ウォシさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

人狼ゲーム マッドランド(2017年製作の映画)

3.5

人狼側の方が数が多い狂人村での人狼ゲーム。
その手があったか!と思わせるルールで、狂人村だからこその戦い方が面白い。
リアルでやると多分盛り上がらなそうなルールな気がするので、デスゲームという枠でのみ
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人数の町(2020年製作の映画)

3.3

借金に苦しむ男が謎の男に誘われ、衣食住が完備された謎の施設で暮らす話。

「ペナルティループ」が面白かったので監督の過去作を探って鑑賞。
「ペナルティループ」同様、世にも奇妙な物語テイストのストーリー
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

3.9

原作未読。

はっきり言うと前後編で分かれてるのもあって本作だけだと話は何もまとまってないです。
起承転結の起だけで終わった印象です。
劇中の謎はほぼほぼ明かされません。
そもそもこの話のゴールは何な
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ペナルティループ(2024年製作の映画)

3.7

ループ空間に入って、恋人を殺した犯人に何度も復讐する話。

全体的にセリフがかなり少なく、言葉で語らず画や登場人物の仕草で示していくスタイルがとても好感。
渡された飲み物を目の前で露骨に取り替えるとこ
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.4

友人の仇を取るべく復讐を目論む女性の話。

酔ったフリをして、ナンパしてきた男に制裁する。
…という入りだが別にぶっ殺したり危害を加えるといったエンタメ映画的なエキセントリックな事はせず、あくまで現実
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生贄のジレンマ 下(2013年製作の映画)

1.5

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。


ついに最後…!
何日かに分けて見ましたがやっと終わった…

人数もかなり減って日も暮れてきて、学校内が寂しくなってきた事で大詰め感たっぷり。
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生贄のジレンマ 中(2013年製作の映画)

1.3

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。


「上」がパニックになるだけで終わったが、今回はある程度ドラマ性が出てきた。

…がびっくりするほどつまらない!

「誰を生贄にするかを選ぶ」と
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生贄のジレンマ 上(2013年製作の映画)

1.4

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。



卒業間近の高校3年生がそれぞれのクラスで多数決投票デスゲームが起こる話。

今見ると笑っちゃうほどベタベタなデスゲームもの。
当時はこんな映
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ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

3.2

ごくたまにある大真面目なジャッキー映画。

娘をテロリストに殺された父親の復讐…ではあるのだが、どちらかというとアイルランド問題が絡むなかなかに複雑なサスペンスがメイン。
予備知識がないとちょっと混乱
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パレード(2024年製作の映画)

3.7

未練を残して亡くなった人々が、互いに協力し合って成仏を目指す話。

死んだ人と遺された人のドラマという事で特に新鮮味はないが、年齢層の異なる死者たちがわちゃわちゃしながら共に行動していく様は気持ちが温
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変な家(2024年製作の映画)

3.1

原作も知らなければこの「雨穴」という人の事すらも何も知らずに鑑賞。
どの上映回も激混みだったので相当人気ある方なんでしょう。

部屋の間取りに着目したミステリーというのは興味深かった。
正直予告の情報
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

2.6

無差別殺人を犯して回るヤバいカップルがヒーローとして祭り上げられる話。

凝りに凝りまくった映像演出でカオスな作風となったけれど、根底にあるのは真面目な批判と風刺。

故に見た目こそハチャメチャではあ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

何と邪悪な…

てっきり子供が背伸びして事件に首突っ込み、どんどん取り返しがつかなくなる「サマーオブ84」みたいな話かと思いきや、思わぬ方向へと突き進む。

従兄弟・義父母・再婚相手・異母兄妹など人物
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.7

ある大事件を起こし逮捕された謎の女装男。
男は警察にこれまでにどんな人生を送ってきたかを語る…

既に「ドッグマン」という同じタイトルの良作イタリア映画があるので、ちょっとタイトル変えてほしかった感は
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ポーカー・フェイス/裏切りのカード(2022年製作の映画)

2.8

ある金持ちが「ポーカーで遊ぼう」と旧友を家に呼び集め、その場でまとめて復讐しようと計画。
しかしそんな中同時に家に強盗が忍び込んでいて…

渋い緊張感に包まれた映画。
ポーカー自体はさして重要でなく、
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.4

※点数の割に酷評寄りになってしまったので、目を通したくない方はスルーして下さい。


自分が書いたスパイ小説が現実の出来事を言い当ててしまい、そのせいで何者かに狙われる話。

ロジャームーア時代の00
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.4

シリーズ第3弾。
前作はめちゃくちゃ宣伝されてたが、今作は前回ほど宣伝されてるような感じがなく気付いたら上映してた。

3作目ともなると作りも安定してきて無難に楽しめる。
裏を返すと初期のギラギラした
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コヴェナント/約束の救出(2023年製作の映画)

3.6

アフガンに取り残された命の恩人をタリバンから救うべく戦場に戻る話。

ガイリッチーらしからぬハードな社会派戦争映画。
過去作「キャッシュトラック」でも骨太な一面を見せたが今回はよりシリアスな内容。
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ネクスト・ゴール・ウィンズ(2023年製作の映画)

