Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ヘルボーイ(2004年製作の映画)

3.6

地獄から来た設定や見た目、ラスプーチンと言う響きの怪しさから、もっとホラー寄りな映画かと思ったら全然違ってた。
ごっつい見た目に反して、中身は切ない恋心を持ってても告れない純な青年だし、めっちゃ強い訳
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超音ジェット機(1952年製作の映画)

4.4

音速の壁を超えると言う男の夢・ロマン・野望に対して、現実的で目の前の幸せを望む女、双方が理解するには音速の壁を超えるのと同じくらいの壁かある。
父の野望に共感し、トニーが夢を追い、フィリップが成し遂げ
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たそがれ清兵衛(2002年製作の映画)

3.8

日本人の美意識に迫る、奥ゆかしさの中の男らしさ、騒がず謙虚に生きる清兵衛。
ラスト15分に全てが詰まった一本。
娘の語りで進む清兵衛の思い出。
膳右衛門の心情、清兵衛には斬られてもいいと思ったのでは、
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暴走機関車(1985年製作の映画)

4.1

アラスカの吹雪の中、機関車の屋根にマニーが立ったまま走り去るラストシーンが壮絶。
重装備刑務所から2度脱走した刑務所のヒーロー マニーと3度目を絶対許さない副刑務所長ランキン、男2人の意地のぶつかり合
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映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.6

映画大好きジーンさんが90分で映画を初監督するの巻。ポンポさんも爺さんから受け継いだ能力があるが、映画を大好きなのはジーンさんの方。
映画はキャストや監督も大事だけど、やっぱり脚本が要。資金も

72
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インターンシップ(2013年製作の映画)

3.3

なんだかんだ言ってGoogleの宣伝かな。
結局、いくらITが進んだ世の中になっても、それを使うのは人間だということが言いたいんなら共感できるが、職を失った大人が頑張る=プライドを捨てる感じがして惨め
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

3.4

何度見ても、やっぱり苦手。とにかくスピリチュアル過ぎるし、SFでもなくホラーに近い印象。
親子の絆を描いたのか、祖先との繋がりを言いたいのか、そこに至るまで不思議なモヤモヤが勝っていて、ラストの感動に
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頭上の敵機(1949年製作の映画)

4.0

1942年ヨーロッパ戦線でのアメリカ陸軍航空軍第918部隊の実話によるもので、ラスト15分頃の航空戦は実録映像が使われている。
単なる戦勝記録ではなく、戦場に部下を送り出す指揮官の苦悩がメインに描かれ
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沈黙の粛清(2016年製作の映画)

2.7

沈黙シリーズ、やっと26作目。まだまだある。
珍しく真っ直ぐな勧善懲悪ストーリーではなく、ミステリー色が強い。サイクス大佐なのか、ポーター少佐なのか、共に軍歴があるけど、ポーターがサイクスを名乗ってた
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13人の命(2022年製作の映画)

4.2

ロン・ハワードが実話を元に映画化してハズすはずがない。
イギリス人の2人がT字路以降で発見した13人の子供達、その映像を見た親達の喜び、タイ陸軍の犠牲者の後だけに、前代未聞の救出案初日の緊張感はハンパ
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ラスト・ターゲット(2010年製作の映画)

3.5

原作があるなら読んでみたい。105分の尺では、ジャックのこれまでとか、組織における立場とか不明、想像で見るしかない。
しかし、短い中にもその辺の悲哀は出てたし、ハードボイルドな一本に仕上がってはいる。
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ネイビーシールズ ローグ・ネイション(2021年製作の映画)

3.3

一応、筋は通ってる。が、ある囚人移送任務に就くネイビーシールズ、タイミング良くISに依頼された傭兵部隊が襲撃して来る、と言うものだが、まぁ、シューティングゲーム映像かな。
スコット・アドキンスは無双だ
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スティール・サンダー(2018年製作の映画)

3.3

ヴァンダムもラングレンも年取って渋くなった。ギラギラがなくなった気がするし、演技にも余裕が感じられる。
最強の2人が共闘して痛快に敵を倒すのかと思ったら、案外ラングレンは脇役だったのは残念🫤。
まぁ、
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FASTEST(2011年製作の映画)

3.9

「CLOSER TO THE EDGE」や「ROAD」のマン島の市街地を走るレースではない、バイクのF1motoGPのドキュメンタリー。
ヤマハやホンダがmotoGP界でトップメーカーだったのは、WW
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ガール・コップス(2019年製作の映画)

3.8

「レッスル」流れのイ・ソンギョン目当てだったけど、こっちの方が面白かった。
緩〜いコメディな部分とシリアスが適度に混じった見ていて飽きない映画。シリアスよりコメディが勝ってる。
盗撮犯の特徴の全てに合
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死なない夫(2019年製作の映画)

2.5

ドタバタコメディかと思ったらまさかのゾンビ?宇宙人?アンブレイカブル。
途中から結末がどうなるかだけを見たいがために見たようなもん。
面白くもなんともない。死なないのは夫だけじゃないと言うはどーなん?
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クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

3.0

じゃない方のクレしん。カスカベ防衛隊の活躍も、友情も親子愛もない、ただ屁に特化したもの。
メガヘガデル2は芋羊羹。

「動悸がムネムネの初体験ですなぁ」
「万事ヤカンですなぁ」「急須でしょ」

ゴルゴ13(1983年製作の映画)

3.2

やっぱりゴルゴ13は劇画だな。声優がなんと隠密同心 井坂十蔵とは。
オープニングとエンディングのとんちんかんな女の歌、それもヘタ、がっかりですわ。😪
ペンタゴン、CIAの連中まで成敗しなきゃスッキリし
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暗数殺人(2018年製作の映画)

