こなつさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

こなつ

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劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-(2018年製作の映画)

3.8

大ヒットしたテレビドラマの劇場版。番組のファンでずっと観ていた人にとっては、この集大成は特別な思いがあったかもしれない。

地下鉄トンネル崩壊事故から3ヶ月後、旅立ちの時が迫る藍沢たち。その旅立ちは別
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ピース・ニッポン(2018年製作の映画)

3.8

小泉今日子と東出昌大のナレーションで巡る日本絶景の旅。

日本という国の美しさを再認識するとともに、神秘性に満ちた数々の物語を感じる。心深く癒された映像体験だった。

8年の歳月を掛けたという作品の完
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ゲティ家の身代金(2017年製作の映画)

3.8

1973年当時フォーチュン誌から”世界一の大富豪”に認定されたゲティオイル社社長のジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された実話をフィクションを織り交ぜて描いている。監督はリドリー・スコット。出演はミシェ>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

3.8

極右組織によってドイツ各地で起こったトルコ系移民に対する殺人・テロ事件を背景に、理不尽にも愛する家族を失った女性の苦難と絶望を描いた作品。

トルコ系移民と結婚したドイツ人の女性。2人はまじめに働き、
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おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.4

記録用

スマホにかかったメールと電話を公開することによって、思わぬ秘密が暴かれていく3組の友人夫婦。

二つの光(2017年製作の映画)

4.2

たった30分の短編映画に、こんなにも感動するだろうか?

「八月のクリスマス」や「四月の雪」でメガフォンをとった韓国の純愛映画の巨匠、
ホ・ジノ監督の珠玉の短編ラブストーリー。

韓国の国民的人気俳優
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.6

文芸版「プラダを着た悪魔」という宣伝文句に魅せられて鑑賞したひとり。

「プラダを着た悪魔」の舞台が女性の憧れの仕事であるファッション雑誌の編集部だったことと比較すると、日本ではまだあまり知られていな
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

原作は、2020年本屋大賞をとった凪良ゆうの有名な小説だが、私はその本を読んでいないので、まっさらな気持ちでスクリーンと向き合った。

「悪人」「怒り」の李相日監督の作品、「パラサイト半地下」を手掛け
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オードリー・ヘプバーン(2020年製作の映画)

4.0

オードリー・ヘップバーンと言えば、「ローマの休日」のキュートでチャーミングな笑顔を思い出します。

24歳の若さでアカデミー賞主演女優賞を獲得した大女優の裏に隠されていた幼少期の過酷な環境や2度にわた
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.0

「ジョーカー」で狂気を見事に表現したホアキン・フェニックスが、今回の作品では妹の子供である9歳の甥を数日間預かることになり、戸惑いながらも面倒をみる独身男をどう演じるのかとても興味深かった。

好奇心
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ジョアン・ジルベルトを探して(2018年製作の映画)

3.8

「イパネマの娘」「想いあふれて」などボサノバファンなら誰もが知っている名曲、類稀なギター演奏と甘い歌声で魅了したジョアン・ジルベルト。2008年のリオ・デ・ジャネイロのコンサート出演を最後に、一切の公>>続きを読む

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.5

2019年公開と同時に映画館で鑑賞し、ベストムービーに入るくらい好きになった作品。年末に久しぶりにアマプラで観てあの時の感動を思い出す。

インド映画特有の歌や踊りのない静かな物語。何故か心動かされる
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