きすけさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

シチリアを征服したクマ王国の物語(2019年製作の映画)

3.4

日本語吹替版にて鑑賞。

幾度かクマ達が踊り狂うシーンがほっこりしました。音楽も可愛らしい。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

午前十時の映画祭にて。
町山さんの解説付き。

せっかく劇場で上映するなら、と思いこのタイミングで初鑑賞。
しっかりサスペンスかと思っていたら予想以上にジョーク多めで愉快でした。
かなり訛りのある英語
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ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

4.6

これは衝撃作。

アメリカの養子縁組や強制送還にまつわる問題を取り扱う作品。長年住んでいるにも関わらず、アイデンティティを無視され大昔の書類不備で追放、、アメリカでこんな事が起こっているとは思いもしま
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

4.5

5日間限定のIMAX上映。
Disney+にあるドキュメンタリーはPart2の途中までで間に合わず断念。

50年前の時代に多くの名曲を4人が作り上げたことが奇跡のようだし、その過程を生き生きとした映
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

4.2

Dolby Atmosにて。
純粋恋愛モノだけでなく、移民問題や格差問題、女性差別など現代でもグサグサ刺さるテーマばかり。

あの場面でのSomewhere。あなたが歌うんですか、と驚き感動しました。
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ハミルトン(2020年製作の映画)

5.0

史実を基にした歴史モノのミュージカル。なぜこんなに評価が高いのか、1曲目の序盤ですんなり納得しました。歴史×ヒップホップの意外な組み合わせと、コミカル要素、抜群の歌唱力が合わされば、絶対に面白い。>>続きを読む

ミラクルシティコザ(2022年製作の映画)

3.9

1970年代と現在のコザが舞台のコメディ音楽映画。

ハルとショータの入れ替わる演技も違和感なく、魂込められていて素晴らしかった。
当時のコザ、米軍のこと、ほぼ知らないことばかりだったので、これを機に
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.0

待ちに待ったフレンチ・ディスパッチ。
まさにウェス・アンダーソン劇場。
監督の個性が詰まった、そして豪華すぎる顔ぶれのキャストで溢れた、唯一無二のアート作品でした!

情報量がおおすぎる、ウェス祭り状
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.6

コーダ/CODAとは、Children of Deaf Adults(聾唖の親を持つ子)の意味。鑑賞後に調べて初めて知りました。

ルビーの両親、兄を実際の聴覚障害のある俳優をキャスティングしていたよ
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ライダーズ・オブ・ジャスティス(2020年製作の映画)

3.8

妻を列車事故で亡くした男が、変わり者の数学者達と犯人探しをするお話。
アクションとギャグのバランスが絶妙に良い。アフガニスタン帰りの軍人マッツがめちゃくちゃ強いのだが、手が出た後に「あ、、やっちゃった
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スティルウォーター(2021年製作の映画)

4.0

ミステリー要素は楽しめました。
不器用で、娘に頼りにされない少し残念な父親ビル。それでも娘の無罪を信じて、危険を犯してでも追求していく。泥臭いけど熱い親父感が出てました、マット・デイモン。
失敗や想定
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さらば! 2021年(2021年製作の映画)

2.9

てっきり真面目系なドキュメンタリーだと思っていたので、拍子抜けしました。ぶっ飛んだキャラクターだらけ。ここまで出来るアメリカ&Netflixは凄い。

スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.1

続編がかなり評判いいと聞き、気になったのでまずは本作。
キャストがかなり豪華なのだが、ハーレイ・クインとジョーカー以外初見、キャラクターが多いのと雰囲気が暗い。その上魔女が現れるという、、どこにも感情
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

4.6

母と娘の優しい物語。

所々、スローモーションになったり、キラキラな視覚効果を使ったりと韓国ドラマの様な演出も多くて笑えた。
コメディ要素が多いのですが、次第にお母さんの優しさ、親心、そして娘が直面す
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.4

権力者の描かれ方がリアルで不快。
さすがアメリカ。大手メディアがあからさまに共和党を支持しており、社員はまさに信者という感じ。とにかく、この世からセクハラが無くなりますように。

シャーリーズ・セロン
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ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

4.9

数年前、Spotifyのオススメで流れてきた曲が印象的で忘れられなかったのが確か"You Will Be Found"。念願叶って劇場体験できました。
不安や孤独を抱える全ての人々へのメッセージが込め
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ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.0

ジョン・カーペンター レトロスペクティヴ2022

記録

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

この作品をリアルタイムで、劇場で、ネタバレを見ずに楽しむことができたことに感謝。ここまでMCUを追いかけて来れて幸せ。

過去作ヴィランが集結。ここに注目されがちだが、あくまでもMCU版スパイダーマン
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

4.4

異なるベクトルが偶然にも繋がってしまう、緻密に計算されたミステリー。謎が解かれるまでがシンプルで美しい。

動物だけが知っている...

