Risaさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

Risa

Risa

映画(639)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ブロークン・フラワーズ(2005年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

別れた後に内緒で産んだ子供が父親を探す旅にでたという手紙が来て、哀愁漂わす中年(ドン)がピンクの花束持って 20年前の元カノ5人(美女)を尋ねる話です。

1人目の元カノは16歳のロリータという名の娘
>>続きを読む

ニンフォマニアック Vol.1(2013年製作の映画)

3.5

観よう観ようと思いつつ テーマがテーマなのもあって後回しにしてた。

vol.2まで観ないと。2つ一緒に借りるべきだった!後半気になる〜!

ダンサーインザダークで、トリアーのイメージは完全にかなりハ
>>続きを読む

髪結いの亭主(1990年製作の映画)

3.5

なるほど覗きのルコント。
ヒモが過ぎて ちょっと夢見がちです。

子どもの頃のアントワーヌが扉から覗いてる画が最後まで何度も出てくるが、『覗き見る』事への執着を強く、それは強く感じますね。
そして、結
>>続きを読む

パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

2.9

これが、追求を止めずに 映画を作り続けた結果リミッツオブコントロールまで辿り着くのなら 続けたジムジャームッシュに感謝。

ジムジャームッシュにしか出せない独特な気怠く、ゆるく、シュールで、面倒臭そう
>>続きを読む

彼女について私が知っている二、三の事柄(1966年製作の映画)

3.5

1回では 消化しきれない。

個人的に こういうタイプの見せ方も別に苦でもないから また 観よう。
ゴダールの映画は難解ものになるにつれ、ワインのつまみにもってこいという発見。
(ただ ワイン無しに楽
>>続きを読む

男性・女性(1966年製作の映画)

3.5


フロントに2列でボタンが縦に並んでる仕様の時代を象徴するワンピースを着ております。
ボタン位置はバストトップにボタンが来ない様に普通配置するんだけど、ブラジャーで持ち上げ過ぎてるのもあるんでしょう、
>>続きを読む

画家と庭師とカンパーニュ(2007年製作の映画)

1.7

別に悪い訳では無い。そう、別に、、

画家が家に呼んだ庭師が偶然、幼い頃の友人で、2人で話す何気無い会話が 徐々に画家の心を溶かして 思いやり、優しさを取り戻していく。
庭師が体を悪くし、命が長く無い
>>続きを読む

カノン(1998年製作の映画)

5.0

面白かった!

カルネとミミも観たい (置いてなかったけど。)
現実と妄想 モラルとの葛藤

主人公の独白で嫌味たらしく語られていく、ネガティヴ文句は単純愉快でキャッチー。
そこに、キャッチーな銃声と
>>続きを読む

ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

悪くないね

シュールな会話劇
coffee & cigarettes のようにコント的な作り。

アメリカらしいアメリカ映画なんだけど、こういうアメリカ映画は有り。

ちなみに coffee&cig
>>続きを読む

ある子供(2005年製作の映画)

2.9

何の価値も知らない子どもが、物やお金をこそ泥し、物を売ってその日暮らし。
物を売るから、価値を知っていると勘違いしている純粋な子ども。
まだ、世の中や、人の恐ささえも知らない純粋な子ども。

観ていて
>>続きを読む

真夜中のピアニスト(2005年製作の映画)

1.5

まずピアニストでは無い。
邦題ミスが困ったレベル。
才能も感じられない。
ピアノ弾く時の演技も下手。
変態的にピアノ愛がある訳でも無い。

ヘッドホンでエレクトロ聴いてるし。

作りが雑。
落ち着きが
>>続きを読む

リミッツ・オブ・コントロール(2009年製作の映画)

5.0

なんてモダンな映像美。
音も良し。
ゆっくりな動き、渋い表情、全てが調和されている。
最後の目標の人物も もう少し静かであって欲しかった。
あの静けさが愛おしい。

