マロさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マロ

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ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

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ひたすらに可愛いお話なのかと思いきや、案外奥の深い題材だった。始まりから、テーマパークにいるような気持ちになる音楽に、纏まりのあるレトロな色遣い。こっくりめの黄色が可愛い。子役がみんな大人びている。キ>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

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一人暮らしを始めて一年、なんでもいいやと投げやりになりがちな自分に嫌気がさしていたところで観てよかった。ひとつのレシピが生まれるまでの悲しみや喜びを受け継いでいけるという奇跡。食べ物は人を幸せにする。>>続きを読む

東京オアシス(2011年製作の映画)

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詩を読んでいるような感覚になる。あと何度か観る必要がありそう。

架空OL日記(2020年製作の映画)

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やっぱりすごいなバカリズム。
途中、“ここは映画館だ” ということを忘れるほどにドラマの世界観が崩されていない!と思いきやどこかちょっとスペシャルだったりして。
社会人(OLではないけど)になってから
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

誰かが言っていた。離婚に関する裁判の勝敗を決定づけるものは、不倫やら暴力やら、言葉に現して訴えられるものももちろんあるけれど、目には見えない・その時々で変わりうる双方の"気持ち"の問題によるもの=言葉>>続きを読む

8月のクリスマス(2005年製作の映画)

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こんなに優しい声でこんなにあたたかい話し方をしてくれる写真屋のおじさんが居たら、気になっちゃうほかないでしょうが…?ドンピシャな懐かしさと、ちょうどよい『キュン』がこれでもかというほどに詰め込まれてお>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

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『観たいな』という関心 vs『複雑そうな題材+岩井俊二監督作品』という(勝手に感じていた)手強さ の戦に負け続けてきた末に、あらすじもちゃんと知らぬままに観たスワロウテイル…『いい話だった』とか『感動>>続きを読む

わたしは光をにぎっている(2019年製作の映画)

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お湯も ことばも かたちなきもの。
まばゆい光も 消えそうな光も 闇も 涙も 別れも 出会いも かたちなきもの。
かたちなきものでも 目に見える。そういったものを、わたしたちは生まれながらにして握って
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誰も知らない(2004年製作の映画)

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ツタヤに行ってカゴに入れてもなかなか観る気になれず(『子宮に沈める』を観たあとの気持ちを思い出してしまって)、いつも棚に返してしまっていたけれど、GYAOで配信されていたのでこの機会に…と鑑賞。やっぱ>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

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親友が三浦透子ちゃんに似ているので、観に行きたいね!という軽いいきさつで、なんの予知情報もなく観に行くことになったけれど、ちゃんとハンカチを持って行ってて良かった。

斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

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良すぎる意味での『くだらなさ』の詰め合わせ。福田さんが用いる効果音に弱いということに、ようやく気づく。

キャロル(2015年製作の映画)

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テレーズのように、前髪を眉上でぱっつんにして、黒いコートを着て、赤と緑のチェックのマフラーをぐるぐる巻いて寒い街中を歩きたくなるよ。12月になるとまた観たくなるだろうな。

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

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勝手に、ヘアスプレーのことをカラースプレー(チョコ)と脳内ですり替えて考えてたんやけど、始まりからしてハッピーでカラフルでポップな作品でした🍭

アントキノイノチ(2011年製作の映画)

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生まれること、生きること、死を迎えること、は、切り離せないということ。

ザ・ファブル(2019年製作の映画)

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とにかくピュアでまっすぐなファブルがかっこいい。原作知らずで鑑賞したけど、キャストの細かい演技がグッとささる(特に柳楽さんと安田顕さん…演者って素晴らしいなと…)。ちょくちょく笑えるシーンもあって、爽>>続きを読む

TOKYO!(2008年製作の映画)

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ジャケットの配色と、TOKYOのあとの "!" から、勝手にポップなシュールさを想像していたけど、ぜんぜん違った。不気味なタイプのシュールさで、三作共通して世にも奇妙な物語で放送されそうな話だった。

愛がなんだ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます


気を遣われなさすぎるのも好まないのに、かえって気を遣われすぎるのも好まない。ひとって難しいな。

5周くらい先から物事を良くも悪くも考えすぎるから、思い通りに物事がすすむと堪えられないくらい嬉しかっ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

金曜ロードショーにて
映画を撮るひとは映画というものを心の底から愛しているんだな
そうじゃないとこの作品を観れることはきっとなかったんだろうなー
と映画を観る側のひとは思いました

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

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finnairにて🇫🇮
繊細なこころの持ち主のやさしさの行く末に思わずほろり…
まったくの無知で観たために主役がレディガガ様だということを観終わってから知り(苦笑)、彼女の多彩さにびっくりしました

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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finnairにて🇫🇮
『知らないから観ない』のではなく『観たから知れることがある』ということに気づかされました

ぼくのおじさん(2016年製作の映画)

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ケチで、大人気がなくて、ぜったいに家に居候されたら困るはずなのに追い出されないおじさんの不思議な魅力についての話。こういう、何も考えずに観れる映画はいいなあ

遠くの空に消えた(2007年製作の映画)

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本当に起こりうるようなファンタジー要素とリアルな世界との狭間のシュールさが落ち着く。子どもたちのようなピュアな心を自分なりに大切に持っていたいね

(1954年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この世にあるものは何かの役に立つために存在する、たとえばこの小石だって

御法度(1999年製作の映画)

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松田龍平の透き通る雪のように白い肌、紅く小さな口、切れ長の目、華奢だけど血管が浮いたスッと綺麗な手、どの角度から見ても絵に描いたように美青年で、複雑に拗れ合う関係性にこちらまでハラハラしちゃう。いきな>>続きを読む

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

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当たり前だけど薬物の怖さを思い知らされる。ボブがとにかく可愛くて癒されるし、そっと寄り添ったり遠くから見守っている姿が人間のように見えてくる。猫を肩に載せて街中を歩いたりバスに乗ったりギターを弾いたり>>続きを読む

シムソンズ(2006年製作の映画)

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POPEYEでおすすめされていて気になっていたので鑑賞。セリフもストーリーもベタな感じはあるけど、カーリング競技の奥深さは感じるし、実在したチームだと知ると現実感が増す。ジュディマリのBULE TEA>>続きを読む

湘南爆走族(1987年製作の映画)

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湘南の海と、江口洋介の瞳がキラキラしていて眩しい、2019年1本目

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

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数学ができない私にとっては序盤の足し算の問題までしか理解できないほどなのでただただかっこよくて羨ましいけれど、メアリーや、彼女の周りの人たちのように、何かの才能に長けているからこその辛さや苦悩を感じる>>続きを読む

ポルト(2016年製作の映画)

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合間合間に流れるポルトガルの街並みや、窓から港の見える部屋などの淡い色遣いが綺麗…
それぞれの視点とふたりの視点から見た同じ時間の切り取られ方が新鮮で、あっという間に見終わった気分