ミミズ式SGキネマ倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

2.3

なぜこの映画を観てしまったのか…。そしてこの映画を観てしまってから遅々として筆が進まず、1か月がたちようやく筆を取った次第です。

 この映画は「全くやる気のない特撮」映画です。特撮表現もやる気がなけ
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ミッキーの巨人退治(1938年製作の映画)

3.5

進撃の巨人の元ネタです。(大嘘)しかし立体機動も出てきますし、あながち間違いでもないのかもしれません。

 ディズニーが戦前に製作していたおとぎ話シリーズの延長で作られたとおぼしき本作。巨人の描写がと
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デッドプール(2016年製作の映画)

3.8

 MCU入りが確定したデッドプール、その第一作を久しぶりに見返してみました。

悪人を不殺していくヒーロー映画とは異なりバンバン殺していき、下ネタを連発。第三の壁も壊してこちらに話しかけまくる。そんな
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

4.0

2022年も残りわずか。今年最後の一本は、スタンリー・キューブリックの「2001年宇宙の旅」にしました。締めの一本としてこれ以上ない作品だと思います。

 実家の4Kテレビで視聴したのですが、バキバキ
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.2

ジェームズ・キャメロン曰く、ターミネーター2の”正式な続編”(何度目だ)である本作。その出来はというと、正直いまいちという感じでした。

 本作の問題点をジェームズ・キャメロンは「アーノルド・シュワル
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.8

メリー・クリスマス!という訳で、今回はティム・バートン監督作「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」を鑑賞しました。ハロウィン・タウンという年がら年中ハロウィンのことばかりを考えている町のキングであるジ>>続きを読む

ぼろぼろタイヤ(1942年製作の映画)

3.6

今回はドライブ中にタイヤがパンクしたドナルドが、いつも以上に車や機材に巻き込まれます。毎度毎度違うアイデアでドナルドを大変な目に合わせるのはすごいですね。

今回はドナルド単独という事もあり、見せ場を
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アンビュランス(2022年製作の映画)

3.8

2005年製作のデンマーク映画「25ミニッツ」のリメイクですが、やっぱりマイケル・ベイは映画撮るのうまいなぁと思わせてくれる作品です。

舐めるようなカメラワークはゴージャスな映像ですし、砂埃をあげピ
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

ハリウッド版「ゴジラ」シリーズ、その第2弾です。世間の評価は分かれているのは、知っていますが本作、自分は頭からっぽで見れて好きなんですよねぇ。

とにかくハチャメチャな感じで、人間ドラマはおまけの様な
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特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

3.7

上々なポップコーンムービーです。同名のドラマを原作としたリブート作で、今回はリーアム・ニーソンを主役兼リーダーに置いています。ドラマは未視聴のため、比較はできませんが、十分に楽しめる一作になっています>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

ディズニー映画「101匹わんちゃん」に登場する悪役クルエラの誕生を描いた一本。昨今の「実はあの悪役にはこんな悲しい過去がありました」映画の一つです。とはいえ、そんな有象無象とは一線を画した出来になって>>続きを読む

アリとキリギリス(1934年製作の映画)

3.5

ディズニー版「アリとキリギリス」です。ストーリーは皆さん知っての通りの流れになるのですが、結末はキリギリスにやさしい作りになっています。

 シリ―シンフォニーシリーズといえば音楽と映像の調和、今回も
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ターミネーター:新起動/ジェニシス(2015年製作の映画)

3.2

ターミネーターシリーズ第5弾。4まであったそれまでの流れをバッサリと断ってまさしく「新起動」させた本作。その出来は4以上に微妙だったかなぁという感じです。

一作目を踏襲した流れかと思いきや、T-80
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

3.7

人気子役だったマコーレー・カルキン主役の大ヒットシリーズその第1弾。クリスマスになるとよく金曜ロードショーで流れていたものです。吹き替え版で視聴。

アメリカ映画で子役が人気になるのは、賢く勇気のある
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

4.2

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のホリデースペシャル。ジェームズ・ガン監督のMCU復帰作でもあります。そんな復帰後初の作品の出来はというと…。完璧っ。笑いあり、涙あり。まさか泣かされることになる>>続きを読む

デアデビル(2003年製作の映画)

3.2

2003年版デアデビルです。まだMCUもなかったころの作品ですが、先に劇場で公開されていたスパイダーマンと同じくニューヨークを舞台にしています。ゴールデンラズベリー賞でベン・アフレックが最低主演男優賞>>続きを読む

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.5

5分のショートムービーながらCGのクオリティは高いです。イカの様な触手を持った甲殻類の様な生物と兵器取引ビジネスを始めた人類。とても皮肉のこもった作品になっています。

 人類側は武器を与えることで互
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

3.9

DCコミックスが展開するDCEUの一つ。女性ヒーロー「ワンダ―ウーマン」の誕生秘話を描いた本作。観た感想としてはヒーロー映画を純粋にやってくれてありがとう!という感じです。ヒーロー映画に兼ね備えてほし>>続きを読む

リスの住宅難(1947年製作の映画)

