『レ・ミゼラブル』の現代日本版??? と、放送時に驚いたことを覚えている。気になっていたもののリアタイできず、ようやく見る機会を得た。情報をあまり入れていなかったので、好きな演者さんたちが出るわ出るわ>>続きを読む
漫画のほんわかさをそのままに、現実味のある輪郭をより濃く、淡々と温かい日々の生活や人の機微を描く。
大きな事件が起こるわけでも、捻りの効いたストーリが繰り広げられるわけでもない。ただじんわりと美しい京>>続きを読む
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“人類皆兄弟”という言葉はあるが、登場人物だいたい家族。
シーズン1からオープニングが左右対称のロールシャッハテストのような作りになっているのにずっと違和感があった。ループになった時間軸を表すなら、も>>続きを読む
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今回は割と予想通りに話が進み、シーズン1に比べて大きな衝撃は薄かったものの、以前感じていた台詞の違和感などが「ここに通じるのか」というシーンも要所要所にあって面白かった。
三つの時間軸に加えてさらにも>>続きを読む
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ノーラン監督ファンなら観て損なし、という映画ファンの方の文言がずっと気になっていて、やっと着手することができた。
なるほど、意味がわかる。
シーズン1はSFのていは十二分に取りつつも、全体的には男子>>続きを読む
冒頭、ハイローでも始まったのかと思った。
同軸で二つの裁判が進んでいくから、どこかで繋がるんだろうなあ、とは思っていたが、なるほどそうくるか、と納得。
今回は坂間さんの出番が少なくてちょっぴり寂しか>>続きを読む
詩的な言い回しや表現が素敵で、終始落ち着いたトーンのパステルカラーで描かれた水彩画を眺めているような印象を受けた。
要所要所でスピッツさんの歌が挿入されるところもいい。
奈々さんが自分の中で圧倒的ヒ>>続きを読む
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予告を見て、DC原作のダークファンタジーだと知り、ずっと楽しみにしていたのだが、予想以上だった。
ブレない主軸がありつつも、エピソードごとにオカルトが強めだったり、ヒューマンが前に出たり、とテイストが>>続きを読む
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元になる作品があるとき、それを見ないまま新しい作品を取り入れることはあまりないのだが、今回は我慢できなかった。
『アダムスファミリー』はずっと気になっている映画ではあるものの、個人的な好みからすると少>>続きを読む
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去年の年明け、「お正月に見るものでもないかなあ……」と思いながらも一気見してしまったのが懐かしい。
昔は流行りだからとデスゲームものもちょこちょこ視聴していたが、年を追うごとに本来苦手としている自分に>>続きを読む
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随分昔に原作を少し読んだことを朧げに思い出せる。そのときは確か、日常に潜む悪意をリアルに感じて恐ろしかった気がするが、実写化してしまうとどうにもリアリティが薄れてしまうから不思議だ。
毎話毎話「そこ>>続きを読む
一部と二部でだいぶ雰囲気が変わってしまった印象がある。といっても、松下さんと岸井さんが好きで見始めたところがあるので、那由多と興津社長軸になった後半で集中力が切れてしまった可能性も否めない。
昔から>>続きを読む
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ファンなら癒されるシーンの数々。ともすればご都合主義や荒唐無稽になりかねないストーリーも、役者陣の妙でコミカルに楽しめる。
麻生さんの巴さんは麗しいし、井浦さんは突き抜けてかわいい。最終話のフリからマ>>続きを読む
『平清盛』にハマって大河ドラマを見るようになってから早十年。平家にまつわる栄枯盛衰を経て、同様に源氏側をも覗けるのが感慨深かった。
個人的に歴史は昔から平安・鎌倉辺りに惹かれるのだが、哀しいことに戦>>続きを読む
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ミステリー系のドラマが好きなので、放送前から期待を膨らませていた。淡々と紡がれる皮肉だったり、斜に構えた視点が面白く、毎週楽しみに視聴していた。
中盤以降から、「あぁ、これは社会派寄りのミステリーとい>>続きを読む
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久しぶりの『ガリレオ』新作で思わずテンションが上がってしまった。
全体的に映像は地味で淡々と進み、原作の雰囲気が強い。思いの外、事件があっさり解決したなあ、と思っていたら、それはただ序章に過ぎないと知>>続きを読む
リアルなスポーツにはだいぶ疎いが、今回のようなサポート側の視点から競技者の内面を覗くつくりは面白く、ひとつの作品として楽しめた。
選手一筋で生きてきた人間が、社会人初心者として奮闘していく設定も興味深>>続きを読む
