ブレアウィッチプロジェクト(99米)
魔女伝説の記録映画を撮るべく森に入り行方不明になった三人が残した映像。POVである。集中して見ると酔うかもしれない。「何か音がする」→視聴者には聞こえにくいの>>続きを読む
翼のない天使(98米)
祖父を亡くした少年が神の存在を確かめようするシャマラン映画。デビュー二作目。以降の作品で見られる信仰に対する懐疑などはこの頃から描かれている。少年の成長ということで言えなか>>続きを読む
ヴィジット(15米)
姉弟が祖父母の家に一週間に泊まることになったシャマラン風スリラー。人が精神を病んでいる人間を恐れるのは、何をしでかすかわからないからだ。そういう意味でも怖い映画である。オーソ>>続きを読む
12モンキーズ(95米)
死滅しかけている世界からそれを防ぐために送り込まれた男のSFスリラー。話が進むに連れ男が現実を幻覚、女が幻覚を現実だと思い始める対比は面白い。けど、男が幻覚だと思いだす過>>続きを読む
REC4(14西)
感染により隔離された船上で起こるパニック。POVが最大の売りだったのに、それを薄めた3に続き、今作では完全に撤廃している。監視カメラが出るもまったく活用せず。CG丸わかりの背景>>続きを読む
ブロブ(88米)
街を襲うゼリー状の生命体と戦う少年少女のSF。少年少女と生命体を軸に科学者達の思惑が絡むお手本のような構図。逃げて逃げて反撃に転じるまでグロとエロと笑いを交えて息つく暇もなく展開>>続きを読む
バグダッドカフェ(87西独)
女主人が営む砂漠のカフェに女性旅行者が訪れ、店や人が変わっていくドラマ。世間ではミニシアターブームの火付け役として有名だが、旅行者の素性が見えないせいかイマイチ感情移>>続きを読む
永遠の子どもたち(07西)
主人公が夫とともに孤児院を再興させようとしたその矢先、息子が失踪してしまうホラー。怖い映画である。本来いるはずのない存在がいる。それだけのことがすごく怖い。そして明らか>>続きを読む
ペット・セメタリー(89米)
事故死した息子を曰くつきの場所に葬った結果…。いやあなかなか面白い。主人公と妻、どちらにも霊が着いていて一方は善でもう片方は悪。その霊同士の対立が夫婦に重なっていいコ>>続きを読む
シャイニング(80米)
閉館中のホテルの管理人として雇われた一家を怪奇現象が襲うキューブリック版。正直に言えば評判ほど面白くない。やけに1シーンが間延びしていて退屈に感じる。発狂のプロセスもじわじ>>続きを読む
チャイルド・プレイ(88米)
殺人犯の魂が人形に乗り移り、復讐を果たそうとする。チャッキーかわいいよチャッキー。とことこ歩く姿がキュート。命を狙われるアンディも実にかわいらしい。構成的には観客の注>>続きを読む
アナベル死霊館の人形(14米)
古い人形を手に入れたことにより夫妻の周りで怪奇現象が起き始める。死霊館のスピンオフだが派手さはなく地味め。驚し方もやはり前作の方が秀逸。何より今回の事件と前作の主人>>続きを読む
ハネムーン(14米)
新婚夫婦がペンションに泊まりに来たがなぜか妻の挙動がおかしくなってしまう話。ラスト30分だけ見ればいいです(迫真)。最初は昔の男に会ったからよそよそしくなったのかなと思ったけ>>続きを読む
ダークウォッチ 戦慄の館(14米)
権利書を片手に森で館を探してたら斧を持った男達に襲われたでござる話。話の転換となる事実に関しては上手いことやったなと。そこから先は視聴者置いてけぼりだけど。あと>>続きを読む
デモンズ(85伊)
友達と映画を見に行ったら、観客が悪魔になって映画館に閉じ込められちゃう話。強烈な音楽と映像で実にスリリング。映画館が舞台ということで映画館で見たらより感情移入できたんだろうなと>>続きを読む
ファイナルガールズ惨劇のシナリオ(15米)
スラッシャー映画の世界に入ってしまった若者達を殺人鬼が襲うホラーコメディ。注目すべきはその構造である。現象にメタ的に対応する主人公達を視聴者がさらにメタ>>続きを読む
予告犯(15日)
『シンブンシ』を名乗るネットテロリストが悪に制裁を加えていく友情ストーリー。前半は出てくる悪が義憤に駆られるくらいリアルで制裁を加える様子には爽快感すらあるが、後半からはサスペンス>>続きを読む
ザ・デッド・インディア(13英)
インド娘を孕ませたアメリカ男のゾンビロードムービー。相変わらず、風景はすごい。が脚本はひどい。前作がよかっただけに残念。各シーンが最後に集約されても?となるんよ。>>続きを読む
羊たちの沈黙(91米)
