パリのダンサーとニューヨークの精神科医が部屋を交換することから始まるコメディ。
ウィリアム・ハートが紳士すぎ。なんか夢をみてるような映画。
R.I.Pシャンタル・アケルマン
映画誕生100周年記念作品。
映画を擬人化したシネマ氏をめぐるコメディ。
様々な映画や俳優をモチーフにしたギャグが楽しい。
異様に豪華なゲスト陣。
ディカプリオはどこにでてるか分からんかった。
平和で安全に見える住宅街。その裏で進行する恐怖。
テロに対するアメリカの恐怖心がこういった映画を作らせたのか?98年でこのテーマは早いと思う。
ドラマ性とサスペンスがうまく組み合わさりつつ、そこか>>続きを読む
なんだかんだ言ってジュリエット・ビノシュはすごい女優と再認識。
アサイヤスの映画も「夏時間の庭」以来。
彼の最高傑作という人もいるがどうなんだろう?というのが初見の印象。曖昧にしか語られていない部分に>>続きを読む
鳥肌が立つほど美しい映像の連発。
といってもストーリーは全体の2割ほどしか把握できなかった。
これだけ何も説明してくれない映画も珍しい。中国史によっぽど詳しいか、あらかじめ映画の背景を予習していかな>>続きを読む
映画の中に出てくる「おかしい奴」はどうしてこんなに画一的なんだろうか。
まず顔からして「おかしい人間です!」と言ってるとしか見えない。
そしてなんとなくこの人物に引きずられて物語を追うことになる。>>続きを読む
50年代のアメリカを舞台にした青春ドラマ。
犯罪が起こらない良心的なアメリカ映画で地味なんだけど、もっと
続きが見たくなるような感じ。
ミッキーロークとケビンベーコンが若い。
どこかで見たような演出が目につく。
そんなことしなくても、もっと愚直にやればいいのにと思ってしまった。
ロバートパティンソンは将来すごくいい俳優になるかもしれない。
この映画はどこかで80年代の全映画No. 1と謳われていて、ずっと見たかった。そして実際怪作だった。
保険会社を経営するシュワブ一家。そこにひたすら夏休みイタズラを仕掛ける高校生二人組、O.Cとステ>>続きを読む
子供の頃から大好きだったビーチボーイズ。もう最近はブライアン・ウィルソンの新譜すら聞かないようになっていた。
そしてこの映画。観る前は期待していなかったが、手持ちカメラで始まるオープニングから完全に>>続きを読む
自分の潜在意識が白いネズミに関わることで、家族それぞれの隠された欲望が顕在化しはじめる。
ホームドラマとは皮肉なタイトルだけど真の家族の姿を露わにする。
家族のなかに異物が入り込み崩壊し、また新しい>>続きを読む
ブルジョア家庭、同性愛、兄妹親子関係、ナルシズム。
この短編にはオゾン監督の自伝的な要素が殆どあるんだろうなーと感じた。
写真の使い方がうまい。
これが「小さな死」という意味にそのままひっかかってい>>続きを読む
出会いそうで出会わないふたり。
すれ違い続けるふたりがただ出会うだけのストーリー。
彼らの人生が劇中流れ続けるボサノヴァのように気だるさと哀愁をかすかに漂わせる。
登場人物が皆んなチャーミングで淡>>続きを読む
詩人の少女が生き残る為に走り続ける。
「シュールに負けんな!」「自分が気づく前に自分が絶対しないことをしろ!」と叫びまくるシュールと言う名の友達。
これは園作品に通底する考えや俳優に対するアプローチ>>続きを読む
無くした記憶をめぐるサスペンスと思いきや、ラブストーリーになったりクライムアクションに変わる息もつかせぬ展開。トランス感を表現するカメラワーク。
ダニーボイル監督の映画で一番好きかも。
ガイリッチー>>続きを読む
リンチがただ工作するだけのエピソードが一番面白かった。
ロバートジョンソンの幻の30曲目を探しにミシシッピまで旅するブルース版ベストキッド。
伝説のブルースマン老人とブルース好き音楽院の少年の交流。
ラストのギタータイマンに唖然。
ブルース関係あれへん>>続きを読む
前半は雑、中盤から面白くなってくる警官汚職もの。
映画のなかでは明示されないがアメリカの中の白人コミュティと移民、有色人種間の問題、または断絶ともみれるドラマ。
その辺りの裏テーマの出し方が上手い。>>続きを読む
公開時以来の再見。
ストーリーも友情も教訓もないドラッグ映画。こんな下品な映画やったっけ。あんまり覚えてなかった。
ヤク中を美化しないところがいい。
以外とミッキーロークの再ブレイクのきっかけにな>>続きを読む
園子温は「愛のむきだし」より前のこの時代のほうが好きな作品が多い。
役者のテンションを上げさせて、ラフに撮るのがはまってる。
毒は薄いけどけっこう複雑に撮られて、そして後半はほのかに詩心を感じさせる>>続きを読む
何もないといえば、何もない映画。
アメリカは空虚としか感想がない。
金融不安に陥るアメリカを舞台に高級エスコートガールを主役にした作品。
本物のポルノ女優サーシャ・グレイを主演に迎えた本作。
しかし>>続きを読む
サスペンス映画としたらごく普通の映画。
官能ドラマとしてみたらものすごいクオリティ。
フィリップ・カウフマンはベルトルッチ、ポランスキーと並んでこういう映画の強度が凄まじい。
予想してたよりも映画センスに溢れて、いい意味で下らなかった。
本当に何も考えずに見れる。
東ドイツでプレスリーみたいな歌手が騒動に巻き込まれるアイディアがいい。
手間がかかってるギャグに感心してしま>>続きを読む
俳優、雰囲気は良かったけど編集だけがあまり好きじゃなかった。これは監督の生理だろうけど。
「オールドボーイ」を裏返しにしたような共通のテーマとストーリー。
パク・チャヌクがハリウッド進出するにあたり>>続きを読む
JBの人となりのみに焦点を絞った作品。
なのでファンはもちろん、彼の音楽を知らない人でもダイジェスト的に楽しめる作りになっている。
とりあえずボビー・バードがいい人すぎ。
アメリカという場所でグラフティアートから自分だけの世界を造った人々。素朴でシンプルな作品は金儲けや成功に背を向ける彼らの生き方そのもの。
「クリエイティブな連中はみんなスケートをやってる」は名言。>>続きを読む
B級映画好きにしか全く勧めない映画だけれど、ある意味サスペンス映画の王道のような作品。
緊張感のないシーン、意味のないミスリードなどあるけどストーリーが特殊なんで意外と楽しめた。
中盤にヒロインが泣>>続きを読む
意味深な映画だがなんとなく意味はわかってしまった。
分かったからといって面白いかはまた別の話で、意図的に説明不足にしてるようにみえた。
しかし、少ない登場人物だけで緊張感を持続させる手腕は上手いと感>>続きを読む