ある夜、彼女は明け方を想う(2022年製作の映画)

3.2

本編とあわせて記録。
<彼女>側のストーリー。
黒島さん、いい俳優さんです。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.5

メインキャスト3人の絶妙な演技が良い。

大学卒業、就職、大恋愛。理想と現実のズレがリアルに表現される。登場人物と同世代なので絶妙に刺さった。20〜30代なら誰しも共感する点があるはず。
楽曲は一つも
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

これは見終わった後の余韻が凄い。
登場人物の背景はあえて多くは語られず、前半は地味な展開。しかし後半から徐々に先が読めなくなり、あの静かなラスト。
カンバーバッチの怪演はお見事。
2回目はより発見が増
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.6

恥ずかしながら、本作で初めてKKKについて知りました。なんとも過激な団体だこと。そして現在も続いてるなんて。スリル満点の潜入捜査をコミカルかつシリアスに魅せてくれる。流石のスパイク・リー監督。『ドゥ・>>続きを読む

カーライル ニューヨークが恋したホテル(2018年製作の映画)

3.9

年末に見たので時差記録。
20年以上働くホテルのスタッフと宿泊客が家族のような関係性で素敵。"スタッフの口が堅い"で有名とあって、セレブからの信頼度が高いのも納得。ホスピタリティ、刺繍などの細かい配慮
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

3.8

ドゥニ・ヴィルヌーヴ版『DUNE』を見た後、どうしてここまで映画化が話題になっているのか掘り下げたくなり、本作鑑賞。

制作中止にも関わらず、その後の映画史に影響を与えている。ホドロフスキーの情熱が止
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.7

麻薬カルテル絡みの物語。
主人公ケイトのアメリカ人目線と、メキシコ側の一部の人物の視点が繰り返し描写されて、引き込まれていった。
タイトルどおり、アメリカとメキシコの国境を長距離にわたって俯瞰する図が
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.4

これは傑作でした。
彗星による地球滅亡の危機を巡るブラックコメディ。実際に起こりそうなストーリーで、SNSに影響される人々や人間のエゴむき出しな所が非常にリアル。そしてポストクレジットシーンがあってこ
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フェアウェル(2019年製作の映画)

4.0

どちらが悪いというわけではなく、東洋と西洋の違い、中国文化の特徴を垣間見ることができた。
最後のナイナイとの別れのシーンが素晴らしかった。

2021年93本目

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

3.4

NWH予習を兼ねて、まだ見ていなかった本作をチェック。

サムライミ版スパイディよりは全体的に良かった。エレクトロとのアクションシーンは映像技術が素晴らしい。続編が作られなくて残念。
エレクトロの生い
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ノマドランド(2020年製作の映画)

4.1

ノマドの人々の団結意識がみられる一方で、主人公ファーンの醸し出す孤独感を素晴らしい映像で表現されている。
5年後10年後にまた見て、様々な感情に浸りたい。

2021年91本目

tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.5

30歳を目前に、アーティストとして成功できずにいるジョナサン・ラーソンの伝記モノ。RENTの要素盛り沢山、ラーソンの生き様を堪能できて、RENTファンにとって最高の作品でした。

序盤のフィルム撮りの
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.1

数年前のコミコンでエターナルズ制作が発表されてから、これまでのMCUとは様子が違う、何か見知らぬ世界観の作品という印象だった。想像を遥かに超える壮大な世界観でした。

メインキャストのエターナルズ10
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

何かと注目されているのと、豪華キャストということで、原作知識なしのミーハー気分で鑑賞。
こんな言葉でレビューするのも申し訳ないが、ただただ凄い。IMAXの映像美、海のような砂漠、洗練された衣装。大自然
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.2

劇場・Disney+にて鑑賞。
Phase4の新しいドラマシリーズのスピーディな展開と比べると、正直少し物足りなかった。ナターシャの前日譚なので仕方がない、それでも劇場体験は別格。久々の映画館でのma
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草の響き(2021年製作の映画)

4.6

優れた作品に出会えました。
登場人物の繊細な感情変化がじわりじわり伝わってきた。特に東出さんの演技力が素晴らしかった。精神的にやられた状態から、あの最後のシーンまでの演技の幅がすごいしリアル。
202
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