Maryさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Mary

Mary

映画(238)
ドラマ(2)
アニメ(0)

ちはやふる ー結びー(2018年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

何から何まで最高だった…!
菫ちゃんをうまく織り込むところ、しのぶちゃんの嫌味ったらしさ、ドS須藤先輩の役どころ、誰ひとり欠けても成り立たない物語になっていて、本当に素晴らしい脚本だと思った。
相変わ
>>続きを読む

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

3.1

鬱屈とした雰囲気が最初から漂っていて、とてもしんどかった。
わたしは家族ものの映画は苦手。

主人公のやるせなさや、それを他人を殴ったり暴言を吐いたりすることでしか昇華できないのが見ていて苦しかった。
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.5

アカデミー賞受賞作ということで、なんとなく気になっていたから見てみたんですけど、わたしには合わなかったかなあ…

てっきり隣の部屋の住人が夫だと思い込んでいたから、"孤独"というのがよく分からなかった
>>続きを読む

空海 ーKU-KAIー 美しき王妃の謎(2017年製作の映画)

3.5

おかざき真里さんの阿・吽から興味を持ち、見に行った作品。
絵がとにかく美しかったね、画面が華やかだった。

謎が途中までよく分からなかったんだけど、途中から完全に白楽天のファンになってしまったので、長
>>続きを読む

アイスと雨音(2017年製作の映画)

3.5

初日舞台挨拶で若杉実森さんが登壇するというので、これは見に行かなくては…!と思い、初日観劇。

主演の想ちゃんの迫真の演技が、凄まじかった…迫力もあるし、イライラさせられるところが多くて、まさに思春期
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.5

やっぱりミュージカルは最高~♡♡♡
途中で歌って踊りだしたくなるくらい、ミュージカルパート楽しかった…!
ララランドより圧倒的にこっちの方が好きです。

家族とか"Home"とは何か、について考えさせ
>>続きを読む

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)

4.5

いじめと暴力と恋愛と過食嘔吐と薬とセックスと
傷ついて傷つけて傷ついて傷ついて傷ついて初めて生きていることを実感できるのかもしれないとおもった
90年代を、今の意識のまま生きてみたかった
野島伸司のド
>>続きを読む

いいにおいのする映画(2015年製作の映画)

3.3

金子理江ちゃんと中嶋春陽ちゃんの関係性が良かった。

二重生活(2016年製作の映画)

3.5

門脇麦ちゃんが好きなので鑑賞。
菅田将暉とのお家でのあれこれが色っぽくてよかった。
長谷川さんのクズっぷりを面白かった、でも世の中あんなもんよね

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

4.5

主演の松岡茉優ちゃんの演技がぶっちぎりで良かった…!
こんなにも、いろんな人の感想を見たくなる映画は初めてです。
わたしは共感することもたくさんあったし、どこか俯瞰してみちゃって"痛い…!"と思うこと
>>続きを読む

パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

オープニングが下品で爽快で最高でしたね。

宇宙人サイドの人たちのコンテンポラリーに似たカルトに支配された動きがなんとも気持ち悪くて最高だった
ぱっきりした配色も最高

ストーリーはちょっと難解だった
>>続きを読む

SCOOP!(2016年製作の映画)

4.0

どんどんのめり込んでいく二階堂ふみちゃんが最高だった。

はじまりのボーイミーツガール(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

さすがフランス映画!という感じ…
ラストシーンのヴィクトールのウインクにやられました

育った家柄が真逆の、映画にありがちな設定で、ラストシーンもワガママお嬢様だからこそ、という感じでした
大人の立場
>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

鬱映画だと聞いていたけれど、わたしはそんなにはそう思わなかったな…
ラストシーンがあまりにも呆気なくて、そこが一番美しいと思った。
序盤の町工場のシーンはとても退屈でイライラさせられて、見ていられなか
>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.0

なんだ、これは…!
序盤から理解できない、咀嚼できない情報のオンパレードで、これが噂に聞くホドロフスキーか、と思った

散りばめられる詩の意味や、鮮やかすぎる行動の数々、インパクト強すぎる人物たち、と
>>続きを読む

ポリーナ、私を踊る(2016年製作の映画)

3.0

踊りを見るのは好きなのですが、これは全然感情移入できなくて最後ウトウトしてしまった…
ポリーナの目つきが常に虚ろで、もちろん色んな感情が混ざってのことだと思うけれど、華がないように感じてしまって………
>>続きを読む

婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

余韻の凄まじい映画。
仏独の歴史的な関係性は、ぼんやりとしか知らなかったのでもう少しきちんと勉強したいと思いました。

ピエールニネがとにかく美しい。
アンナの身に纏うお洋服も、洗練されていてとても美
>>続きを読む

ナラタージュ(2017年製作の映画)

4.2

原作を何度読んでもバッドエンドにしか思えなくて、葉山先生なんて勝手な人なんだとずっと思っていたけれど、映画を見て印象が変わりました。
思春期に、自分が一番苦しいときに救ってくれたひとを好きにならないわ
>>続きを読む

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ良かった。
セルゲイは凄く真っ直ぐな人なんだなあというのが伝わってきて、踊りだけでなく人としてもとても魅力的だった。
崇高な踊り、というのはこういうのをいうんだね。

そして幼少期、才能を
>>続きを読む

世界は今日から君のもの(2017年製作の映画)

4.0

門脇麦ちゃんの演技がとにかく最高だった。
ニートの幼なじみ、それから両親との噛み合わなさ、物凄く共感できるものだった。
ゲーム会社ってあんなかんじなの?笑

途中で出てきた、ひきこもりを克服した人のお
>>続きを読む

チア☆ダン 女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

中条あやみちゃんの神のような美しさだった。お嬢さま設定の雰囲気ととてもよく合っていたね。
ちはやふるに引き続き、真剣佑の福井弁は最高でした、福井弁すき。

ストーリーは、比較的上手くまとまってたかなあ
>>続きを読む

虐殺器官(2015年製作の映画)

4.0

三部作の中で1番原作がすきだったので期待していたのだけれど、とても良かった。

"言葉が思考を規定するか" "虐殺には文法がある" というところが、言葉オタク(とまではいかなくても、言語学に興味がある
>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.5

ミュージカルだいすきなはずなのに全然合わなかった。
歌もタップダンスも音楽もすき。
見た目も鮮やか華やかで、オープニングは最高だった。
なのに終盤でつまらなく思えてしまい、恐らく一番重要なところでウト
>>続きを読む

沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

凄く重いテーマを、きちんと丁寧に描ききった作品だな、と思った。
神の"沈黙"。

キリスト教の信仰の本質というか、少し真髄に触れた気がした。
あんなにも衣食住の自由を奪われてまで信じる価値のあるものな
>>続きを読む

傷物語Ⅲ 冷血篇(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

前評判では、バッドエンドとか後味悪いとか色々聞いていたけれど、わたしは三部作の中で一番これがすき。

毎回絶対あるおっぱいのシーンもこれくらいの配分ならくどくないです。前作ふたつはちょっとくどかった…
>>続きを読む