2.3

かつての一流サッカー監督が、弱小チームに飛ばされそこで頑張る話。

実話ベースという事ですが、あくまで一つの映画として語ります。

はっきり言うとベタ過ぎて退屈でした…

上記のあらすじから予想し得る
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男たちの挽歌 II(1987年製作の映画)

3.6

「最後に勝つのが悪人だと信じていたのか?」
主人公のセリフじゃないけどこの決着のつけ方は最強にクールでした。

漢のかっこよさ全振り映画なのでかなり荒々しいけど、強烈なインパクトは残します。

クライ
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Kids Return キッズ・リターン(1996年製作の映画)

4.1

ボクシングの道に進む者。
ヤクザの道に進む者。
ある2人の不良による破滅の青春劇。

喫煙・飲酒・暴力などなど今の時代では「やんちゃ」という言葉では片付けられない悪行を重ねる2人。
そんな彼らが生きる
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

2.4

※少々当たりがきつめの文章になってしまいました。
目を通したくない方はスルーして下さい。


アリアスターの映画は嫌いです。
センスとアートの押し付けが鼻につくし、何の取捨選択もせず好き放題やって無駄
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デジャヴ(2006年製作の映画)

4.3

大勢の犠牲者を出したフェリー爆破事件。
時空を超えて過去を覗き見る事ができるモニターを駆使して犯人を追うSFサスペンス。

冒頭の違和感が終盤で解明される、そんな気持ち良すぎる伏線回収劇。
タイムマシ
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

3.5

生きるのが辛い。
でも死にたくない。

劇中に登場するこの文章が今の自分に刺さり過ぎた…

病を抱え息苦しさを感じながらも生きていく2人の男女。
理屈では解決できない困難と共存して生きていくためにはお
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

2.8

「原作ファン向けに作った映画」とネットニュースのインタビューだかに書かれてたので、原作ゲームをやった事ない自分が観ても楽しめるか不安でしたが、むしろ原作ファンは「期待してたのと違う!」と怒りそうな気が>>続きを読む

梟ーフクロウー(2022年製作の映画)

4.6

朝鮮王朝時代。
盲目の鍼医が宮廷内で王が殺される瞬間を目撃してしまう歴史サスペンススリラー。

2024年2月現時点で今年暫定ベストの傑作!

最初の1時間ほどは朝鮮王朝の歴史ドラマが展開され、中盤あ
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クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(1998年製作の映画)

3.8

前作「暗黒タマタマ」に続いて銃火器&格闘アクションに気合いが入りまくった洋画っぽいテイスト。

中でも今回は海外を飛び回ったり敵のアジトの感じだったり敵の動機だったりと、007のようなスパイ映画を彷彿
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ジャッリカットゥ 牛の怒り(2019年製作の映画)

2.8

脱走した水牛を捕まえようとしたら、大勢人が集まってきて地獄と化す話。

個人的にちょっと因縁のある映画です。
劇場上映当時チケット買って映画館まで行きましたが、諸事情により映画を観ずそのまま家に帰らざ
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.2

今度は荒れた学校で歌を教える!

と「GTO」的な不良を更生させる系の学園ものに。

前作とパターンを変えてきたのは良いが、前作以上にありきたりな話になってしまい物足りなかった…

ただエンドクレジッ
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.6

昔はよくテレビでやってて何回か観た事あったが実は最初から最後までしっかり観た事ってあまりなかった。

話の発端は結構バイオレンスだったんですね。

厳格な修道院に型破りな歌手がやってきて、お堅い空気を
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サイレントラブ(2024年製作の映画)

3.3

事故で視力を失った音大生と怪我で声を出せなくなった清掃員が紡ぐ音のない静かな恋の物語。

音楽が久石譲という点に惹かれて鑑賞。
それでいてタイトルが「サイレントラブ」で、主人公が言葉を発さないと来ると
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

胎児の脳と入れ替えられた女性が「見た目は大人、頭脳は子供」状態になり、何やらヤバそうな医者に育てられる。
外は危険だと閉じ込められるも、冒険したいと外へ飛び出す。
こんな感じで何となくジャンプ新連載一
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.0

閉鎖された曰く付きホテルに住み込んで小説書いてたら頭がおかしくなる話。

いろんなところでパロディにされるほど一つ一つの場面が強烈な映画。
ひたすら気味が悪くどんどん不安な気持ちになっていく。

原作
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.8

原作未読。

「漫画原作映画はハズレ」
そんなイメージを払拭してくる良作。

原作を読んでないのでどのくらいキャラクターが再現されてるかや、ストーリーをどこまでなぞってるかは分からないけど、1つの映画
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レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.4

元映画監督のお婆さんが未完成のアクション映画の脚本執筆中に事故で昏睡状態に陥り、自分の書いた脚本の世界に迷い込む話。

まずこの覚えにく過ぎるタイトルからして尖ってる…笑
劇場スタッフも開場を知らせる
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地獄のデビル・トラック(1986年製作の映画)

2.6

無人で暴走する大量のトラックに囲まれ、ガソリンスタンドに閉じ込められた人類の話。

知る人ぞ知るカルト映画との事。
スティーヴンキング監督作と本職じゃない人が作ってるのもあって、無駄なシーンや編集・ス
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