ななめまえさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

八甲田山(1977年製作の映画)

3.8

観ているだけで寒い、辛い…。
無能な上官に歯向かえない構図は現代社会にも通ずるものがあります。なるべくして訪れる事態に突き進んで行く様子を画面越しになすすべなく見届けるしかない切なさ。
あぁ、でも面白
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.6

素晴らしい映画でした。
音楽の持つ力をまざまざと見せつけられました。目の前で次々と名曲が生み出されていく興奮。フレディ・マーキュリーという人物がいかに天才だったかが分かります。
ラストのライブでは熱狂
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大脱走(1963年製作の映画)

4.2

長さを感じさせない。
テンポが良くて面白い。
名作と名曲は紐付いているのだと感じた作品。

(2018年製作の映画)

4.3

原作は読了済です。
あの話をどう映像にするのかという期待もあったのですが、
想像をはるかに上回る出来栄えに興奮を覚えました。
五感を刺激される映画であり、
どこか不気味で妖しくて、
銃に魅入られた青年
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blank13(2017年製作の映画)

3.6

憎む気持ちも愛する気持ちも本物。
家族だなぁ。
監督の好きなものの空気感が伝わる作品です。

ローズの秘密の頁(ページ)(2016年製作の映画)

3.6

若かりしローズの思い出に胸を掴まれた。
ルーニー・マーラの清廉で妖艶な美しさに息を呑む。
ラストはあってもなくても良かったと思います。
とにかく揺れ動く壮年期は、思い出写真を一枚一枚めくるような高鳴り
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.5

シャーリーズ・セロンのアクションがカッコいい。佇まいが美しい。
映像と色彩が印象的。面白かったです。

あさがくるまえに(2016年製作の映画)

4.7

個人的にとてもヒットした作品です。
間も空気も映像も瑞々しく、
震えて放心するほど鮮烈に沁みました。
オススメしたい一作です。

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

3.5

女神の見えざる手を想像してみましたが意外にもホロリ

ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.8

ソルジャーズ・デイに向けて再び鑑賞。ボーダーラインは初めて観た時から多大な衝撃を受けて何度も観ている作品です。
冒頭のシーンで心臓を鷲掴みにされ、得体の知れない大きな渦になすすべなく吞みこまれる体感。
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処刑人(1999年製作の映画)

3.6

倫理観を問われる作品かと思います。様々なシチュエーションでのガンアクションが楽しめます。

ライ麦畑で出会ったら(2015年製作の映画)

3.7

試写会にて。
素敵な青春ロードムービー。スクールカースト下位な主人公がJ.Dサリンジャーの『ライ麦畑でつかまえて』に感銘を受け、舞台化すべく隠遁生活を送るサリンジャーを探しに行く話しですが、監督の実話
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

いつ面白くなるんだろうと観ていたのですが、まんまと楽しみました。
正直なところ先が読めてしまうところもありましたが、それを引いても鑑賞後の爽快感もありリピーターがいるのも頷ける作品でする。

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

3.6

とにかく映像が美しくテンポ感が良い作品。
終わりも余韻が残って良い…はず、なのだがどうしてもモヤモヤしてしまうのは途中の展開のせいかもしれない。
アリシア・ヴィキャンデルの美しさは必見。それだけでも観
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ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

3.5

予告での世界観に惹かれ、マーティン・スコセッシ監督作品ということもあり鑑賞しました。
結論、ストーリーについてはやや肩透かし感がありました。ただ子役の可愛さと映像は素晴らしい作品です。

永遠に美しく…(1992年製作の映画)

4.2

幼い頃観て面白かった記憶がありましたが、満を持して再見しました。
やはり面白いものはいつ観ても面白い!
掛け合いは勿論、美に執着するあまり崩壊していく滑稽さがコミカルに描かれております。オチも良いです
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アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

3.8

最初はあまり集中できませんでしたが、後半の盛り上がりが素晴らしく固唾をのんで画面を見つめました。
是非最後までみていただきたい。
主人公の心情の変化が見事で、戦争の凄惨さを、これまでとは違った角度から
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