Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

グランド・ジャーニー(2019年製作の映画)

4.8

映像の美しさ、内容の充実ともに素晴らしい。少年の成長や家族愛もあるが、自然に対する愛に溢れている。
自転車の少女、港のおばちゃんがいなければ「トマと鳥たちの大冒険」は成り立たなかった。
最初は父が子の
>>続きを読む

俺たち喧嘩スケーター(2011年製作の映画)

3.4

アメリカ4大プロスポーツの1つ、アイスホッケー。観客が血を見に来ていると言うのも納得できるルールに驚く。
これが実話と言うんだから凄い。
ダグの真っ直ぐで澄んだ目で見られると、いろいろ許せてしまいそう
>>続きを読む

人間の証明(1977年製作の映画)

3.3

Mama〜Do you rememberで始まる歌と
「母さん、僕のあの帽子どうしたでしょうね?」はTVCMでバンバン流れてたので記憶に深い。
戦後の混乱期から復興した日本、食うに困る時代を生き抜いた
>>続きを読む

7リミット・キルズ(2020年製作の映画)

3.3

初ポーランド映画かも。中盤まで登場人物毎のバラバラなストーリーが淡々と展開され、飽きてきた頃に、それぞれの話が一つになって行く。
近代史において暗い歴史しかないポーランドにおける恨み、復讐、汚職、の中
>>続きを読む

デルタフォース/アルティメット・コマンドー CIA VS デルタフォース(2020年製作の映画)

2.5

B級ど真ん中。申し訳ないが俳優さん誰も知らないし、なんとチープなストーリーか。
とにかく都合が良すぎるし、数えたらキリがないくらい。極め付けは息子右胸撃たれたろ!多少金かけてるのに残念。
ちょっとは強
>>続きを読む

網走番外地(1965年製作の映画)

3.7

今さらの初見ですが、こんな映画とは知らなかった。まぁ、筋を通す漢の人情物は健さんらしい。
雑居房の中でのイザコザを威圧して治めるさすがの嵐寛寿郎の貫禄と汽車で手錠の鎖を切ろうとする緊張感はハンパない。
>>続きを読む

ピッチブラック(2000年製作の映画)

2.8

やっぱりこのシリーズは何かが足りん。「リディック」に繋がる本作のはずなのに、既にリディック、最初から悪人設定で捕まってるし、、、
エピソードゼロ的なものを出してもらわないと入り込めん。
結局、「リディ
>>続きを読む

いつだってやめられる 闘う名誉教授たち(2017年製作の映画)

3.8

とうとう完結編、この教授たちのハチャメチャをもっと見ていたいのに残念。
前2作から続いてツキのない10人、いつもドタバタで忙しかった流れが、ラストは急に落ち着いて夕陽に向かって歩く終り方。呆気ないよう
>>続きを読む

いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち(2017年製作の映画)

4.0

珍しく2作目なのに1作目を超えた面白さ。
7人から10人に増えた分、スケールも笑いも大きくなって、かつ、この終わり方は次を絶対見たくなる。
ピエトロの追い込まれようがハンパないし、だんだんとこの10人
>>続きを読む

いつだってやめられる 7人の危ない教授たち(2014年製作の映画)

3.7

7人もの学者を揃えたのに、刑法専門がいないのがミソ。
陽気で明るいイタリア人、なんとかなる精神で詰めが甘いところと、学者ならではの世間ズレが面白いところ。
一方で真剣さと言うか真面目さがないから国家が
>>続きを読む

スパルタンX(1984年製作の映画)

3.6

ずっとclipしたまま放置、そのいくつか。ジャッキー、サモハン、ユン・ピョウ、当時人気のあった3人の出演。
前半は違和感しかない。なぜ、スペイン?香港なら多少の白人が中国語喋っていてもスルーできたが、
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.5

やっぱり、コーエン兄弟の映画は良さが分からん。
人間は他人が思うようには行動しない、と言うことか?
なぜか、「話せば分かる」と言って暗殺された犬養毅を思い出した。
てっきり、証拠が雪で隠れて、とか言う
>>続きを読む

