内戦が続くスリランカから、難民としてフランスへ渡った偽装家族の日々を描いた物語。静かでやや重いテイストで描かれた序盤から中盤までの流れが素晴らしく、ラストは衝撃的でした。心に残る作品。
アメリカとメキシコに渡る麻薬取引と人間関係を描くサスペンス。ソダーバーグ監督独特のシリアスな映像と、別々の物語が同時進行で進んで行く脚本が素晴らしかったです。
盲目のピアニストが事件に巻き込まれていくサスペンス。話が進むにつれて徐々に真相が明らかになる展開に惹きつけられました。よかった。
障害を持つ探偵が、恩人が殺された事件の真相を追うサスペンス。1950年代のNYの風景が美しく、謎を突き詰めていく展開が見応えがありました。
東西冷戦下のイギリス、「サーカス」と呼ばれる諜報部内でソ連の二重スパイを探す作品。冒頭から静かなテイストで物語が進んでいき、独特の緊張感がありました。
「クリムゾン・リバー」の続編。前作と比較するとミステリー要素よりもアクション要素に傾いた感じはあるけど、テンポよく進むストーリーと映像の色合いは好みでした。
現実世界からパラレルワールドへ入り込むと、そこには更なる謎が待っていたというSF映画。徐々に謎が解けていくストーリーがとても興味深くて面白かったです。
ジョージ・クルーニー演じる、引退を決意した寡黙な暗殺者を描いた作品。サスペンスかと思いきや恋愛映画の要素も盛り込まれており、最後は悲しい物語でした。
スペインで演説中に凶弾に倒れた米大統領。その狙撃の前後を色んな人々の視点から描き、真相に辿り着くという作品。スピード感と緊張感、そして謎解きやアクションの要素もあってとても良かった。元々短い映画なので>>続きを読む
ハリウッド女優からモナコ大公妃となったグレース・ケリーの実話に基づく作品。当時のフランスとの関係には疎かったので、そういうことがあったのかと勉強にもなりました。
遺伝子の優劣で身分を判断される近未来で、宇宙に行きたいがために不適格者ながら不正で宇宙局に入り込んだ主人公の話。珍しいストーリーとドキドキ感に惹かれる作品でした。
ジュール・ヴェルヌの小説「地底旅行」で描かれた地球の中心にある世界は、実際に存在したというSF映画。何とも夢のあるストーリーと世界観にほっこりしました。
旅先のベルリンで、交通事故での昏睡状態から目を覚ますと、妻には自分と同じ名前の別人の主人がいた…という不可解なところから始まるサスペンス。全ての謎が明るみになるまでの脚本が素晴らしく、何気ない会話の中>>続きを読む
近未来のロンドンで独裁者による腐敗した政府に立ち向かう、謎の仮面の男を描いた作品。特に同じ仮面を付けた市民が集まる様子は「ジョーカー」を思わせる世界観で、テンポも良くてかなり面白かったです。
何者かに殴打されたことによる記憶障害で朝起きるとそれまでの記憶を無くしてしまう女性が、デジカメでその日にあったことを動画で記録しながら解決を図ろうとするサスペンス。記憶を少しづつ辿っていく中で、徐々に>>続きを読む
ニコラス・ケイジ演じる詐欺師と、元妻が妊娠中に別れた14歳の娘が出会ってから物語が展開していく作品。あっと驚くどんでん返しからお洒落なラストシーンまで、見応えがありまし
レイプと殺人の罪で死刑を宣告されたエリート大学教授と、死刑執行直前のインタビューを行った女性記者の物語。死刑制度に一石を投じる問題作で、色々と考えさせられる悲しい話でした。すごくよかった。
スタンド・バイ・ミーとエイリアンとE.T.と未知との遭遇を合わせたような作品(笑)テンポが良くて面白かったけど、テーマが多くて、色んなことが謎のまま終わってしまうのがちょっとだけ残念でした。
第二次世界大戦中にナチスドイツの兵隊とノルウェー人との間に生まれた主人公の女性の、その後の運命を描く作品。ショッキングな真実と結末で、とても悲しい物語でした。
