MaruyamaRyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

山下達郎 シアター・ライヴ/PERFORMANCE 1984-2012(2012年製作の映画)

4.0

時代によってロン毛の長さもまちまちであることを知った。そんな映画館でしか見られない、山下達郎の貴重なライブ映像作品。JOYに入ってる音源もあって感涙。
エンディングを見ると、昔の映像から今まで他にも映
>>続きを読む

ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.5

超好き。圧倒的に世界観勝ち。
アジアと欧米文化がごちゃごちゃ混りあい、汚い未来っていう設定が、現代の延長としてあり得そう。
そして、主人公らしくなく、敵らしくない設定。主人公デッカードは探偵スキルは高
>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.5

オラフの声優が変わる前に見た。

そもそも、お前アナじゃなかったのかという衝撃。
ベイマックスでも思ったが、話に無駄がなく、テンポがめちゃくちゃ良い。そしてどの曲もレベル高い。
個人的にはオープニング
>>続きを読む

釣りバカ日誌6(1993年製作の映画)

4.0

5とこれが、釣りバカシリーズの全盛期だと思う。
石田えりも戸川純もいるし、三國連太郎も動きまくる。

この頃までは知らん男女の仲介話にせず、浜ちゃんスーさんのやりとり中心なのが良い。
改めて見ると、結
>>続きを読む

ロッキー2(1979年製作の映画)

3.0

みんなが見たい前作の続きを全く裏切らないで作った続編。おさらいの如く1のラストシーンから始まり、話もその直後から始まる。話も前作をなぞりまくる。デジャヴか。

正直、敵のアポロの方がプロ意識が高くて応
>>続きを読む

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

3.0

10年前に見たときは、シンジの後ろ向きな姿勢にイライラしていたが、見返してみるとNERVの大人が理不尽すぎて、そりゃそう思うわって感じ。
理不尽さで言ったら、無理矢理エヴァに乗らされるのが、現実世界の
>>続きを読む

KAZUYA 世界一売れないミュージシャン(2012年製作の映画)

4.0

50歳の売れない札幌在住シンガーソングライター KAZUYA を追った逆サクセスドキュメンタリー。
所謂、良いヤツではあるんだけど...な人で、芸名に反してギター弾き語りなのがそもそも怪しいが、その通
>>続きを読む

ベイマックス(2014年製作の映画)

3.0

序盤の超展開に笑った。海外映画の中で、一番日本を分かっている気がする。主人公の家族が叔母さんだけとか、ラスボスのあの感じとか、個人的にあるあるだった。
途中で戦隊モノになるのは面白かったけど、他のキャ
>>続きを読む

カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.0

イントロダクションで泣いてしまった。セリフがないのに、カールさんの人生を追体験してしまって。オトナ帝国ひろしの回想シーンのように。過去との決別、精算というテーマも素晴らしいし、それを映像一発で表現でき>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

3.5

シリーズ見てきたが、ルーサーとベンジーがレギュラー入りしてからは安心して面白い。
いかにもスパイ映画なピンチといかにもな解決策、新鮮味は無いが、様式美のように感じる。ただ前作以前の方が作戦がかっちりし
>>続きを読む

バクマン。(2015年製作の映画)

3.0

原作は未読。
ジャンプ愛がこもりまくってるエンドロールは必見だと思う。正直、本編は友情・努力...というか気合で乗り切ってしまう辺りが面白くない。もうちょっと戦略あっても良いかと。ちんたらやってる擬似
>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

ライブシーン最高だった。
ブライアンとジョンの顔が似すぎていて笑った。ジョンとか声も似てるし。フレディの動きとロジャーの声からも、本気度を感じた。なんならジム・ハットンも似てた。

メアリーとフレディ
>>続きを読む

クソ野郎と美しき世界(2018年製作の映画)

3.0

元SMAPの3人のプロモーションビデオ兼、ラ・ラ・ランドやりたかったのねという感じ。
特別面白くは無いが、単純に3人の新たな一面が見れて嬉しい。ヒゲの稲垣、アートの香取、役者の草彅。
話とか雰囲気は、
>>続きを読む

七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.5

ウッチャン派に鞍替えするきっかけになった一つ。もう一つは笑う犬の生活。この映画、話は大したことないが見所しかない。
かい摘むだけでも、
・ウッチャンのカンフーシーン
・ロン毛の江口洋介
・mac OS
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

彼女の実家に行ったら文字通りとんでもないことになったという話。黒人差別の話かと思っていたが(根本のテーマとしてはあると思う)、途中からサスペンスに変わっていき、最終的な着地点に笑った。本当に笑う。敵を>>続きを読む

太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

4.0

高畑勲初監督作品。
宮崎駿、大塚康生、小田部羊一(後年、任天堂でマリオの画を書いてた人)が関わってることもあり、未来少年コナンやハイジ、ジブリに通じるものがある。時間と予算の都合か、止め絵だらけになる
>>続きを読む

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

モノを作るって尊い。
話が展開した時、これはどう考えても面白いなと思い、ワクワクが止まらなかった。
あと、序盤もクオリティが絶妙。これ以上つまらないとキツイなというギリ上を行く感じ。

エンディング曲
>>続きを読む

キャロル(2015年製作の映画)

3.0

原作は半世紀以上前の作品。
1950年代に女性同士の恋愛を「普通のもの」として描いた功績は計り知れないし、今の時代に映画化する意義もわかる。ただ、普通な話故に盛り上がりにかける。
惹かれあう理由が一目
>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.0

