いたみさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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怪物の木こり(2023年製作の映画)

2.0

薄寒い「サイコパス」設定が上滑りしていて、本当にキツくてしゃーない。「サイコパス」やってんなって見える「サイコパス」ほどしょーもないものはない。インターネット聞き齧りの診断でも受けましたか?って感じ。>>続きを読む

ズートピア(2016年製作の映画)

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全く期待から逸れることなくストレートに良い作品でした。
ハムスターの銀行員可愛すぎー。
2016年の作品って本当に?スマートフォン(アップルならぬキャロット)、種別差、どんでん返し、かなり新しい作品に
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リッチー・リッチ(1994年製作の映画)

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20分くらいはマジでつまらんかもと思っちゃったけど、事件起きてからは結構楽しかった。ハラハラとスッキリの揺り戻しが上手で、ほんとストレスなく見られた。

母性(2022年製作の映画)

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戸田恵梨香が素晴らしい演技。しかし、映画としてはあまり良いものではなかった。永野芽郁ちゃんは決して悪くないんだけど、バブル期頃の女子高生にしてはあまりに現代的すぎる。衣装メイクでもうちょっとどうにかな>>続きを読む

獅子座(1959年製作の映画)

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かわいそすぎよ?映画祭があったら入れて欲しい。

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

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会話時のカメラワークがめちゃくちゃ好みの思想でかなり嬉しかった。そうそう、話している人をただ機械的に映せばいいわけじゃない。そのとき人が見たいものにカメラを向けるべき。私が見たいのはそう、話しているサ>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

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SNS上で、カジモドを選ばないのが女性をモノ化してなくて良いだの、いやエスメラルダは普通に顔で選んでるだの、しょーもな議論沸き起こってて嫌だった。
原作は「顔で選んだ」が正解でいいんだろうけど、この映
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レオ(2023年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった。
ミュージカルである必要ないかな?と思ったけど、ギャグセンスからするにドリームワークスのように「ディズニー的」演出をかけることで小馬鹿にしてる可能性も大いにある。
何より刺激的
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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以前アングストなんて見ちゃったせいで、完璧な殺し屋設定なのに完璧な仕事無しの失敗スタートが気になっちゃって。大失敗ギャグかと思っちゃった。ずっと見方間違えてたな。

search/サーチ(2018年製作の映画)

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お見事〜!
絶対にPCスクリーンから離脱させず物語を見せていく、という素晴らしい気概。多少の強引さも気にならないほど、初志貫徹が潔い!
回収もお見事でした。

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

5.0

めっっっちゃ良かったーー!!!!
やばい、すごすぎる!
終わり20分はハラハラしすぎて、演出や脚本が良すぎるが故に大っ嫌いになりかけるほどドキドキした。憎いぜ。
終わり方の演出が素晴らしい。ずっと印象
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マイ・エレメント(2023年製作の映画)

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絵がめちゃくちゃかわいい。設定も素晴らしい。化学変化を活かした演出も素晴らしい。
広がるところと締めるところの感覚が合わなくて、とてももったいなく感じる。人種差を扱うなら、階級差まで出す必要があったの
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ティム・バートンのコープスブライド(2005年製作の映画)

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ストーリーは単純明快、そうだろうなと思ったところにそうなるのはむしろ気持ちが良いほど。
美術、音楽のための作品だからそれで良い。
本当に一貫した世界観で、偉いと思う。

アルファヴィル(1965年製作の映画)

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なんだこれは!!!!!!!!!
まずゴダールがSF?覚えづらいタイトルなに?と思ったけど、α都市のお話だった。
筋自体は単純な、ディストピアものといった感じなので、おかげで余計にゴダールの特異性が浮き
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過去のない男(2002年製作の映画)

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かなり良かった〜〜!ソーキュート!
ハンニバルも良いし、演奏もいいし、なにより終わり方がベストだった。嬉しい。

偽大学生(1960年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ面白かった…!
大江健三郎を読んだときの、閉塞感、八方塞がり、焦燥、不快感、逃げ出したくて、読み捨てたくて、しかし終わらないことにはどうにもおさまりつかないから、もはや仕方がなく読むけど、
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マチルダ(1996年製作の映画)

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『マチルダ・ザ・ミュージカル』が原作を児童書ではなくこの映画としていることが分かる。この映画の方がかなり原作に近く、そして原作にない要素がミュージカルにある。
なによりマチルダの人物像が、子どもの頃読
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マチルダ・ザ・ミュージカル(2022年製作の映画)

