MaruyamaRyoさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ターミネーター(1984年製作の映画)

4.5

2が大好きだが、1も改めて見るとめちゃくちゃ面白い。
低予算な様子は伝わるが、それが魅力でもある。
2以降は味方側にもターミネーターが居て、正直安心感がありすぎる気がする。やはり、カイルでないと。
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.5

魚に置き換えているから軽い気持ちで見られたが、父子家庭、記憶障害、依存症治療など内容はシビアだった。子供向けの皮を被った大人向け映画なのではと思うほど。メインのテーマも親の子離れに据えているのも、他の>>続きを読む

白雪姫(1937年製作の映画)

3.0

こんなにヌメヌメ動くアニメが、太平洋戦争前の1937年に作られてることがすごい。話は小学校の時に見た演劇のようだった。正直話は重要じゃない。白雪姫ずうずうしいし。

ウォーリー(2008年製作の映画)

3.5

実質セリフが無いのに、しかもロボットにここまで感情移入できるとは思わなかった。チャップリンの街の灯みたいだ。基本的にコメディなのに、実はディストピアなあたりは流石がピクサー。未来の人間像はドラえもんの>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

2.5

1で死んだと思ってた奴が実は生きてましたって設定は興ざめ。少年漫画みたいな話だからしょうがないかもしれないが。結局、後遺症の件も有耶無耶になったし。
そもそも話の前提がドラッグに寛容な国じゃないと正直
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.0

ただの不良少年がスパイになるあたりはハンター試験っぽくて面白い。特に何も考えず、楽しく見れる。
敵の見た目が今のスライ・ストーンみたいだった。

トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

4.0

何回も見ているが面白い。CGが今見るとテカテカしすぎているが、おもちゃという設定なので問題なく見れる。2、3に比べると感動要素が少ないはずなのに、バズが飛べずにおもちゃだと気付くところで泣いた。歳だ。>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.0

マルコムXは見たことあるが、それよりもアメリカの
人種差別がどんなものだったのか分かる映画。でも総じてテイストが明るい。NASAが舞台だが、まさかそこでもColored restroom があったとは
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アウトロー(2012年製作の映画)

3.5

トム・クルーズは超人役が本当によく似合う。
派手では無いが、アクション、ストーリー、演出がそれぞれしっかり面白い。アクションシーンがBGM無音なのが良い。相変わらずトム・クルーズ自身がスタントをやって
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打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993年製作の映画)

3.5

岩井俊二の映像美もさることながら、
80年後半生まれには、時代がドンピシャ。
主人公たちが夢中になってるスーファミ、Jリーグとかが小学生時代と完全に一致する。自分の思い出も紗がかかった映像だったんじゃ
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96時間(2008年製作の映画)

4.0

主人公が圧倒的に強く、さしてピンチにもならない。しかも敵には容赦なく必要以上にボコボコにする。イージーモードでゲームをしてるような感じ。何も難しいことを考えなくて見れて好き。

なんでこんな強いのか、
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

2.5

感情移入できそうで、できない。
友達以上恋人未満の男女の23年間の7月15日だけ見せている攻めた作り。そのおかげでテンポがいいが、前後の話が無いので、この二人がなんで互いにずっと好きなのか理解出来ない
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酔拳2(1994年製作の映画)

4.0

ジャッキー映画は何も考えず観れるので好きなのだが、酔拳2は裏設定がシリアスである。しかし、暗くなりすぎず、おちゃらけも良い具合に混ざっている。
酔っ払い演技とか、ドタバタのコミカルさはチャップリンに並
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怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.0

吹替版で鑑賞。
ミニオンが最近やたら映画館の予告編で出てくるので何だこいつらと今まで思っていたが、観たら無邪気で可愛い奴らだった。映画全体としても子供向けで作ってる訳ではない印象。
ディズニーよりギャ
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コンセント(2002年製作の映画)

2.5

市川実和子の顔と身体をじっくり見るための映画だった。
市川実和子の演技が文化祭レベルで驚く。間も取らず台本を一生懸命読んでますという感じ。濡れ場の多さと過激さにもビビったが、その体当たりさで補っている
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サンセット大通り(1950年製作の映画)

3.0

サイレント期に一世を風靡したが、その後落ちぶれた女優が主役。演じたグロリア・スワンソン自身が当時忘れられたスターでこれがカムバック作だった。
依頼する側も受ける側も凄いが、そんなシンクロ率の高さもあっ
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ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

4.5

田畑智子がエロそうという不純な動機で借りたのを申し訳なく思う。
生きることとは何かを考えさせられる一本。

群像劇なのだが、出てくる登場人物が殆ど全て何かに苦しんでる。それが現実にどれもあり得るから真
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.5

社会に出てすぐの時、学生の延長戦が続いている感じ、分かる。それが段々薄れていくのを危惧している雰囲気も。

サンボマスターのベースが役者で出てるけど演技自然で上手い。気付かなかった。
原作を読んでいた
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リンダ リンダ リンダ(2005年製作の映画)

4.5

自分が高校生の時に観た高校生の映画。
ダラダラしてる。終始ダラダラしてる。
主人公たちがブルーハーツを文化祭でカバーするために練習する話だが、ブルーハーツが好きな訳でなく、どうしてもライブに出たい様子
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アビエイター(2004年製作の映画)

