ななさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

なな

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ジェニーの記憶(2018年製作の映画)

4.0

子どもが「自分の意思で選択した」と思っているとしても、そこにどれだけ大人の意思が介入しているのか。
大家族の中で埋もれている平凡な私を特別だと言ってくれた、という幼気な子どもの気持ちを利用した吐き気を
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チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

4.0

めちゃイケ女だったわ…かっこよ…。
みんな好きだけど、特にサビーナがかっこかわいくて、やったるぜ感が最高だった。
ベリーショートも最高。
ジェーンはスタイルオバケすぎる。

オリジナル版はほとんど覚え
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.1

思った程ドロドロした欲望剥き出しの争いじゃなくてどことなくあっさりしている。
普通に男がクズ。
おじさんに対して幼い少女たちまでキャピキャピしたりアプローチしたりしているのが気味悪かった。
全体的に
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.4

美男美女ばかりで画面がスタイリッシュだったから目の保養にはなったけどイマイチかも。
わりとあっさりとしていてストーリーにグッとくるものがなかったかな。
2人はめちゃくちゃかっこよかった。

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.2

電話だけのやりとりのターンはもどかしさとハラハラでおもしろかったのに、後半の展開がなんか微妙だし最後いきなりどうした?

ボルベール <帰郷>(2006年製作の映画)

3.7

サスペンスっぽくもあるけどドキドキハラハラとかじゃない独特の雰囲気。
雑多な感じだけどわりと好きだった。
ペネロペ・クルス美しい…。

ワイルド・スピード(2001年製作の映画)

3.2

これだけ見ると超大作がバンバン作られるシリーズになっていくとは想像できない。

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.9

本当にひどい話。
セクハラをしている側は自分がセクハラをしているなんていう自覚がないか軽口でごまかそうとしているだけだし、自分のおかげで「女に仕事を与えている」という感覚なのか…。
セクハラや女性の地
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スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

4.3

ダンスシーンがすごすぎて感動。
タップダンスだから見た目も音もどっちも迫力がある。
板の上はもちろん、外で思いっきり踊るシーンは鳥肌がとまらなかった。

暗い映画じゃなくて笑いどころもあるけど、戦争映
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インスタント・ファミリー ~本当の家族見つけました~(2018年製作の映画)

3.7

結局子どもを育てるって完全な無償の愛はなくて、向こうから返ってくるものがないと難しいんだな。
養子をとるためには崇高な志と覚悟を持たなければならないと思ってたから子どもたちを迎えるまでの軽さにすごく違
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The Strange Thing About the Johnsons(原題)(2011年製作の映画)

3.4

30分だから展開早いしサクッと終わったけど、2時間くらいで家族の関係性とか力関係とかをもっと深掘りさせたやつを見てみたい。

アリスのままで(2014年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

家族が自分に失望したり、自分から離れたりしてしまうことを悲しく思ったことすら忘れてしまう。
「今の自分」ではなく「かつての自分」の指示に従って命を断とうとしたことも怖いけど、結局それすらもできず自分で
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.8

とにかくショッキングだし胸がザワザワする。
映画を見ているときは訳の分からない気味の悪さが、いろいろな考察を読んで細かいところまで分かってくると気持ち悪さが襲ってくる。
家族と失恋がテーマってことは理
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

DV夫系の話ほんと怖くて無理なんだよな…。
勝手に妻を殺人犯にして指名手配するし、水のペットボトルに酒を入れてるし、目がイッてるし、だいぶやばい奴だった。

話としてはいろいろな要素がてんこ盛りだった
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.0

IMAXだったのも相まって、今まで体験したことのない新しい感覚。
映画をつくる人たちの圧倒的な技術力と熱量を見た。
全編ワンカット風だけあって若干画面酔いをするけど、それだけリアルに主人公たちに付き添
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エンドレス 繰り返される悪夢(2017年製作の映画)

3.8

わりと最初からとばしていたから「90分持つのか…?」って思ってたら意外な展開でめちゃ声出た。
どうやってこのループから抜け出すのかあの手この手を尽くしながら、ループに巻き込まれた謎を解明する流れがおも
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.2

田舎の食生活を覗いているよう。
自然の音、農業の音、料理の音、食べる音、すべてが心地いい。
こんなに素朴で丁寧な生活は真似できないけど、せめて丁寧に料理をしてゆっくりと食べようと思った。
都会で働いて
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海底47m(2017年製作の映画)

