いたみさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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紙ひこうき(2012年製作の映画)

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おじちゃんがちょっとトキメクところめっちゃ好き〜!あとおじちゃんが、紙あげないよ……してるところ

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

私自身他の人の仕事を急遽片付けながらの部分があったせいで、めちゃくちゃに泣いてしまった。
脚本段階でめちゃくちゃ良い。聾者がただのアイコンになっておらず、ちゃんと一人一人生きていて、笑いもするし恋もす
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42 One Dream Rush(原題)(2010年製作の映画)

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自分も撮ってみたい、と思わせる力を持つ、大変良い企画。42秒は短いようでとても長く、「本人」のみが浮き彫りになる点でとても恐ろしい時間だった。特性、感性が浮き出るとともに、虚栄心や欺瞞すらがっつり写し>>続きを読む

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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ようやっと見て、なるほどなーと思った。機を逃したのでグアっと好きになることはできなかったんだろうけど、評価は納得。
1番グッときたのは、「少しだけ変なことをすると、人生の分岐が変わる」というシステム。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

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美化と単純化が気になってしまいのめり込めなかった。本物のフリークスを使っていないのは別にダメというわけではないんだけれど、『フリークス』の方がそういう点でも良い作品だった。
本当に人格者として描いて良
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セブン(1995年製作の映画)

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マンデラ効果でお馴染みの名作を今更見た。
思っていた以上にサスペンスサイコホラー要素よりも、バディものの要素が強くて良かった。ブラピがめちゃくちゃ地元の先輩みたいな顔してるのも良い。
お腹の子含めたら
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終わらない週末(2023年製作の映画)

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登場人物の誰へも好意を寄せられない、全てのセリフが棘で覆われていて、これが人間の本質だと言いたいのであれば私はファキューと答えます。
核シェルターの広告映画?と思うほど、なんだか驚きがないし、まあそう
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LOVE LIFE(2022年製作の映画)

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外野から見れば、そんな恋人早く別れなよとか、なんでこの人と離れちゃうの、とか、そんなことがあったんだからもう無理だよ、とか、そこまでしてもらったんだからバチが当たるよ、とか、洋服のタグくらい簡単に切れ>>続きを読む

予兆 散歩する侵略者 劇場版(2017年製作の映画)

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評価そんなにだから期待せずに見たおかげもあり、私はそこまで嫌いでなくなった。
これはたいていのホラー映画同様、友達と見ながら笑ったりつっこんだりして見るのが正しい最高の娯楽映画なのではないか、と思った
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(ハル)(1996年製作の映画)

5.0

凄く不思議な気持ちだった。みんながみんな評価するとは勿論思わないけれど、ただ私がこれを好きなんだと思う映画だった。それはきっと、私が子供のころ、現実の友達よりもはるかに遠くの友達が多かったからだと思う>>続きを読む

PASSION(2008年製作の映画)

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これが卒制なんておかしい。すごすぎ。意味不明。こんなやつ同期にいたら気が狂う

肉弾(1968年製作の映画)

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トチ狂った奇作、怪作。
題材の重さと、ショットの軽さに眩暈がして、見るのに二、三日もかけてしまった。
コミカルでバカみたいなんだけど、これは戦争映画である。からして、シナリオとは無意味に大勢が死ぬ。そ
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東京暮色(1957年製作の映画)

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きっっっっつ
あまりにもな結末すぎて、辛い
お父さんだけがずっと何も悪くなくて可哀想。

有馬稲子が本当に可愛い。スパイクの小川ちゃんそっくりなので検索したら誰も言っていなかった。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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犬神家、パプリカ、梶井。数多の土俗ホラーを踏襲した日本らしい怪奇映画。
墓場鬼太郎を踏まえつつ、しっかりと広げている。血液銀行活かしたストーリーはお見事でした。

天国はまだ遠い(2015年製作の映画)

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濱口竜介ってこんな涼やかな作風のくせに基本的には胸糞の悪さがどこかにあって、素晴らしい作品なのに本気で嫌になる瞬間があるんだよな。
私はアイツを少しうたがっている。

偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

素晴らしい。
見る前まで「偶然と想像」という言葉に何の興味もなく、むしろ角張ったタイトルだと思っていた。和訳のように感じていた。
しかし、たしかにこの3つの物語は全て「偶然と想像」であり、そもそも創作
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緑川の底(2008年製作の映画)

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ショットやアイデアは良いんだけど、「らが消えちゃって…」みたいなセリフに代表される野暮さが邪魔してると感じた。
最後の大事なシーンのもたもたした感じとか、必要だと思って入れているんだけど、どれもこれも
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カタクリ家の幸福(2001年製作の映画)

