seapointさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

seapoint

seapoint

映画(313)
ドラマ(0)
アニメ(0)
  • 313Marks
  • 2Clips
  • 0Fans
  • 0Followers
  • 0Followings
  • List view
  • Grid view

悪なき殺人(2019年製作の映画)

2.3

仏独映画だけど、コートジボワールはフランス語圏だけど、冒頭シーンがそう絡んでくるか…

皆、寂しいんだなぁ。出会い系にハマってしまうのも当の本人は詐欺とは知りもしない。心の寂しさが悪い連鎖を生み、1人
>>続きを読む

パーフェクト・ケア(2020年製作の映画)

3.3

ピラティス、スムージー、暗闇フィットネス、加熱式たばこ、ナーシングホームにLGBTQと現代の流行りと問題がここに興味津々。

R.パイクの「ゴーン・ガール」ばりの徹底した執拗な人間をバリバリ演じる。そ
>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

2.5

たまたまの出会いから、まさかこんなことになるなんて。きっかけを作ったコナーはもういないのに。
SNSやクラウドファンディングという、まさに今の時代の波に乗った。
2つの家族、しかし比重はコナーの家の方
>>続きを読む

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

2.7

この映画、舞台が先で映画化。うぅNetflixで話題って知り急遽数少ない劇場へ。

舞台経験もあるA.ガーフィールド。映える、スクリーンでも。彼ってこんなに大きく表現するんだなぁ。昨今彼の役の振り幅が
>>続きを読む

ドーナツキング(2020年製作の映画)

2.5

「ダンケルク」でのとあるシーン。
英国兵士たちが休息に婦人会(?)の人から充てがわれていたのはビスケットと紅茶。きっと日本なら握り飯と前茶。米国ならドーナツにコーヒー。

誰が最初にドーナツを考案した
>>続きを読む

これは君の闘争だ(2019年製作の映画)

1.8

あぁ、10代は元気いっぱいだぁ。いやいや世界中で今もデモが起きるが、若い世代だけではない。皆一丸となって皆その代表であるがごどく、権力に立ち向かう。その結果、要求が通ったり上が失脚したり…しかし全勝で>>続きを読む

モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

2.5

冒頭「この映画は実話である」と断言されている。実話に基づいているではない。そこから世間に訴えたいメッセージ満載の予感。

公文と言うか、記録もあったもんでない。真っ黒。A4用紙にほぼ全部文字が消されて
>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

2.0

なんだろう、J.ステイサムのアクションは実に安定的。不死身に近いものがある。(実際にこの映画でも)
御年54歳、体力の衰えはまだない。

久々にJ.ハートネットを見たわ。昔は主役級でいくつか演じていた
>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

2.3

本屋でこの映画の原作を目にした。文庫と言えど3部作になっていた。となればこの映画、継続的な終わりでしょうねぇ。前後編か、もっと続くのか。

第一に観に行った理由は主演のT.シャラメ。ファンまではいかな
>>続きを読む

PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

1.0

うわっ俗に言うヤバい奴だ。職も家庭もあり傍から見ればごくごく一般的な人。妻が事故で昏睡以外は。

幸運なことに妻が目覚めた。生活は元の鞘に収まってめでたしめでたし…ってこれでは映画にならないみたい。こ
>>続きを読む

メインストリーム(2021年製作の映画)

2.0

誰もがぽんっと時の人になりやすくなった。オーディションをするわけでもなく、自身のアピールがその他大勢に支持されれば強力なインフルエンサーになれるわけで。
SNSからTVショウなどのメディア出演や出版、
>>続きを読む

プリズナーズ・オブ・ゴーストランド(2021年製作の映画)

1.0

園子温の作品で好きなものは
「冷たい熱帯魚」
「愛のむきだし」
「地獄でなぜ悪い」
役者陣、体当たりでえげつなく容赦ない。どれも狂気じみている。
そこが彼の作品の良さで、それをどうハリウッド映画に反映
>>続きを読む

コレクティブ 国家の嘘(2019年製作の映画)

2.5

火災事故から病院に搬送され、医療における考えられない事態で死亡や更なる重症なことになるなんて、その出来事についていけない。

そもそも病院って何?
消毒薬がもはや水なのでは。
患者を癒すのではなく患者
>>続きを読む

マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ”(2019年製作の映画)

-

アントワープの6人プラスマルジェラ。特に注目されたのは彼。今後のファッション界を引率する人物である、であった。

ブランド名やデザイナーの名前が商品価値にされ始めたのはいつのことか。デザイナー自身の目
>>続きを読む

クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

2.3

水面下の米ソの攻防。要人やMI6、CIA、軍ならそれ相応の対処や特権もあるだろう。ここにMI6とCIAのずる賢さというべきか、一般人を使うとは。
ソ連に対して高を括っている。一般人ならそこまで目を光ら
>>続きを読む

スイング・ステート(2020年製作の映画)

2.3

PlanBはこういう系統がお好み?たまたま「バイス」を観直し、そちらの製作もここ。
こちらも実話?軽いタッチでクリティックで滑稽な仕上がり。

全てのからくりもゲイルが全容が分かった際ダイアナが彼に言
>>続きを読む

アイダよ、何処へ?(2020年製作の映画)

3.2

ボスニアーサラエボを訪問したことがあった。
そこにあるその名もスナイパー通りに立つ建物には銃痕が残っている。包囲され、ただの住民は物資を求めるも戻ってこれるのはどれほどか…丘の方に一面白くなっている景
>>続きを読む

テーラー 人生の仕立て屋(2020年製作の映画)

2.3

予備知識なく劇場へ。
主人公がR.スカマルチョに似ている気がして、しかもテーラーの話なのでてっきりイタリア映画と思った。
あらら、話している言語が聞きなれないし、風景もイタリアではない…ギリシャ映画だ
>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

