kissenger800さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

悪魔は誰だ(2012年製作の映画)

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ミステリーとして一定の型におさまる展開なので(中略)どうでもいいところに感心したりしていました。

- なぜか教養の無さをdisられるチョン・ヘギュン、あそこ割と突然だし変な説得力あったけど何
- キ
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

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近年本邦に顕著なサメ映画アゲにいっさい与しないのはサメ映画ってラベルの特性に依存してすべてを他責にしたい底意がミエミエだからで、要はしょーもない映画を見てしまった時間を返せ的な全責任はどこまで行っても>>続きを読む

生まれてよかった(2020年製作の映画)

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もしかすると100円セールなことに気付かないままだったかもしれない仮定法過去完了怒りを抱えながら再生したわけですけれど(アマプラのインターフェースな!)

- 韓国インディーズ、作品の足腰の強さがその
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ユー・キャン・カウント・オン・ミー(2000年製作の映画)

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ハリウッド枠組みで表現されるからこそ滲む本作の滋味は否定しませんが、基本こういう物語はフィクションにおいては無論のこと、現実世界にものすごくたくさん在って、つまりこの映画をホメるひとが不当に多いと感じ>>続きを読む

ドリーム 狙え、人生逆転ゴール!(2023年製作の映画)

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仮に邦画でこれやられたら目も当てられんなー。が最初の感想で、韓国語いまだに分からない恩恵を受け見終えましたが

- 物語の核に据えられたビッグイシュー誌が提起すべきイシューは極端に矮小化され、それは『
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麦秋(1951年製作の映画)

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何回か文句言ったことありますが小津はどれが未見タイトルなのか判別困難で、それはキャスティングとタイトルのせい。もう順次filmarksに登録していくしかないね。
そしてこれ、代表作のひとつなのに今日の
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グロリア(1980年製作の映画)

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いまだに世界から愛され続ける『レオン』(1994)のレビューを
うへ。
で始め、そうだ俺は『グロリア』(1980)見ようと思ったんだった。
で終えてしまった数週間前の自分に義理堅く再見したんですけど、
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ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

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いつも文句ぶーぶーなジェームズ・ガン作品、たとえば楽曲群の使い方が浅いとか逆に分かりづらいとか、要するに難癖つけてきたんですよ私。それが今回そもそものプロットが良い感じに嵌ったこともあって、文句ねえな>>続きを読む

ディナーラッシュ(2000年製作の映画)

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うっかり「会話がぜんぶニューヨーカー」ってキャッチーな説明に飛びつきそうになるんですけど、たとえば東京名古屋大阪福岡札幌って並べたときの「大阪っぽい」会話、ありますね。
大阪っぽさで重要なのは、会話に
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大巨獣ガッパ(1967年製作の映画)

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ほかに見るものあるだろうって言うけど夏休みの昼下がりってこういう昭和特撮を見るのが正しい過ごし方よね?

- とある雑誌の創刊「5周年」記念イベントでものすごく金かけた企画が実施される設定なんですけど
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

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5年ぶりの再見だったんですけどクライマックス前に寝落ちしてしまうの巻。もちろん飲みながら見ていたからではあるんですけど。

- カン・ドンウォンが履かせてもらっている「男前下駄」の高さと双璧を為すのが
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

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これはですね、アマプラ見放題終了と聞いて配信に2作目そのうち来るだろうし復習しないといけないなぜなら2020年元旦に見たきりで何も覚えていないから。という必然性があった再見なのでセーフなんです(誰への>>続きを読む

JAWS/ジョーズ(1975年製作の映画)

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見たことある作品再訪ムーブをケナすようなことを書いた矢先にこれ見る俺、言行不一致の罪で裁かれるべき。
なんですが、たぶん地上波以外で見たのは初で

- 昔から誰が生き残るのか問題の解に納得いかなかった
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

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V3世代すなわち宮内洋こそが絶対正義だった少年時代を過ごした者ですけど、それでも一文字隼人には絶大な憧れがありましてTVオリジナルで彼が旅立つ目的地だったブラジルの国旗を覚えたのも旧2号最終話のせいな>>続きを読む

もののけ姫(1997年製作の映画)

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あそこが頂点だった。と知ることになるの、てっぺん越えて下りにさしかかって、なんなら周回終わってからなのは観覧車を思えば分かるやつですけれど、これ公開初日に見ていたときにはまさかそんなことは思わず、次作>>続きを読む

ニモーナ(2023年製作の映画)

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世界各国にモンスターの造形ってあると思うんだけどこれはどう見てもbased on東映アニメで、なんならアクダイカーンまで言っていいんじゃ。って愛を込めて申し上げたくなるやつでしたが物語の大枠はそれこそ>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

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面白かったっすね、エンディングが流れるまでは。だってあの曲さあ……まあいいや、まずは主演の話から。

ニコラス・ケイジ、自分が何者かであることを証明するために悪戦苦闘して、証明したらしたで途方に暮れる
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サヨナラの伝え方(2016年製作の映画)

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主人公は猫なんですけどワキを固める人間の男性が寿司職人で、でもそれ必然性ないよね。って感想だったので制作年(2016)の日韓関係どうだったか検索したら朴槿恵の罷免直前で、えーと、よくわかりませんね。>>続きを読む

