工作員の男が生存者と共に建物から脱出しようとする話。解毒機能を持った少女が存在するのが特徴だが、それがまったく活かせていない。時折入る研究者からのビデオメッセージがテンポを悪くしているが、主人公の手>>続きを読む
仕事を辞め、家族と幸せの絶頂にいた2児のパパを悲劇が襲う。前半と後半でジャンルが変わる作品。過去と現在、現実と幻想が入り乱れるため、何がなんだかわからなくなる。不審な男は何だったのかなど不明な点は残>>続きを読む
ゾンビが発生し、消火器工場で働くおっさん2人が逃げ出すコメディ。邦画特有のグダグダ感がある。グロ描写は描けてるが、それさえもギャグである。笑わせようという意図が透けて見えるのはコメディとしては正直頂>>続きを読む
ミステリーサークルが周辺に出現して怯える男女の話。驚かせよう怖がらせようという製作の意図が伝わるが、どうにも空回りしている。前半は退屈だが後半からは息つく暇も無い。見せ方を変えれば低予算ながら良作に>>続きを読む
ユージュアル・サスペクツ(95米)
船舶爆破事件の生存者が語る事件の経緯。果たして黒幕の正体は…。意外な結末と聞いて、あらかじめ意外性のある人物を疑うが、それでも人間は無意識に偏見を抱くもので後>>続きを読む
グーニーズ(85米)
海賊の宝の地図を見つけた少年団の冒険。古き良きキッズ向けアクション映画であり、アドベンチャー、スリル、ラブロマンスなどの王道が詰められている。子供達が主役ということもあり、も>>続きを読む
タッカーとデイル(10加米)
冴えない中年二人組が大学生集団から殺人鬼と勘違いされるホラーコメディ。血飛沫が飛ぶが物語としては小気味よくきれいに纏まっている。人を見た目で判断してはいけないが、偏見>>続きを読む
地球最後の男たち(07米)
テレビやラジオなどから発せられる謎の映像や音波により理性が狂う話。前中後編とそれぞれ三人の視点で物語が進むが、幻覚のせいでどれが事実なのか視聴者もわからなくなる倒錯感に>>続きを読む
ミッドナイト・イン・パリ(11西米)
婚約者一家とパリを訪れた小説家志望の脚本家が1920年代にタイムスリップする話。パリの街並みが華やかで、そのきれいさに酔うほど。ダリなど過去の芸術家達との交流>>続きを読む
ゾンビ・トランスフュージョン(06米)
ゾンビが発生した街で逃げる高校生達の話。
グロ描写や展開のスピードは申し分なく面白く、地味にゾンビ映画の王道を行く作品だがカクカクとした映像、画面に映った>>続きを読む
タイムスクープハンター(13日)
タイムワープした調査員の安土城消失までの奮闘を描くSF。当時の町並みや戦闘は変に脚色せずに描けていて満足だが、調査員の人間としての部分に違和感があったのが残念。昭>>続きを読む
ゾンビ・アルカトラズ(12米)
ゾンビが発生した世界で刑務所に避難した人々が治療法を求めて出所する話。刑務所のシーンは少ないが、なぜドアを塞がなかったのかなど思わず突っ込みたくなるシーンが多い。そ>>続きを読む
セール・オブ・ザ・デッド(08米)
死体泥棒を生業とする二人組のうちの一人が牢に入れられ、これまでの人生を語るホラーコメディ。ゾンビは出るがグロいシーンは無く、ゆるい調子で話は進む。深夜の墓場はゴ>>続きを読む
フロム・ダスク・ティル・ドーン(96米)
凶悪犯兄弟が人質と共にメキシコで吸血鬼を戦う話。妙に長い踊り子のシーン。杜撰な前フリ。ヴァイオレンスとエロ。ノリだけで作られたような、とにかくぶっとんで>>続きを読む
スノーホワイト・デッド(09米)
ゾンビが蔓延る雪国に生きる人々の日常。雪景色に映える血と夕日が実に美しい。寒々とした景色も飽きない。ヒューマンドラマに近い描き方をしており、派手なシーンはないが>>続きを読む
ツッコミ所がところどころあるが、何より最後があっさりしすぎであり、もったいない終わり方であったのが残念。
トールマン(12米加仏)
とある街で起きたトールマンと呼ばれる謎の人物による子どもの失踪事件の真実。前半サスペンス後半ドラマの社会派ミステリである。前半にもう少し怖さがあればよかった。何が真実か>>続きを読む
ゾンビ伝説(88米)
ゾンビになる薬を求めてハイチを訪れた学者に襲い掛かる黒魔術的恐怖。ホラーだがゾンビ映画ではなく、悪魔や怨霊系に分類されるだろう。ハイチ動乱の裏に隠されたゾンビ薬を巡る陰謀。ブ>>続きを読む
モンスターズ・フォレスト(11米)。