ダイ・ハート(2023年製作の映画)

3.1

映画の中で映画を撮る、どこかで見た設定で「ダイ・ハード」のパロディでもない。
ケヴィン・ハートだから「ダイ・ハート」なんだろう。
マーティン・ローレンスの演技やポジションと被る感じ。
監督役のジャン・
>>続きを読む

SUPER 8/スーパーエイト(2011年製作の映画)

3.3

監督J・J・エイブラムスと製作スピルバーグだからハズレなしと思ったんだが、、、
いきなり出てきて掘り下げもなく、呆気なく去って行くエイリアン、なぜ電子レンジやエンジンがなくなって、停電してたのかくらい
>>続きを読む

レッスル!(2017年製作の映画)

3.4

名バイプレーヤー、ユ・ヘジンやたらモテるの巻。
終盤までコメディ調に進み楽しく見れたが、ガヨンの留学で方が付いたようになってるけど何にも解決してないし、映画としてもオチてない、モヤモヤが残る終り方。
>>続きを読む

1950 鋼の第7中隊(2021年製作の映画)

2.3

中国の国威発揚映画でしかなく、見ていて嫌気が差す。建国100年記念と言うが、台湾有事や南シナ海進出を睨んだ、共産党の考えそうなこと。
これに騙される中国の若者がいるんだろうなぁ。
185分をかけて、と
>>続きを読む

スタートアップ!(2019年製作の映画)

3.7

もっとコメディに振った映画かと思ったら、「母の想い子知らず」展開の粋がるガキの行動にイライラが募る中、お茶目なマブリーに癒される。
ロン毛でTWICEの歌と踊りは必見。
粗品のライターを口に詰めて殴る
>>続きを読む

ワイルド・ウエスト 復讐のバラード(2017年製作の映画)

4.0

デニーロにもデュバルにも似ているビル・ブルマン、老ガンマンの矜恃、仲間を信じる漢のバラードだった。
映像も綺麗だし、劇渋なハードボイルド、罪を被り1人去って行くエンディングも良かった。
「ワイルド・ウ
>>続きを読む

恐怖の報酬(1953年製作の映画)

3.3

リメイクでもオリジナルでも見たかった映画。しかし、期待したほどではなかった印象。
金と恐怖をテーマに人間の本性と醜さを表現したものだろうが、まず、前半部分は背景と人間関係を説明するパートながら長過ぎる
>>続きを読む

ベイウォッチ エクステンデッド・エディション(2017年製作の映画)

3.5

映像で筋肉と巨乳を楽しむ、ストーリーは付け足し程度、アクション寄りのコメディ映画。
コメディと言っても下ネタ、それがそこそこ楽しめる。竿と玉が挟まれるとか、おっさんの○○タマの裏を見るとか、やたら巨乳
>>続きを読む

SOORYAVANSHI スーリヤヴァンシー/ジャスティス・スクワッド(2021年製作の映画)

3.9

ボリウッドらしからぬ歌と踊りなしで176分は長い!嫁さんとのグズグズはいらんなぁ。🤫けど、嫌いじゃない、この映画。

スクワッドの3人が登場するシーンは必ず音楽とスローで、ドロップ型レイバン必須。
>>続きを読む

SECURITY/セキュリティ(2016年製作の映画)

3.3

バンデラス頑張ったの巻。しかし、初めてのモール、初対面の警備員仲間がどうして大金を捨てて、かつ命を懸けて娘を助けるのか理由がない。
百歩譲って、エディには軍人の正義が、と言えば分からんでもないが、仲間
>>続きを読む

ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.6

スカルスガルド4兄弟の長男、アレクサンダー主演。「バトル・シップ」の時はそれほどでもなかった肉体が「ターザン」を超えてさらにムキムキに。
北欧伝説はなんか神秘的だし、それを衣装やセットなどで見せる映像
>>続きを読む

シャウト・アウト(2020年製作の映画)

