赤痢さんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

悪魔のような女(1955年製作の映画)

4.0

特別枠ってかんじの映画

優柔不断で幼くて人に全責任を押し付けようとする女(学習性無力感)と、神経があまりに図太すぎる女

死体の顔面白くね?詰めが甘くね?割と人間1人が消えてもみんな混乱しないな?と
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さらば青春の光(1979年製作の映画)

3.9

モッズは、ロッカーより斜に構えてるし「僕は君たちとは違って馬鹿じゃないから」という顔をしてる
服装は上品でパッと見好青年なのにじつは暴れてるってほうが、見た目からして不良な人よりも得するだろうな、ファ
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

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途中までしか観れてない、、今度観る

気が短くてこだわりが強いオタク好き。僕は作曲家ですって堂々と言うのもかっこいい/狂い咲きサンダーロードでも思ったけど、戦いとかのときによくわからん実用性ないクソか
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.7

これ好き!
吹っ切れた人間最高。危険なことを涼しい顔でやってるの良い。宙に舞うポリ袋を見て「すべてのものの背後には生命と慈愛の力があってなにも恐れることはない」と気づくの凄。本質。
変なものに美を見出
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緋色の街/スカーレット・ストリート(1945年製作の映画)

3.6

前半は銀杏BOYZだったのに
後半はただの自己中ジジイだった

要領だけ良くて謎の自信があるわりに愚鈍で頭も才能もなにもない男はなぜモテるのか? 映画に出てくる若い女の人、だいたいヒモに虐げられていて
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サムライ(1967年製作の映画)

4.0

扉に挟まりながらメトロから出るとかじっとしてたのに急に機敏な動きするの、かっこいいけど面白くて笑ってしまう。

そんなにお金が大切なのかな、お金なくても身の危険なくて友達とかと仲良く楽しく暮らす方が絶
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イノセント(1975年製作の映画)

3.9

男、自分は不倫してるくせに奥さんの浮気に嫉妬するんかい自己中やなと思ったけど、不倫とか浮気って海外だとかなりライトなかんじがする。フランスだと男と女は死ぬまで男と女だから夫婦になっても緊張感がなくなら>>続きを読む

トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.7

ネズミの赤ちゃんのシーンでなんか涙出てきた ネズミもネズミの赤子も何も悪くなくても殺されるのかと 人間以外の動物も赤ちゃん産んだりしてるのすごいがんばっててえらい 猫のサイズ感と雑な持ち方かわいい 下>>続きを読む

カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

うわー本当に、最後、まだ終わらないで頼むからマジでと思った。くやしい。本当に最高の映画だけど、くやしいので、ちょっと、ううーって感じ。

映画の世界とリアルとの微妙で決定的な違いをうまく表現していた。
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散歩する惑星(2000年製作の映画)

3.9

静かに狂ってるかんじ好き
汚れた服とか綺麗な家具とか店内の雰囲気とか色合いとか、全部がいいし参考になる
画面のバランスがとてもいい

テリーギリアムの映画にでてくる部屋の内装がすごく好きでとっ散らかっ
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ミッドナイト・ラン(1988年製作の映画)

4.0

30分遅らせた時計の下りとか、しょうもない騙し合いとか、ヘリ操縦とか、崖から落ちるとことか、真剣な顔で金奪った後食料爆買いするとか、毎回、行動がかわいい

ヤバ状況でもいちいちかわいくて面白いこと言わ
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ナポレオン・ダイナマイト/バス男(2004年製作の映画)

3.9

ペドロ、鎮座DOPENESS

ナポレオンはダサいやつじゃないちゃんと自尊心ある卑屈な態度じゃないしやられたらやり返してる 常に無気力で不機嫌な感じするけど自分のしたくないことはしてない

世の中メジ
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情婦(1957年製作の映画)

4.6

演技や脚本や全部が一流
緊迫した雰囲気の中でもかわいい仕草とか和んだ雰囲気がある
ウィルフリッドは探究心があって抜かりなくて油断しなくて自信と根拠に基づき話してどんな反論にも冷静で頭切れて、偏屈で意固
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.6

「真昼の光の下では冴えない男だけど 夜になれば一変して愛の達人よ 私はスイートな性倒錯」←この発言かわい過ぎる
悪い男のウインク、リフラフのビジュアルが神、トランスヴェスタイトは良い男女関係なく誰
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ブルーベルベット(1986年製作の映画)

4.5

秘密の恋人 人殺した直後にキスする感じ好き、目の前のことしか見えてなさすぎる清々しくて好き あと本能から湧き上がる好奇心で歯止めが効かなくなる感じもすごく好きです
この世は不思議な所、過激な浮気発言し
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.6

