こーじさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

こーじ

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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.0

推理はおまけ程度のアクションコメディ。原作とは全く違うキャラ設定に戸惑うが中盤にはこれもアリかなと思えてくる。普通に面白いけれど何となくノリが悪いのはヨーロッパ映画的な雰囲気のせいか? 頭空っぽな感じ>>続きを読む

幸せになるための27のドレス(2008年製作の映画)

2.0

ブライドメイドに勤しむ女性のラブコメディ。次々とドレスを着替えたり、バーでハイテンションに歌ったりの中盤が一番のクライマックス。ここまでは楽しいが、結末に向かっての展開が妙に唐突で、理解不能&ちょいと>>続きを読む

ソルト(2010年製作の映画)

2.0

内容的には特に目新しいところのない多重スパイ物。アクションの切れも鈍い。殺戮兵器と化した黒髪ロングのアンジーの悪かっこよさが一番の見所。もうちょっと心の内面を滲ませた方が良かったかも。個人的には可哀想>>続きを読む

なくもんか(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

分かっていてもホロリとしちゃう笑いと涙の人情劇。クドカン+阿部サダヲという組み合わせから想像するよりはシリアス寄り。無難に面白いが、「なくもんか」を貫き通した結末に何となくスッキリしない感が残る。それ>>続きを読む

オンリー・ユー(1994年製作の映画)

3.0

上手くはないけど初々しいマリサ・トメイと妙にかわいいダウニー・Jrの甘々ラブコメ。30を過ぎて「運命の名前」の人を追いかける痛い設定ながら、イタリアの開放感と何度かのどんでん返しで陽気に楽しめる。結局>>続きを読む

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

4.0

ニコルソンとフリーマン。じっくり魅せるさすがの演技。特に、嫌みなじじいから優しげな表情までを茶目っ気たっぷりに演じるニコルソンに痺れる。秘書もいい味。あんな受け答えをしてみたい。いい話だが、お金がある>>続きを読む

いつかあなたに逢う夢(1998年製作の映画)

3.0

夢を信じる男と信じ切れない女のラブファンタジー。無理をしたぎこちなさの似合うジョアンナ・ゴーイングの壊れそうな美しさが印象に残る。が、自分を偽る必然性や心の優しさが見えず、惹かれる理由には共感しづらい>>続きを読む

Uターン(1997年製作の映画)

3.0

超端役のリヴ以外にまともな人間が出てこない不条理系不運映画。SEを含めたシュールな笑いが、好きな人にははまりそう。人に薦める作品ではないが、レトロで乾いたアメリカ感たっぷりの映像と、役に成りきったショ>>続きを読む

トレーニング デイ(2001年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

麻薬捜査のベテランと共に過ごす、新人刑事の長い一日。観客の視点は正義感に揺らぐ新人刑事。予想外の展開に進む脚本は面白い。結果的に正義は勝つが、むしろ悪が自滅しただけのようで後味は良くない。イーサン、デ>>続きを読む

シングルマン(2009年製作の映画)

4.0

最愛の人を失い自らも命を断とうとする男のある一日。小さな出来事の積み重ねによる心の変化を繊細に描く。細心の注意を払われた映像、リズム、音が美しく、それでいて難解な芸術作には陥っていないのが素晴らしい。>>続きを読む

かいじゅうたちのいるところ(2009年製作の映画)

2.0

絵本に忠実なリアリティの全くない着ぐるみ怪獣たちが、美しい映像の中であたりまえのようにリアルに動き回っているビジュアルが面白い。男の子の想像力を具現化したようなフワフワする新鮮な映像感覚。ストーリーは>>続きを読む

ジャンパー(2008年製作の映画)

3.0

瞬間移動という古典的なワンアイデアを、謎の組織の存在を絡ませて予想外に膨らませている。組織との対立構図がイマイチ分からないけど、3部作の中で徐々に明かしていくのだろう。戦いのビジュアルがあまり派手にな>>続きを読む