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Filmarksを見るに、良い方のいかれた三池作品だ、と半信半疑で見始めた。
こりゃあトンチキ怪作、さすがだ、ぶっとんでいる!
無理やり解釈するならば、まさに悪夢のような事故を、悪夢のような映像演出で
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エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005年製作の映画)

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ここまで、ある程度の評価がある作品で、自分には良いと思えるところがない映画、とても久しぶりかもしれない。ショットやアイデアに良いものはあるんだけど。
ちょうどいま『万延元年のフットボール』を読んでいて
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埋もれ木(2005年製作の映画)

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主演の女子高生らがあまりに(とても良い意味で)気だるいので、ずっと自主映画だと思っていて、自主映画なのになんでこんな俳優陣と素晴らしい背景を持てるんだろう、お金はどこから?と邪心を持っていたが、終わっ>>続きを読む

ビッグ・ヒート/復讐は俺に任せろ(1953年製作の映画)

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とっても面白かった!!!
ばってん、全然復讐を俺に任せていないな。いや、私の思っている「俺」ともしかして違うのか?!
最後の最後までドキドキできた。死んで欲しくない人が死んだのは普通に嫌!!!

東海道四谷怪談(1959年製作の映画)

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なんだか名作ホラーというよりは、ドドン!よっお岩さんっ!と悪を懲らしめるヒーローみたいな格好よさ。ざまみろ!という感じだが、お岩さんは亡くなってしまっているから勧善懲悪とまでは言えない。
古今東西クズ
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打鐘(ジャン)~男たちの激情~(1994年製作の映画)

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清初期作なのでトンチキ方面に構えて見ていたけれど、思いの外ストレートに良かった。原作モノということもあり、お話は至極ベタ。ベタすぎて笑えるくらいのベタ。けどそれでいい、それがいい。
大杉漣、諏訪太朗の
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静かな生活(1995年製作の映画)

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伊丹作品にしては、と、あまり評価が高くない本作だけど、1時間半まではかなりかなり良かったな。すごく好きな作品だった。
障害を美化しすぎることなく、しかし突き放さない。慈しみに溢れていた。ろっこつの下り
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彼方からの手紙(2008年製作の映画)

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とても恵まれた映画向きの少女、こんな素晴らしい女優は絶対映画に出続けて欲しいと思ったらちゃんと今でも映画女優をなさっていて嬉しい。
ともすれば陳腐になる危うく青いプロットをよくぞここまでショットの巧で
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錨を投げろ(2008年製作の映画)

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ラブリーだね〜とかいうサイコパスな研究所が「お疲れ様ですお先に失礼します」って言ってて笑っちゃった。音楽が良いね。

アンナの物語(2008年製作の映画)

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何もかも、いけすかない。
壊れた関係性の割には、あまりに清潔で整ったおしゃれな服を着ている。漫画アニメの実写化で指摘される「ウォッシュされていないコスプレ」と同じ現象。良い衣装とは、おしゃれで完璧な衣
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はなればなれに(1964年製作の映画)

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トラ?!ト、トラ?!
紙幣の視線、ルーブル爆走、ダンスシーン、素晴らしい。映画撮るのうますぎ。すごすぎ。
本当にすごかった。

リスト(2011年製作の映画)

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うわ!ホンサンス映画で一番好きかも!!!ヌーヴェルヴァーグみたい!犬最高!オチも良い!おなじみキモクズ映画監督もこれならキモさが薄れる!おみごと!

イントロダクション(2020年製作の映画)

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初期は性愛などにとらわれなかったんだなあ、と思ったら、めちゃくちゃ近年の作品でびっくり。キムミニ出てるの発見した時と感情が異なる!
クズが女にひどいことしなくても、ホンサンス。

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

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マジで最初の数分あらすじが全くわからなくて何でツアーガイドやってんの?ってそこだけ雑すぎて分からないの私だけ?あらすじ読んだから分かったけど。
クラシックジャズがリメイクでヒップホップになったって感じ
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なくもんか(2009年製作の映画)

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ドラマの宮藤官九郎マジで大好きで、映画の宮藤官九郎があんまり面白くないな、という先入観を改めるべく、クドカン映画祭を始めることにした。
やっぱりドラマほどの良さが出ないな…と思ってしまった。
そもそも
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.0

薄寒い「サイコパス」設定が上滑りしていて、本当にキツくてしゃーない。「サイコパス」やってんなって見える「サイコパス」ほどしょーもないものはない。インターネット聞き齧りの診断でも受けましたか?って感じ。>>続きを読む