ウォシさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

蛇の道(1998年製作の映画)

3.7

リメイク版鑑賞後、オリジナル版がどんな感じだったのか気になって鑑賞。

内容的にはほぼほぼ同じ。
ただリメイク版がいかに一般ウケしやすい王道のサスペンススリラーだったかがよく分かる珍作。
こちらは多く
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セーヌ川の水面の下に(2024年製作の映画)

3.4

トライアスロンが迫る中、会場となるセーヌ川に巨大サメがいるとの情報が入り調査する話。

サメ映画=おもしろ動画と化している今。
本作は恐らくロストバケーション以来となるであろうちゃんと怖いタイプのサメ
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HOW TO BLOW UP(2022年製作の映画)

3.6

環境破壊によって人生を狂わされた若者たちが石油会社のパイプラインを爆破しようとする話。

この映画がどうゆう意図で作られてるかで点数が大きく変わります。

単純にケイパーものとして観ればなかなか面白い
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数分間のエールを(2024年製作の映画)

4.0

学校の先生が作った音楽に惚れ込んだ高校生がMVを作ろうとする話。

クリエイティブ系の仕事をする人や目指していた人に激刺さりするであろうニッチな映画。
自分もこの主人公に近い青春を送り、運良く映像系の
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ディア・ファミリー(2024年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

本当に助けたい人は助けられない。
けど他の誰かを助けられるのなら…
それが願いなら茨の道だろうと歩き続ける。

デデデデ後章とは真逆のスタンスで突き進む切ない物語。

人工心臓開発にはとてもつもなく高
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蛇の道(2024年製作の映画)

3.6

娘の復讐に燃える男と協力する女。
標的を見つけては捕まえていたぶる。
シンプルな復讐劇ではあるがどことなく漂う違和感。

もはや悪者のようにニヤニヤと標的を虐める男。
自分から協力を名乗り出ておいて何
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

2.8

過去鑑賞記録。

ヒーローコスプレキャラを大量に出す…というキックアスの続編に対してできればやって欲しくないな〜と思ってた方向に舵を切ってしまった続編。

個人的に無骨なギャング組織にバカみたいなヒー
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サマーゴースト(2021年製作の映画)

2.9

花火をすると現れると噂の幽霊と出会い、その幽霊の死体探しを手伝う話。

全ての物事にはいつか必ず終わりがある。
嫌な事はいつか終わるし、幸せな事もいつか終わる。
ポジティブにもネガティブにも取る事がで
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あんのこと(2023年製作の映画)

4.3

薬物中毒の女が逮捕をきっかけに親身になってくれる刑事と記者に出会い更生しようともがく話。

予備知識なしで鑑賞。

生い立ちはあまりに壮絶…
だが早々にそんな過酷な環境を脱して更生しようと少しずつ前向
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違国日記(2023年製作の映画)

3.1

事故で両親を失った少女と人付き合いが苦手そうな小説家が同居する話。

原作未読。

他人は自分とは違う人間だし、相手の事を理解する事はできない。
理解しようとしたとて結局自分の解釈で飲み込んでるだけな
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ライド・オン(2023年製作の映画)

3.5

借金を抱える元スタントマンが馬を相棒にもう一度アクション映画界に返り咲こうと奮闘する話。

巨悪をやっつけるべく戦う!という従来のジャッキー映画らしい勧善懲悪活劇ではなく、スタントを通じたヒューマンド
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告白 コンフェッション(2024年製作の映画)

2.5

※途中から酷評になります。
目を通したくない方はスルーして下さい。


雪山遭難中に死を覚悟して過去に殺人を犯した事を告白したら、その後助かってしまい気まずくなる話。

東京03のコントにありそうな嫌
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ユニコーン・ウォーズ(2022年製作の映画)

3.8

ユニコーンとクマが戦争する話。

かなりニッチな映画ながら自分が観に行った上映回はほぼ満席。

マスコットのような可愛らしい絵柄で容赦ない残酷な戦争描写…
漫画だと「ディエンビエンフー」や「ペリリュー
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

2.3

始まりからエンドロールまでハイなテンションでノンストップで駆け抜けた前作に対し、本作は最初からエンドロールまでかなり重たくどんよりしたシリアストーンでゆっくり進む。

前作が楽しめたのはシンプル過ぎる
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好きでも嫌いなあまのじゃく(2024年製作の映画)

1.2

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。





なかなか評判悪いですが、同じアニメスタジオ制作の「雨を告げる漂流団地」も世間の評判が悪かったものの個人的にはその年の鑑賞映画ベスト10入
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シャンハイ・ナイト(2003年製作の映画)

3.5

今度の舞台はイギリスへ。

前作が西部劇に対し、今回はホームズ的な世界観。
子供の頃、前作よりも先に本作を観てどハマりしてました。

キャラクターの面白さはもちろん、アクションの多彩さも増してきたかな
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シャンハイ・ヌーン(2000年製作の映画)

3.4

西部劇の中にジャッキーがカンフーで殴り込んでくる映画。

登場はそこまで気にしなかったけど、よくよく考えるとなかなかに新鮮味のある組み合わせ。

馬・列車・酒場・投げ縄と西部劇ならではの要素を手堅く押
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章(2024年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