16ブロック(2006年製作の映画)

3.0

16ブロック先の裁判所に囚人を護送する間の事件を描くハートフルアクション。「僅か16ブロック」の設定と印象的なイントロがあまり活きていないが、全体的に悪くはない。バスのシーンの後のダラダラ感がちと残念>>続きを読む

宇宙人ポール(2011年製作の映画)

4.0

下品だし、くっだらねー。けど、観終わった後は不思議とふんわり幸せ&元気になる、ロードムービー with 宇宙人系SFコメディ。B級だけどもB級じゃない。パロディは分からなくても全然OK。とはいえビッグ>>続きを読む

インセプション(2010年製作の映画)

4.0

夢と時間軸の多層構造を上手く生かしたスリリングな設定の中で、コブとロバートの深層心理の苦悩を描く。夢のルールに説明不足や矛盾はあるが、このアイデアと脚本は秀逸。心に刺さるような情感はやや足りない。スタ>>続きを読む

ONE PIECE FILM STRONG WORLD/ワンピース フィルム ストロングワールド(2009年製作の映画)

4.0

絵柄があまり好みではないせいもあって、実は漫画もアニメも観たことがなかったが、作品の基本設定を知らなくてもシンプルかつ痛快・豪快な映画で楽しめた。画面から溢れ出すパワーが素晴らしい。

モンスター(2003年製作の映画)

1.0

実在の女性連続殺人犯を演じたセロンの熱演は確かに凄いが、無理に容姿まで似せたのはやり過ぎ。リアリティの追求が必ずしも作品のプラスにはならない。そこまでするなら事実を淡々と描いた方がよかったのでは? 主>>続きを読む

穴/HOLES(2003年製作の映画)

3.0

呪いをかけられた一族の少年が、謎の矯正施設で毎日穴を掘り続けさせられる話。なんて書くとシュールなホラーっぽいが、ディズニーだけに実際は友情に溢れた冒険映画となっている。現在と過去、数々の伏線がきれいに>>続きを読む

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.0

女っ気ゼロの女性捜査官がミスコン出場者として潜入捜査するお話し。見た目は美しくなってもがさつさの滲み出る役柄をサンドラ・ブロックが好演。ミスコンと捜査を無理なく平行させつつ、コメディ映画として気楽に気>>続きを読む

2番目のキス(2005年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

熱烈なレッドソックスファンの彼とのラブコメディ。球場を疾走するラストシーンがGOOD。オタクと付き合うには一緒に楽しんじゃうのが一番か? それにしてもスクリーンのドリューは何故か不思議と輝く。撮影中に>>続きを読む

ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

2.0

3歳で失踪し9年後に戻ってきた次男と家族の再生物語。涙なしには観れないけれど、やや深みが足りずTVドラマの再編集風。父・母・兄・育ての父と、様々な苦しみが描かれているが、息子2人に焦点を絞った方が良か>>続きを読む

モンスターズ・インク(2001年製作の映画)

4.0

練り込まれた脚本、表情豊かなキャラクター、王道をストレートに突きながらもホロッときちゃう演出の上手さ。ピクサーらしい横綱相撲。モンスターのデザインバリエーションはもう少し欲しかったかな。「にゃんにゃん>>続きを読む

アイランド(2005年製作の映画)

2.0

意味ありげな出だしは良かった。途中からはただのドタバタ。街や乗り物のビジュアルの時代感が統一されていないし、脚本には説得力や必然性が皆無だしと、相当荒い内容。アクション映画として割り切って観れば良いの>>続きを読む

ダイ・ハード4.0(2007年製作の映画)

4.0

歳をとったからアクションの方は若者に任せ・・・たりしないでメインでバリバリ身体張ってるウィリスに拍手。ヘリや戦闘機にまで挑むハチャメチャさだが、あり得ないと思いつつも素直に楽しませるパワーがある。父似>>続きを読む

