HosoYankovicさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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アド・アストラ(2019年製作の映画)

4.5

IMAXで鑑賞。Dark Forest theoryを背景に2001年宇宙の旅を脱構築した素晴らしい作品。宇宙人は地球人の存在を既に知っているが、地球人に干渉しないために自分たちの存在を隠しているとい>>続きを読む

オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(2019年製作の映画)

3.0

クリフハンガーのエベレスト版みたいな感じと言ってしまえばそれまでだが、中国合作のいつもの残念な雰囲気はそんなになかった。最後がちょっとファンタジー過ぎる気も。

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

3.9

竹内結子ファンとしては松本穂香がデビュー当時の竹内結子に容姿が似ているだけでなんか嬉しかったのだけど、無口で田舎臭い感じは松本穂香の方が自然でハマるなぁと思った。話さないのは自分を守る為と言うセリフが>>続きを読む

ひとよ(2019年製作の映画)

3.9

松岡茉優やっぱり凄いなぁ。殺人に至らなくてもいくらでも方法はあるのに選択肢の少なさは母親の教養に比例する典型的な例で、子供はいい迷惑だけど親を選べない時点で宿命なのだろう。これだけハードな状況でも時た>>続きを読む

“隠れビッチ”やってました。(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

恋愛コメディかと思いきや主人公の愛着障害をベースとした境界性パーソナリティ障害に苦悩するストーリーであったのは意外だった。虐待からの母子家庭で父性愛を知らない為に異性との関係性を築けない、最初から恥ず>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

アーティストは大概心の闇を抱えていて、自己救済の為に表現手段を選ぶ。エルトンの場合は幼少期に受けるべき愛情を両親から得られず愛着障害に陥った。幼少期に愛情を得られなかった子供は自己肯定感が低く、自尊心>>続きを読む

僕のワンダフル・ジャーニー(2019年製作の映画)

3.8

前作を観ていなくても十分楽しめる。自己肯定感が低く、知性に欠けた毒母に拉致された主人公を犬が見守るという本来なら人間が果たす役割を犬が何世代に渡っても引き継いでいくというある意味現代の人間社会に対する>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

4.0

プロットはベタでありがちなフォーマットなんたけど音楽の力ってやっぱり凄いなと。自己の心の闇を救済する 音楽や芸術との関係性は深い。

レディ・バード(2017年製作の映画)

3.8

フランシス・ハから遡る事10年みたいな感じで女性はもちろん男性でも妹や娘の成長視点で観るとヒリヒリした感情やこのまま大人になりきれないまま仕方なく大人になっていくモヤモヤに共感出来るのではないだろうか>>続きを読む

流転の地球/さまよえる地球(2019年製作の映画)

2.8

2001年宇宙の旅+アルマゲドン。脚本、演出が微笑ましい位に稚拙で幼稚。本国の文化度と民度には最適化されているのだろう。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

3.9

良きアメリカの時代を忠実に再現。個人的にも幼少期に何となく記憶に残っている当時の西海岸の空気感が鮮明に思い起こされた。2時間40分だけど丁度良く感じたのは流石。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.9

トータル・リコール、ロボコップなどの80年代SF映画臭満載だけどストーリーはしっかりアップグレードされていて決してノスタルジックだけに陥っていない。ブレードランナーなど歴代SF映画の影響を受けた世代は>>続きを読む

キューブリックに愛された男(2016年製作の映画)

3.6

キューブリックに魅せらた男と合わせて観るとキューブリックの人間的な部分の輪郭がより一層際立つ。完全に専属運転手の回想録なのだが、キューブリックの数あるスタッフの中でも一番近い普通の庶民であるから意図し>>続きを読む

キューブリックに魅せられた男(2017年製作の映画)

3.7

究極の監督助手のドキュメンタリー。フィルムワーカーは差はあれど主人公レオンと同じマインドで映画に従事してあるが師匠がスタンリーになると一筋縄にはいかない。スタンリー没後に一気に老け込んでしまったかに見>>続きを読む

最初の晩餐(2019年製作の映画)

3.0

食は五感により記憶を鮮明に呼び覚ます。身勝手な大人に振り回される子供の目線で描かれるステップファミリーの葛藤。公私共に不倫キャラの斉藤由貴の存在が放つ不倫オーラがリアル過ぎて笑ってしまった。親の身勝手>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.0