煽り運転の殺人トラックに狙われる、スティーブン・スピルバーグ監督のデビュー作。現代にも繋がるような煽り運転による恐怖が全編に渡って描かれていて、映像も緊張感たっぷりで見応えがありました。
無口なカースタントマンが犯罪に巻き込まれていくサスペンス。ふとしたことから深みにはまっていく様子が緊張感たっぷりに描かれていて、見応えがありました。
モノクロの映像とピアノの演奏がスタイリッシュなサスペンス。些細なことから予期せぬ方向へと向かっていく展開と、それを淡々と語る主人公のナレーションが印象的でした。やっぱコーエン兄弟の作品は独特のテイスト>>続きを読む
不眠症で1年寝てない男の周りで次々と不可解なことが起こるスリラー。全ての謎が明らかになるラストまでの流れも面白かったけど、やっぱり役作りでガリガリになるまで体重を落としたクリスチャン・ベイルが圧巻でし>>続きを読む
1942年のミッドウェー海戦を描いたローランド・エメリッヒ監督の大作。冒頭の真珠湾攻撃のシーンではマイケル・ベイ監督の「パール・ハーバー」を思い出したけど、パール・ハーバーのようなロマンス的な要素はな>>続きを読む
モノクロの静止画で描かれたたった28分のフランス映画。芸術的なのかカルト的なのかはさておいて、理解するにはかなりレベルの高い感性が必要な作品だったけど、美しい画像と映像が凄く印象的でした。
J・F・ケネディ大統領が暗殺されたことにより、副大統領から電撃的に就任したリンドン・ジョンソン大統領の実話を元にした作品。主にケネディとの関係と対比を主軸に描かれており、ジョンソン大統領の人柄と功績を>>続きを読む
連続爆弾魔を追いかける時空警察を描いたサスペンス。全く考えもしなかったストーリーで、ただただ驚きでした。これは凄い映画。
「パシフィック・リム」の続編。巨大兵器のモチーフは前作から引き継いでたけど、ただ映像を描いただけで中身が薄いように感じてちょっと残念でした。最後の決戦の舞台が東京だったけど、場所を特定できる映像がほと>>続きを読む
巨大な地球外生命体と人類の巨大兵器が戦う、ギレルモ・デル・トロ監督のSF映画。独特の世界観が心地よく、濃い内容で最初から最後まで緊張感があって楽しめました。
殺人事件の現場の清掃を依頼された業者が、事件に巻き込まれていくサスペンス。意外なところから真相が解明する流れが興味深かったです。
次々と人間に寄生して人格を変えてしまう地球外生命体と、それを追うFBI捜査官と刑事の物語。30年以上前の作品なので古さは感じるけど、ストーリーは面白かった。やっぱ邦画の「寄生獣」に繋がるものがあるかな>>続きを読む
それぞれ別の事件を追い掛けていた2人の刑事がある接点で出会い、それが1つの事件であることが判明するというミステリー。猟奇殺人から少しづつ謎が解けていく流れがとても好みの作品でした。
死人の脳から記憶のデータを復活させる研究を行なっていた科学者が、事故で亡くした家族のクローンを作成してしまうという禁断のストーリー。クローンが誕生するまでの過程や、それを取り巻く状況が興味深く、あっと>>続きを読む
エジプトで発見された遺跡は、遥か遠い惑星への入り口だった…という夢のあるストーリー。何となくですが、2年後のインディペンデンス・デイに繋がるような、エメリッヒ監督らしい映像の作品でした。
禁酒法時代のバージニア州で酒の密造を行う3兄弟と、赴任してきた悪徳取締官を取り巻く実話を元にした作品。当時の時代背景を改めて学びながら、兄弟愛と復讐劇を堪能できました。
ラスカ・アンカレッジで起こった連続猟奇殺人事件の実話を元にした作品。独特の緊張感とニコラス・ケイジ演じる主人公の刑事の犯人逮捕までの執念、そして唯一逃げ出すことに成功した少女を取り巻く人間模様の描き方>>続きを読む