3.5

実話がベースで時効や未解決事件ばかりなので歯切れが悪いが、チョ・ジフンとキム・ユンソクによる演技があるから、派手さはないがサスペンスフルな映画に仕上がっている。
頭が良く狡猾な犯人と殺された人達の無念
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

3.9

学生達がやったことは浅はかなことかも知れないが、自分は何者なのか、自分は特別なのか?、悩む学生達の失敗を描く、案外深い映画だった。
一線を越える勇気があったからこそ、自分は何者でもないことに気付いたこ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

3.7

「映画」をどう捉えるかだったり、見る人のコンディションによって、評価が分かれると思う。
撮影の表現力や人気レストランの裏側的な人間模様など、ドキュメンタリーを演技で撮った感じは凄い。が、個人的にはイラ
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モータルコンバット2(1997年製作の映画)

2.4

1作目から2年、普通のB級SFアクションになった印象。格闘にもっさり感がなくなりキレが出た。
特に、ソニア。初回作のソニアは酷かった。速攻で死ぬ雑魚キャラなら素人の女の子で良かったが、メインキャラだか
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ダブル・インパクト(1991年製作の映画)

3.0

ヴァンダム31才にして主演、脚本、プロデュースしたヴァンダムによる双子役のヴァンダムだらけの映画。
もう、ヴァンダムのスタイルが出来上がっている、安定と言うかいつものヴァンダムアクション。
回し蹴りし
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モータル・コンバット(1995年製作の映画)

2.3

ジュリアナ東京みたいなBGMをバックに"むぉーたる こんばぁ〜〜"に聞こえるオープニング。
こんな映画だとは知らなかった。元がゲームらしいけど、あの"昇龍拳"のやつ?
知らんけど、、

最期のリュウ・
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イップ・マン 立志(2021年製作の映画)

3.2

大学生になったイップ・マン、人間的にも落ち着きが出始めたものの、自分の「正義」を通すことで、周りに迷惑がかかることを学んでいく。
技にもキレが増し、詠春拳の強さが出てきた。
ドニーイップマンの「葉問」
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スパイ・ファミリー(2020年製作の映画)

2.9

女子大生とその父親の設定に無理があるような、、、って言う前に俳優さん誰も知らん。Amazing D.Cって発売元はB級専門なの?
結局、父ちゃんが何の組織に属し、相手は誰で何の目的でウィルスを手に入れ
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光の旅人 K-PAX(2001年製作の映画)

4.0

確かに不思議な映画。SF風でありながらヒューマンドラマでもあるし、K-PAX星人のようにも思えるが、人間のようにも思える。
プロートがロバート・ポーターの体を借りて地球に住んでいたのなら、ベスはどうな
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ワイルド・ブレイブ(2018年製作の映画)

3.1

あと30分足して悪者との対決を掘り下げても良かったんでは?94分でサラッとし過ぎ。
多少、山の道具の登場はあったものの、悪者の銃に対して、斧やボウガンに加えて、山の男の知恵を駆使して闘う姿が見たかった
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ライリー・ノース 復讐の女神(2018年製作の映画)

3.4

見ていてスッキリ感はあるが、ちょっと無理があるかな〜。特にラスボスのガルシア殺ったあと墓地に瞬間移動してる。そもそも5年間どこで訓練したん?
おまけに組織の情報どうやって?彼女に教えてるやつがいるはず
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本能寺ホテル(2017年製作の映画)

3.0

悩める現代の女子がタイムスリップして信長と遭遇、自分の生き方を見つけるコメディドラマ。
堤真一、濱田岳、風間杜夫、3人の俳優さんあっての映画かな。あと、矢嶋智人のマッサージ師、何かやりそうで何もしない
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イップ・マン 黎明(2022年製作の映画)

2.1

ドニー師匠のイップ・マン人気にあやかった別の「イップ・マン」らしいが、めっちゃ薄っぺらい。
若い頃は坊ちゃんだったん?青春学園物のイップ・マン。詠春拳のキレもなく、もっさり、見どころなし。

「心 正
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導火線 FLASH POINT(2007年製作の映画)

3.6

この映画の評価の高さはアクションの凄さに尽きる。ストーリーはありがちな悪者を憎む熱血刑事物で、特筆すべきサスペンス感はなし。
ドニー・イェンがイップ師匠になる前年の作なので詠春拳ではない。柔道の関節技
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三銃士(1993年製作の映画)

3.5

スカッとスッキリ勧善懲悪の王道。
わかりやすく赤と青の戦いで、倒れているのは赤ばっかり。完全勝利の極み。

メジャーリーグのピッチャーは少し老けたけど、ジャック・バウアーは逆に若い。エグゼクティブ・デ
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タイム・トゥ・ラン(2015年製作の映画)

3.8

個人的には好きな映画。何度見ても男の渋さが出ている。
大物デニーロに対しても引けを取らないジェフリー・ディーン・モーガンの渋さ。
目付きも無精髭もカッコいい。
その2人に対してバウティスタとホープの部
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.3

「新聞記者」と言うより「官邸の歯車」と言う内容。
安倍政権下の森友問題と重なる。
とにかく、映像が暗い。内調も暗い、新聞社も暗い。表情が暗い。声もちっさいので音量を大きくしても聞き漏らす体たらく。
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.3

たった10数年前の実話がベースとは。それに白血球患者が上海だけでこれほどいるのに驚き。
前半が主人公のクズぶりにマイナスイメージだった分、余計にラスト10分は泣かされた。
特に、群衆の中でメガネのリュ
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