3.4

これは、いちいち突っ込んでいたらキリがない。セガール映画と同じく、タイガー・シュロフの筋肉美とアクションを楽しむ映画。
145分とボリウッドでは普通の尺なのに歌と踊りが2回しかないと思ったら、ラストに
>>続きを読む

復讐者たち(2020年製作の映画)

3.6

どこまでが真実なのか、プランAは本当にあったのか。目には目を、600万人には600万人をと考える集団がいても不思議ではない。
あの時代を生き延びたドイツに住むユダヤ人のお爺さん、お婆さんのカットで終わ
>>続きを読む

柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

3.8

東映が総力を上げて取り組んだ12年振りの時代劇だけあって、大物俳優に加え、監督に深作欣二を起用。

萬屋錦之介の台詞回しだけが別格。三船敏郎と芦田伸介の貫禄、千葉真一や丹波哲郎もさすがの演技、これだけ
>>続きを読む

ジャッキー・チェン 必殺鉄指拳(1973年製作の映画)

2.1

こ、これは何?
顔が違う!誰?
おまけに編集が凄いと言うか酷い
麻雀大将との戦いいる?
ジャッキー映画の原型みたいなもんだとは思うが、荒削りと言えばいいが、子役から大人まで大根だらけ。
こりゃ、評価が
>>続きを読む

ウィル・ペニー(1967年製作の映画)

4.2

これは掘り出し物、いい映画だった。チャールトン・ヘストン主演の映画はそれほど見てないが、一番良かった。
プロローグ的な序盤の伏線が、しっかり終盤に繋がって、これはこれでありな終り方。本当は賭けの50ド
>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

2.9

キュラソー、子供たちの真心に改心するの巻。
酒の種類まだあるなぁ。
体は小学生、頭脳は大人の売り文句はいい。体力・筋力も小学生のはずなのに、、

最近のコナンは話がデカくなり過ぎて名探偵のカケラもなく
>>続きを読む

子連れじゃダメかしら?(2014年製作の映画)

3.7

コメディの中にいろんな愛が詰まったほっこり映画。最初から結末が分かっていても、"どのように"が素晴らしい。
男の子には男親、女の子には女親が必要と言うこと。それも思春期となればなおさら。
アダムとドリ
>>続きを読む

クリミナル 2人の記憶を持つ男(2015年製作の映画)

4.5

これだけの役者を揃えると映画が締まる、皆さん辛口ですが、個人的にはいい映画だと思う。それぞれの役者のイメージを上手く使いながら、どのシーンでも安定感のある脚本の妙。
いきなりのライアン・レイノルズで印
>>続きを読む

アイスマン 超空の戦士(2014年製作の映画)

2.7

唐突に終わった?!🙄、終り方も次を見ようと思わない呆気なさ。
入口はどうなるかといい感じに期待を持たせておいて速攻序盤からコメディ、グダグダが続いて、やっと終わりかけた頃の橋のシーンだけ。
400年後
>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

3.3

近代社会においてこんなに国民をバカにしていたとは驚き。ウソのような実際の話。
国のトップの政治思想が変わるだけて、その都度踊らされる国民にも愛想が付く。
K国の人達も権力者に躍らされないようしっかり自
>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.2

渋いジェレミー・レナー、娘を失った父親の悲哀、心に刺さるなぁ。
ネイティブ・アメリカンが追いやられたウインド・リバー、そこは氷点下30度にもなる過酷な土地で起きた実話。
ラストの病院とマーティンの家で
>>続きを読む

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.8

前から気になってた一本、やっと鑑賞。
やっぱり昔(と言ってもそんなに前ではないが)の邦画はいい。
円都の設定はブラジルやタイなどの熱いエネルギーを感じたし、英語、中国語、日本語が飛び交う無国籍感はもは
>>続きを読む

パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉(2011年製作の映画)

3.9

順番は多少違ってしまったが、これで既シリーズは完走。
分かりやすい構図と先の読めない展開、シリーズの中では上位の出来では?

カリビアンの海賊がイギリスまで進出、宿敵だったバルボッサに至ってはイギリス
>>続きを読む