男が全員跪いてるのも、気楽におしゃれに生きてる感じも、すぐナンパするのも、軽率に惚れるのも、自分の欲のことしか考えてないのも、いいな、陽気で適当なのが1番いい。でもせっかちな人間にミュージカルは向いて>>続きを読む

ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.9

女の子の達観や苦悩
美少女は居るだけで最高なので引きこもるのは勿体ないですね
ラックスのすべてがきれいで冷たく見えて大胆なところが良い、不良ぽい雰囲気の美少女は最高だな
雑で大胆で危ない感じの人間本当
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狂い咲きサンダーロード(1980年製作の映画)

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ずーっと観たいと思ってた映画で、みなみ会館でやってると昨日知って即予約して来たのだが、
寝不足で頭働かなさすぎて、内容あんまわからなかった、スピード感がありすぎたからか、、?あと登場人物全員同じ服髪型
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愛の嵐(1973年製作の映画)

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フツーに見える人間が過去に壮絶な経験してたり大恋愛してるのは素敵状況だけど、これ相手がこの人だから好きってより状況が悪すぎて恋愛に走ることで逃避してたんだろうし、若くて綺麗な女ってだけでもてはやされる>>続きを読む

アパートの鍵貸します(1960年製作の映画)

3.9

いい人って損する。でも恋愛においては女に主導権あるほうが絶対にうまくいくと思う。結局いい恋愛ができるのは優しい男と強気の女だと思う。だからいい人止まりは、いい人を見抜けないような見る目のない女に時間使>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.5

ありえんくらい長く感じる。一日中観てた気がするほど長かった

欲望のままに振る舞う人が魅力的なのは自分の確固たる芯に基づいているからであり
他人のこと考えずに自分のことしか見てない人はまじで魅力的だし
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

4.5

こんなに独特な雰囲気やストーリーを作り出せるの凄すぎる

テリーギリアムの映画に出てくる部屋とか食事とか小物全部が大好き
変な人不器用な人過去の悲しみによって変わってしまった人など、独特の登場人物
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ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ(2001年製作の映画)

4.0

愛は創造、精神の愛があっても性の問題でダメになるって難しい問題 改めて性だけの関わりの蛇足さを実感、精神の愛だけ募らせるのが理想系
壮絶な過去がある人ほど優しい つらい過去を思い出して自分を可哀想がら
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

4.6

不気味で美しくて最高

大林宣彦、気持ち悪くて宗教的で美しいかんじが良い/寺山修司より大林宣彦の方が愛嬌あるし小難しくない

ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.5

マルメン吸いながら朝まで観てて限界がきた
煽られた瞬間ブチ切れるの好き、自分から煽る奴はマジでバカ、人生に関しても言えることですこれ やられたら徹底的にやり返すけど自分からやらないは鉄則 自信のなさそ
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

4.5

スルメ映画
あの海を心に持ちたい

あの部屋みたいに変で無駄なものしかない所に住みたい 脳内の無の映像も衣装も建物も人物も全部が前衛的で好みです ド派手な色彩のなかで主人公だけがシンプルなのも好き
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愛の新世界(1994年製作の映画)

4.9

女王様やりながら演劇、働きながら祭、二面性が魅力的過ぎる。自分も何歳になっても楽しい新しいことをできる気がしてくる

花様年華(2000年製作の映画)

4.0

男は過ぎ去った年月を思い起こす埃で汚れたガラス越しに見るかのように 過去は見るだけで触れることはできない 見える物はすべて幻のようにぼんやりと

小道具だけをズームして撮ったり、鏡をうまく使ったり、暗
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天才マックスの世界(1998年製作の映画)

4.0

好きな人のために何か大きいものを変えようとして本当に変えてしまう大胆なマックスが好き

汚いケーキの横でボール投げ入れるシーンと、「この関係がどうなるかはわからない でも僕にははじめての人だ 、好きに
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

大人になってからでもできることをやるほど私たちはのんきではない

大切が一晩経つと普通になってしまうずっと続くと思った感動もすぐ薄れてしまう、それが嫌で自分の何かを終わらせる決心をする←分かる

「こ
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アダムス・ファミリー(1991年製作の映画)

3.5

ゴスは良い。不幸とか夜とか死とかそういう負の側面を愛する感じかわいい。燭台とか欲しい
ウェンズデーは賢くてかわいいから敵なし。
🐇と🐢の話って真理だな

ローラ(1961年製作の映画)

3.8

ローラのまつげきれい。ドレス着たい。
7年も待つって凄い。主人公は残念だったけどもタイミングの少しのズレとか自分以外の人間のことは自分ではどうすることもできない。
あと昔の人はスマホがないから現実での
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