こーじさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

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ハイド・アンド・シーク 暗闇のかくれんぼ(2005年製作の映画)

3.0

謎の友達チャーリーをめぐるスリラー。デ・ニーロとダコタの父娘がしっかりした演技で楽しませる。ダコタが危険を悟ってからの終盤は恐怖度も一気にアップ。さすがの2人と感心。チャーリーの正体は賛否両論あるだろ>>続きを読む

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

まさかホラー映画だったとは予想外。でも、街の中に突然マネキンが現れたところまでは緊張感があって楽しめた。その後はドタバタになるけど、何より投げやりなラストにはがっかり。無理やりタイトルに繋げたとしか思>>続きを読む

そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.0

楽しさのグッドウィン、感動のアニストン、泥沼のスカジョとコネリー。手慣れた感じの群像劇ラブコメ。目新しさは無いが、生き生きしたキャラクター、笑いと涙の王道展開で安心して観られる。相手に求めすぎない方が>>続きを読む

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.0

シリーズ後半の暗さと、原作を読んでいない故の訳わからなさのストレスで「やっと終わったかぁ」という安堵感が強い。魔法の楽しさが描かれていた初期の方が好き。10年はさすがに長過ぎたが完結したのは偉い。

カンフーサイボーグ(2009年製作の映画)

1.0

いろいろな要素を消化不良に詰め込んだ、しょーもな系のアクション・SF・ラブコント映画。そう、コメディではなくコント。B級映画を見たいなら期待は裏切らないはず。スン・リーは可愛かった。エンドロールの途中>>続きを読む

チェンジリング(2008年製作の映画)

4.0

あまりに重過ぎる内容。観ていて疲れるし、理不尽さにも我慢ならん。こんなむごい現実をシビアに重厚に描きつつ、なおかつ立派な映画作品になっているのは、さすがイーストウッドってことなのか? アンジェリーナ・>>続きを読む

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

豪華役者陣による三谷映画。面白いけど何となく笑えないのは、登場人物たちの生きた息遣いが感じられないからか? 小さな箱にきちんと綺麗に納められたような感触が残る。同じネタを3回重ねたナイフ舐めと「ボート>>続きを読む

トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン(2011年製作の映画)

3.0

ぼーっと観てると、ストーリーも映像も何をしているのか全然分からない。が、もうそんなことはどうでもよくて、ぬるぬる動くマシンたちが観られればそれで満足。その意味で戦闘の少ない前半は退屈。一応壮大な話らし>>続きを読む

おまえうまそうだな(2010年製作の映画)

3.0

ティラノサウルスシリーズの絵本3冊を元にしたアニメ映画。いまどきびっくりするくらいにシンプルな絵とストーリーなのだが、これがむしろ清々しくて気持ちいい。表現方法としてこの選択はアリ。アンキロサウルスの>>続きを読む

ルームメイト(1992年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

各所での評価が結構高く、期待して見たけど、無意味な裸のシーンが多かったりで、限りなくB級サイコホラーな感じ。ルームメイトそっくりなショートの金髪姿で現れたシーンだけは、ちょっとぞぞっとした。全体的に登>>続きを読む

ロイヤル・セブンティーン(2003年製作の映画)

3.0

父と娘の幸せ探しの物語。TVドラマのような軽い雰囲気。映画的見所は特にないが、気楽に観るコメディとして悪くない。明快な善悪、「そして幸せに暮らしました」のエンディングもベタで良し。父役コリンの革パン腰>>続きを読む

サマーウォーズ(2009年製作の映画)

5.0

はちゃめちゃだけど妙に痛快な勢いのある映画。家族だの郷愁だの青春だのを散りばめながら、基本的には単純に盛り上がって楽しめる。説明不足も決定的弱点ではない。暗い室内から見渡す青い空と白い雲と朝顔のあまり>>続きを読む

ホワット・ライズ・ビニース(2000年製作の映画)

2.0

怨念幽霊系のサスペンス・スリラー。予想の範囲内の比較的静かな展開で新鮮味はなく、最後はドタバタした追いかけっこで幕。主演2人は頑張っているがさすがにそれだけでは盛り上がらない。怖さも甘い。ミシェル・フ>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

4.0

少しも勿体ぶることなく、物語り序盤の真っ昼間から怪物が暴れまくって、実に痛快。突っ込みどころ満載だし、よく考えると怪物のCG以外はたいしてコストもかかっていないようなのに、このパワーは素晴らしい。見習>>続きを読む

デーヴ(1993年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

大統領の影武者となった男のドタバタコメディ。という説明だけど、実際は主人公の成長と大統領のあるべき姿を描く、ハートフルなヒューマンドラマ。脚本の上手さと俳優陣の安心感のある演技が光る。「僕のためにも死>>続きを読む

赤ずきん(2011年製作の映画)

2.0

童話の「赤ずきん」に恋愛とホラー要素を足したファンタジー映画。原作の要素を所々に取り入れてはいるけれど、上手く消化しきれはせず無理矢理感が漂う。オチも読める。ダークなお伽話が好きならハマるかも。アマン>>続きを読む

friends もののけ島のナキ(2011年製作の映画)

3.0

意外な良作。CGのレベルは今一つだが、笑い、涙、伏線、クライマックスのスペクタルという娯楽映画のツボがしっかり押さえられている。子供が大好きなウンコネタもバッチリ決まった。日本のフルCGアニメにも光が>>続きを読む

めがね(2007年製作の映画)

