kuraudiaさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.9

ブラッドリークーパーの新境地に釘付け、最初から歌う声とパフォーマンスに涙が出た。最後にも。。。こんなに素晴らしい演技に脱帽。イージーライダーのピーターフォンダが浮かんだ。スゴイ!
何故、レディーガガな
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

良い映画だった、始めの映像と音楽で引き込まれていく感じ。監督のアレンジがとても心地よく見ていけるし、脚本がよくて観ていてフレディの弱さと強さをわかりやすい。あっという間に見終わってしまった。病院で歌で>>続きを読む

斬、(2018年製作の映画)

4.0

冒頭から鉄の擦れるような特徴的な音楽と、刀のアップから動きのある殺陣の撮影で、映画に引き込まれていく演出がすごく良い。動きのあるカメラワーク撮影と自然の映像も迫力がある。終始キリキリと緊張感が増してい>>続きを読む

散り椿(2018年製作の映画)

3.8

事前に知っていた評価より、良かった。脚本と役者さんの言葉が、響きます。
江戸時代中期の情勢と、今の平成の情勢が似ていることに驚きです。この時代が変わらないから平穏な日常を過ごせれば的な池松さんのキーワ
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.8

自分の年代にとって、また下町育ちにとって、刺激的な作品だった。でもオーバーフェンスの山下監督と比べてしまうと、まだまだと感じる。
監督と脚本の言いたいことは感じた、染谷さんは良い演技するな。だけど…、
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

4.3

女性の愛のかたちでもあり、男性の愛のかたちでもあり、夢を表現しているようで良い映画だった。濱口監督のカット割は迫力を感じさせてくれて、自然環境と人の対極とコントラストが美しかったし、映像がキレイ。たけ>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

4.2

ハラハラドキドキのストーリーで楽しめるが、人種への考え方を分かりやすく描いていて、展開力も素晴らしい。表向きの考えと潜在意識の考えがこの社会には根強くあり、その劣等をチカラで支配する人達は多く存在する>>続きを読む

バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.0

予想よりも良い脚本演出とエマストーンスティーブカレルの演技力の高さに引き込まれ、観ていて胸が苦しくなりながら、全体的に楽しめる映画だった。
この時代はまだ男女差別がこんなだったんだ、と思い知らされた。
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

脚本と撮影技術は素晴らしいな。明るく
、ゾンビの系を映画にはしてある。
ただ、俳優陣、特に女性の表現力は共感不足が否めません。監督役も懐の浅い感じが出ていて。。。アップの顔力は阿部ちゃんや役所さんには
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デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

撮影、脚本に緊張感ある演出、と良い出来ばえです。この出来事の時代背景や問題が良く理解出来た。
人間社会は、権力には今の時代も逆らえないのだ。

焼肉ドラゴン(2018年製作の映画)

3.7

役者は、監督や脚本家とかが創り上げたい作品の登場人物の人生に入り込んでいかないと、評価が上がらないと感じる。大泉洋や真木よう子は自らの個性がを消し切らずに演じているが、観ている客からすると、それが邪魔>>続きを読む

万引き家族(2018年製作の映画)

4.2

監督と脚本がとても良く作られていてゆったりとしたストーリー性だけどスピードを感じる展開だった。人と人の繋がりは何を思い考えて出来ていくのか、を子供や若者や歳よりのそれぞれからの生き方でうまく表現されて>>続きを読む

孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

もの凄いリアリティーを映画で見れたと感じる。人間社会は自分の正義を守っていくためであれば、争いごとが普通に起こり、真面目に生きていく人を容赦なく渦の中に巻き込んで、心を突き刺していく。裏社会のヤクザ社>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.9

飽きる事ないストーリー展開が良かった。
大戦の時代も今の時代も世界のリーダーは大衆をリードするために新聞を怖がっている背景がよくわかる。
この映画は女性目線で観る映画と感じた。

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.1

アメリカのおかれる現代社会や家庭環境の問題を監督と脚本家が、映画として感傷移入できるように上手く作り上げている印象。
ず〜〜っと引きこまれましたが、その前にシェイプオブウオーターを観たので、インパクト
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.4

最近の映画ではピカイチな映画だった。
デルトロ監督は感性が素晴らしい!
始まりからのナレーションが神秘的かつ全体的な登場人物を見せてしまってどんな関係性かを表現出来ていてわかりやすかった。
バックに流
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

アクション・カメラワーク・スタント・SFXそして俳優陣の演技は秀逸。イギリスとアメリカの文化的な違いも面白い。みな嗜好品文化に慣れてることも警告的でわかりやすい。

羊の木(2018年製作の映画)

4.2

吉田監督はいい映画つくるな〜。
社会的な問題を取り上げるメッセージ性があり、人との付き合い方を投げかけたり、撮影手法でワクワク感がハンパなかったり。明るさと暗さを上手く映像化していて、沢山の考えが網羅
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.3

良く出来た作品と思います。
阿部ちゃんの顔は、35年前のmen'sノンノのからは考えられないくらい、感動的な顔力だった。俳優としては代え難い。松嶋さんと小日向さんの愛情表現は脚本がすごいなぁ。松嶋さん
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.3

脚本と撮影と映像とエンドロールは良いのに、前半30分のワクワクが無い、前半30分は10分でいいし、もっと鎌倉の地で撮影してほしいかったな。全体的にドキッとする感が少ないかな。悲しみ場面で、大きく悲しい>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.3

観てきました。良い映画だったな!
監督の白石監督の感性に感じること大でした。男の生き方を多種に表現されて、感じるものは大きい。孤独感は愛が必要か。最後は涙もので。。。始まりの室内映像でスタートもわかり
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ゴッホ~最期の手紙~(2017年製作の映画)

4.1

filmarks試写会にて日本語吹き替え版で鑑賞。
ヴァンゴッホの経歴をほとんど分かってない中で見た。ゴッホの生き方と絵にかける情熱を理解することが出来た、これからゴッホの画を見る時は彼の生き様を想い
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アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

4.1

良い映画だった。スタートの穏やかな桟橋風景と最後のシーンは、ソナチネ張りに帰結されていた。ゴタゴタ続きの花菱は、現代社会の人間関係や問題性が写し出され、そこに武さんのキャラクターが生きて、誠実で一貫さ>>続きを読む

ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

撮影、演出は迫力がありました。
映画全体感は、ダンケルクの将校が終始穏やか過ぎに演じ過ぎて、主人公たる民の過酷さがぼやけた感が否めなかった。
日本人としては永遠のゼロを引き合いに観てしまう感じです。
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