異常者レクター博士の知恵を借りながら異常な殺人事件の犯人を追うサスペンス。開始数分から惹きこまれる傑作。レクターの口から紡がれるプロファイリングが優しい歌声のように心地いい>>続きを読む
最強ゾンビ・ハンター(13米)
ゾンビにより荒廃した世界を生き抜く男の物語。ザB級アクション。流行のゾンビロードムービー。メイクとかはすごいんだけど、話が・・・。画面に血が掛かるような演出やCGに>>続きを読む
ポゼッション(12米)
とある箱を入手した娘に悪魔がポゼッションするホラー。エクソシスト系の話だが、除霊シーンはクライマックスなのに少々微妙。ただ悪魔や除霊がユダヤ教を根幹にしているのは珍しいとい>>続きを読む
エコーズ(99米)
少女の亡霊が見え始めた男の身に奇怪な出来事が起こる。前半はホラー、後半はサスペンスと変化するしっかりとした脚本である。が、この手の映画にありがちな心霊現象を否定する人物はやや誇>>続きを読む
MAMA(13西加)
恋人が姪姉妹を引き取り一緒に住み始めた時、怪異が起こり始めた。惜しい、ひたすらに惜しい。怖いのは怖いんだけど、夜なのに外が明るかったり、もう一段話に掘り下げが欲しかったりと>>続きを読む
カリフォルニア・ゾンビ逃避行(13米)
カリフォルニア関係ないよね。
ニートの青年が幼馴染を助けに向かうロードムービー。ここ数年流行の青春系ゾンビ映画。ゾンビランドからの流れか。CG無しが売りだ>>続きを読む
オーロラの彼方へ(00米)
30年の時を越え無線機を通して出会った父子が殺人事件の犯人を探すSFサスペンス。結末に涙する紛うことなき傑作である。随所に張り巡らされた伏線が順々に回収されていく様は>>続きを読む
狼の死刑宣告(07米)
息子の復讐でギャングを殺したことにより、戦争に陥っていくビジランテ。ギャングに家がばれた時点で家族を遠くに逃がせよと思うけど、ギャングの力を舐めていたのだろうか。二つの家族>>続きを読む
スティング(73米)
詐欺師と賭博師のコンビがギャングのボスを詐欺にはめるコンストーリー。現在の映画に慣れてると演出は至って地味なので退屈に感じる。舞台が1936年だから成り立ったであろう部分も>>続きを読む
サスペリアPART2完全版(75伊)
ピアニストの男が殺人事件に巻き込まれるサスペンス。冒頭から神シーンである。音楽と描写の組合せ方がすごく、明らかになる真相も舌を巻くものだ。序盤はちょっと退屈>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
デッド・サイレンス(07米)
腹話術人形が届いた後、妻が舌を切り取られて殺されるホラー。人形、寂れた村、そして廃墟の劇場の組み合わせがいい!特に壁一面に並ぶ人形は圧巻。ねちねちした刑事がいかにもだ>>続きを読む
インシディアス第2章(13米)
暗黒の領域から帰還したパパの様子がおかしい。悪霊はまだ去っていなかった二作目。一章ほどの衝撃はないけど驚かせ方が相変わらず上手い。武器持ってる相手に素手で挑むなよと>>続きを読む
サプライズ(11米)
親族が集まった家を動物マスクの三人組が襲う。なかなか面白い。家のどこに敵がいるのかわからない恐怖。安全な筈の家が一瞬にして危険地帯に変わるが、その環境でこそ主人公は真価を発揮>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
LUCY(14仏)
麻薬の密売に巻き込まれた女性が脳の支配領域を拡大させる話。復讐が目的かと思ったら違うのね。感情を逸脱し論理で動くけどその根元はやはり感情なんだと思う。映像はオシャレだけど、話自>>続きを読む
ヒッチコック(12米)
ヒッチコックが映画サイコの撮影中に起きた妻との確執を描く。話自体は簡単にまとまっているのでわかりやすいし、監督の想いが観客の歓声として昇華した時はこちらもガッツポーズを取り>>続きを読む
サイコ(60米)
会社の金を横領した姉を探す妹と姉の恋人の話。これは事前知識無しで見たかった!割と中盤までは退屈だが、事件が起きてから一気に張り詰める。犯人のキャラクター性はそこまで強いわけではな>>続きを読む
バッド・アス(12米)
チンピラを叩きのめしたことで有名になった老人が殺された友人の仇を取るアクション。戦争で心身ともに負傷したことが悲哀を誘う。話は主人公が強いのでサクサク進む。そこに隣人とのラ>>続きを読む
ポルターガイスト(82米)
新興住宅街のある家で起こる怪奇現象。一目でスピルバーグ映画とわかる。ホラーというよりはファンタジー。音楽が上品なクラシックなのも特徴か。骸骨が出てくるが襲ってくるわけで>>続きを読む