HitomiAizawaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

HitomiAizawa

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帰らざる夜明け(1971年製作の映画)

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村八分にされているシニョレと脱獄してきたハンサムなドロン。
2人の貫禄を見せつけられクラクラした。

卵を育てるのに成功し、喜ぶ二人「農場を大きくして娘夫婦を追い出すぞ!」ドロンは思わず(?)シニョレ
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トレンチコートの女(1985年製作の映画)

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ジャックドレーのフィルムノワールと言われればクールな主人公を期待してしまうけれど『Mr.レディMr.マダム』を観てからというものミシェルセローの演技がコミカルに見えて仕方がない😂🙏

しかしこの刑事は
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さらば愛しき女よ(1975年製作の映画)

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ロンググッバイと記憶が混乱してきたので再鑑賞、やっぱりミッチャムはやさくれていてかっこいい〜😍

ランプリングの目線はローレンバコールの流れを汲んでる感じがして素敵ですね。

大いなる眠り(1978年製作の映画)

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チャンドラーの話はややこしいのが多いので映像化に向いていると思います。

相変わらずミッチャムマーロウは最高、こんなイケおじとドライブしてみたいですね🥰

異邦人 デジタル復元版(1967年製作の映画)

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「風変わりなあなたが好きだけど、いつか同じ理由であなたを嫌いになるかもしれないわ」が胸に響いた。

それにしてもとても意地悪なシナリオ、裁判官が女性ならこの裁判は死刑にはならないでしょうね、こんな不利
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料理は冷たくして(1979年製作の映画)

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寂しがり屋で殺したがり屋の寄るべ無い男ども、何一つ確かなものが無い中での奇妙な友情。彼らは奇妙だけど割と素直だ。

割と遅めのキャロルブーケのお出ましでブニュエル映画を見ている気にさえなれるのは私だけ
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夕なぎ(1972年製作の映画)

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イヴモンタンのビンタ!これ以上に荒ぶれたモンタンを観たいなら『恐怖の報酬』しか無いだろうというほど彼は荒ぶる。

そこへ柳の様なサミーフレー。私がロミーならやっぱり漫画家 画家の、サミーフレーかな✨(
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相続人(1973年製作の映画)

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まず、枕元に置いてあった問題の石だよね🪨🫢これは、多分ラグビー部出身て設定のベルモンドとシャルルデネのラグビー部時代のお守りみたいな物だと思いました。(適当😂🙏✨)ラブロよ、石といいラストといい相変わ>>続きを読む

皆殺しのバラード(1966年製作の映画)

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ジャンギャバンとナジャテイラーの『夜の放蕩者』が好きなので久しぶりの彼らの共演が観れて嬉しかった。
ピーターガンのテーマにそっくりで思わず微笑まずにはいられない音楽やカメラワーク、ミレイユダルクも良い
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過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.6

女を追えば事件にぶつかる..久しぶりに傑作と感じるフィルムノワールでした。

「殺人者」「D.O.A」のような過去遡り系のノワールが好物である事に気づかされた。

そしてなんと言っても大大大すきなロバ
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氷点(1966年製作の映画)

3.3

若尾文子さん目当てで観たが、普段ドラマは見ないのでこの手のストーリーは新鮮だった。

ブルジョワ一家のねじれた苦悩をこれでもかと見せられたが、雪の背景とあやや様が美しかったので見事に差し引き相殺されて
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赤い天使(1966年製作の映画)

3.5

地獄絵図!コレラが蔓延してくるあたりの絶望感がすごい。

若尾文子の上司のおばさんが割と話のわかる人で良かった。
それにしてもこのロケ...さぞ大変だったに違いない😨

ラーメン大使(1967年製作の映画)

4.0

フランキー堺扮する台湾人のワンさんが冒頭、青いジャケットに茶系のくたびれたハットの出立ちで船から降りてくる..この既視感...そうだクマのパディントン🐻とそっくりではないか!😂

て所から心鷲掴みにさ
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女系家族(1963年製作の映画)

2.5

うわあ...これはまた酷い話。
私が1番嫌いな女の人のタイプがこの家族。

こんなオファーを受けた女優たちがかわいそ😅

山崎豊子さんの原作は人気だがわたしの感覚には楽しめないものばかりです。

帝国
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女の勲章(1961年製作の映画)

2.5

冷たい世界すぎてナア...皆が冷たい🧊船越さんだけが暖かい人でした、京マチ子さんの役回りで騙されやすいってのも多い気がする。
これで36歳のバージンとは無理すぎると感じました。

金にこだわると良い事
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あなたと私の合言葉 さようなら、今日は(1959年製作の映画)

3.0

タイトルシークエンスがソウルバスっぽいのだけど、音楽はマヒナスターズ。

これを良しとしていた昭和にビバ!