ゲーム、映画、音楽、全てのサブカルに対する愛を感じる。でも濃すぎない絶妙なバランスが良い。仮想現実に入って色々やる設定はありがちだが、ストーリーもなるほどって感じだが、中盤、とある映画の世界に入る展開>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

死というテーマを子供も楽しめるエンタメ作品にできるピクサー怖い。人は忘れられたとき、もう一度死ぬという概念もスッと入ってきた。
あと、邦題が良い。時々、この単語ならお前らも分かるだろって感じで邦題がつ
>>続きを読む

スター・ウォーズ/最後のジェダイ(2017年製作の映画)

3.5

ちゃんとシリーズ押さえて見てるけど熱狂的なファンでもない私としては、新しいスターウォーズをやろうとしている辺り、好きだった。回想シーンとか今まであった取り組みもしていて。
ルークの描き方もおじさん達が
>>続きを読む

ストロベリーショートケイクス(2006年製作の映画)

4.0

タバコを美味しそうに吸う映画。
女性向け漫画が原作らしく2組の女性達の話が、淡々と進むだけといえばだけ。ただその話に出てくるキレることまではいかないけど、癪にさわる人間関係のエピソードの数々が、感情揺
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン大脱走(2017年製作の映画)

4.0

ミニオンとヤギを愛でる映画。
でもグルーをちゃんと主人公にし続けてるのは偉い。ドクタースランプと違う。
80年代曲を全編流すのは、一時期のクレしんが懐メロ流したようにお父さんお母さんホイホイを狙ってい
>>続きを読む

下妻物語(2004年製作の映画)

4.0

改めて見てもやはり名作だと思った。レベルの高い堤幸彦って感じ。
テンポも笑いも良い。
そして、宮迫のダメおやじっぷりは素晴らしい。たかの友梨ビューティクリニックのくだりはこの映画のハイライトだと思う。
>>続きを読む

怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

3.5

ミニオンが本当に可愛い。
一挙手一投足、面白かわいい。
その分ミニオンが狂ってしまう下りが怖い。視点がミニオン目線になるのとかは正統ホラーな演出だった。
その他のキャラ含めて、コミカルな動きが計算され
>>続きを読む

家族はつらいよ(2016年製作の映画)

3.0

期待せず喋りながら見るのに最適な映画。シニア世代を狙った映画だけあって、笑いどころも分かりやすく、でも切れ味はなかなかなので、まさに喜劇といった感じである。ドリフの如くズッコケすぎだが。

探偵の娘が
>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん 爆盛!カンフーボーイズ ~拉麺大乱~(2018年製作の映画)

3.0

やはりここ最近のしんちゃんは安定して小ネタが面白い。前半は割とカンフーしてたのが良かった。
ベストキッド、ロッキー、フラッシュダンス、バーレスクと、色んな映画の修行ダイジェストシーンが好きな私としては
>>続きを読む

おもひでぽろぽろ(1991年製作の映画)

3.5

主人公が田舎に行く道中、時々小5のときのことを思い出すだけの映画。なのに面白い。80年代と60年代が舞台なので、どちらの世情も分かるのが良い。子供の時みても、この良さは分からなかっただろう。
子供の頃
>>続きを読む

ホーホケキョ となりの山田くん(1999年製作の映画)

3.5

高畑勲亡くなったので、見返した。
一見雑に書いたようにみえるアニメだが、高度な技術である素人ながらわかる。キャラクターを八頭身で表現するところがあるが、画の省略の仕方がうまい。

当時は普通の一般家庭
>>続きを読む

バーフバリ 伝説誕生(2015年製作の映画)

4.0

2が最高にイカレ映画だったので、堪らず前作も見た。

期待を裏切らない演出の数々だったが、続編の方が圧倒的かもしれない。結論としては2を更に面白く見るためには見た方がいいが、必須ではないと言ったところ
>>続きを読む

Dolls ドールズ(2002年製作の映画)

3.0

三部構成で話が並行して進んでいく。
1.自殺未遂の後遺症でが頭がおかしくなった彼女と逃避行する男
2.何十年も同じ場所で彼氏を待ち続ける女と、その彼氏(引退間近のヤクザ)
3.事故で引退したアイドルと
>>続きを読む

ソナチネ(1993年製作の映画)

5.0

芸術的なヤクザ映画。アウトレイジと比べて遥かに静かだが、内に秘めてる狂気はこっちの方が鋭い。
いちいちスクリーンに収まってる画が絵画みたいで、カッコいい。とはいえ、話はシンプルだし笑いも忘れていないの
>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

仕事で疲れている時、このゲイリー・オールドマンみたいにフリスク(黒)を食べるとアガる。

マチルダ、レオンもキャラが立ってるが何よりこの映画は、ゲイリー演じる悪役:スタンが良すぎ。あいつで+3点。
>>続きを読む

SING/シング(2016年製作の映画)

4.0

日本語吹き替えで鑑賞。
只のズートピアフォロアーかと思ったが、
話は王道ながら、テンポが良いし、選曲が素晴らしいので楽しくみれた。
声優以外の人も吹き替えをしているが、ジブリような違和感はなし。MIS
>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.0

終始テンションが高く、とんでもないアクションとあがる歌がほぼ全編に流れている。観てると頭がおかしくなりそう。(良い意味)
凄い味の濃いラーメンをずっと食ってるような感じ。

これは2だが、前作見ていな
>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

3.5

銃をカメラに持ち替えたような、前半のクライムアクション風な演出が良い。一転テンポが変わる後半も見応えがあった。
ダメ男演じる福山雅治も良かったが、リリーフランキーの演技が主役を食うほど凄い。昔はミラク
>>続きを読む