力に悩まされたり、様々な視点のカメラから少年達が引き起こす事件の顛末を映し出すPOVムービー。
まるで男子中学>>続きを読む
2010年に作製されたノルウェーのPOV映画。
低予算ながらも、トロールの生態の細かい設定や造形のクオリティがとても高い。
サファリパークのように、様々な種類のトロールが順番に出て来たり、始めは姿がぼ>>続きを読む
とりあえず設定や脚本は置いといて、個人的には好きな作品。
序盤の会社襲撃シーンが特にお気に入り。
ウルヴァリンの爪の長さが丁度よかったり、各ミュータントの能力の魅せ方が格好良かったり、なんとなく他のシ>>続きを読む
近未来的なメカニックもサイバーな衣服も登場せず、レトロフューチャーとも言えるモダンでクラシカルなデザインがひたすら渋い雰囲気を醸し出している。
ありふれたテーマではあるものの、遺伝子で人生を決められた>>続きを読む
キャストの鬼気迫る演技に脱帽。
でんでんの怪演が評価されているが、個人的にはそれよりも終盤の吹越満の演技に鳥肌が立つほど感動した。
スプラッターでマッドネスな雰囲気の中にエロティックがあり、倫理的にも>>続きを読む
クレヨンしんちゃん映画の中でも屈指の大名作。
映画の世界に引きずり込まれたしんちゃん達が、消えゆく記憶や悪の知事達と戦いつつ、西部劇の世界から脱出しようと奮闘するお話。
年代的に、観ている子供達に解>>続きを読む
上映時間的にもサクッと観られる良作映画といった感じ。
1つの事件を様々な人物の視点から見て、視聴者自身がその謎を追って行くある意味アトラクション映画。テンポ良く進み、終盤に向かうにつれて盛り上がってい>>続きを読む
終始シリアスムードな中発せられるユアン・マクレガーの軽口がクール。
ライターを演じるユアン・マクレガー、元英国首相を演じるピアース・ブロスナン、元首相の妻を演じるオリビア・ウィリアムズ、その全てがはま>>続きを読む
貧富の格差やギャングの抗争、経済成長など、インドという国が抱えている様々な社会問題を色濃く描いている。
その反面、物語自体はあくまでもスラム街出身の主人公(一国民)としての視点でおとぎ話のように描き出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
スーパーマンリターンズによって、スーパーマンのブロックバスター作品の成功はあり得ないとされていた風潮を見事に打ち崩し、大成功を収めた作品。
リーヴ版の時系列を取り入れていたリターンズとは違い、1からや>>続きを読む
物凄い壮大なスケールの話で、パンデミック自体をダイナミックなディザスターとして描いているんだけど、如何せん主人公は他のゾンビ映画さながらに規模の小さいことをチマチマ進めていくのみなので、そこのギャップ>>続きを読む
モガドリアンと呼ばれる者たちに滅ぼされたロリアン星の生き残りとして地球に産み落とされた9人。その9人は大人になるとレガシーと呼ばれる超能力を得る。そしてあらゆる危機から彼らを守る為にガーディアンと呼ば>>続きを読む
宇宙、それは最後のフロンティア。これはUSSエンタープライズ号が、新世代のクルーのもとに5年において任務を続行し、未知の世界を探索して、新しい生命と文明を求め、人類未踏の宇宙に勇敢に航海した物語である>>続きを読む
カークがUSSエンタープライズ号の艦長になるまでを描いた、いわゆるスタートレックビギニング。スタートレックの重厚な世界観がとても分かりやすく纏められてある。専門用語や人物名など、直接的な説明は無くとも>>続きを読む
より一層顔が縦に長くなったロン・パールマンが大暴れ。
パシフィックリムでもまた一段と長くなってたので、おそらくヘルボーイ3では画面を覆い尽くすロン・パールマンの顔が見られるだろう。
同じキャストが2役>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
伊藤英明のキャラクターがとても強い。
なかなか邦画でここまで魅力的なサイコパスは見られない。
伊藤英明演じる爽やか系イケメン教師「蓮実聖司」、後半の殺戮シーンにおいても彼の爽やかな表情が消える事はない>>続きを読む
どの人生においても自分の運命を変える人の存在というのは必ず居て、人の残す言葉や行い(ミーム)こそが輪廻を繰り返す我々の魂であり”生まれ変わり”の本質なのだというテーマを6つの物語から描き出す。
6つ>>続きを読む
オッサンなのにボーイ。まぁそれはともかくこの映画、美術がなにより素晴らしい。スチームパンクとオカルトを組み合わせたような、機械的かつ暗く不気味な雰囲気が本編全体に染み渡っている。クロエネンもそのエッセ>>続きを読む
連続して後編観る事前提の作品。
結局興行的には上手く実績を残して新作映画を作れるほどに製作費をリクープできたと考えれば、やって良かったんじゃないかとは思う。
最後のセリフが1番笑った。
まさか現代にJJエイブラムスが両作品とも監督やる事になるとは…
仲良くしてください
コミックやゲーム調のエフェクトだったりコマ割りだったりが超イカす。キャプテンアメリカとスーパーマンが共演している唯一の映画。ゲイの友人がいい味出してる。音楽、映像、ストーリー共に最高。
怪獣が街を襲うという古典的なモチーフを題材としながら、それから逃げ惑う人に焦点を当てたモキュメンタリー作品。故に怪獣の正体も分からなければ結末も分からない。ハンディカム視点の映像は当時映画館で観た時は>>続きを読む
ガンファイト版レイド。薬キメた後の画面をコントラスト強く上げたスローモーションにして水や瞳の輝きをチカチカさせる映像は楽しいが、やや使い過ぎな気も。複数のジャッジが同じ画面にいると誰が誰だか分からない>>続きを読む
主要人物のとても大事なエピソードが割愛されてしまい、物語の核心部に触れられなかったのが残念。総集編系のアニメ映画は如何にダイジェスト編集を上手く使うかが重要。その点を観ると、四季毎にエピソードが分かれ>>続きを読む
極限状態で自分がマイノリティ側に立った時の一触即発の緊張感を、スーパーマーケットという閉鎖的な空間の中で「モンスター」という共通の敵と向き合わせる事で見事に描き出している。
倫理的に正しくなくてもマ>>続きを読む