ミミズ式SGキネマ倶楽部さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ガチバン(2008年製作の映画)

3.0

ヤンキーものとしても青春ものとしても今一つな作品でした。これが後に20シリーズ以上続くというのですから、何が起きるか分かったものではありませんね。
 窪塚俊介演じる番長目指す主人公拓海は他校に進んだ仲
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.2

これほど可もなく不可もない映画も久々でした。アーロン・エッカート主演の本作、(因みにアーロン・エッカートを見るとどうしても「ダークナイト」のトゥーフェイスがちらつくのでした。)上映時間も2時間弱という>>続きを読む

LOGAN ローガン(2017年製作の映画)

3.8

 デッドプール3にウルヴァリン役としてヒュー・ジャックマンが復帰するという事で、事実上の引退作であった本作を視聴しました。
 やはり傷ついた老人と子供の組み合わせは鉄板ですね。本作はそれまでのシリー
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

3.5

言わずと知れたゴーストバスターズシリーズの最新作。非常にサッパリとした作品でした。

 フィービー役のマッケンナ・グレイスがかわいらしさと聡明さを併せ持つ魅力的なキャラクターを演じてくれています。現実
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見知らぬ乗客(1951年製作の映画)

4.0

「ブレット・トレイン」で列車映画を見たので見返したくなり鑑賞しました。ヒッチコックの代表作の一つである本作。やはり傑作でした。

 ヒッチコックの作り出すサスペンスは見た人が共犯者のような気持ちにさせ
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.5

ハリウッドの名作「スタァ誕生」を現代風にリメイク。監督は助演もしたブラッドリー・クーパー、主演をレディー・ガガが演じています。

 レディー・ガガを起用した一番の理由はやはりその歌声でしょう。自分に自
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ミッキーの大演奏会(1935年製作の映画)

3.5

毎度のことながら楽しい絵作りに定評のあるディズニー。今回もウィリアムテル序曲の演奏が始まったと思ったらドナルドの演奏するオクラホマミキサー。釣られて仲間たちがドナルドに合わせてしまう所には思わずこちら>>続きを読む

HiGH&LOW THE WORST(2019年製作の映画)

3.9

バトルアクション映画『HiGH&LOW』シリーズと、人気不良漫画『WORST』とのコラボ映画で、主人公・楓士雄らの通う鬼邪高校と、鳳仙学園がぶつかり合う物語。

 とにかく祭りが戻ってきました。今回は
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マッチ売りの少女(2006年製作の映画)

3.4

童話「マッチ売りの少女」をディズニーが映像化。ライオンキングを手掛けたロジャー・アラーズ氏の作品です。

 物語自体は皆さんご存じの展開で、最後は凍死して終わってしまうのですが本作の特徴はせりふなしで
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HiGH&LOW THE MOVIE3 / FINAL MISSION(2017年製作の映画)

3.4

祭りは…?祭りはどこ…?九龍という暴力団グループが敵になったことで話のスケールは、大きくなったのですが本作の要である喧嘩祭り感が薄くなってしまいました。また前作で見事だったパルクールも本作ではオミット>>続きを読む

HiGH&LOW THE MOVIE2 / END OF SKY(2017年製作の映画)

3.9

祭りじゃ祭りじゃーい。冒頭いきなり怒涛のパルクールを見せ、こちらのテンションを上げてくれます。そしてそのまま流れる様に、5チームの紹介そしてコブラによる「てめぇら後悔すんなよ」からの「EXILE TR>>続きを読む

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.8

サムライミ監督が二十歳そこそこで製作したスプラッタムービー。「ドクター・ストレンジMoM」が良かったので、復習の為に視聴しました。
 とにかく退屈させない展開の数々に思わずニッコリしてしまいます。冒頭
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HiGH&LOW THE MOVIE(2016年製作の映画)

3.8

いきなり爆発ドーンからスタートしてタイトルがドカーンと出る。実に威勢のいい映画です。ドラマを未視聴で臨んだのですが、冒頭で振り返りシーンを入れながらナレーションの立木さんが解説してくれるので、すんなり>>続きを読む

SPACE BATTLESHIP ヤマト(2010年製作の映画)

2.7

とにかくキムタク節全開で観ているこちらが恥ずかしくなる演出の数々に劇中の地球さながらに滅亡寸前にまで陥りました。監督は”あの”山崎貴氏に脚本は奥様の佐藤嗣麻子氏が書かれています。

 私自身はいわゆる
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哀愁しんでれら(2021年製作の映画)

4.0

この氷塊を呑み込んだような異物感は何でしょうか。監督は渡部亮平で、商業長編映画は今回が初とか。御見それしました。シンデレラってあの後本当に幸せになったの?たった一晩踊って靴のサイズがあっただけで?とい>>続きを読む

いちご飴(2020年製作の映画)

3.3

東京芸術大学大学院映像研究科の作品。絵本の様に鉛筆画で書かれたかわいらしいタッチとは反対に、内容は幼児への性的暴行という真反対なことをやっています。

 こういう事が日常的に行われているのであろうこと
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ハロウィン(2018年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ホラー映画かと思ったら、バトル映画だったでござるの巻。安定した打率を誇るブラムハウス製「ハロウィン」そろそろ時期もきたので、視聴してみました。

 物語は一作目「ハロウィン」から40年が経った正式な続
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26世紀青年(2006年製作の映画)

