ななさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

なな

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紅夢(1991年製作の映画)

4.3

1920年代に大学に通えるくらい優秀で恵まれていたはずなのに、意味不明な家法に縛られた、将来も希望もなく主人の寵愛を受けるしか幸せがない閉鎖的な空間に閉じ込められ飲み込まれていく姿が悲劇的。
もちろん
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

2.5

観ていたときの自分の精神状態とマッチしていなかったのか、登場人物の行動とか表情がいちいち癪に障って観るのがしんどかった。
あるシーンをアートっぽく表現してるところが頂点で無理だった。
ただ自分と合わな
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

4.1

すごくおもしろかった…。
じっとりと不気味な感じがずっと続いてて、最後はうわ〜そういうことか!
ジャケットからの想像以上にしっかりした映画だった。

真夜中のゆりかご(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

突然叫び出したり情緒不安定になる女はやばい。
って思ってたけど奥さんも子育てでいろいろと限界で1人で抱え込んでいたのかな。
こういうのを見ると親になるべきでない人は存在するんだろうなって思ってしまう。

左様なら(2018年製作の映画)

3.6

教室の中の力関係やクラスの雰囲気は高校ってよりも中学を思い出す。
会話の内容だけじゃなくて、会話してる人を見る周りの目つきとか反応がなんかリアルで(良い意味で)いやだった。

情婦(1957年製作の映画)

4.0

きれいに最後に回収されるから気持ちがいい。
いろいろどんでん返しってあるけどこれがお手本というか正統派っぽい。
弁護士のおじいちゃんがかわいくて、看護師とのやり取りが観ていて息抜きになる。

スクリーム(1996年製作の映画)

3.1

殺人鬼がわりと人間味あふれる動きをしていたのが面白い。
これぐらいのグロさも結構しんどい。

FLU 運命の36時間(2013年製作の映画)

2.5

まじで腹立つ奴しかおらんな〜。
見ていてストレスがすごい。
子どもを理由にすれば勝手をしても許されるとでも。
好きなタイプの子役じゃなかったのもあるしこの母親も無理だった。

友へ チング(2001年製作の映画)

3.5

幼なじみとはいったってお互いの気持ちを完全には理解できなくて、すれ違いがラストをもたらしてしまったと思うと心にくる。
年功序列の厳しい韓国で「チング」という言葉が指す関係は限定的で、だからこそより濃く
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オアシス(2002年製作の映画)

3.7

これだけの演技ができる人がどのくらい存在するんだろう?
映画全編を通して、この2人の関係は一体何なんだろう、所謂「厄介者」同士の傷の舐め合いなのかと思っていたけど、ラストシーンで2人の間には純粋な愛が
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クラッシュ(2004年製作の映画)

3.9

日本にいると日常的に意識できない。
でも他人種との関わりが多くたってそれが相互理解に繋がるとは決して言えないのが辛い。

自分は差別主義者とは違うと思っていても根底ではどうなのか分からない、けどそうい
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パージ:アナーキー(2014年製作の映画)

3.5

仮面は不気味だけどいかにも世紀末な輩には笑う。
同伴者がこの4人でなければならない必然性が分からなかったからキャラが薄く感じた。
あと結局こういう映画で金持ちのやることもある程度パターン化されている気
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.3

守銭奴もここまで徹底してたら尊敬するレベル。
まさに「一般人と見た目は似ているけど中身がまるで違う宇宙人」みたいなもんだから、心情を一切理解できないのは当たり前か。
映画としてはわりと淡々としていてち
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ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ(2015年製作の映画)

3.6

ホラー映画そんなに知らないけど、B級ホラー映画のあるあるっぽいな〜ってのがつまっていた。
映画の演出まで見えたり経験したりするのがおもしろい。

ハローグッバイ(2016年製作の映画)

4.3

作られた感じのない、自然で静かな雰囲気が胸にグッときた。
ピアノのメロディが美しくて切なくてそれだけで泣きそうになる。
映画全体に暖かい空気が漂っていて、でもそれが馴れ馴れしい感じじゃなくてすごく好き
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ありふれた悪事(2017年製作の映画)

3.2

主人公もわりと暴力的だからはっきりと善人とは言えないけど、「普通の人」がこうやって簡単に欲に負けて身を滅ぼしていくんだなって。
冤罪も拷問も何でもございな時代。

GF*BF(2012年製作の映画)

3.9

忠良と美宝の顔がシンクロするところがあまりにも切なかった。
不毛な関係でもいいと思える愛ってなんなんだろう?

