TakahashiKieさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

TakahashiKie

TakahashiKie

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ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

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善人だらけの映画はいつだって人の心を温かく包んでくれる。
黒人の男の子以外ほぼ全員がロマンスグレーの紳士淑女なんだけど、孤独や苦しみも乗り越えてきたからこそ、他者にこれほどまでも優しくできるんだろう。
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

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後半の15分は幻?と思うほど唐突にきた。
気づくと私も被害者みたいに息を止めてしまっている。かと思えば急に笑かすシーンくるし。心臓キュってなったり緩まったり忙しい2時間半(長い〜!)

生まれつきサイ
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リミットレス(2011年製作の映画)

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結局は地頭の良さというか、培ってきた知識資本がものをいうのだなぁーと思った。けど、結局主人公の殺人容疑は晴れたというわけではなく、曖昧にさせて逃げ切っただけだよね?(ここのとこ認識できなかったので分か>>続きを読む

喜劇 女は度胸(1969年製作の映画)

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一区画にお家密集、上野の風俗博物館で見たまんまの造り…。水場は共有トイレなしアパート6千円。こんな時代を生きてみたい!
気ぃ強めな女工ガールズ、男を呼ぶときは「ねぇあんた」←あんたの呼び方、めちゃくち
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ゴッド・ブレス・アメリカ(2011年製作の映画)

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彼らに残されたハッピーな選択は、ラジオやテレビやネットを一切断ち切って、アメリカから程遠い発展途上国に住むことだけ。そういう選択肢しか選べないこの時代…共感できるような気がしなくもないんだけど。
これ
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モテキ(2011年製作の映画)

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森山未來のような男、ダメだ〜。ズブズブのサブカルに浸っててサブカルサイドの知識しかないためにいわゆるメインカルチャー好きな麻生久美子の気持ちを汲み取ることができない。「話し合わないし」ってなんじゃそり>>続きを読む

デッドプール(2016年製作の映画)

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ビールとポップコーン抱えてゲラゲラ笑いながら観たい映画。
災難続きの人生にとって喜びの時間はCMのようなものだ
みたいなセリフが良かった。ハードコア人生を歩んできたヒロインも最高です。
あとエモ坊主頭
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ミラクル7号(2008年製作の映画)

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成人女子でもじゅうぶん笑えます。ストーリーはいたってチープで王道だけど子役の演技が光る光る。そして脇役のコミカルな顔芸にウヘヘとなります。

エル・トポ(1970年製作の映画)

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自分が殺したものへのリスペクト…と思ったけど急所に金属はチートですよね?監督の頭の中のクリエイションを存分に爆発させてる感じが心地よく退屈。

旅のおわり世界のはじまり(2019年製作の映画)

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ようこちゃんに地球の歩き方ウズベキスタン編を押しつけるように渡したい。
そして通訳の男の子なんちゅー好青年。

赤ちゃんみたいな前田敦子に見入ってしまった。アイドル時代は声も話し方も嫌いだったはずなの
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フランシス・ハ(2012年製作の映画)

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依存体質で空気が読めない老け顔のフランシス。彼女のチャーミングさに気づくまでエライ時間がかかるんだよ。映画の7割はawkwardだから。こっちまでドギマギしちゃう。
心揺さぶられる展開なんてまったくな
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ニライカナイからの手紙(2005年製作の映画)

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正直オチは中盤でわかってしまうのですが、それでも泣けてしまうのは島民の温かさを、愛を、たくさんたくさん感じるから。
おじぃはもちろん、おばぁも、友だちも、みんな最初から知ってたのかもしれないね。それで
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ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

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エドワードヤンは登場人物に愛があるなといつも思う。どのカットも印象的で美しい。ただ、、、長いんだな〜〜〜。
対話するのは難しい。それでも、おばぁちゃんが倒れて亡くなるまでの一夏に、それぞれが自分と、相
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タイクーン!(2018年製作の映画)

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舞踏ムエタイ銃撃戦、いろいろ忙しい。アクションシーンはなかなか良かった。ヒロインの女の子が強くてかわいい。お猿さんもたくさん出てきます。
謎に強いおじぃちゃんと団結力のある屋台のオバハン、川沿いの小さ
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誰もがそれを知っている(2018年製作の映画)

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うーーーーーーん途中でウトウトしてしまった。
誘拐事件から浮き彫りになる家族たちのエゴ。サスペンスというほど大きい事件でもないし、静かな会話シーンが多いけどここまで引っ張るかねぇという感じ。

ペネロ
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Lost Youth(2016年製作の映画)

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東京っぽい。薄っぺらいネオンで隠す汚いところを鮮やかに夢のように撮った感じ?
途中でちょっと出てたリサクリ〜!キャストがyentownとかmegumuとかモロ渋谷って感じでまさにユースでした。

フリーダ(2002年製作の映画)

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雑貨屋でよく見かけるかもめ眉毛の女の人のイラストがプリントされたポーチ…この人だったんだ…と気付いてからめちゃくちゃ興味が湧いて予備知識なしのまま観ました。
2時間でまとめるには壮絶すぎる人生だと思う
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タンポポ(1985年製作の映画)

