きすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オリジナル版と全く同じストーリー。
終始、オペレーター室で音声のみという緊迫感。ジェイク・ギレンホールの迫力ある演技。しかし初見のときよりも高揚感はやや減。
山火事が同時発生しているところが本作アメリ
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すばらしき映画音楽たち(2016年製作の映画)

4.3

普段映画を見るとき、音楽をそこまで意識せずに見てたんだなと痛感。そして本作をきっかけに、映画音楽の奥深さを体感できた。誰もが聞いたことのあるメロディ、聴いた途端にどの作品か想像がつく。そんな音楽をゼロ>>続きを読む

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.8

劇場で上映すると聞いて楽しみにしていた本作。ブーストサウンド上映でした。

メタル系音楽の賑やかな世界から、難聴のこもったような音へ、そして再び聴こえるようになった結末。
音響が素晴らしくて、主人公の
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

2.9

カーアクションは見応えあり。
それ以外は、、、前作の良さがあまり見られなくて少し残念。ストーリーは『アーミーオブザデッド』に似ている。
ゾンビ映画は数多く出尽くしてる感がある中で、その中でも印象的だっ
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.7

通常版とディレクターズカット版、どちらを見たらいいのか迷い、尺が長い方なら大は小を兼ねるだろうという安易な考えで選択。てなわけで、通常版を見ずに本作に挑んだ。

先が気になる展開で3時間があっという間
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オールド(2021年製作の映画)

3.8

ミスターガラスぶりのシャマラン作品。

老いるスピードが加速する設定で、傷はすぐに治癒するという条件がいいアクセントになっていた。優しく種明かししてくれて、伏線回収もしてくれて、楽しめました。裏で動い
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.6

ザックとタイラーの友情が美しい。
なのに最後の仕上げ方がふんわりしすぎていて少し残念。
タイラーと兄の関係やエピソードをもっと掘り下げてほしかった。

2021年79本目

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.7

人生が上向きになったかと思ったら振り出しに戻る。人生そんなもんですよね。
デンマークの高校の雰囲気、卒業式が新鮮でした。

何と言っても最後のマッツダンス。
スクリーンで見れただけで大満足。

202
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シューマッハ(2021年製作の映画)

3.5

7度のF1年間王者を経験したミハエル・シューマッハのドキュメンタリー。90年代のチャンピオンになる前を掘り下げていく。
輝かしい功績、圧倒的な速さで無敵な印象だったので、こんなにも苦悩や葛藤があったと
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

4.5

お年頃の中学生が主人公の作品は、意外と他になかったかもしれない。とても新鮮でした。

中学生(中二病)らしい、憧れと不安が入り混じった、不安定な心境をありのままを表現している。主人公役の繊細で自然な演
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

殺し屋の世界の掟がいくつかあって、その設定が面白かった。
キアヌがとても強い。

2021年75本目

シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021年製作の映画)

4.4

待望のシャンチー!
思ってた以上に良作でした。アジア版ブラックパンサーのような要素もあり。バラバラになった家族が再集結。

MCUらしからぬ肉弾戦メインなのも魅力的でした。VFXによって相乗効果は抜群
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.3

主人公の盲目爺さんリターンズ!
前作よりは良い人のように見えるが、少女のくだりを考慮してもやはりサイコ爺さんだった。ヨボヨボな声で弱ってるように見せかけて、相手をボコボコにするなんて笑っちゃう。
犬た
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.7

小説を音読するかのような、無駄のない洗練された台詞。普段からあまり邦画は見ないので、本作のような会話劇は初めてだった。
赤いサーブの存在感。鏡の使い方。目薬。
家福とみさきが徐々にお互いを信頼していく
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ゾンビランド:ダブルタップ(2019年製作の映画)

4.0

前作に引き続き、気軽に楽しめるゾンビ映画。主役4人の人間関係に色んなイベントがあって、サラッと後味良くまとめてくれる。ゾンビ映画のなかで1番好きかな。

前作のビル・マーレイネタを存分にイジること!笑
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ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.3

ネイティブアメリカンの抱える現状が、雪山の厳しい寒さとの相乗効果でより深刻に映る。知らないことばかりで考えさせられました。
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン出演。MCUファン的にはどうしても贔
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モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.8

試写会にて。
山火事からの逃避と、命を狙う者からの逃避がテンポよく進んでいく。先が読めたり読めなかったりで、見応えありました。
少年の演技も素晴らしい。

炎の勢いや轟音、雷直撃。
あれは映画館の音響
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ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.6

『モンタナの目撃者』の監督が脚本を務めるとのことで、鑑賞。
銃撃戦シーンの緊迫感がスリル満載。
マイケルBジョーダンは主役張れるいい役者だなぁ。

2021年68本目

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.8

ライアン・レイノルズの演技、最高すぎだった。キーズ役がストレンジャーシングズのあの兄ちゃんだったのも嬉しいポイント。普段こういったゲームをやらない自分でも十分楽しめる。拾えなかった小ネタも多々ありそう>>続きを読む

ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.4

ツッコミどころ満載の気軽に楽しめるスリラー。息を潜めてるシーンの緊迫感がすごかった。退役軍人おじさんの狂気、不快でした。
2021年66本目

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.0

大人気・ティモシーシャラメ主演。彼は優等生キャラが似合うイメージだったので、今回は意外な設定だった。これもA24作品。

2021年65本目

Rent: Live(原題)(2019年製作の映画)

4.3

モーリーン(ヴァネッサハジェンズ)とジョアンの配役が完璧。2人の歌唱力が抜群で、Take me or leave meが最高でした。
最後のオリジナルキャストの合流はもう号泣。

THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.6

見事な演出に終始引き込まれた!
最初最後まで、場面は指令室のみ。
電話の音声だけで相手の状況や心理を想像していくので、二転三転する展開が面白かった。
今年見た映画トップ10入りは確定です。

2021
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ザ・ファイブ・ブラッズ(2020年製作の映画)

3.6

スパイク・リー版『地獄の黙示録』×BLMとまとめればよいのか。とんでもない作品を見た気がする。

戦争が及ぼすPTSD、残された地雷の恐ろしさ。はたまた親子関係やブラッズ同士の関係。ネタが多すぎて。。
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元カレとツイラクだけは絶対に避けたい件(2020年製作の映画)

3.0

真夏の飛行機遭難パニックムービー。
上空でのシーンはかなり迫力があり、手に汗握るようなスリルを体感できた。
あといくつかトラブルとかネタを盛り込んでも良かったかなと思ったり。
何度も映し出される大海原
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映画 太陽の子(2021年製作の映画)

4.0

「未来の話をしよう」
日本が原子爆弾の開発競争をしていたことを初めて知った。

3人の若者が、見えない未来への不安と葛藤し、希望を持とうともがく姿。3人の演技は自然体で素晴らしかった。

イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.7

たまたま先日見たばかりの『ドゥ・ザ・ライト・シング』のオマージュが沢山散りばめられていた。猛暑、ニューヨーク、道路に放水、ラップ、人種差別。黒人達の中にちょっとだけ登場するラテン系のグループがいたけど>>続きを読む

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

初鑑賞の細田守監督作品。お客さんは20〜30代の若い世代が多い印象。平日でもかなり席が埋まっていた。
Uの映像表現と音楽が素晴らしい。映画館のスクリーンと音響で体感できたのはいい経験になった。
ベルの
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ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

30年前の作品とは思えない程、最近の黒人差別映画と大して変わらないことに驚き。というか差別が未だに根強く残っていることが問題か。
終始ミュージックビデオを見ているかのような、音楽とテンポの良さ、カラフ
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17歳の瞳に映る世界(2020年製作の映画)

4.6

2人の会話は数少なくて必要最低限で本題については深くは触れず、ほぼ演技だけで人間関係を表現するのがお見事。

中絶をテーマとして扱う映画やドラマは何度か観た事はあるが、本作ほど手術までの道のりにフォー
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.1

ウェスアンダーソン監督の独特な世界観を体感できた。アニメーションまで撮れるのか。
少年と犬の信頼関係や忠誠心に感動。
小ネタや黒澤監督オマージュなんかは全く分からなかったけど。
声優陣が豪華すぎる。

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

メッセージ性の強い、一つの作品として完成度の高い一本でした。今年のBEST10に入る良作。
女性目線、男性目線によって考え方や印象が変わるんだろうな。他の映画ではスルーされがちだが、本作では男性の言葉
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ライトハウス(2019年製作の映画)

3.4

理解し難いけど、異質さ・狂気さをここまで体感できる映画は初めて。音がものすごく不穏。ロバート・パティンソン目当てだったけど、なかなか恐ろしい演技してた。(褒め言葉)ウィレム・デフォーも勿論ね。

エルカミーノ: ブレイキング・バッド THE MOVIE(2019年製作の映画)

3.7

ジェシーとファンのための映画。
突然懐かしい人物やらウォルターやら登場してて胸熱。1番救いようのあるキャラクターなのでジェシー好きだなぁ。

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.8

公開当時の予告で気になっていたので、どんな推理モノなのかと期待してたのですが。。まさかの中途半端なゾンビ系。

トゥルー・ヒストリー・オブ・ザ・ケリー・ギャング(2019年製作の映画)

3.4

ネッド・ケリー。オーストラリア史を学ぶ良い機会になりました。枯れ果てた木々と不穏な音楽が、ネッドの人生を物語っているように思える。
ニコラス・ホルトを楽しみにしていたけど、残念ながら傲慢な警察官で嫌な
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