3.4

あんなしょぼい装備に命を預けるところから理解できないから、1mmも登場人物に感情移入せず完全に第三者の目線で見れるから疲れない。
海底で迷子になるところは流石にヒヤッとした。
意外とサメのゴリ押しによ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

なんでここまで自分が人種として優れていると心から信じられて、虐げているのは自分たちなのに被害妄想から他人種を憎悪できるのか単純に不思議。
思ったよりコミカルで見やすいけど胸糞悪くなる場面も多くて、この
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マン・ダウン 戦士の約束(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

妻と息子を心の拠り所にして悲惨な戦場を生き抜いたのに、親友は死に、妻はその親友と浮気をしており…。
そんな状況じゃ現実なんて見られないよなと。
生き残ってよかった〜じゃなくて、元の場所に戻った上で彼ら
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交渉人(1998年製作の映画)

4.1

終始漂う緊張感と思う通りにいかないもどかしさがたまらなかった。
プロ同士の言葉の駆け引きやテクニック、どういう結果になるか分からないハラハラ感。
2人とも食えない感じがいい。

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.7

どんなにきらびやかな世界にいても過去を引きずって未練たらたらなのは変わらないんだな。
軽快にテンポよく進むから見やすかった。

ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

3.8

その後の生活や恋愛に大きな影響を与えるような1日って怖いけど惹かれる。

サヨナラまでの30分(2020年製作の映画)

3.8

久しぶりにばりばりの青春映画を見たけど心が浄化された。
映像が瑞々しくて色合いが好き

北村匠海くんめっちゃ良〜。
歌がどれも最高だったし、2人の歌声はとても爽やかなんだけど聴いていると切なくなって泣
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アウトブレイク(1995年製作の映画)

3.5

あくまでも映画だと割り切って見たけどそれにしても軍のやることのスケールでかい。
一掃作戦とかリアルでやったらえらいこっちゃ。
最前線にいる人たちの苦労は計り知れない。

世界で一番いとしい君へ(2014年製作の映画)

3.5

両親は息子のことを愛していて、息子も両親のことを愛していて、お互いに思いやっているというのがすごく伝わってきて胸にじわ〜っときた。
息子くんのメール相手とのやりとりや隣のおじさんとの会話も暖かい。

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.6

見た目は古き良きミステリー的なのに現代的なテーマが含まれているのがおもしろかった。
ただいろいろな期待値が上がりすぎていたからか、肝心のミステリー要素にそこまでハマれずに「あ、これで終わり?」って思っ
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

3.8

自分の欲望のままに力の弱い幼い子どもを襲って、その子と家族の生活をめちゃくちゃにした犯人のことを心から憎むしこれが実話なんて…。
8歳の子どもに「なんで生まれてきたんだろう」って思わせるとか何事?
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つぐない(2007年製作の映画)

3.9

なんでブライオニーは嘘をついてしまったんだろうということをずっと考えている。
嫉妬なのか、性に対する戸惑いや嫌悪感なのか…。
ラストに至るまでのブライオニーの罪悪感や、ロビーとセシーリアが何を思ってい
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コンフェッション 友の告白(2014年製作の映画)

3.3

「友達のことを思って」行動したはずなのに、長年の友情すらも完全なものじゃなかったとしたら虚しいな…。

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

3.7

ただの思いつきのはずなのにこんな大ごとになるなんて想像できない。
どうしても首謀者を挙げたい政府側の大人が陰湿で、子ども相手にそこまで…って思うけど、時代・制度的に反乱分子は小さいうちに潰しておきたか
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.1

夫婦どちらも(共感できる部分はあるけど)ある意味身勝手な行動で、2人の仲を取り持つために気を遣う息子くんが健気であまりにかわいそう。
身近にいる母親がどんどん変わっていって自分の知らない人になっていく
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.5

姉と母親を亡くした2人が寄り添って助け合い、周りとの交流も通じて日常を過ごしながら悲しみを乗り越えようとする優しい話だった。
アマンダ役の子がとてもよくて、お母さんがいないことや寂しさから突然泣き出し
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リチャード・ジュエル(2019年製作の映画)

3.7

「英雄が実は爆弾犯だった」っていかにも物語的だから、面白半分で乗っかっていた人もいただろうな。
見た目や生活レベルなどのイメージで犯人だという思い込みが世間で強まっていき、引っくり返るまでがあっという
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

3.3

大切な人を突然亡くしたことで、すごくドラマ的な悲しみや葛藤のシーンがあるわけではなく淡々とした日常のシーンが続くんだけど、彼らの喪失感や戸惑いがじんわりと伝わってきた。
カラッとした爽やか〜な夏の三都
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