ブロークン・フラワーズのRisaのネタバレレビュー・内容・結末

別れた後に内緒で産んだ子供が父親を探す旅にでたという手紙が来て、哀愁漂わす中年(ドン)がピンクの花束持って 20年前の元カノ5人(美女)を尋ねる話です。

1人目の元カノは16歳のロリータという名の娘が居ます。もちろん その名付けに突っ込みます。(露出狂なのか全裸なロリータ)

2人目。ドンに未練が残った女には愛妻家の旦那がいます。当時プレゼントしたネックレスをつけていて、旦那はお気に入りの写りの良い嫁の写真を持ってきて 嫁を自慢するが、その写真を撮ったのは当時のドンです。

3人目は動物セラピスト(人に興味は無くなったのか独身)
4人目は ヒステリー。その取り巻きに殴られる。
5人目は墓。

旅する年頃の若者を見つけて 自分の子供かと思い込み サンドイッチを奢るが 間違った思い込みをする中年に若者はドン引きで 全力で逃げます。

ふと、車から顔を出す若者が自分と似ている。だが、それが 息子なのかは 分からず終いで終わります。

中年の旅で得たのは 孤独。

白人のおじさんがピンクの花束持って 元カノを巡る それは可愛らしい光景で、ソフィアコッポラみたいな色使い。私、ジムジャームッシュに そんな可愛い絵面を求めてないんです。