キャストの皆が素敵だし、手放しに好きな時代だから観ているだけで楽しいのだが、嫁入りというト
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越前竹人形(1963年製作の映画)

3.5

あちゃ〜こりゃいかん😫全てが裏目に行く皮肉な運命、遊郭から年季が終わり出てきた美しい若尾文子さんに嫁に来てもらった竹細工職人の二代目。

馴れ初めからお嫁にくるまでの幸せな流れから、どんどん怪談のよう
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温泉女医(1964年製作の映画)

4.2

タイトルに‘温泉’と来たら飽きるほどお色気シーンを見せられるかと思いましたが良い裏切りで最高でした。

のどかな温泉地、そこは半ば冷やかしで医者呼ぶお客が大半だが、とても唯一の医者では足りない。

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東京おにぎり娘(1961年製作の映画)

3.5

女と味噌汁の次には東京おにぎり娘を観ると決めていた!

テーラー直江の頑固な親父の娘、若尾文子さんが下火のテーラー稼業から突如おにぎり屋さんを始めるのだが、こんな美人が握るおにぎりなら毎日通いたい。
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家族の肖像(1974年製作の映画)

4.5

平凡な日本人である私からして、いつもながら感情移入できる映画ではなかったが、素晴らしかった。

何と言ってもバートランカスターの知的で静かな佇まいが素晴らしい。アメリカ時代ではフィルムノワールでヤクザ
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風船(1956年製作の映画)

3.9

皆んなが絶賛の州崎パラダイスよりこちらの方がスッと染みたのは、私がフランス映画かぶれだからなのかも知れない。

まるでジャンギャバンのようなキャバレーの支配人は冷たい様で世話焼き、北原三枝さん演じるシ
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女は二度生まれる(1961年製作の映画)

4.1

なるほど確かに随所に流れるテーマ音楽は奇妙だ、まるで運命がズレてしまったと予感させる様なゾッとする音楽..

若尾文子様ほどの美女がこんなにも苦労する様を見せつけられると、美人だからゆえにこんな苦労を
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イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

4.0

わたしもドイツ人とおでこにカードを貼り何かの人物・キャラを当てるゲームをした事があります😂

オープニングに流れた「遥かなるアラモ」の‘the green leaves of summer'がとても格
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Alla ricerca del piacere(原題)(1972年製作の映画)

3.5

ブルジョアジーは総じてイカれていて、暇を持て余し何でもかんでもこじらせミステリーが生まれる。

これは世界共通なのだが、この時代のイタリアのセットデザイン、音楽、衣装、女優の美しさは最高ですね。

ツイン・ピークス/ローラ・パーマー最期の7日間(1992年製作の映画)

3.5

ミステリーとしての入り口からアメリカの下世話な現実を見せられる流れ、分かる人に分かれば良いというね..😅天才だろ俺みたいな所が苦手かな。

観るものを捉えて苦しめ離さない映画でした。つまり傑作なんだね

ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.5

久しぶりにいい映画を観た嬉しさ!なるほどこれは徹子さんにピッタリだ、ぜひ舞台で見てみたいです。
これだから江戸は...(羨ましい)

そもそも自分自身を理解出来ないハロルドにお見合いを目論むなんて、可
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危険を買う男(1976年製作の映画)

5.0

ベルモンドの必死に走る姿や、スタントを見たら点数なんてつけられない。涙が溢れました。

さて、気になったのは現金が入ったケースにTokyo Olympics 1964のステッカーが貼られていた事。この
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私は告白する(1953年製作の映画)

3.7

ワイルダー『深夜の告白』と勘違いして見てなかったヒッチ作品。

じつはこの後メルヴィルの『モラン神父』を見たんだけれどモンゴメリークリフトの格好良さの格が断然上だった。

目は口ほどに物を言うとはこの
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

4.1

三谷さんが大好きだから贔屓目に見て非の打ち所がなし。

真田丸に出ていた作兵衛と片桐さんのキャスティングもニクかった。

真夜中の刑事/PYTHON357(1976年製作の映画)

4.2

本作は1948年のジョンファローによるノワール「大時計」のリメイクだとされています。

切り口はミステリーとは言っても、フランス映画らしく、色男モンタン&ステファニアサンドレッリ&フランソワペリエの三
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

2.5

ちょっとノレない。白昼に起こるホラー、この点は新鮮でした