シカまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

4.5

青春懐古系映画にまた新しい傑作が生まれてしまった。これは青春パートの胸キュンも現代の旅パートの青春を迎えに行くようなエモさもどちらもたまらない!
にやにやと涙で感情おかしくなるわ。

公開時、劇場での
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フライド・グリーン・トマト(1991年製作の映画)

3.8

女性2人の友情を中心に、悲劇的な事故やその後の家庭内暴力、黒人差別などの問題に巻き込まれながら育んだ家族の物語。
辛い出来事が多いけど、2人で黒人の元使用人たちと共にダイナーを経営している平和な時期も
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

痛い・心臓に悪い・胸クソ悪い。
塔の上で降りれなくなるシチュエーションで考え得る悪夢が全てごった煮されてる。

こういう破茶滅茶してバズろうとする輩がいてもおかしくない世の中ではあるし、好んでやりたが
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降霊会 ー血塗られた女子寮ー(2020年製作の映画)

3.3

女子校で降霊術やったら関わった生徒が死に始めたーーー。主人公含めて生徒役が全員制服を着たオバサンに見えるのはとりあえず置いといて…。

テンポが良いのと、ここ最近のホラー界隈のトレンドを抑えてるな〜と
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ラテン・アメリカの旅(1942年製作の映画)

3.3

ディズニー作品観たい欲と異国文化に触れたい欲を満たしてくれそうな映画だ、と思って鑑賞した。

ラテンアメリカの文化をアニメーションに取り入れるための研修旅行に行くアニメーターたちの実写映像とそれを元に
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

4.0

超面白かった!
シーザー3部作後の、まさに"猿の惑星"と化した世界を舞台にして、反旗と復讐と成長物語が描かれてる!

オリジナル版一作目のリメイクとかになるかと思っちゃってたけど、全然違う作品で楽しめ
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フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン(2024年製作の映画)

3.9

有名な「アポロ11号の月映像はフェイク」という噂を元に作られた映画。これ実話なんじゃない?って思うくらいナチュラルだった笑

しかしそこは割と後半で、前半はクスっと笑えるところありのお仕事ラブコメ。ウ
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ザ・ミソジニー(2022年製作の映画)

2.7

コワいっぽい映像が多いけど、なんかずっーとセリフが頭に入ってこない映画だった。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.4

綺麗な映像と涙腺を刺激する音楽、そしてシンプルなのに感情揺さぶるストーリー。
すごい胸が熱くなった。
そりゃもう途中からずっと泣いてますよ。
あんなに過程のシーンとか回想シーンをぶち込まれたら耐えられ
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あのコはだぁれ?(2024年製作の映画)

3.8

『ミンナのウタ』の正統続編。
個人的には前作より怖かった。
特に中盤の高谷家パートとゲーセン。
久々に目を閉じちゃった笑

ストーリー的には、前作で割と掘り下げ終えてた高谷さなに関する設定の追加などは
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世にも不思議なアメージング・ストーリー(1986年製作の映画)

3.4

不思議な話が3話入ったオムニバス。
どんでん返しも皮肉もあまりない『トワイライトゾーン』『世にも奇妙な物語』…?
いやそれ以上にちょっと子供向けな展開が多めだった。

テレビドラマのCMの間みたいのが
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

3.9

FOX作品及び成立しなかった映画たち、その周辺のアメコミ映画黎明期の作品たちを供養する、そんな壮大で混沌とした、コミックスファンが涙なしでは観れない映画だった。

とにかくギャグのキレの良さとアクショ
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悪魔の棲む家(2005年製作の映画)

3.0

つまらな過ぎるホラー映画。
ん?そもそもホラー映画?
どうしてだろうか…

幽霊がほぼ出ないから、ライアン・レイノルズが『シャイニング』のジャック・ニコルソン化するだけの映画って感じがする。
しかも狂
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.9

約6時間の壮大なSF大作の後半戦と言ったところ。1作目がどんなに消化不良だったとしても、こういう形式にしなければならなかったということがはっきり証明された。

皇子だったポールが予言の英雄となり、報復
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

3.3

ダークさ強めなゴシックファンタジー。最初は都市伝説を利用した非科学的なことなどない『TRICK』的な話なのかと思ってたら、ちゃんと"ド"ファンタジーでした。
グロもあるので子どもの頃見たら、結構トラウ
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キリクと魔女2 4つのちっちゃな大冒険(2005年製作の映画)

3.3

2とは名ばかりのオマケ総集編。
だがそれで良い。

キリクの功績を讃えるくせに、少し経つと彼の言葉に耳を傾けずに彼を貶す村人たち。で、また酷い目に遭い、キリクに救われて彼を讃えるの繰り返し。
本編同様
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メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

3.2

1作目を観たのがだいぶ前なので、こんな感じの話なんだっけ…って思いながら鑑賞。
閉鎖された迷路で完結していた話が、新天地から新天地へと世界観が開拓されまくって終末世界ものみたいになってた。

最終作の
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仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022年製作の映画)

3.4

本編は2話目で早々に挫折したにも関わらず、Twitterやらなんやらで大まかなあらすじは知っていたライダー作品。
暇な時間に何となくあらすじに惹かれて観てみた。

前半はライダーが全く登場しないドラマ
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蝋人形の館(2005年製作の映画)