世紀末の大晦日、年越しキャンプに向かった親子を謎の怪物と一家が襲う話。原題ミレニアムバグ。森のセットが実にチープだが、それがいい。一家の残虐性が実に恐ろしい。>>続きを読む
ファイトクラブ(99米)。
不眠症に悩む「僕」が一人の男と出会い、暴力に目覚めていく話。アクションの皮を被ったサスペンスである。痛みは誰かに与えることでしか消せないと言わんばかりに社会から受けた痛>>続きを読む
キックアス(10米)。
ヒーローに憧れる高校生がマフィアに復讐を果たそうとする親子と関わっていく話。ヒーロー物に対するオマージュとパロを盛り込み、SNSなどを有する現代にヒーローが実在したらという>>続きを読む
グラバーズ(11英)。
蛸のような生命体に襲われたアイルランドの島民の話。CG/演出/演技などはよかったのだが、話がつまらない。メロドラマをただの義務感で差し込んでいるのが原因の一つ。また酔っ払>>続きを読む
キャビン(12米)。
謎の組織に監視されながら湖畔の小屋で休日を過ごす若者達の身に起こるホラー。ホラー映画へ捧げられたパスティーシュ&オマージュ、そしてメタ。それはまるで観客の予想を嘲笑しながら>>続きを読む
フッテージ(12米)。
落ちぶれた作家が引越し先の家でフィルムを発見するホラー。役者の追い詰めらていく演技がすばらしい。焦りがこちらまで伝わってくる。ミステリーからホラーへの転換は見事だが、やや冗>>続きを読む
ハンガーゲーム(12米)。
国内12の地区から集められた若者24人が殺しあう話。主人公以外の内面の掘り下げが少ないため、彼らへの感情移入がしづらいのがもったいない。アクションや話はよかった。ただあ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
トライアングル(09英豪)。
ヨットが転覆し、大型船に乗り込んだ主人公を襲ったのはもう一人の自分だった、というループ物。前半は謎の人物に襲われる被害者だが、中盤からは自分が犯人となるこの価値観の逆>>続きを読む
モンスターズ地球外生命体(10米)。
危険区域となったメキシコから脱出する男女のロードムービー。空爆などイラク戦争への皮肉もある。共に歩き、色んな光景を見ることによって、2人は内に抱えるものを吐露>>続きを読む
ダークビヨンド-死霊大戦-(92米)。
前作で化物の屋敷から生還した学生二人が化物を倒すホラー。前作より面白さは格段にアップしている。前半の魔術書を解読し、化物を倒す方法を探していく展開はワクワク>>続きを読む
日本語タイトル「ウォーター」(08独)。
干潟で恨みを残して死んだ者がゴンガーになるという伝説がある土地で、過去の事件の謎を追うホラーミステリー。ドイツ版オーメン。突然現れる少年霊が実に怖く、逃げ>>続きを読む
ロンドンゾンビ紀行(12英)。
ゾンビが蔓延るロンドンで若者たちが祖父達を助けに老人ホームを向かうコメディ。話はわかりやすく感情移入しやすい。後先考えない行動にイライラさせられ、尚且つ残念ながら笑>>続きを読む
ウィッカーマン(73英)。
行方不明となった少女を探しに土着信仰が根強い島に敬虔なキリスト教徒の警部が訪れる話。スコットランドの牧歌的な映像は美しく、その美しさが不気味さを引き立てている。追う立場>>続きを読む
邪神バスターズ(10米)。
ラヴクラフトの子孫?である主人公がクトゥルフ復活を阻止しようとするホラーコメディ。演出はチープだがクトゥルフ神話を説明するアニメは秀逸で神話に対する愛が窺える。ストーリ>>続きを読む
鳥(63米)。
ある町で鳥達が人を襲撃するホラー。二人の男女の人間ドラマと絡みながら展開していく。長さは2時間近くあるが起の部分が長く感じられた。徐々に増えていく鳥達など演出やカメラワークはよかっ>>続きを読む
ヘルダミアン-悪霊少女の棲む館(88米)。
化物の言い伝えがある館に学生に潜入する話。ラヴクラフト原作。館の探索シーンが間延びして長いのが短所。接近→フェイクが数回繰り返されるのは退屈であった。迫>>続きを読む
ビジター(13米)。
子供を亡くした夫婦のもとに女性が駆け込んでくるミステリー。夫の行動にいらいらさせられたり納得がいかなかったりする箇所があるのは残念だが、謎の集団に襲われる様子はスリルがあって>>続きを読む
ゾンビハイスクール(12米)。
高校にゾンビが現れ、主人公たちが図書室に立てこもる。ホラーよりは青春ゾンビドラマと言った方が適切。エログロとお約束は踏まえているがツッコミ所は多い。見た後も特に印象>>続きを読む