自身の体を張って実践した結果こそ、真の事実だ。
血中アルコール濃度0.05%を維持していれば気分上々、活力もエンストしないって?やってみよう、やってやろうじゃないかと悪友同僚4人!間違っても教育者なり
>>続きを読む

ミス・マルクス(2020年製作の映画)

2.2

偉大な父を持ち自身もあの手この手でその時の問題を掘り下げ論じている。女性という立場が軽んじられているのか、劣悪な労働環境や自動就業問題を肌で感じる場末の人々に声が届くのは至難。なぜなら子供も含めて労働>>続きを読む

レミニセンス(2021年製作の映画)

1.0

某試写にて。

SFはなかなか勝算が出ずらいのだが、H.ジャックマン主演だし、「インタステラー」の脚本J.ノーランがプロデューサーだしとメリットを挙げて鑑賞に鼓舞する。そうなってしまうのは予告CMから
>>続きを読む

沈黙のレジスタンス~ユダヤ孤児を救った芸術家~(2020年製作の映画)

2.4

J.アイゼンバーグ、その姓の通り自身ルーツはユダヤ人。母親は奇しくもプロの道化師だし、フランス人ではなく戦争を肌で感じたことはないがマルセル マルソーを演じるのは運命だったか。

隠れて逃げ惑うのでは
>>続きを読む

Summer of 85(2020年製作の映画)

2.4

察するに、いやオゾン自身が言っていたと思う、自身の青春を反映しているって。
ファッション、音楽その他諸々。お国柄?恋愛に関してものすごく早熟。まして同性愛やバイセクシャル。
しかしどの国でもどんな恋愛
>>続きを読む

モロッコ、彼女たちの朝(2019年製作の映画)

2.7

ある国では国会の女性議席は男性と同じ割合に近づく中、今だスポーツ観戦も観客は男性のみだったり、イスラム教にのっとっての女性の権利はあるといった国、何なん、それ。まだまだ男女平等は特にイスラム圏でははる>>続きを読む

明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

2.5

正直者が馬鹿をみる。冗談じゃない。そんなことがまかり通って良いのか。ダメでしょう。
銀行預金が凍結。うーむ、あるあるだな。
資金を取られてしまったので頭をひねって知恵を絞りだすしかない。
インフラの不
>>続きを読む

ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

2.6

この映画の原点は当然「車」。ドラッグレースやカーチェイス、ド派手になっていってもこれがあるこそだ。
「ワイルドスピード SKY MISSION」では空行っちゃたが、特製パラシュート付だったし、チーム皆
>>続きを読む

17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

2.0

1つ疑問・
目的のための幾許かの費用を考慮するならなぜ宿代が含まれていないのか。あるいはとんとん拍子で日帰りと思っていたのか。いやいや、時代遅れの
でかいスーツケースを引きずって、一体何を持ってきた?
>>続きを読む

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

2.0

アメリカ建国初期は欧州からどっとアメリカンドリームを抱えて移住。今となっては「ミナリ」のようにアジアからも同じ思いでやって来る。中南米にいたっては2,3世代と経過しているか。
学力、財力、コネにいずれ
>>続きを読む

ココ・シャネル 時代と闘った女(2019年製作の映画)

2.2

ファッションデザイナーの中で最も出版や映像化された人物ではなかろうか。当方、ガブリエル・シャネルに興味があったので、彼女に関するある程度の情報は得ていたが、今回は彼女本人、ダンサーと共に街中を歩く(ほ>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.5

天使の顔の下には大鎌を振り下ろす男たちへの裁判官。
泥酔の振りして、そこに付けこむ男どもにどう制裁しているのだろう。警察沙汰になっていないのだから法的ぎりぎりなこと?あえて映してないのが惜しい。

>>続きを読む

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

2.4

彼らも言っていたように彼らにも彼らなりの悩みや問題を抱えている。だけど個が集団になるとなんか、明るい。偏見だろうか。ポジティブthinkingで時として女性より繊細だったり、優しかったりする。

水球
>>続きを読む

ライトハウス(2019年製作の映画)

1.0

一言申すのであれば観客(私だけか?)置いてきぼり感…
人間の狂気を触発するのは孤独か、あるいは過去の罪か。

どちらも結局似た者同士。
荒れ狂う海原。灯台の看守とはいえ、ものすごい閉塞空間、そこにたっ
>>続きを読む

スーパーノヴァ(2020年製作の映画)

2.3

ざっくり言うと中年(初老)ゲイカップルの話。
片やピアニスト、片や小説家、高等遊民とも言える。酸いも甘いも知った長年の付き合いである。

「ブラックバード」と言い、この作品と言い難病、自分の近い将来が
>>続きを読む

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)

2.0

主人公は別としてスマホが登場しているってことは現代だよね。
なんて保守的なエリアなのか。プラス信仰が強いと鬼に金棒。さらに周囲も同類だとちょっとした変化でも異端と思われてしまう。

この父、表面だけみ
>>続きを読む

ベル・エポックでもう一度(2019年製作の映画)

2.2

自分の人生で「最良の時」。それをまた経験できるなんて、なんて素敵…かなぁ?
本人は年をとった形での過去へのタイムスリップVer.そして周囲は当事者たちではない、もちろん。役者であり周りはセットである。
>>続きを読む

グリード ファストファッション帝国の真実(2019年製作の映画)

2.5

虫の知らせか、この映画を文章にした某書籍を拝読したが、ここに出てくるようなファストファッションではなく、ハイブランドでさせも、例えば最終行程がイタリアならばそこまで別の国で行っていてもタグの表記はma>>続きを読む