きすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

プライドの高い、一家の大黒柱になろうと夢に真っ直ぐな父、現実的で芯のある母、そしてあのおばあちゃん。
子役2人は素晴らしかった。
デビッドとおばあちゃんの関係性の変化が良かった。

所々キリスト教色が
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.8

天才高校生がカンニング・ビジネスに手を染める、タイの青春サスペンス物。
ハリウッド映画さながらのテンポの良さと、緊張感のある音楽が素晴らしかった。
タイの格差問題がわかりやすく描かれていた。貧困層のバ
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めがね(2007年製作の映画)

3.8

日曜の昼間にのんびり観るのにぴったりなゆるーい作品。登場人物の背景は明かされなくとも、メルシー体操で1日が始まり、同じテーブルで食事を共にする。現実から解放されてただ黄昏れる。素敵だった。柴犬のコージ>>続きを読む

フラクチャード(2019年製作の映画)

2.9

予告編を見て期待しすぎてしまった。ストーリー構成が雑。
薄暗い景色の中、気まずい空気の車内が『もう終わりにしよう』の世界観ぽかった!

黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

4.3

黒人差別をテーマにした映画は多数あるがどれも衝撃的で、考えさせられるものばかり。本作ももれなく秀作で、しかも実話とは。アメリカの人種差別は何十年、何百年経っても根深く残っていて、1日でも早く差別が無く>>続きを読む

ロマンティックじゃない?(2019年製作の映画)

3.7

ラブコメ映画って確かに、ゲイの同僚がいてスローモーションのシーンが入って、結婚式を遮ってミュージカルで終わるよね。ラブコメあるあるが的を得まくってて笑えた。

あれだけ主人公は「王道の展開」をディスっ
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ズートピア(2016年製作の映画)

3.8

「多様性」を尊重し合う動物たちの世界。キツネが"ずる賢い""嘘つき"と言われ信用されなかったり、ウサギは警察になれないと否定されたり。固定概念からくる偏見が分かりやすく描かれていた。

クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

2.9

"あれ"は何者なのか、何故こうなったのかなど説明されない点があるのは仕方がない。謎めいたままでもいいのかもしれない。
ジャンルミックスなホラーに比べると面白みに欠けて、少し残念な印象。

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.4

前作同様のコメディ感と、新たにSF感が追加された、もはやホラーではない?2作目。

まさかここで多元宇宙ネタが出てくるとは。テンポ良く、先が読めない展開は良かったけど、前作の方がなんとなく楽しめたかな
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.7

2回目鑑賞。
初回の印象と変わらず中毒性あるなあ。
レントン達5人組は信じられないほどクズ野郎だし、見るに耐えない映像もある。
それでも惹きつけられるのは、テンポの良さと、何といっても音楽。

T2も
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.7

原作未読、前情報なしで鑑賞。
今年鑑賞した映画の中で3本の指に入るであろう良作でした。

四姉妹が家族皆んなでハグをするシーンは毎回良かった。ピアノ演奏でこれだけジーンとさせられるのは初めてだった。
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

3.9

死者の世界という設定が斬新。
亡くなった先祖を招く行事というのは、ルーツは違えど世界共通認識なんでしょうか。家族の絆が上手に描かれていた。
ミゲルの子供っぽさが残りつつ、パワーのある歌声が見事。
映像
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.6

バレエに対してまっすぐな主人公、純粋で素直で可愛らしかった。

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.6

エンドゲーム後の世界が舞台の本作。フェーズ3の締めくくりに相応しい、素晴らしい作品だった。
ストーリー展開はMCU制作側にまんまと騙された気分。そして映像のクオリティがものすごく高い。

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

4.0

MARVEL「ワンダヴィジョン」から派生して、気になったので鑑賞。
トゥルーマンショーの設定がとことん徹底されていて、気味が悪いくらい。
ラストシーンのその先が気になるなあ。

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

ディズニー+加入&ワンダヴィジョン配信記念ということで、アベンジャーズ過去作再鑑賞してみました。

最高。
多作品を織り交ぜるのが本当に上手。
ヒーロー同士の初対面のシーンが好きだなあ。トニーとストレ
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.3

ゾンビが元気すぎる。ガラスが割れて雪崩れてくるシーンは笑えた。
マ・ドンソクのアクション、そして演技が最高。彼が一番輝いていた。
笑いあり、涙ありの良いゾンビ映画。

ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

4.5

映画館とNetflixで鑑賞。

音楽とカーチェイスの融合がかっこいい。
お気に入りの一作。

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

2.9

うーん、どの登場人物にも感情移入出来なかった。地球に残ったジョージクルーニー、宇宙船の乗組員たちのスタンスを理解するのに時間を要してしまった。

ストーリー展開、テンポがイマイチ。
映像は申し分無い美
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ザ・プロム(2020年製作の映画)

3.7

ミュージカル寄りのミュージカル映画で、そのまま舞台で上演されるのが想像できた。
LGBTを取り上げていることもあって、『ブックスマート』を思い出したが、本作『ザ・プロム』はより王道に近いストーリーかな
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.7

「生きる意味」を追い求めることがテーマの本作。シンプルだけど深かった。

ジャズの音楽、美しい映像。ニューヨークの夜景をアニメーションであんなに綺麗に表現できるとは。吹替で鑑賞したが良かった。

BLACKPINK ライトアップ・ザ・スカイ(2020年製作の映画)

4.1

BLACKPINKのメンバーも曲も知らなかったが、全員可愛いし努力家で、グローバルに活躍していて輝いてた。少し好きになりました。

LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.0

脳の機能が100%に近づくにつれて、人間離れしていくルーシー。途中からやり過ぎ具合に笑ってしまう事も多々あり。。。

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

3.7

とにかくミリーボビーブラウンが可愛い。
少年も美形で見てて飽きなかった。
俳優陣かなり豪華、話もライトで単純で良かった。

悪魔はいつもそこに(2020年製作の映画)

3.0

ストーリーのまとめ方はシンプルで完成度は良かったと思う。トラウマの描写も丁寧にあって。
しかし胸糞悪かった。。。
宗教、神、そういうものに疎い人間なので、理解し難いな。。。

TENET テネット(2020年製作の映画)

3.7

初回だけではやはり理解できなかった。
集中力が全然持たなかった(笑)
だけど、ノーラン監督の集大成と言えることは間違いない。無駄のない(説明が少なすぎるくらいの?)ストーリー展開は良かったし、より主人
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もう終わりにしよう。(2020年製作の映画)

3.5

張り詰めた緊張感と、不穏な空気でいっぱいの2時間。さっぱり意味が分からなかった。考察を読んで、しばらく経ってからもう一度見返したい。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.4

なんだかんだで「食」って全人類にとって重要。

男目線だったなという印象。

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

4.2

お決まりの青春モノとは違って、リアルでコメディ要素も申し分ない、完成度の高い作品。

リフトを頻用したり、パーティーの様子をSNSでチェックしたり、今時のアメリカの高校生ってこんな感じなんですかね。