潮風のいたずら(1987年製作の映画)

3.7

わがままで高飛車な女性が記憶喪失をきっかけに変わっていくのは面白かったけど、それが「家庭に入れて家族の世話をさせる」ってとこに少しヒヤッとした。(神経過敏すぎ…?)
この時代のラフな格好・髪型がめちゃ
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絶対の愛(2006年製作の映画)

3.7

スッキリとせずもやもやっとしたものが心に残る。
彼女がめちゃメンヘラで整形したところで中身が変わらないと結局エンドレス。
最初の整形シーンからエグい。
途中すごい不気味でゾッとした。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

3.6

昔と今が交互に映されるから、雰囲気の違いだけじゃなくて髪型や体型とかの見た目の変化で更に辛い。
娘の年齢からしてそんなに時間は経ってないはずなのに壊れるのは割とあっという間なんだなと。
最初のおばあち
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明日へ(2014年製作の映画)

3.2

権力には数で対抗するしかない。
デモとかストとか他人事じゃなくなりつつある今見てよかった。

テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.6

流石韓国映画、甘くない。
そしてツッコミどころがめちゃくちゃある。
いろいろな思惑が渦巻いていて思うように進まないのがもどかしい。
テレビ業界も警察も政府もみんなクズで腐っていた。

イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

3.2

決してつまらなくはないけどこれが嫌いな人の気持ちもわかる。
でもはっきりとは描かない不気味な感じは好きだった。
ホラーだからか短くてサクッと観れるけど、もうちょっとお互いの疑心暗鬼とかギスギス感があっ
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特別捜査 ある死刑囚の慟哭(2015年製作の映画)

3.4

腹撃たれてここまで動けるか?笑
ジャケットからシリアスものだと思ってたけど意外とそうでもなく、でもまあまあエゲツない。

キムサンホとヒャンギちゃんが親子なのが個人的に良かった。
最後もスッキリ納得。

善惡の刃(2016年製作の映画)

3.7

これまた警察がドクズな映画。
そしてこれがリアル…。
真犯人は誰かってのが問題じゃなくて如何に警察の妨害や周りの裏切りに屈さないか。
理想だけど法を扱う弁護士は弱者に寄り添える人であって欲しい。

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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.3

めちゃ現代でヤクザ同士の争いなのに仰々しい言葉遣いでクセになる。

デカプリオの美しさが突き抜けてる。

静かなる叫び(2009年製作の映画)

3.4

大学内での男女比、面接での女性蔑視からの反フェミニストによる銃乱射がかなりしんどかった。
この映画だけでは何で犯人が女性憎悪に至ったのかは分からないけど、たとえ分かったとしても絶対同情できないほど身勝
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ブラックフット クマ地獄(2014年製作の映画)

3.0

シンプルに山と熊は怖い。
大自然には迂闊に立ち入らないようにしようと強く思う。

ホリデイ(2006年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃツボだった。
現状から逃げ出したい!って思って全然違う土地に行ってそこで出会いがあって…すごくロマンがある。
4人とその周りの人たちは人間味があって暖かくて、みんな好きになる。
ジュードロ
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セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

3.7

想像以上にバイオレンス。
勝手に超人の7つ子だと思っていたからいろいろとシビアな展開で衝撃。
1人7役で同じ顔なのにこんなに個性出して見分けられるのすごいな〜。

雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.6

なんで今まで見なかったんだろうって後悔するほど素晴らしい映画だった。
歌と踊りはもちろん、トーキー映画へ移行する中での苦労が面白おかしく描かれていて、ストーリーにもすごく魅力があった。
リナの甲高い声
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ジョン・F・ドノヴァンの死と生(2018年製作の映画)

3.6

2人の繋がりが「文通」にしてはその中身があまりはっきりとしておらず、ジョンからルパートへの感情がほとんど見えなかったのは何か意図があったのか。
まあ文通そのものではなく、それぞれの孤独や母との確執等が
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大統領候補を殺害しようとして体を鍛え銃を買ったのにそれは叶わず、でも違う方向で結果的にヒーローになり、振られた女性とのわだかまりもなくなったトラビスは何を思っているんだろう、狂気はどうなったんだろうと>>続きを読む

架空OL日記(2020年製作の映画)

4.1

めちゃ笑った。
OLではないけど、自分の職場での女子同士の会話あるあるがつまってて、どこも共通なんだな〜。
側から見たらしょうもないかもだけど、毎日の仕事を乗り越えるためにこういうお喋りが息抜きになっ
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

2.7

はちゃめちゃでぶっ飛んでて、あんまり合わなかったし異様に長く感じた。
カーアクションもやりすぎで笑えるのを通り越してちょっと引く。
奥さんの歌うシーンは好き。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.6

想像よりも大分おもしろかった。
悪党たちはそこまでヤバい奴らじゃなかったしあんまりハチャメチャ感もなかったけど。
それぞれのキャラクターが浅くていろいろと踏み込まれてないのが物足りない。
あとジョーカ
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