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児童書のマチルダは、とても勇敢でお茶目な女の子で、とっても軽やかに力を使う印象だった。
このマチルダは、決して強くない。悲しむし、逃げるし、打ちひしがれる。でも、立ち上がる。かっこいい。
ネグレクト、
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(2023年製作の映画)

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ダール×ウェスで最も良かった。最後にやっと、良いものが現れて安心した。パッと一瞬差し込まれた短いショットによりドキドキが増したところが良かった。

ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

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文章を滔々と読み聞かせるのにイライラしてきたんだけど、他の作品よりかは映像の試みがあったという点で少しマシだった。
私は読み聞かせをしてほしいわけじゃない。

白鳥(2023年製作の映画)

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私は映画が見たいのであってオーディオコメンタリーを見たいのではない。
もう本当に小林賢太郎で、小林賢太郎じゃんとしか思えなくて、しかし小林賢太郎ならもっと仕掛け絵本のようにアイデアがある。
私は映画の
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

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えー……そうか……うーん
ロアルド・ダールが大好きなので、ウェスアンダーソンの作品もRダールの映画化作品も見られる限りに見て、ベネカンも大好きだからかなり楽しみにしてたんだけど、そうか〜〜……
全部の
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

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ヒーローものとして結構メジャーなものと思っていたけれど、かなりの異質作。
『フリークス』を参考にしたんだろうか、みたいな、畸形サーカス団が出てくる。
善と悪がはっきりしない、悲しい過去を持つ異形のもの
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バットマン(1989年製作の映画)

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歯が丸っこくて可愛いどでかい口に見えてしまってから、もうずっとコウモリが見えない。最後夜空にでっかくてかわいい口が投影された。勝手に、は?と思ってしまった。
バットマンが全然出てこないし、あんま活躍し
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

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91年にしてはオールドシットコムの雰囲気、時代感が分からないけれど、わざと古くしてるくらいの距離感なのか?
ウォーターベッドのシーンとか笑っちゃうけど、とにかく可哀想で可哀想でならない。

ジャイアント・ピーチ(1996年製作の映画)

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filmarksさん、ロアルド・ダール原作の映画に、ロアルド・ダールの名前入れてください………
色味が本当に、ロアルド・ダールの雰囲気ぴったりで良い。
ニューヨークドリームがピークだった時代。ニューヨ
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

5.0

本当にすっばらしい映画!!!
公開当時も凄くワクワクして見たけれど、今、いくつかの映画を見ていくとより楽しめる。
『サイコ』と、『生血を吸う女』か?どうやら『鳥』でもあるらしい
原作が大好きで育ってき
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007は二度死ぬ(1967年製作の映画)

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トンチキネオジャパンを見る映画。
ひとりロアルドダール映画祭のスタートにしては、異種すぎるのかも。

ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

1.0

めちゃくちゃビックリした。閲覧注意じゃん。特に女には。ネタバレとか関係なくちゃんと言っといてくれ、最悪のレイプシーンがあるから気をつけてくれって。
2時間くらいは歌と踊りと、移民問題とそれぞれの主義主
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

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やっぱりシャイニングはあがるねえ。
ラストシーン、しっくりこなくて調べたりしてしまったけど、きっとそのまんまの意味なんだろうな。
バーチャルと現実は近くなってきたけれど、そこだけは現実でしか味わえない
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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俺たちの鬼編集長ミランダが、優しい新聞経営者になっている。
歴史的背景を知って見たかったけど、さすがにわかりやすいから理解はできる。
「あたしの作ったレモネードはいかが?」
「それウォッカ入ってるの?
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BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント(2016年製作の映画)

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R・ダールを子どもの頃から読んできた人間だから、どうしても映画をよく見るってよりはうわあ〜!みたいな気持ちでワクワク見た。
ダールに出てくる利発で大人びたガキ、本当に可愛い。
いつか子供ができたらダー
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

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ゴールデンラズベリー賞とかいう下品な吊し上げがクソだなと分かった。
別に個人的にはすごく好きとかでもないけど、それは今までのインディアナジョーンズと同じ。カフェの乱闘シーンとか、良いシーンはあった。
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ミュンヘン(2005年製作の映画)

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『シンドラーのリスト』では最終的に国や信仰への回帰が感動的に描かれたけれど、本作は逆で、国や信仰がいかに人を縛り動かして狂わせるかを描いているようにも思う。自分は何人である。ということが、いかほど大事>>続きを読む