赤痢さんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

イヴの総て(1950年製作の映画)

4.4

人間としての図太さを見習いたい。

普段の生活からすべて演技してまで上り詰めたいと思うイヴの根性、ここまでくると尊敬に値する。苦境でも見事に演じ切って賞まで取るという肝の座り具合も他人の心を踏み躙って
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.9

マリリンモンローまじで1番かわいい。

けっこう変わった人の役やけども、性根が素直やし自分がかわいすぎることを理解した上でそれを悪びれずうまく利用している。外見は女史上最強って感じだけど中身や動きが子
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脱出(1944年製作の映画)

3.9

バコール様(身長高くて声が低くて超絶渋くてカッコいいけどふとした瞬間がかわいい)が最高の女であり憧れ
だから観たけどハンフリーボガートの格好良さも半端ではなく⋯
美しいアベックです。もっと二人のシーン
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

3.7

未来を選んでて偉い。
薬物やってた人が健康に走るのは当然ルート。夢中になってた分の埋め合わせであり、持っているものに感謝せず持ってないものを求める性質。ヤク中もオタクもアスリートも根本は変わらないんで
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.1

こういう風に心に残る夜があれば何年でも生きられる気がする。この瞬間にも他の国で知らない人が特別な経験してる
知らない人にも嫌いな人にも想像もできない不幸があってそれでも一生懸命生きてると思うと愛おしく
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.9

雑な動作や考え方が好き 人を撃ってしまってもたいして動じてないのかわいい
自分にとってはどうでもいい一晩でも誰かにとっては特別な一晩
適当な出会いが好き
どの映画にしてもそうだけど直接話に関係しないチ
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.9

エイドリアンブロディ、悪いサルバドールダリで最高すぎる
度胸と瞬発力と礼儀のある人間になりたい あとジョプリングのファッションがthe一張羅って感じでカッコいい ⛷良かった

忠誠心が年代を超えた深
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.6

メガ崎市の街の建設物良い
アタリ君が勇敢で賢いから主人公として正解 こういう器用で偏屈じゃなくて素直な人間が見てて一番すっきりする
あと犬たちの動きがかわいい
悪役でもみんな人間らしくてかわいいとこ
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新聞記者(2019年製作の映画)

-

本来こういうの好みじゃないけど友達たちに誘われ、やはり好みじゃなかったしその場にいる人みんな「一人で観てたら途中で辞めてたわ」て言ってたから(なんで観ようと思った)じぶんらには向いていなかったぽい>>続きを読む

パリの恋人(1957年製作の映画)

3.8

お金も教育も魅力には無関係 無垢であること 悲しみは早く忘れ喜びを人一倍に それが1番の魅力の秘訣←真理

古風で締まるところ締まってる服を完全に着こなす人間になる。猫背直す 
パリの密な店に行き人と
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ラヴソング(1996年製作の映画)

3.9

常に目的やでかい夢に向かって媚びないヒロイン、どっからどう見ても悪人だけど根はいい人、などが登場して、いい塩梅
好きだから好きって言えてしかも何も気にせず一緒に居られるのは若くて自由があることが前提だ
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肉弾(1968年製作の映画)

-

死ぬ気で生きなければやられる1秒も無駄なこと考える暇ないみたいな状況だからこそ過酷な状況でも精神的にへこたれない
自分と歳変わらないひとがカミカゼ特攻隊
過酷な状況でも恋愛

なまぬるさ贅沢さで判断が
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式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.6

この岩井俊二のくたびれた感じが好き こういう穏やかでやさしくて賢くてたくさんのこと経験してきた感じの年上の男の人は魅力的に見える 包容力というか何しても受け入れてくれそうな大きさがある めちゃくちゃな>>続きを読む

水の中のナイフ(1962年製作の映画)

3.8

ワニを投げるシーン、唐突なキスシーン、良い
ヘンな関係とか、よく知らない人とよくわからないことするのとか、二度と会うこともない刹那的な関係とか、好き
流れでよくわからない思い出ができるのいい 貧乏で落
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絞殺(1979年製作の映画)

3.9

ウオーこれは結構好きだ
父親、尊大な態度をとるくせに弱いの(弱さを尊大な態度をとることで隠そうとしているともいえる)見てて恥ずかしくなるな 

大学に行くためだけの高校は、全員同じ価値観で人生を計算で
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フェリーニの道化師(1970年製作の映画)

-

普通の服着てたら普通に見える人が、道化師を仕事にしていて、どういうきっかけや覚悟でその仕事を選んだのか、気になる

いつも笑顔な人ほど重い過去があったりするように、道化師も愉快な振る舞いをしつつ今まで
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恋に焦がれて(1992年製作の映画)