チケット・トゥ・パラダイス(2022年製作の映画)

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こりゃ老いについての映画ということでよろしいか。

スペンサー・トレイシーとキャサリン・ヘップバーンが編み出した文脈をこのカップリングで疑似的に再現できないか、みたいな制作サイドの思惑はちょっとだけ理
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

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見る前の俺
- どうせ俺がニューヨーク映画好きってところを衝いてこようとするんだろ、いいか、俺の心はちょっとやそっとじゃ動かないんだぜあとそもそも原題にニューヨーク無いしな
- シガニー・ウィーバーじ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

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ちょっと前にネットで話題になりかけていた安田成美のイメージソングは劇場で流れたか云々は公開時に実際に劇場まで足を運んだ者としてはどうでもよく(俺は聞いてない/楽曲はまあまあPRされていた)言っておきた>>続きを読む

ブレーキ・ダウン(1997年製作の映画)

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地上波でここ見たことあるよね、とトレーラー下にぶら下がる主役を見たとき脳裏をかすめたんですが、そんなことよりこのカート・ラッセル、殴りてえ。グーで。と、観客として悪役側に感情移入してしまうおそろしさ。>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

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今もグレングラントアルボラリスってスペイサイド・ウイスキーを飲んでいるところで、1杯目は峰乃白梅純米大吟醸だったし3杯目はたぶんDAIYAME(芋焼酎)、4杯目はボンベイサファイヤ(ジン)が少し残って>>続きを読む

アンラッキー・セックス またはイカれたポルノ(2021年製作の映画)

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100円セールになってるじゃないですか。払うじゃないですか。積むじゃないですか。視聴可能残り○時間ってなってから慌ただしく見るじゃないですか。これ何語? ああ、ルーマニアか ←イマココ

- 主人公が
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年製作の映画)

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劇場版クレしん何本か続けて見ているところですがこれはすごく……ふつうです……レギュラー放送かと思うぐらいに。あと俺1回見てるんだよ。(思い出した)

シロ回としての意義はもちろんあるのですが、正直それ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

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ヴァシリコ・ブリャチスラヴィチの娘リュバヴァを主人公とするウクライナ民話が挿入されますがもちろんそんな固有名詞を事前に知る機会は俺たちの人生に無く、付け加えるなら知らないことを知らないまま味わう。
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クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

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フランチャイズ中では平均よりちょい下、ぐらいの出来なので興行成績好調だった釈明を識者に要求したいところ。
なんせ脚本が町おこしの道具としての原発をものすごくうっすらとだけニオわせて、しかし決して踏み込
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

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この手の小説を深い理由もなく濫読する人生なのになんとなく手を出していなかったのは単にめぐりあわせですが、故北上次郎の書評にいわく
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ミステリとして読むとけっして新鮮というわけではなく、どこかに既視
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

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うへ。
何で今頃見たかっていうと、zoomの壁紙に観葉植物を使っているひとがいまして、彼(まあ男性よね)がこの映画への愛を語る一方、2023年現在これ許される範囲を逸脱してるけどなあ。って言ってもそう
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カモン カモン(2021年製作の映画)

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私事でまことに恐縮ですが突然野原しんのすけ祭が始まりそうになったのでいったん落ち着こうと思いまして。ホアキンすまんね。

かすかべ防衛隊が好きでない理由をちょっと考えていたら、そもそもドラえもん構図に
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲(2001年製作の映画)

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ぐぬぬ。「戦国大合戦」派である自らの主義主張を推すあまりこっちを低く見たい欲がとっても強いのにやっぱり良い。「戦国大合戦」の次に、だがな(なお3位は「ラクガキングダム」です)。

もともと何が気に入ら
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

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未見10数作中の1本で、見てなかったことを後悔しなかったかわり、そこまで落胆もしなかったのは悪の組織、「父よ勇気で立ち上がれ」略して父ゆれ同盟のせい。
本邦に実在する極右団体を彷彿させる主張で、さすが
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タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

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1作目の方が呆れた印象強いのはなんだかんだ言っても映画って体裁とってるんだから。という思い込みがあったせいで、最初から格ゲーだと思えば別に腹は立たない。むしろこういう作品においてさえストーリーめいた要>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦(2002年製作の映画)

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弊社若手と雑談しているなか最近ですか最近はおぱんちゅうさぎとしんのすけ動画を見てますって言われたのでつい俺は「戦国大合戦」派で「オトナ帝国」なんてほいほいのほーいだぜ。
みたいな返しをしたらその場で検
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しあわせまでの距離(2015年製作の映画)

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出来の悪いドタバタ喜劇という結論は変わらないとしてもプロットに対する理解は注釈次第じゃ。と思ったのは

・韓国において姦通罪が無くなったのはこの映画が公開された2015年で、つまり倫理感[公]と刃傷沙
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KIMI サイバー・トラップ(2022年製作の映画)

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祝100円セール(映画の感想を値段から始める奴に上品な人間はいない、ええ、知ってる)。

コロナ禍の記録として21世紀世界に意味あるポップカルチャー作になったのはあくまで結果論ですが、ビリー・アイリッ
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