前章では何が話のゴールか分からない異様な空気の中、そこに描かれる不穏な人間ドラマが面白かった。

そしてこの後章では早い段階で話のゴールが判明し、あの母艦は何なのか?あの過去回想が何だったのか?など前
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関心領域(2023年製作の映画)

1.5

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。

題材が題材なだけにこの映画を批判すると人でなしのように思われそうですが、実際観ていて作り手のスタンスにものすごく違和感を抱いてしまいました。
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

どう見ても悪役的立ち位置の登場人物がいるストーリーに「悪は存在しない」というタイトルなのはどう言う事なのか?
それが気になり鑑賞。

観ていく内に何となくその意味は見えてくる。
上流での行いが下流に流
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.4

娘の失踪事件から未解決のまま数ヶ月後…
世間の関心が薄れた中でも捜索を続ける家族の地獄のような苦しみ…

「空白」「神は見返りを求める」に続く苦しすぎる人間ドラマに絶句。

被害者家族に向けられる誹謗
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.9

濡れ衣を着せられ妻を亡くした武士が豹変し復讐の鬼と化す時代劇。

囲碁のルールを知らずに鑑賞。
(席についてから「そういえば予習してない!」と焦りました笑)
ルール知ってから観た方がより楽しめそうだけ
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トラペジウム(2024年製作の映画)

3.6

原作者が元アイドルという事ですが恥ずかしながらどなたか存じ上げず、そもそも乃木坂自体特に知らない。
何ならアイドル自体に興味を持った事がなく、そうゆう題材のアニメも今まで観た事がない。

そんな完全フ
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またヴィンセントは襲われる(2023年製作の映画)

1.7

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。



目が合うと襲われる…
突如そんな怪現象に見舞われた男の話。

つ…つまらねええええええええ!
興味を惹かれるストーリーだが全く面白くなる方向
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辰巳(2023年製作の映画)

4.5

チンピラの内部抗争に巻き込まれて命を狙われた不良女をやいのやいの言いながら守ろうとする男の渋いノワール劇。

自主制作映画との事ですが安さを感じさせない骨太な映画で素晴らしかったです!

出てくる人た
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胸騒ぎ(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

旅先で仲良くなったある家族の家に泊めてもらうが、何かがおかしい…と違和感に襲われる胸糞スリラー。

映るのは平穏な日常風景だがそれがすごく気持ち悪く見える。
バックにかかる耳障りな音楽や、それまでの違
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

2.3

マッドマックスシリーズの中で恐らく最も知名度が低く評判も良くない本作。

確かにそう思われても仕方がないくらいにぬるくてパッとしないです…

タイトルにもなってるサンダードームでの戦いは全く面白くあり
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青春18×2 君へと続く道(2024年製作の映画)

3.8

台湾にて出会った日本人バックパッカーに恋した男。
彼女と再び会うべく18年の時を経て日本を旅する話。

旅好きの心をくすぐる内容で、せっかくのゴールデンウィークを映画鑑賞だけで終わらせるのは勿体無い!
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となりの怪物くん(2018年製作の映画)

1.9

※酷評です。
目を通したくない方はスルーして下さい。



普段なら絶対観ない系統の映画ですが、知見を広げてみたくなり鑑賞。

勉強一筋のお堅い女子と自由奔放な男子。
友達から始まる淡い恋の物語…
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直撃地獄拳 大逆転(1974年製作の映画)

2.4

何だかよく分からないタイトルですが、「直撃!地獄拳」の続編です。

前作はストーリー自体はシリアス寄りなのにめちゃくちゃアクの強い演技とリアクションと顔芸でやり切って、それがバカバカしくて面白かった。
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直撃!地獄拳(1974年製作の映画)

3.3

麻薬密売しようとするガイジン達をジャップがボコボコにするトンチキ絶叫アクション。

役者の演技やらがザコシ並みに誇張し過ぎてて当時はこれが普通だったのかなと思ったが、観ていくうちに「いや…これはやって
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

何度か実写化されてきたシティハンター。

ジャッキーの為のカンフーコメディになった香港版。
お下劣ド下ネタコメディになったフランス版。

それぞれの良さがあって面白いが、今回のこの日本版はスケベでおち
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リアル鬼ごっこ(2015年製作の映画)

1.2

タイトルだけ借りて監督が自分なりの「リアル鬼ごっこ」を作ったとの事ですが、果たしてその意味はあったのか?と思うほどこのタイトルである必要性がありません。

【何かしらに追いかけられて捕まったら負け。】
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ハブ・ア・ナイス・デイ(2017年製作の映画)

3.0

恋人の整形手術代を得るべく、ギャングの金を持ち逃げしたチンピラを巡って街中の悪党が群がるワンナイト犯罪群像劇アニメ。

一時期ヒューマントラストシネマにて流れてたJAIHOのCMで見かけて以来長らく気
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

2.2

セリフほとんど無しのシュールな映画。

海外のアート系映画って必ずと言っていいくらい聖書だか神話だかのメタファーをぶち込んでくるので、分からない箇所はどうせその辺りをなぞらえてるんだろうなと割り切って
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

3.5

当時から評判が高くて是非観たかったが、Disney+に入るつもりが全く無かったが為に鑑賞の機会を逃していました。
ちょうど今劇場公開されたという事でこのタイミングで鑑賞。

夢を叶える事に固執した男の
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