3.0

ハワード・ヒューズという人に興味が昔からあったので楽しめた。
ハワードの、強引だが、次々事業を進めていく様は見応えがある。

主人公が後半から潔癖症が悪化して精神病になってしまうのだが、それは、無自覚
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

インド映画は歌って踊るだけだと思っていた。確かに歌って踊っていたが「だけ」では全くない。
最高。
マイ青春映画ランキングに食い込む。

話も、歌も、伏線回収も全てが丁寧。
ベタなのもまたいい。
インド
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

2.0

好きな人には申し訳ないが、本当に腹が立つ映画。

困難がポンポン解決しすぎ。
話が複雑になりそうなとこはカットされた感じ。エピソードを減らして、ひとつひとつを掘り下げて欲しかった。
そして取って付けた
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精神(2008年製作の映画)

3.5

精神病院の患者さん達を淡々と追っていったドキュメンタリー。
壮絶な過去を話す人もいながらも、
病院の待合室で患者同士のアットホームさに驚いた。

しかし、ラスト1分で精神病の現実、本当の怖さを
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.5

世界初で性転換手術を受けたトランスジェンダー リリーの伝記映画。リリーを演じているのは勿論男性だが、仕草が本当に女性。憑依具合が凄すぎる。
心は女性である、本当の自分に気付くまでの演技の移り変わりも上
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GONIN(1995年製作の映画)

3.5

監督作ではないが、ブラザー、アウトレイジあたりの派手めなたけし映画が好きな人にはオススメ。たけし自身は事故復帰直後ということで眼帯しているが、それが寧ろキャラの異様さを高めている。

ヤクザから金を奪
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ヴァイブレータ(2003年製作の映画)

3.5

ちょっとメンタルやっちゃってる女とトラック運転手が逃避行するロードムービー。
忘れがちな2000年頃の雰囲気が詰まっている。
作中、殆ど大森南朋と寺島しのぶの2人しか出てないし、やっていることも地味な
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ルパン三世(2014年製作の映画)

2.0

キャラにハマっている俳優が誰一人いないのは、もはや凄い。そこでもうゲンナリ。それは百歩譲ったとしても、演技が上手い俳優も居ない。浅野忠信が特に酷い。
アクションもカメラワークでは誤魔化せないほど微妙。
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美女と野獣(2017年製作の映画)

4.0

アニメ版は未見。さすがディズニー手堅く面白い。
皆んなが観たかったものを見せてくれる感じ。
ララランド以上にミュージカル映画をしっかり見たと思った。

ただ、17,18世紀のフランスという設定にも関わ
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

3.5

よりシュールなクドカン映画みたいな印象。気楽に見れる。
ちょっと変わった面白い話が幾つか連なっているシンプルな作りなのだが、唐突に演出が奇抜になり、飽きない。
役者陣も大根な人がかなりいるのだが、それ
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WE ARE X(2016年製作の映画)

3.5

X JAPAN、特にX時代が好きだが、熱狂的なファンでも無い者です。
なので、冷静に鑑賞することができるのだが、節々に出てくるYOSHIKIかっこいいでしょ演出が一周回って、面白く感じた。YOSHIK
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世界でいちばんのイチゴミルクのつくり方(2014年製作の映画)

2.0

見たいと思っていた作品の上映時間を勘違いしていた。悲しい気持ちに沈む中、静々帰るのはあまりに悔しいので「今やってるやつ大人一枚」と言い急遽見た。全く前知識なしで見たのは初めて。

タイトルとポスターか
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クレヨンしんちゃん ガチンコ!逆襲のロボとーちゃん(2014年製作の映画)

4.5

普段クレしん映画を良いだ悪いだ書いているが、あくまでクレしんの中での話。
でもロボとーちゃんはファンとしての色眼鏡は間違いなく入っているが、コメディ、ホームドラマ、SFがバランスよく混ざった良作。
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クレヨンしんちゃん 襲来!!宇宙人シリリ(2017年製作の映画)

4.0

最近はやっぱり安定して面白い。
笑いを外してない。これに尽きる。
今回は泣き要素は無く、笑いで勝負してるのも良い。

中盤のホラー演出はさすが。特にデジカメを使ったシーン。劇場版は、ヘンダーランドから
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クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

3.5

この21作目からは監督が一回ずつ交代制になり、橋本昌和と高橋渉が勤めている。
私はこれをクレしんの桂園時代と呼んでいる。
そのせいなのか、作品の質が安定して高くなったと思う。

単純にギャグが面白くな
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.5

クソ最低でクソ下衆でクソ最高な映画。
株式ブローカーの主人公が詐欺でどんどん成り上がっていく。
その生活が超分かりやすく、
金!女!ドラッグ!
って感じ。

劇中8割はドラッグかセックスか、或いはその
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012年製作の映画)

2.5

記念すべき20作目。
だが、正直微妙な出来。

まずテンポ。前半は今回の映画の設定説明が続くのだが、まあかったるい。歌で説明するのだが単調で飽きる。後半、宇宙から一旦野原家に戻ってからは、改善されるの
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