ななめまえさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

夏の終り(2012年製作の映画)

3.7

原作があるのでナンセンスな感想かもしれませんが、本当に純文学小説を映像におこした作品という感じでした。
雨の音、煙草の香り、桃の白と蟻の黒。
五感を刺激される映像にのせて、凪いだようでいていつ壊れても
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娚の一生(2015年製作の映画)

3.6

オススメされて鑑賞。
あらすじを読んでドロドロと耽美な作品なのかと思いきやほっこりしました。
豊川悦司さんがはまり役。
温かい気持ちになれる素敵なお話です。

最後まで行く(2014年製作の映画)

5.0

最近観た中で一番気に入った作品です。
終盤までは正直なところ展開が読めずに面白い!けれどまぁ通常運行な韓国映画という印象だったのですが…、(韓国映画は面白さの平均値が高いので)
ではこの作品の一体どこ
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.6

原作読了済み。
忠実に丁寧に作られていたと思います。
まるで終始音楽を聴いているような大人のラブストーリー。

NEXT -ネクスト-(2007年製作の映画)

3.5

‪フィリップ・K・ディックの短篇小説の映画化作品。
本当に短篇小説を読んだ後のような後感。
決して長編小説ではない。ドカンとすっきり派手に打ち上がるような爽快感も痛快さもない、けど、それが良い‬。

あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.1

これまでインド映画は個人的に合わないことが多かったのですが、本作は好みでした。二人の距離感にときめきを覚えました。
身分差や女性の扱いについては見ていて辛いものがありますが、(価値観を否定するつもりは
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ライフ・オブ・デビッド・ゲイル(2003年製作の映画)

4.8

あまりの衝撃に鳥肌が止まらない…。
今見ている世界の一体なにが真実なのか、当たり前のように見ていたものが一瞬にして揺らぐ。
底無しの沼の中に背中をトンと押されて落ちてくような、途方もない感覚に暮れてい
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.6

皮肉に満ちた作品。
戦場の凄惨さと過剰なまでに湧く式典のコントラストが良い。

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル(2016年製作の映画)

3.5

ファイナルらしく今までで一番ウシジマ君の人間らしい部分が垣間見えました。
竹本との出会いの大きさはウシジマ君の人生にとっての唯一の良心であり一生背負う悔恨なのでしょう。

決して晴れやかではありません
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闇金ウシジマくん Part2(2014年製作の映画)

3.5

お金や欲望に翻弄される人間模様がとても興味深い。
5円のありがたみと身の丈を忘れずに生きようと肝に銘じます。

ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.2

何度も何度も繰り返しみたライオンキングということで楽しみにしていました。
初ドルビーで鑑賞したのですが感動しきり。
美しい映像と音楽でライオンキングの世界に浸れて最高の気分を味わいました。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

4.3

宝石を盛って煙草を吹きかけるシーンが瞼の裏に焼き付いて反芻してしまいます。

テンポも音楽も表現も大好きな世界観です。

HOT SUMMER NIGHTS ホット・サマー・ナイツ(2017年製作の映画)

3.8

予想を良い意味で裏切られました。
心に残る青春映画の一作に加わりました。

闇金ウシジマくん Part3(2016年製作の映画)

3.2

何かを得る為には代償が必要だと痛感させられる作品です
ロマンスが救いに感じました

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

2.5

ドラマを見終わったので鑑賞しましたが、
ドラマの良さが活かされていなくて残念でした。

荒野にて(2017年製作の映画)

4.2

15歳の少年が一人で生きていくにはあまりに過酷な現実。
見ていて胸が苦しくなりました。
良い映画です。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

4.5

ドラマ版の終わりからどうやって続けるの?という不安がありましたが大満足の一作でした。
映画ならではの豪華で盛りだくさんな内容になっています。
コントのような掛け合いに笑いが止まらず
夢のように楽しくて
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.9

予想よりもはるかに面白くて、思わずやられた〜と嘆息しました。
本作は前半と後半では全く異なる様相を呈する作品です。
ラストが秀逸。

もう一度観たいです。拍手

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

3.9

ドラッグに溺れていく息子と親身に支えるその父親。と家族。
支え続けた父親がたどり着いた一言が痛烈に胸に刺さります。
家族といえど違う自我を持ち、自分の意思で立って生きている。
綺麗事でも理想論でも崩せ
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シークレット・チルドレン 禁じられた力(2015年製作の映画)

3.0

ティモシーシャラメ氏目当てで鑑賞し、ティモシーシャラメ目当てで終わりました

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.6

大好きなシリーズ。本作も良かったです。
カールとアサドの距離が縮まっていてほっこり。
本作ではテンションの上がった貴重なカールが見られます。

相変わらず事件は陰湿で、人間社会の闇を浮き彫りにします。
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

3.6

あまりにどんでん返しを煽るので冒頭で真相に気づいてしまい、裏の裏があるのを期待しましたがそれもなく…。
しかし前田敦子さんの演技が可愛らしかったのと松田翔太さんが麗しく、違う観点から十分に楽しみました
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たかが世界の終わり(2016年製作の映画)

3.6

大好きな監督にお気に入りのキャストたち。
観ていて相当やきもきしました。
言いたい事は分かる。
分かる、けれども。

あるメイドの密かな欲望(2015年製作の映画)

3.8

レア・セドゥ目当てで観ました。
何があるというわけではありませんが、下世話で結構好きな感じでした。

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

4.5

観てからかなり時間が経っているのに、
今尚心に深く残っている作品です。

俳優さんが素晴らしくて、映像の効果も良かったと思います。
観てすぐに原作を買いました。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

どこかズレた世界なのに空気のように自然に馴染んで時を忘れて見入ってしまう。

ラストも良い。