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サスペンス以外の韓流ドラマは、どちらかというと苦手な部類。第1話の始まりが復讐×財閥系金持ち×下克上、と清々しいまでに定石が並び、一瞬怯んでしまった。
でも光石さんのお父さん具合に毎度のことながら胸を>>続きを読む
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高校生のヒーローものだというから、もっとポップな旧ディズニーチャンネルオリジナルドラマのような雰囲気かと思えば、予想外に裏切られた。
こんなにも中東やイスラム系のカルチャーが多分に盛り込まれた作品だと>>続きを読む
感情が色で見える、という題材とキャスト陣に惹かれた。一話完結のストーリーは、毎回一癖あって、その空気感に魅了されてしまう。
全体的に色味を落としたトーンから、感情を目にするシーンだけ、やけに鮮やかにな>>続きを読む
心地いい程度のゆるさやコメディ要素が魅力的で、小劇場感があるなあ、と思っていたら上田さんの脚本で納得。なかなか浮いてしまいがちな突然のRPG風茶番劇も余裕で許せる。
個性が強いキャラクターが多いのに>>続きを読む
普段あまりスポットが当たらない職業ドラマが好きなので、今まであやふやだった理解をわかりやすい説明で噛み砕きながら興味深く試聴していた。
肝心のストーリーとしては、スピード感があって面白い回と、どうも入>>続きを読む
スタッフ陣からキャスト陣から放送前の段階で大きく期待をしていたけれど、裏切られることはなかった。
一話完結の歯切れよく、テンポのいいスピード感。昨今の社会問題を取り扱うリーガルものなのに堅苦しさはなく>>続きを読む
序盤は大好きなタイプのキラキラお仕事ドラマで、毎週楽しみにしていたが、中盤から熱が少し冷めてしまった。
これは個人的に、恋愛ものに極端に興味が薄いのが起因していると自覚している。佐奈と功の恋愛模様をお>>続きを読む
リアタイで追っていたが、誘拐に次ぐ誘拐の展開の見えなさに結局気になって最後まで見てしまった覚えがある。終盤に近づいてくるにつれ、事件の理由づけがちゃんとなされて納得がいった。
ただ、張られた伏線から考>>続きを読む
青柳さんの作品が見たくて覗いたら、お相手は吉瀬さんだわ、充希ちゃん出てるわ、片桐さんいるわで、推し役者さんのオンパレードだった。
増田さんみたいに一人の人間と過去を含めて真剣に向き合ってくれるような>>続きを読む
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初めて映画館で見た洋画は、『スターウォーズEp1』。父親が好きだった影響で、1〜9まで一通り目を通しているが、小・中学生の頃一度見ただけのEp2、3については朧げな記憶しか残っていない。そのため、ちょ>>続きを読む
最初に期待を膨らませすぎていたのもあったのかもしれないが、どうも途中から拍子抜けしてしまった。
犯罪に手を染めた者と手を組み、より凶悪な犯罪者をあげる刑事、という海外ドラマのような設定は大好きで、柴崎>>続きを読む
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まさかエジブト神話の方向からくるとは思っていなかった。世代でもないのに「月光仮面?」と当初頭を捻っていたが、なるほどあれはミイラがモチーフだったか。
エジプトを象徴的に描く作品というと、『ハムナプト>>続きを読む
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gleeにハマっていたのはもう10年近くも前かあ、と懐かしく思いながら、ずっと気になりつつも目を通せていなかったシーズン4にやっと着手。
前シーズンで4年生組が卒業したため、本作ではレイチェルを始め>>続きを読む
シーズン1を見たとき、予想外に面白く、脚本が西荻さんであることを知り、大いに納得したことを覚えている。
しかしまさか2ができるとは。その上、映画化までするとは……
今回はもうあらかたストーリー展開の>>続きを読む
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放送が終わって半年足らず、すでに三周している。キャスト、脚本、スタッフ陣を見て、放送前から「絶対面白いんだろうな」という確証はあったが、期待以上だった。加えて、主題歌が宇多田ヒカルさんはずるいだろ……>>続きを読む
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キャスト陣を見た瞬間から、絶対面白いんだろうな、と期待していた。その通りだった。
中でも、暖乃ちゃんの演技力には目を瞠る。外見はまったくの別人なのに、ゆり子さんが透けて見えるのだ。
そのため、万理華>>続きを読む
「ああ、これはファンが楽しむドラマだなあ」というのが正直な感想。
LDHファンの友人が「あれは話を追うためのものじゃない」と前置きしておすすめしてくれたのも、放送当時、TAKAHIROさんファンだった>>続きを読む
周りから一線を画すほど個性的で、変わり者と言われても気にすることなく自分の想いを貫き通す。下手な正義感を振りかざさない、淡々とした一匹狼。そんなキャラクターが昔から好きだ。
「真実が知りたい」という信>>続きを読む
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原作が好きで、ドラマ化も楽しみにしていた。
漫画が会話の応酬で進む独特の雰囲気があるので、最初は違和感を覚えることもあったが、回が進むごとに実写の空気に馴染んでいった。
そもそも声に出したい日本語、>>続きを読む