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観終わった後無性にラーメン食べたくなるよね〜。
色んな人が色んな形で食べ物や食べることへのこだわりを見せている。
途中で物語に全然関係ない人たちが出てくることが逆にまとまりを感じさせる…。

タンポポ
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沈没家族 劇場版(2018年製作の映画)

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5月4日ポレポレ
上映後の土くんと植本一子さんのトークイベントで気づいたけど、たしかに2人とも外飲みするときに小さい醤油買ってる。笑 母は「人間解放」、父は「団結」とそれぞれの書道。この2人は絶対に
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恐怖分子(1986年製作の映画)

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油断してちょっとボタンをかけちがうと起こってしまう最悪なできごと。
誰かの結末の横で続く誰かの人生。切り離したはずの関係はいとも簡単に繋がり直して元に戻る。かと思えば、切り離して結び直せないものは二度
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

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口の聞けない主人公。ほとんどセリフはなくて、瞳で訴えかけてくる。
鬱蒼とした森の中、雨の音とともに聴こえるピアノの音色。泥で濡れた裾、濡れた髪、湿ったベッドが印象的だった。


肌が触れ合った時に恋に
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マルタイの女(1997年製作の映画)

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えー、最後…。えー…!
という感想。

悪役がほんとにただの悪役でマルサの女のような人間らしさがなかったのが残念。

それにしてもイタリアンギャングのような津川雅彦が素敵すぎた…。
「君たちはあまり映
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山懐に抱かれて(2019年製作の映画)

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命の営み、志の継承、家族は続く。
短いスパンで業績を出す仕事じゃないし、マーケティングとかライフワークバランスとかそんなの全て取っ払って、ただ、命を続けていくだけ。
見終わった後は無性に牛乳飲みたくな
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GF*BF(2012年製作の映画)

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予備知識ゼロで観たのが逆によかった。
一党独裁下の青春時代って、どんなものだったんだろう。激動の時代を生きたからこそ生まれる友情も間違いなくあるし、だからこそ過去が宝物になるんだよなぁ。それにどの感情
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ビッグショット・ダディ(2009年製作の映画)

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ぶっとんだ性癖を持つキモめの息子が快楽窒息自慰行為中にうっかり死んでしまう。そんなアホタレ息子の父親は息子の学校の教師で、「息子がテクノブレイクで死んだなんて言えない!」という恥じらいから息子のトンデ>>続きを読む

スウィッチ/素敵な彼女?(1991年製作の映画)

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広告代理店勤務のチャラチャラクソ男が遊び相手の女に殺される→天国と地獄の間で「自分のことを本当に愛してくれる女を見つけること」を条件に現世に戻される。クリアできれば天国に→「こんな生ぬるい試練じゃあか>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

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冒頭に出てくる、無機質で画一的な高層ビルが立ち並ぶ不自然な景色。あれは桃園空港から台北市内に行くバスでみたものと同じだ。スモッグかかかった昼間だから夜だけが全て鮮明に見える。
静かに静かに蝕まれていく
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ブラッド・スローン(2016年製作の映画)

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パパせつね〜。そしてアメリカの刑務所こっえ〜。
おそらく根は善人、意思が強い、ついでに地頭もいい。すべては家族のため、と思うとラストはしんみりきました。わたしはイケオジが好きなのでムショバージョンの方
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女はみんな生きている(2001年製作の映画)

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元始、女性は太陽であった
という平塚らいてうの言葉をなんとなく思い出す映画。強い女しか出てこない。もちろんフィジカル的なことではなく、力に屈せず意思を貫き通し、行動力と瞬発力をフルに生かしてしたたかに
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ドン・ジョン(2013年製作の映画)

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えーーーーー思ったより点数が低い…。わたしはめちゃくちゃ好きでした。あ、こういう男も女もいるなーと共感度マックス。
とにかく序盤と最後のギャップがすごい。
人をコントロールすることは無理で、その上で成
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シリアル・ママ(1994年製作の映画)

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庭の小鳥を見てごらん、トゥルル、トゥルル…の時点でこの母親やべーなと思ったらほんとにやばかった。
家族もなかなかカオスで特に長男。自分の友だち燃えてるぞー!

そしてノンフィクションなわけないじゃん。
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マルサの女2(1988年製作の映画)

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1もなかなかだったけど、2は金の分散場所として宗教法人が出てくるのでなかなか絵柄が濃いです。なにあの祈祷。思わず笑ってしまう。
そして亮子ちゃんが危険な目に合う回数もぐっと増えたような…。


ロリコ
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わらの犬(1971年製作の映画)

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ノーブラタートルネックのおつむ悪そうな元ヤン(っぽい)女と気弱で頼りない数学者ってゆーどこで会ったんだ?な夫婦。
そもそも2人が全然分かり合えてない感じ。夫婦というより親子みたい。
察しが悪く意気地の
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

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わたしは大人になりすぎててあんまりよくわからなかった。死への前向きな姿勢&バディもの映画だと、やっぱりこういうノリになるんでしょうか。
なので子どもに見せたいです、いつか。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

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巧妙な脚本でどんどんどんでん返し…な感じもするけど結局全てはタイミング。ドキドキしたのは最後だけ。笑 わたし的には青春映画な感じです。2組の親子の関係性がなんだかよかったなぁ。
登場人物は99パーセ
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