岸田解さんの映画レビュー・感想・評価 - 50ページ目

二重生活(2016年製作の映画)

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女優陣は皆さん好演だったと思いますが、特に西田尚美さんが良かったです。それに、河井青葉さんも。
長谷川さん、次は『シン・ゴジラ』かなぁ。

そう云えば、どの辺が「R15+」だったんだろう? やはり序盤
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本陣殺人事件(1975年製作の映画)

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冒頭を除いても、中尾金田一は結構早めに登場する。まぁ、原作に比べれば、ですが。原作との比較で云えば、やはり例のトリックは視覚的で実に映えますなぁ。一方、人間関係についてはもう少し判り易く説明してくれて>>続きを読む

ロマンス(2015年製作の映画)

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「クリティカルさ」とは何か?と、考えさせられました。或いは「空気感」について。

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

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警察に限らず、凡ての組織が持っているタチの悪さを描いた映画だと感じました。しかし、だとすると少し抉りが甘いような気もしますが、実在の人物や組織をモチーフにしている訳ですから、ねぇ……。
ラストの彼の表
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配達されない三通の手紙(1979年製作の映画)

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原作未読なので、どれくらい筋が変わっているのか判然としないんですが、確かにこの内容なら「災厄の町」と云うタイトルでは違和感があったでしょうね。
この映画は、大きく二つのパートに分けることが出来るだろう
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

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【極上音響上映】
『真夜中の弥次さん喜多さん』以来の興奮を覚えています! と同時に、これまでの宮藤官九郎監督映画の一つの集大成でもあるな、と感じています。あの世とこの世、音楽、青春(エロと妄想)、広義
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

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取り敢えず、今年の竹内結子無双っぷり、ヤバいな!
西島さんと香川さんも快演/怪演だった訳ですが、流石にここ数年ちょっと共演し過ぎなので、こういう間柄の役としては少なからず影響があったようにも感じました
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少女は異世界で戦った(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

もう一人の柳生もどこかで出てくるかと思っていたんですが、私には見つけられず。意外と「i.Dolls」のマネージャーとかやってたりして笑 いや、いるとしたら「かの世界」にもう一人いるんだっけ……?

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

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どうやら最近の私は、こういう作品を求めているようで、何だか妙に惹きつけられてしまった。

ふきげんな過去(2016年製作の映画)

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「ふざけんな過去」じゃなかった笑 何かを失っている人が沢山、出てくる映画でした。それは過去であり、同時に未来でもある。などと遠い目で云っていると、きっとツッコまれることでしょう。或いは「なんで?」と返>>続きを読む

葛城事件(2016年製作の映画)

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今はまだ、多くを語ることが出来そうにありません。ただ、泣きました、とだけ……。

悪魔が来りて笛を吹く(1979年製作の映画)

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なるほど、こう来ましたか。笛の件に目を瞑れば、なかなか悪くない脚色かも知れない、と云う気がしました。まぁ、些か判り難いところもありますが、そもそも原作からして色々とややこしい話ではあるので、これはこれ>>続きを読む

アレノ(2015年製作の映画)

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山田真歩も渋川清彦も好きな俳優なので、本当は劇場へ観に行きたかったのですが、諸事情により足を運べなかったので、せめて新作の内に。
どこがどのように、とは云えないんですが、以前観た『白河夜船』と似た雰囲
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金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)

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パロディや小ネタの量と云う点では、或いは堤監督の『TRICK』シリーズ以上かと。と云うか、この映画が一つの源流なんでしょうね。そういう意味では結構、好みな作風でした。
それにしても、まさか仲谷昇に対し
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5つ数えれば君の夢(2014年製作の映画)

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初めての山戸結希監督。そうか、そういうことかリリン……と、思わず呟いてしまいたくなりますね。直接的な何かと云うよりは、不思議と感覚的に。
脚本と演出は凄く好みだったので、今後がとても気になります。

八つ墓村(1977年製作の映画)

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渥美金田一は悪くないと思うんですが、そもそも『八つ墓村』を映像化するのが如何に困難なことか、改めて考えさせられましたね。豊川金田一も、近い内に再見したいと思います。
それにしても、小川真由美(当時)の
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Movie Box-ing ムービーボクシング(2003年製作の映画)

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まだ観たことのないつぐみを求めて。
そして、原田夏希の瑞々しさよ!

狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

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もっと若い時に観ておけば良かった……と、痛切に感じた。と云うか、出来ればリアルタイムで(生まれる前だけど)この衝撃を受けたかった!

大丈夫であるように ─Cocco 終らない旅─(2008年製作の映画)

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じんじん。

これで、是枝監督の長篇映画でまだ観ていないのは『誰も知らない』だけか……。柳楽優弥ブームも来ているし、そろそろ頃合いかなぁ。

俺は園子温だ!(1985年製作の映画)

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もし園子温の若い頃にYouTubeがあったなら、と考えることは不毛かも知れない。だが、しかし……。


②2016/11/13
『園子温 短編作品集』中の一作として再鑑賞。
少しバージョンが違っていた
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桂子ですけど(1997年製作の映画)

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或いは「時間 THE TIME」か。
誰にも似ていない鈴木桂子が、色んな人に見えてくる不思議。
この頃に『ひそひそ星』を撮っていたら、どうなっていたんだろう?

海よりもまだ深く(2016年製作の映画)

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観ながら感じていた様々なことを、いざ言葉にしようとすると、どれもこれもさっぱり違うな、と思ってしまう。知らないことが、あまりにも多いせいかも知れない。団地、母、姉、元妻、子供、等々……。
もっと云えば
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ディストラクション・ベイビーズ(2016年製作の映画)

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昨日はあんなに動機のことを気にしていたのだけれど、今日は「動機なんか別にどうだっていいし」と云う心境になった。いや、「心境」と云う言葉は彼らの中には存在しておりま……以下略。

スキャナー 記憶のカケラをよむ男(2016年製作の映画)

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常日頃から「動機問題」に悩まされているので、やはり動機絡みのところが気になってしまったなぁ。まぁ、アリっちゃあアリなんだけど……色々と書けないことが多いので、一概にどうとは云えない思いが残る。
一先ず
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桜姫(2012年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

結構、嫌いじゃないッス。まぁ、楽しみ方はそれぞれ、だとは思いますが……。こういう作品もあっていいんじゃないかなぁ、と。しかし、合田雅吏さんの役の正体には驚いたなぁ笑 それと、エンドクレジット後のシーン>>続きを読む

砂の器(1974年製作の映画)

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前半はテンポが良かったんですが、「宿命」の長さは想像以上でした。いや、あの長さが必要だと判ってはいるつもりなのですが……。

ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

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森田のことは判らない、と云ってしまうのは簡単だ。一方、森田のことも判る、と云う気持ちが一切ないかと問われると、心は容易く揺らいでしまう。
吉田恵輔監督、漫画原作、ジャニーズ主演……と、ここまで『銀の匙
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紀子の食卓(2005年製作の映画)

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②25歳の時、初めて観た園子温監督の映画が『紀子の食卓』だった。その瞬間、私は一遍に園子温とつぐみと吉高由里子の大ファンになった。その気持ちは今も変わらない。久しぶりに観返したけれど、やはり私はこの映>>続きを読む

麦子さんと(2013年製作の映画)

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「親子」って何すかね〜、何なんすかねぇ何すかね(by一ノ瀬はじめ)♪

ユダ(2012年製作の映画)

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『BUNGO〜ささやかな欲望〜』で改めて気になった水崎綾女主演作。思いの外キャスト陣が豪華で、特に板尾さんはこういう役が本当にハマるなぁ、と。それと、青柳さんが殆ど逆のポジションと云ってもいい役柄だっ>>続きを読む

ひそひそ星(2015年製作の映画)

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咀嚼と反芻。詩とSF。コンセントと空き缶。色と影。

園子温という生きもの(2016年製作の映画)

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うまく言葉が出てこない。敢えて「生き様」と書いてしまったら、どうだろうか? まだ、まだ先が観たい。

ワンダフルワールドエンド(2014年製作の映画)

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橋本愛と利重剛が、こんな形で共演していたとは……!
パラレルワールドの橋本愛。