賛否両論あるようだが前作に比べてシンプル過ぎたのが不満の要因か。畏怖すべき自然観は宮崎駿の場合は強いキャラクターと何処かの場所であるのに比べて新海誠はリアリティある街が舞台なので設定ハードルが高い分批>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.9

シリーズ毎にハードルが上がり今回も超えるのかと期待と不安の中鑑賞。正直前回程の衝撃は無いものの、かと言って期待を下回った訳でも無い。現状維持って感じかな。チャプター3から観るには面白味が半減するかも知>>続きを読む

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)

3.1

アメリカ西海岸の現状をリアルに感じられる作品だった。後半がこの作品の醍醐味なんだろうけど、どーしてもSRサイタマノラッパーのインパクトが頭をよぎり思ったほど入り込めなかった。そう言う意味では入江監督ス>>続きを読む

ピータールー マンチェスターの悲劇/ピータールーの虐殺(2018年製作の映画)

3.0

歴史モノなので淡々と史実を観るだけで人間ドラマは特に感じなかった。しかし風化させずに映画として残す事は大切だと思う。天安門事件がアタマをよぎった。

見えない目撃者(2019年製作の映画)

3.2

試写会にて観賞。プロット自体は割りとありがちなパターンではあるがタイトル通り見えないからこそ見えてくるものがあるというシンプルさが良かった。吉岡里帆の熱演も良かったが残念なのはアクションシーン全般が間>>続きを読む

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.9

IMAX3Dでの観賞をオススメします。あと最近のMCU系はエンドクレジット入れて長時間なので上映前の水分取りすぎに注意。トイレ行く暇など全くありません。ラストは尿意との闘いで自分がムズムズして集中力欠>>続きを読む

プライベート・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

沢田教一氏、一ノ瀬泰造などの戦場ジャーナリストを題材にした伝記映画には不思議と共通する独特な緊張感がある。この作品は比較的最近のエピソードであり、証言者も多く、映像技術の進歩がより一層の再現力とリアリ>>続きを読む

メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

3.2

心に残るストーリーではないけど娯楽作品としてはゲームセンター気分で楽しめる。

X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.7

IMAX2Dで鑑賞。シリーズ最終章にしては確かに物足りない。X-MENシリーズにアベンジャーズシリーズ程の派手さをそもそも期待していなかったので個人的には楽しめた。心の闇に向き合う事でアイデンティティ>>続きを読む

きみと、波にのれたら(2019年製作の映画)

3.1

小中学生向けファンタジームービーと割り切って観るしかないかと。テーマ曲がテーマ曲なのでオッサンには入り込めないだろう。波の描き方は良かったけどラストはアベンジャーズかX-MENにスカウトされそうな感じ>>続きを読む

レプリカズ(2018年製作の映画)

3.2

駆け足過ぎて最後まで入り込めなかった。AmazonプライムビデオやNetflixの方が映画らしく感じてしまうクオリティ。フィリップ・K・ディックのオムニバスシリーズにありそうな話だけど如何せんクオリテ>>続きを読む

ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

3.5

やしろ優が意外と重要な役を上手く演じていた。ムロツヨシの安定感と安心感がジワジワと来る。昭和臭が若者にウケるかは別として脚本が良くまとまっていて観やすいし面白い。

荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.8

都市部と変境地の差がこれほどまでに激しい混沌とした時代をリアルに感じられ2時間超えの作品とはいえ退屈することは決してなかった。

バオバオ フツウの家族(2018年製作の映画)

2.4

台灣、ロンドンロケなのに全てがもったいない。シナリオも編集も学生映画サークル的なレベルで台灣好きな自分としては大変残念。

アラジン(2019年製作の映画)

3.7

アラジンのストーリーはほぼ忘れていたので清らかな気持ちで観ました。幼少期に観た印象とは違って割と大人向けでミュージカル要素も多かったので楽しめました。ちょっと長いかなってところと一番盛り上がりどころの>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.5

プレデターのエンタメ化がこうしてシリーズ化していくのは楽しみが増える。

来る(2018年製作の映画)

3.1

間引きのシーンがかなりエグい。貧困過疎地の妖怪や祟りは日本ホラーのお家芸なのでもうちょっとシンプルな方が個人的には怖かったかも。