3.5

原題は「Chip an' Dale」で、あの名コンビチップとデールの名前が初登場した作品になります。しかし、名前を冠した作品でも主人公はドナルド・ダックという。いかにドナルドの人気が高かったのかが窺え>>続きを読む

アバター(2009年製作の映画)

3.5

ジェームズ・キャメロン作。何部作とつづけるつもりか今やだれにもわからなくなった「アバター」シリーズ、その第2弾「ウェイ・オブ・ウォーター」が今月12月16日に公開するのにあたって、一度も見ていなかった>>続きを読む

交渉人(1998年製作の映画)

3.7

切れ者同士の頭脳戦が繰り広げられる本作、とにかく主演二人の演技が素晴らしいです。お互いプロだからこそ、手の内が読めているので先回りして見せたり、スピード感のあるやり取りを見せてくれます。また交渉人同士>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

楽しい作品でした!けど納得もいかない点もありました。本作のテーマは追悼と継承の二つのテーマがあるといえます。2020年に他界したチャドウィック・ボーズマンを追悼し、ブラックパンサーを誰に継承させるのか>>続きを読む

ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これほどまでに身につまされる映画は中々ありません。ネットやSNSの影響で我々消費者が批評家の様に作品を批判できる様になって久しいです。(実際私もその一人である訳で)本作はそんな自称○○通にぶっ刺さる映>>続きを読む

ミッキーの大時計(1937年製作の映画)

3.5

ミッキー、ドナルド、グーフィーのトリオのいつものコントです。しかし、ネタが尽きませんね。今回は街にそびえる大時計をトリオで大掃除、最初は口笛吹きながらゴキゲンに掃除をしているミッキー達でしたが、コウノ>>続きを読む

トランスポーター(2002年製作の映画)

3.7

久しぶりの再鑑賞。再鑑賞中「あれこんなだったっけ?」が炸裂しまくりの一本でした。監督にはコリー・ユンの名が実はこの人、真田広之主演の「龍の忍者」の監督でもあり、その他にもサモハンキンポー主演映画のアク>>続きを読む

大きな春子ちゃん Am I too big?(2014年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

「大きな春子ちゃん」というタイトルの通り、大きな女性が現れ、町はパニックにという感じの本作。短い作品ですし、低予算なのでクオリティはお察しの通りですが、光るところも。ミニチュア撮影で、建物を尻で壊すと>>続きを読む

ダークタワー(2017年製作の映画)

3.2

スティーヴン・キング原作の小説シリーズを映画化。キングが30年もの歳月を費やして作った世界を映画化するのに、95分はいささか足りなかったように思います。

黒いコートに大型リボルバーを2丁ぶら下げ、ス
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禅 グローグーとマックロクロスケ(2022年製作の映画)

3.2

マンダロリアンのグローグーとトトロのまっくろくろすけが出会うというただそれだけの話で、正直言ってそこまで面白いものでもありません。しかし、実は日本の配信サイトでスタジオジブリ作品を観ることができるのは>>続きを読む

キングコング:髑髏島の巨神(2017年製作の映画)

3.8

 今作のキングコングは巨大生物ものとして昨今の事情に合わせた見やすい作品になっています。このみやすさとは何なのかについてですが、一言でキングコングに性のにおいがないことが挙げられるでしょう。

 言わ
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モービウス(2022年製作の映画)

3.1

マーベルコミックス原作で、ソニー版のMCU(正式名称は、ソニースパイダーマンユニバース)の作品です。スパイダーマンの敵役であるモービウスの誕生譚を描いています。

 率直な感想は、「うーん、ま、OK」
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.5

映像革命新次元を謳っているだけあり、一人称視点で繰り広げられる映像は迫力満点。迫力があり過ぎて酔ってしまうのが難点ですが。実は本作ロシアとアメリカの共作で、監督はイリヤ・ナイシュラーというロシアの方で>>続きを読む

ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.0

2019年に製作された映画ですが、コロナの影響で日本で公開されたのは2021年になります。ガイ・リッチー製作の映画で、ガイ・リッチー色全開の映画になっています。ジェントルメンというタイトルですが、劇中>>続きを読む

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.8

劇場公開時に見て以降、2回目の視聴です。

 「隣同士が同じ色になってはいけない。」

TV版では、ガリレオである湯川のカリスマ性を余すことなく見せつけトリック解説パートの痛快劇と併せて、明るい雰囲気
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.9

ヨーロッパ企画らしいアイデア一発勝負の映画!ながら、特賞効果は使わずワンカットで見せる2分間のタイムマシンにグイグイ引き込まれます。
 2分間のタイムマシンという設定も良く、答えあわせがすぐに訪れるの
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ドナルドの海水浴(1939年製作の映画)

3.2

本作を観ようと再生ボタンを押したら、注意文が。どうやら差別的な表現があるらしく、どんなシーンがあるかと思えばなるほどという様なシーンが。この頃のインディアン描写は今だとかなり厳しく見られますね。

 
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.1

マッドマックスシリーズの第三弾。なんでこうなったんだという疑問符が浮かんでしまう本作。実は本作の最後に「バイロンに捧ぐ」というカットが入ります。これがこの映画のポイントなんです。マッドマックスシリーズ>>続きを読む