Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.9

渋谷駅前を爆破するとかでわざわざ栃木に本物そっくりにセットを作ったことが話題になったやつ。
俳優陣もそれなりに揃えて大掛かりな爆破シーン(今時の日本では珍しい)までやったのに、この盛り上がりのなさ。
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幸せへのキセキ(2011年製作の映画)

4.2

実話は忠実に再現するほど平凡なものになる傾向にあるが、上手く脚色することで感動的な映画に仕上がっている。
1番の脚色は動物園付きの家を買ったら、スカヨハとエル・ファニングが付いてきたことなんでは?そり
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ハンズ・オブ・ストーン(2016年製作の映画)

3.6

パナマの英雄ロベルト・デュランの半生。
アメリカ領土運河地区と言うスラムで育ったことがその後の成功と挫折、復活に影響を与えたことを描いたものなので、ボクシングシーンより人間ドラマを強調した作り。
パナ
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

3.5

てっきり「毒戦Believer」は続編だと思ってたので、最後まで出演、助演とも死なないだろうとタカを括っていたら死ぬ、死ぬ、全員死んでしまった。
韓国のがリメイクだったとは、アジア人は似てるよな〜。そ
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Gメン(1935年製作の映画)

3.0

FBIの精神「情熱と不屈の精神」を新人教育として"映画"を見せて伝わるのか?
そもそもの疑問から始まってオチはなしと言う、、、
州を跨いでギャングを逃がさないためにFBIが設立され、「目には目を」精神
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私は殺される(1948年製作の映画)

3.7

「深夜の告白」に続き、連続バーバラ・スタンウィック主演作を、バート・ランカスター共演で。
何でも金で言うことを聞くと思ってる我儘社長令嬢の歪んだ愛情の表現は憎たらしいけど、名演だった。
ヒッチコック風
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深夜の告白(1944年製作の映画)

4.4

ビリー・ワイルダーとレイモンド・チャンドラーが組んだサスペンスだけあって非常に見応えあった。
ストーリーが進むにつれ、ネフの心情の変化とともに、追い込まれていく様や家族の状況、キーズの勘、娘ローラとニ
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メアリと魔女の花(2017年製作の映画)

3.0

ジブリからの独立して制作した本作の映像はジブリへの尊敬からか、それとも単なるパクリか。ジブリのいろんな場面が満載。
見ながら、これはラピュタ、これは魔女宅、これはトトロだったり、もののけだったり、そっ
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アベンジャーズ・オブ・ジャスティス ~フォース・ウォーズ~(2018年製作の映画)

1.5

ひょっとしたら少しは面白いかと、、、ちょっとでも期待したのが失敗の元。これは、やっちまったなぁ。
超低予算パロディ物で映画と言っていいのか?と言うか学芸会レベル。
すげー早送った。

スーパーマンとバ
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プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂(2010年製作の映画)

3.5

ムキムキロン毛のジェイクも悪くない。パルクールばりのアクション、暗殺集団との戦いも次から次と言う感じで、見どころあるし、評価ほど悪くないと思うんだが、、、
確かに、悪者が即分かる安易さと最後の締め方が
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ラスト・コマンドー(2019年製作の映画)

3.4

フランスの植民地からの独立をインドシナ、アルジェリアでの戦争を通じて、戦争の無意味さを表現したかったのか、フランスを悪く描くことで謝罪を伝えたかったのか、とにかく殺し合いの無意味さは伝わった。

イン
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パワーレンジャー(2017年製作の映画)

3.6

また発見。「アイ・アム・ナンバー4」「マックス・スティール」に続いて次があっても良さそうなのにない第3弾。
ゴレンジャーをハリウッドが作ったらこうなりましたバージョン。
しっかり5人の個性も出せてたし
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香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

3.3

ジャッキー50歳にしてのアクションは若い頃と変わらない頑張りぶりは認めるが、大掛かりな演出がやり過ぎでは?
シリアスかと思えばジャッキー以外がコメディだったり、恋愛を折り込んだり、アンバランス感の方が
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.1

これは原作があるんだろうか?よく考えられた展開な上に、見せ方が上手い。
ほぼ森の中と小屋だけのほぼワンシチュエーションだし、エンドロールで登場人物確認したらたったの8人、でもそのほとんどが4人で成り立
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続·ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画(2020年製作の映画)

3.1

前作は思いっきりぶっ飛んでいた記憶があるが、今作は思ったより大人しめ。
そもそもがトランプがカザフスタン🇰🇿大統領を相手にしなかったことへの逆恨み自虐ネタ。
自分の娘を大統領に貢物にするってアカンやろ
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生き残るための3つの取引(2010年製作の映画)

3.4

学歴・コネ・ツテが韓国で"成功"する秘訣。下々の者は悪事に染まるか、諦めて慎ましい生活をするしかないのか?
韓国学歴偏重、財閥依存社会への風刺にも取れる。
何より、登場人物の名前が似過ぎて、中盤まで誰
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バグダッドの盗賊(1940年製作の映画)

3.5

1940年なのにカラーで制作、観客への楽しませ方と言うか、見せ方の工夫が満載。
CGはおろかワイヤーさえない時代にこれだけの映像を作れたことに感心する。
アカデミー美術賞、撮影賞、視覚効果賞を受賞した
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ブラボー砦の脱出(1953年製作の映画)

3.3

ラスト5分にこの映画の良さが詰まってる。それまではずっと単調で伏線。
ウィリアム・ホールデンの厳しい男の渋さとエリノア・パーカーの魅力だけで持ってる感じ。
南軍捕虜の脱走も4人と少ないのもミソ。
脱走
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