ザ・ビーチ(2000年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

場面場面はそれなりに印象的。けど、ミステリアスな冒険劇だったり、脳天気な青春物だったり、小さなコミュニティでの人間劇だったり、果てはディカプリオが狂ったランボーになったりと何をしたいのかよく分からなか>>続きを読む

イルマーレ(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムトラベル的なラブファンタジー。かなり甘々な恋愛有頂天映画だが、シカゴの大人っぽい風景のお陰もあって比較的しっとりと楽しめる。伏線はバレバレながら、ラストの展開だけは悪い方に意表を突かれた。“2年>>続きを読む

トイ・ストーリー3(2010年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前2作はあまり印象に残っていないけど、この3作目は良かった。これしかないだろうという結末ながら、ラスト10分に溢れる思いは胸に沁みる。あまりモノには固執しない自分だから、こういう関係には憧れる。悪は悪>>続きを読む

スパングリッシュ 太陽の国から来たママのこと(2004年製作の映画)

4.0

程良いユーモアを織り交ぜながら、2つの家族の心の動きを丁寧に描く。派手さはないが、気持ちよく観ることのできる良作。清く良識ある展開のアメリカ映画は珍しい? 娘の通訳を介しての口論シーンが楽しい。

ハンコック(2008年製作の映画)

3.0

ダメヒーローの改心話は前半まで。ハンコックが突然投げ飛ばされる場面から、ガラッと話が変わって驚いた。まるで1・2同時上映。良き超人として頑張る姿が楽しい。ハチャメチャな内容に、小刻みに震える濃厚なドキ>>続きを読む

Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

5.0

スーパーヒーロー家族物としてお約束な設定や展開なのに、脚本が練り尽くされているのか、めちゃめちゃ面白い! 笑えて、かっこよくて、ほんのりホロッとさせて、娯楽アニメとして完成度高し! アニメならではの迫>>続きを読む

ルイスと未来泥棒(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

完全に子供向けのアニメ。中年男性には少々辛い。ナンセンス系ギャグにも苦笑い。最後はしっとりとした、いい話にまとめてあるのは良い。ただ、13歳で幸せな未来の全てが見えた状態では、「前を向いて進め」という>>続きを読む

マイレージ、マイライフ(2009年製作の映画)

4.0

スタイリッシュに始まるバックパック一つ分の人生が、詰め込む物さえない孤独な虚しさへと姿を変える。それでも飛び続けるしかない人生を切なく描く秀作。ただ何故か冷めた目で見てしまってイマイチ共感は出来なかっ>>続きを読む

月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

手作り感溢れる懐かしい雰囲気のSF。ローテクな特撮が新鮮。謎解きが勿体ぶり過ぎでまどろこしく、スピードと盛り上がりが欲しい。編集等に粗さを感じるが、努力賞で今後に期待。“道具”同志のサムとガーディーだ>>続きを読む

ナイト ミュージアム2(2009年製作の映画)

2.0

前作は結構面白かったから、スケールアップした続編は更に・・・と思いきや、広げた分をまとめきれなかったようで間延びしてしまった。和訳だとトークバトルの神髄が分からないのも残念。3を予告するシーンをカット>>続きを読む

アデル/ファラオと復活の秘薬(2010年製作の映画)

1.0

ひゃ~、主人公は魅力なし、ストーリーはめちゃめちゃ、CGはショボショボ、ギャグは全く笑えないと、こりゃヒドい。リュック・ベッソンの復活はもう二度と有り得なそう。バンド・デシネ好きには楽しいのか? ブル>>続きを読む

あなたに降る夢(1994年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

前半はロマンティック・コメディで楽しいが、裁判も絡んでくる後半は血生臭くなってやや失速。「結局は金か」的なラストもイマイチ。とはいえ、苦手なニコラス・ケイジが意外とよい感じ&ブリジット・フォンダのキュ>>続きを読む