宇宙には中心も端も無いし、
人に想
>>続きを読む

パッション(1982年製作の映画)

5.0

とりあえず、満遍なくうたた寝していたかもしれないので、これは、再度観る機会を作ろう、、となり、再度観ましたが、感想はほぼほぼ変わりませんでした。
確信に変わったというくらい。ゴダール映画にみるみるはま
>>続きを読む

ルートヴィヒ(2012年製作の映画)

1.0

何で手に取ったかも謎。
肌に合わなかった。

ノイシュバンシュタイン城を造った人。
王として駄目で現実逃避して大好きな芸術にお金を費やした狂王。
マリーアントワネットの映画を主人公男で取り巻きも男メイ
>>続きを読む

存在の耐えられない軽さ(1988年製作の映画)

4.5

プラハの話。
本も読んでみたいな。
3人の関係性から色んな方面から観れる。
3人それぞれの目線がわかってくる。
愛ある3人の色々な事の解釈の違い。

この3人みんな良いわ。
最終的に皆 大好き。
ポン
>>続きを読む

ラストタンゴ・イン・パリ(1972年製作の映画)

-

問題作だったとは つゆ知らず。

危険でミステリアスだと思っていた暴力男が 寂しい過去を ボロボロと話しだして、寂しいから側に居たいだなんて、そりゃ、目も覚める。

終わり方には納得です。
むしろ こ
>>続きを読む

軽蔑(1963年製作の映画)

5.0

いつ あの美しい階段から 喧嘩途中に押し転げ落ちるのか、海の見える崖から突き飛ばすのか、持ってきた銃を咄嗟に撃ち放つのか ずっと待っていたら、

上のどれでも無く、もっと現実に引き込んで、あの画で締め
>>続きを読む

マレーナ(2000年製作の映画)

5.0

ジュゼッペトルナトーレの映画は、最後に必ず、それまで ベラベラと街の人が煩く話すイタリア語に 泣くタイミングを逃した涙が ボロっと出る瞬間がある。
その瞬間の為の全てと言っても良い造りになっている。
>>続きを読む

イヴ・サンローラン(2014年製作の映画)

3.0

映画内での、ドローイングが綺麗。
デザイン画で綺麗な線でスラスラバランスの良い線で描いていく感覚を持っているイメージは、イブサンローランのロゴのイメージにピッタリ。

僕の用意した縄で 君が首を締めて
>>続きを読む

眠れる美女(2012年製作の映画)

3.3

テーマや、伝えていることは良いのだけれども、今一つな半端さがきになる。

尊厳死のテーマを3方向から観れるように、3つのストーリーが同時に進むつくり。
植物状態でチューブに繋がれている娘を大事に大事に
>>続きを読む

ぼくを葬る(おくる)(2005年製作の映画)

3.0

さて ホモで、子供も居なくて 癌になって 余命3ヶ月を宣告されたら。

ナルシストなくらい哀しみに溺れて 感傷的になるわけです。
ロマンの状況下は、不幸中の幸いが沢山あって、良い死を迎えれる。しかも、
>>続きを読む

クロワッサンで朝食を(2012年製作の映画)

1.2

ライネ・マギ。東京出張の帰りの飛行機でフランスの15分くらいの短編映画を観た時の、ウサギの耳が生えてしまったおばさんの話の主人公だった人かな?可愛くて 印象的。

ダサい邦題やダサいパッケージに惑わさ
>>続きを読む

しわ(2011年製作の映画)

4.2

1時間半のアニメです。
映画つまみに、ワイン飲みながらどれほどに泣いたか。

老人ホームの話です。
本当に、これは他人ごとではない。風刺映画ですね。

『カッコーの巣の上で』を思い出すような強烈さがあ
>>続きを読む

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)

3.4

フランス・ギャル、イメージは完全に夢見るシャンソン人形の頃のボブで出てくると思ってたらロングの頃だった!フランス・ギャルはロングの頃のロリ感が確かに良い 笑

セルジュ・ゲンスブール
雰囲気は違えど顔
>>続きを読む

眠れる美女(2006年製作の映画)