3.9

久々にキョ〜レツにクリティカルヒットを喰らったホラー映画キタ。

タイトルからゴシック系のホラーかと思ったら、『悪魔のいけにえ』的なスラッシャーの定番展開を敷きつつ、グロ・キモ・ハラハラが混在するとい
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13日の金曜日PART7/新しい恐怖(1988年製作の映画)

3.0

トミー3部作が終了したシリーズ7作目。
次なるジェイソンの対戦相手は、
まさかの超能力ガール。

今回はカップルが登場しすぎて、誰が誰か分からんうちに無意味に死んでいくので何だかな〜と思ってて、ジェイ
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インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.8

「人間の感情や脳内なんて、形に出来るかよ!!」なんていう捻くれた人間でしたが、観ていたら「あ〜こういうことあるある!」「そういうことなのね〜!」と脳内ワールドに浸りきってました。

人間って面倒くさい
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みなに幸あれ(2023年製作の映画)

3.3

人の幸せは別の人の不幸の上に成り立っている、というお話が大前提のテーマっぽくなっているけど、そこにはあまり刺さらず…。
それ以外の部分の訳の分からない気持ちの悪いシーンや無駄に怖いシーンがぶち込まれて
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野球部に花束を(2022年製作の映画)

3.7

先日ちょうど元野球部まみれの結婚式の二次会に参加してきて縁を感じて鑑賞。
あの周囲を巻き込むような熱気と圧力はこの『野球部に花束を』で描かれているような青春を送っていたが故なのだなフムフム、と勝手に納
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.7

凄く気分のわる〜くなるお話。
全く夢も希望もない。
メイン3人も仲良しってあらすじに書いてあった割にはだいぶ三角関係を拗らせた歪な関係で、この子達の世界の狭さを異常に感じた。

それにしたってキャリー
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イカボード先生のこわい森の夜/イカボードとトード氏(1949年製作の映画)

3.3

アメリカのディズニーランドにアトラクションが存在している作品だということを最近知り、とりあえず観てみた。

まず「イカボード」と「トード氏」が主役の2つの短編で構成されていたのに驚いた。
しかも作品内
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名探偵コナン から紅の恋歌(2017年製作の映画)

3.4

序盤からクライマックス並みのすんごいアクション。パラボラアンテナをスケボーで回った遠心力で火事から脱出するコナンくんは流石です。

それ以降は謎解きも平次の三角関係も、まずまずな感じ。犯人の動機もそん
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回路(2000年製作の映画)

3.0

心霊の出てくる描写は超コワい。
ヌルっとした動きや、そこに居るのか居ないのか分からなくなる不穏さ。
画面の質感の不気味さも良い!
やっぱジャンプスケアじゃねぇんだよ!
というJホラーみ全開。

けど、
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

3.4

世間はファンタジースプリングスのオープンに歓喜しているわけだけれども、それに加えて先日に劇団四季の『アナと雪の女王』の公演を初めて観て完全に心を奪われた私はアナ雪熱に侵されていた。
そんな状態で、ワク
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怪物の木こり(2023年製作の映画)

3.7

予告編を観たとき、「ジェイソンvsアメリカンサイコのような映画が観れるのではないか?」と心躍らせたが、やはりそういう映画ではなかった笑

しかし、数十年前の連続誘拐事件が絡んできたり、サイコパスが欠落
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パーフェクション(2018年製作の映画)

3.0

なんか極端過ぎてあんまり好きじゃなかった。展開が全部極端なのよ笑
どんでん返し、巻き戻しの仕掛け、グロ描写を行う意味付け等の小技は効いてるけど、脚本にしこりを感じざるを得ない。

ヒルズ・ハブ・アイズ(2006年製作の映画)

3.7

胸クソゲージ&グロゲージが非常に高い。
確かに『グリーンインフェルノ』とか『ホステル』とか観て来たけど、家族が非情に殺される今作もトラウマ映画の一つになってしまった…。
けどスカッと要素もあるので好き
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三茶のポルターガイスト(2022年製作の映画)

3.1

映画館で上映されていた当時に観に行こうとしてて行けなかった。
けど、行かなくてよかった。
これは劇場で観るタイプの映画じゃない。
家のテレビで観るタイプのやつや。

現象自体は凄いと思うし、徹底的に検
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女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

3.7

ヘンタイ夜神月みたいな田中圭が最高。
それにしたって、女子高生に殺されたい以前に女子生徒を下の名前で呼ぶ男性教諭がキモいですな。
まぁ何より犬使う奴は許せん。

シンプルにアブノーマルなのが田中圭だけ
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死画像(2015年製作の映画)

3.6

ほん呪だなぁ〜って感じ。
このパターンはやり尽くされててなぁ…。

ただやっぱり不気味なビデオ発見系は
マジで怖い。

霊感テストのやつも
最後の『クニコ』も
映像前の謳い文句とかが異常にビビらせて、
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13日の金曜日PART6/ジェイソンは生きていた!(1986年製作の映画)

3.4

トミーまたもやらかす。
無駄な懸念でジェイソンの墓を掘り返したら落雷の影響で復活させてしまう…笑
もう笑うことしか出来ない。
副題「ジェイソンは生きていた!」は「スイマセン…僕が生き返らせました!」の
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新・13日の金曜日(1985年製作の映画)

2.8

完結編鑑賞後、
止まっていた13金シリーズを久々に鑑賞。

シリーズ的にも再始動となる5作目だが、一度子どもにジェイソンを殺させたにも関わらず、続編を作ったのだから、よほどの意味ある作品にしたかったの
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