2.0

かもめ食堂は面白かったけど、こちらはストーリーも台詞も映像も不純物を取り除き過ぎ。この無機質な世界観と人間関係に心地よさを感じることはできなかった。ジムニーのナンバーが4610ってことは、ロケ地は与論>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ミランダの「私の若い頃に似ている」のセリフからラストまでが秀逸。本当の意味でのサクセスストーリーになった。テンポも非常に良く、痛快な映画。

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.0

三谷映画らしく、登場人物が脚本通りに演じさせられている感は否めないが、深津絵里が等身大の人間として自然に演じていたことに救われた。小ネタを詰め込み過ぎなのもメリハリに欠ける。映像に力がない点も物足りな>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.0

一種のタイムトラベル物。多少の矛盾は残ってしまうが、切ないラブストーリーとしてきれいにまとまっている。かなり辛く重い内容なので観る時は体調に注意。ラストは劇場公開版がベストの後味。育った環境で人はこう>>続きを読む

終わりで始まりの4日間(2004年製作の映画)

3.0

過去の出来事で封じ込めた感情を取り戻す過程を、感情を抑えて描いた作品。深い作品にしようという意気込みがやや空回りした感じで、伝わりづらい内容になってしまった。その割にラストはあまりに呆気ない。映像や音>>続きを読む

ライラの冒険 黄金の羅針盤(2007年製作の映画)

1.0

物語りの盛り上がりの無さに加え、登場人物全てが魅力なし。主役の女の子もそうだし、二コール・キッドマンも、まるでただのおばさん。これじゃちっともワクワク出来ない。続編があるにしても、スタッフ・キャスト共>>続きを読む

マイティ・ソー(2011年製作の映画)

3.0

本当なら2本分の話を無理に1本にした感じで忙しい。人物や感情の描き込みが浅く感じる。映像にも広がりがなく、傾けた構図の多用も気になる。全般に辛うじて及第点。ソーは宣伝文句ほど俺様キャラじゃなかった。火>>続きを読む

ミスト(2007年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

謎の霧に包まれた町での人々の恐怖と人間の恐怖を描く。ホラーというよりも怪獣パニック映画みたいだし、これで生き延びても後味悪いよなぁという展開にがっかりしていたら、あまりに残酷なラストにやられた。全体的>>続きを読む

ハックフィンの大冒険(1993年製作の映画)

2.0

ご存知、ハックルベリー・フィンの冒険の映像化。奴隷制度という重いテーマを持ちつつも、ディズニーらしく子供が安心して見られる作品となっている。が、そんなことよりハックを演じている幼いイライジャ・ウッドが>>続きを読む

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

3.0

オリジナルへの配慮からか、舞台を思わせる絵作り。周りは賑やかだけど、役所広司とアヤカ・ウィルソンがしっかり背骨を支えてます。下妻や松子と比べると、ストーリーに深みがなくパンチは弱い。とはいえ、笑って泣>>続きを読む

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ギリギリ日常生活に踏みとどまったファンタジー。少しずつ勇気を与えながら繋ぐ、オムニバスの物語が心地良い。穏やかな演出が、過ぎる善意も素直に観せる。最後のおばさん軍団は余計か。奇跡ではなく、これが日常で>>続きを読む

ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

3.0

見た目も性格もさして良くないのにモテて不思議なキャラだが、嫌みなく時には可愛らしく魅せるゼルウィガーが上手い。英国の笑いが相変わらず分かり辛いのは難点。因みに、だんだん痩せて綺麗になるかと思ったら太っ>>続きを読む

アンカーウーマン(1996年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ニュース番組のアンカーを目指す女性のラブ&サクセスストーリー。前半はそんな説明通り甘い展開で、ミシェル・ファイファーは完全にミスキャスト。が、刑務所のシーンから雰囲気が一転。彼女の起用はこの後半のため>>続きを読む

人生万歳!(2009年製作の映画)

3.0

画面のこちら側に話しかけてくるなど、演出のレトロさがなんとなく心地よいコメディ映画。テーマをセリフで丁寧に説明するという愚行も作風に合っている。台詞の楽しさと、あえて狙ったようなベタさやダサさも手慣れ>>続きを読む

世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

2.0

B級SFだと思って観たら、隊長を信じて頑張れば絶対勝てる!って感じの軍隊映画で戸惑った。世界が侵略されながらも一小隊の活躍でほぼ解決しちゃうあたり、スケールが大きいのか小さいのかよく分からない。ずっと>>続きを読む

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

巨大な宇宙船や怪物たちのVFXはなかなかの出来映えだが、とにかくドラマ部分が退屈。登場人物も誰一人として魅力がない。笑撃のラストはそっちの方向かい!って感じで悪い意味で驚かされた。次回作があればヒーロ>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

4.0

はちゃめちゃっぷりに勝る1作目の方が人気があるようだが、個人的には痺れる映像満載のVol.2が好き。ビルとバドとエル・ドライバーがかっこ良すぎる。パイ・メイはちょっとアレだけどね。

幸せのレシピ(2007年製作の映画)

2.0

感情移入できるキャラがいなくて、淡々と見てしまった。期待したテンポのいい掛け合いも無かったしね。クリーンな厨房の場面が多い中では、ゼタ・ジョーンズの色気も邪魔に感じた。子役は良かったから、いっそ恋愛話>>続きを読む

スクール・オブ・ロック(2003年製作の映画)

4.0

ジャック・ブラック最高! と思ったら、そもそも彼のために書かれた脚本だそうで。特にエンドロールでのジャック・ブラックは素晴らし過ぎ! 友達にするのはちょっとごめんかもなキャラだけど、画面の中では輝いて>>続きを読む