3.7

頭いい子供は浮くから周りのなんもわかっとらん子供にバカにされがち
なんの根拠もなくこれは永遠だとかなんだとか確信したり落ち込んですぐ立ち直ったりするけど 17歳なのにしっかり考えていて 不良も憧れのお
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.0

最初は未来世紀ブラジルと少し似てるかもと思ったけど
建築物、エロ要素、登場人物の魅力、ファッション、物足りなく感じました

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗(1926年製作の映画)

-

バスターキートンは容姿はクールでかっこいいのに動きがかわいくて良い
100年前の人たちの映像が観られること自体すごすぎる 100年で文化がどんだけ進化したのかって話

ロバと王女(1970年製作の映画)

3.5

内容は物足りないけどシンプルに画面が美しい。白と赤の組み合わせが好き。あと太陽と月のドレスが最高。服と髪型って自尊心のために本当に大切

殺し屋1(2001年製作の映画)

-

浅野忠信の
浅野忠信の悪い姿を見たい
それだけの理由で見た

ウェディング・シンガー(1998年製作の映画)

3.5

大槻ケンヂがこの映画好きつってたから観た 
おれはブシェミが好きだ
人を楽しませるための職業の人が世の中には居て、一人の夜おれには金も家も地位もないと悩んでいる
ああいう男と四年も交際したジュリアほん
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抵抗(レジスタンス)-死刑囚の手記より-(1956年製作の映画)

3.7

主人公の顔好き、アングストの主演の人ぽい、神経質で怖くてでも繊細な感じが絶妙。
脱獄する人は脱獄したあとの自由よりも脱獄するときのスリルが目的でやってんだろうなと思う。どうせ死刑になるしせっかくだから
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

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直視できない。
心配して優しくしてくれる人の厚意を毎回断ると、余計に心配させてしまうのでたまには甘えた方が相手のためだと思いました
自分のことしか考えず自分だけがかわいそうだと思ってる人間たちと自分の
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.5

そんなに映画を観ているわけでもないド素人の自分でもこの監督が凄いというのはわかるが、大衆的には内容的にも絵面的にも派手・起承転結・わかりやすいのが流行りそうなのに、なんで大衆的に人気なんだろう、、わか>>続きを読む

欲望(1966年製作の映画)

3.0

尺がとんでもなく長く感じる
主人公の性格や行動が好きになれない⋯
狂った人が登場する映画は好きなはずなんだがこれはちょっと自分には違ったかな

ユメノ銀河(1997年製作の映画)

3.9

タイトルが良すぎ、
話のなかに入り込み出てこられなくなりそうな映画
和室
忠信(24)の「籍入れようか」
昔の女の人に自由は少なかっただろうから危険な恋愛に冒険したくもなるのだろうな

マリリン・モンロー 瞳の中の秘密(2012年製作の映画)

-

マリリンモンローは、動きや表情がぜんぶかわいい。セクシーなだけじゃない。ストイックなところも極端な二面性もすごく繊細なところも、大好きです
押さえるべきところ押さえてる感じがする。インタビューされてる
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パリ、テキサス(1984年製作の映画)

3.8

切ない、重い、複雑、独特の映画
低気圧かつ寒い日に観るのはやめたほうがいいです

昔の楽しかった二人に戻るのは想像もできないほど難しいんだろな 刺激的でいつも新鮮な関係の二人ほど一回崩れたら即終わりな
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ラ・ジュテ(1962年製作の映画)

4.6

過去も未来もない 2人には現在だけ

「わたしの幽霊さん」この台詞好き。
過去に生きていた、名前も肩書きも生まれた国もなにも知らない人のことを知りたくなった。違う時間を生きているという理由だけで会えな
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π(1997年製作の映画)

3.5

コントラストはっきりした白黒スタイリッシュ
頭良くて完璧主義な人神経症に苦しめられがち わからないことをわからないまま放置できないとしんどいだろな

あなただけ今晩は(1963年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

イルマかわいい。素直だし感情豊かだし。あの適度に雑でかわいい部屋に住んで「私も画家よ」とか言ってギリギリだけど豪華な暮らしして毎日遊ぶの憧れる。ヒモを養う女みたいな構図はどの時代どの国もある

女を逮
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夜の第三部分(1972年製作の映画)

3.5

現代人の不幸は、自分が恵まれてることに気づかず満足できずしょうもない物を欲しがること

命の危機にさらされることがないから、どうでもいい人間関係やどうしても欲しい高級品に気を取られて、大したことない物
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