5.0

スリーピングビューティー観てから 気になってたので。

スリーピングビューティーは眠る美女の少女目線。
こちらが元々の、死を意識し始めた老人目線です。

川端康成原作。
日本で初めてノーベル賞を取った
>>続きを読む

孤独な天使たち(2012年製作の映画)

4.0

ベルトルッチ
ドリーマーズの方が好きだけど、やっぱり ベルトルッチの汚くしちゃう部屋造りが好み。

ヤク断ち中なので孤独に苦しむ義理姉と中二病で孤独な主人公

薬について、
誰に何をされても何も感じ
>>続きを読む

ディオールと私(2014年製作の映画)

2.8

ラフシモンズらしいディオールのクチュール。
らしさがキチンと出ているということは、妥協せずに向き合った証拠。
『ラフシモンズのディオール』がこれだ。という1発目のショーの在り方として、良かった。

>>続きを読む

ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(2011年製作の映画)

3.9

9.11の内容だったのね、、
久しぶりに泣いた、、
オスカーの目、仕草、話し方すごく良かった。
素人なのに 凄い 泣かせる。天才だった。

NOVO/ノボ(2002年製作の映画)

3.8

5分で記憶を失う男と、そんな男と何度も新鮮に恋愛することにハマっってしまった女のラブロマンス。で 一応 サスペンス枠。

忘れて欲しくないし、新鮮さが堪らない 彼女の 悪戯っぽい表情や仕草はアメリを思
>>続きを読む

8人の女たち(2002年製作の映画)

3.5

豪華キャストが皆 ゆるゆるミュージカルを交えて悪気の無さ丸出しの美女故に起きるミステリー。

アベールにあんなに可愛いメイド服着せるなんて、事件が起こる気しかしない。狙いすぎなくらいが◎

イザベル・
>>続きを読む

17歳(2013年製作の映画)

5.0

何が良かったって終わり方。
非の打ち所のない私好みのちょうど良い終わり方。
終わり方、終わる場所が良い余韻を残した。

最初から最後までの何度も繰り返される、
メイク姿と、メイクを取った姿の繰り返しが
>>続きを読む

レンブラントの夜警(2007年製作の映画)

3.9

登場人物が多くて テンポも速くて 忙しかったんだけど、これ以上長くても困るから 上手く詰め込んだってところなのかも?

舞台風な撮り方も独特。

レンブラントって、割と フェルメールとかと一緒に特集組
>>続きを読む

デタッチメント 優しい無関心(2011年製作の映画)

3.8

なかなか良質な内容で、メッセージが強い。現代の教育問題。

問題の多い学校の臨時教師を主人公に、様々な問題を抱え込む 学校の問題の話。

『矛盾する2つの事柄、その両方を信じること』

このデタッチメ
>>続きを読む

イン・マイ・スキン 人には言えない、私が本当にしたいこと(2002年製作の映画)

-

痛い痛い痛い痛い痛い痛い

痛いのグロいの怖いの無理。ギブ。

グロいから注意とか書いてなかったな。ジャンルもドラマ、、。何故なら芸術枠だから。
監督が言うからって、これは、『フランス映画だから』だけ
>>続きを読む

365日のシンプルライフ(2013年製作の映画)

1.0

部屋の物を全て倉庫に預け、1日に1つだけ持ち帰り、何も買わない生活(食べ物は別)をするということを1年間を通しての企画。全裸から始まる。

出だしも進み方もスーパーサイズミーくらい見やすくて悪く無いけ
>>続きを読む

ロード・オブ・ドッグタウン(2005年製作の映画)

1.0

実話ベースで脚本はステイシー
で わざわざ 監督は女性?
もっと男臭い青春映画にするべきでは?
パンチが無くて残念なところ。
ティーン向け青春映画としても 引き込まれない。
もっと カッコよく作れば良
>>続きを読む