3.7

バカバカしいと終わらせることなかれ、現にこんな時代が差し迫っているかもしれません。現に少子化は進む一方で日本では15歳以下は全体の12%になってしまっています。

 本作の序盤で描かれたいたIQの高い
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.9

ロン・ハワード監督の作品であり殉職した消防士の父の後を追い、消防士となった兄弟の姿を描いた一作です。
主人公となる消防士の兄をラッセル・クロウ、弟をウィリアム・ボールドウィンが演じていますが、あれ冒頭
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.9

終盤の畳みかけが素晴らしい!本作は2作目ですが、前作「レイダース/失われたアーク」の前日譚になっています。あまりに擦られすぎた演出の元祖ともいえるトロッコのシーンが一際この映画を盛り上げていきます。>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

3.8

池松壮亮主演映画に外れなし(今のところ)。そう思わせてくれる一作になりました。

時代錯誤ともとれる男女感のやり取りには賛否両論、特に女性からは非難されても仕方ないともいえる本作ですが、池松壮亮と蒼井
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.9

今年の1月に公開されたばかりですがAmazonプライムに来ていたので、早速視聴しました。サムネのニッコリした男がウェスカーだといわれたときは本作で最も驚く瞬間でしたが、映画の出来もニッコリという訳には>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.4

毎度思いますが、脚本が超絶うまいですね。クリストファー・B・ランドン監督要チェックになりそうです。

 前作「ハッピー・デス・デイ」のエンディングつまり、次の日から始まる本作。カーターのルームメイトだ
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遊びの時間は終らない(1991年製作の映画)

4.0

映画を見終わった後の感想「遊びの時間は終わらなかった…!」

 モックンこと本木雅弘演じる巡査は今どき珍しいくらいの真面目な男でそんな融通の利かない男が、防犯訓練の犯人役に抜擢されたもんだから、あまり
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月と少年 / La Luna(2011年製作の映画)

3.5

ピクサーの短編作品。月の光は、月に落ちた大量の流れ星で構成されていたという発想で勝利している作品といえます。「あの夏のルカ」と同じ監督が作っている作品なだけあり、海の表現が美しかったですね。

 また
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ザ・フライ(1986年製作の映画)

3.8

クローネンバーグ作品の中でも、最も売れたとされる本作。何を思ったのか食事中に視聴してしまいました。

 ジェフ・ゴールドブラム演じる博士が、ハエ人間となる過程をゆっくりと演じています。特に物語が後半に
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バズ・ライトイヤー(2022年製作の映画)

3.3

トイストーリーでアンディ少年が夢中になった映画から作られたおもちゃが我々の知る「バズ・ライトイヤー」で、本作はその劇中劇を映画にしたという作品…。ややこしすぎるわ!いくら何でもトイストーリーでこすりす>>続きを読む

おともだち(2014年製作の映画)

2.8

どこに惚れたんだかわかりませんが、ふたりの女性が一人の変なミュージシャンの男性を取りあいます。しかしその男は中々のクズ男で二人は裏切られてしまう。裏切られた二人は一致団結して彼を追い詰める。追い詰める>>続きを読む

ジェミニマン(2019年製作の映画)

3.0

何の事前情報もなく、吹き替え版で視聴。もう一度言います。吹き替え版を視聴。主人公演じるウィル・スミスは江原正士と山寺宏一が演じており、若いころと現在とをうまく使い分けていました。(実際両名は他作品でも>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.3

面白かったぁ~。数あるループものの中でも上位に入る傑作を観てしまいました。ビッチな女子大生ツリーは、誕生日に殺されるたびに誕生日の朝に戻る日々を繰り返していく。

 この手の作品の流れとして、殺されな
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デス・プラン 呪いの地図(1958年製作の映画)

3.5

いやこれは面白かったです。墓地の管理をすることになった男が、事務所に貼られている墓地の地図に(白いピンは予約を意味し、黒いピンは埋葬済みを意味する)間違って黒いピンを刺したらその人が死んでしまうという>>続きを読む

ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

この映画を形容するのは非常に難しいのですが、確実に言えることは美しかったの一言です。

少年時代、虐められていた少年はドラッグの売人であるフアンと出会いそこで自分の親からは教えてもらえなかった「自分の
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

3.9

マトリックスのネタ元ともいえる本作。圧倒的な作画による透明化そして要人暗殺までのシークエンスで初っ端から引き込まれます。脳以外の全身を機械化した主人公草薙素子が主人公。ほぼ永遠ともいえる生命を手に入れ>>続きを読む

サマリタン(2022年製作の映画)

3.5

Amazonプライムでシルヴェスター・スタローンの新作が来たとなれば、観るしかないでしょう。という事で早速視聴しました。

 正義の男サマリタンと悪の存在ネメシスという存在が消えてから25年経った街が
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

3.8

ジャン=マルク・ヴァレ監督の遺作であり原題がDemolition(解体)という意味の本作。名前を聞くとシルヴェスター・スタローンのデモリッションマンを思い出しそうなものですが、全く毛色は異なります。>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

 「ジョン・ウィック」、「デッド・プール2」のデビッド・リーチ監督の最新作。

早速劇場で約2時間の旅に乗車してきました。

 どでかい”弾丸列車”の文字とともにスタートする本作の魅力としては終盤の怒
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