4.4

ボリウッドにしては短めの143分。歌と踊りは本筋とちょっと違うのでエンドロールでしっかり。
「きっと、うまくいく」的な友情を前面に出しながら、親子や夫婦の愛を取り戻すハートフルコメディ。
仲間がいいや
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ウィンチェスター銃'73(1950年製作の映画)

3.8

ワイアット・アープが保安官を務めるダッジシティの周年祭に"千に一挺の銃"ウィンチェスターが射撃大会の賞品に出されると言うだけで掴みは十分。
それにジェームス・スチュアートなんだから楽しみワクワク。
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.5

物理学者が旅先で事件を推理するだけで、湯川でなくてはならない理由もない。難事件を物理及び化学で理論的に解決するガリレオとは違ったテイストもの。
化学では解明できない親子の愛情がテーマであり、名台詞「実
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アイスマン 宇宙最速の戦士(2018年製作の映画)

2.0

こりゃ酷い😤ドニー・イェンである必要もない。アイスマンですらない。
宇宙最速って何のこと?
タイム・トラベルと言いながら明と現代だけの往復、一瞬1927年。どの時代に行っても日本は悪者。

男が守るべ
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映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

2.9

ちょっと無理した感じ。何でもかんでも詰め込み過ぎて芯がブレてる気がする。
おバカなしんのすけだからこそ、たまに見せる真剣さに心打たれるところが良かったのに、みんながおバカになってしまった。

忍法もの
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極主夫道 ザ・シネマ(2022年製作の映画)

2.9

いいねぇ〜、玉木宏。体作ってるし、雰囲気出てるなぁ。もっと背中の入れ墨見せても良かったと思うけど。
原作のマンガもこうなの?
極道=関西弁・広島弁みたくなってるけど、みんなもう少し練習がいるなぁ。
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グラウンドブレイク 都市壊滅(2016年製作の映画)

3.4

1988年に起きたアルメニア🇦🇲北部地震。
105分の起承転結ストーリー。普段の生活から一転地震、茫然自失、生存者救出、復興気運へ。
発生から4日までを描き、悲惨な😖状況から悲しみを乗り越え、強く生き
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北西への道(1940年製作の映画)

3.6

「日本人の勲章」で渋い満開だったスペンサー・トレーシー出演。この時40歳、すでに渋さが出てる。
アメリカが建国される前の1750年、イギリス🇬🇧とフランス🇫🇷が東部沿岸部で領土争いをしていた時代。フラ
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荒野のガンマン/致命的な仲間(1961年製作の映画)

2.9

サム・ペキンパー劇場映画初監督作だったが、なんだかメリハリのない印象。
北軍将校イエローレッグを中心とした南軍将校への仕返しと、誤射してダンサーの息子を殺してしまった贖罪が入り混じったストーリー。
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荒野の決闘(1946年製作の映画)

4.0

O.K牧場の決闘を題材にした映画は9作あるらしいが、その4作目の視聴。
ワイアット・アープにヘンリー・フォンダ、ドク・ホリデイにヴィクター・マチュア。今までのと違うのはドク・ホリデイ、肺病の飲んだくれ
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犯罪王ディリンジャー(1945年製作の映画)

3.6

ジョン・デリンジャーを題材にした映画は3本目。ウォーレン・オーツの「デリンジャー」、ジョニー・デップの「パブリック・エネミーズ」、そして本作。
とにかくローレンス・フィアニーがひたすらカッコいい。今ま
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ハイキュー!! 勝者と敗者(2015年製作の映画)

3.7

①負けて悔しいと思わない者は強くならない。②楽天家くらいの方が悩まなくて済む。③前だけ見て真っ直ぐ。④ライバルを越える。⑤穴を作らない。
スポ根アニメに必要な要素、この全部を持つ烏野高校は強くなる。
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ヨーロッパ横断特急(1966年製作の映画)

3.1

「ヨーロピアンアバンギャルド」の名作らしいがアバンギャルドって何?前衛・革新的・先駆けと言う意味らしいが、当時としてはこれが革新的だったんだろう。
逆に今でも前衛的でストレートに入って来ない。コメディ
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ハイキュー!! 終わりと始まり(2015年製作の映画)

3.5

先に「才能とセンス」「コンセプトの戦い」を見てしまい、本作は日向と影山の出会いからなので、個人的にはエピソードゼロ的な位置付け。
スポーツで強くなると言う原点は、好きであること、諦めないこと、悔しさを
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.4

エンタメなので大袈裟に作ってあるとは言え、マンション一棟スッポリ500mはないだろ〜、ちょっとやり過ぎ感が強くて引く。
序盤30分がもっと短くできたのでは?後半は危機が次々と襲い、悪戦苦闘するところは
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RRR(2022年製作の映画)

4.5

この監督、熱い映画作るねぇ。ボリウッドに求めているのはこれだよ。
「マガディーラ」も「マッキー」も面白かったけど、これは「バーフバリ」級の傑作では?

ムトゥダンスが凄すぎる。2人の息もピッタリ、真似
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潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

3.2

虎の威を借る狐ロシアの弱体化がテーマだけにロシア人はキャストできなかっただろうし、ロシアを嫌い?な国々による共作だから全員英語はやむなし。
当然、ロシアでは公開できないだろうなぁ。恥だし、カッコ悪いわ
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シティーコップ 余命30日?!のヒーロー(2020年製作の映画)

2.9

「バッドマン」「アリバイ・ドット・コム」で期待値を上げてしまったのか、本作は不発。
いつもの3人のキャスティングで、小ボケは相変わらず多いが、笑えるところはそんなにない。
ドジと言うより気の弱いマヌケ
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