Fishermanさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

十三人の刺客(1963年製作の映画)

4.3

江戸末期、武士と言えども戦をしたことも剣術の修行の成果も出せない時代、禄を貰って主君に仕える意味とは。

リメイク版は「正義の天誅」だったため、スッキリ感があったが、オリジナルは「武士の一分」の重さ。
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モービウス(2022年製作の映画)

3.3

DCもMARVELもよくもまぁ次から次へと。もう、どっちがどっちか訳わからんくなってる。「俺はヴェノムだ」って言われても、、、
次回作ありきの一作目で生い立ち紹介映画でしかなく、いろいろと??が多い。
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鬼手(2019年製作の映画)

3.1

クォン・サンウ目当てで見ただけ。「エージェントジュン」とは違った渋いサンウも良かった。
そもそも、リメイクとも知らず、「神の一手」も見てないので設定について行けなかったのが残念。
ムキムキで格闘が強い
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ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.7

さすがに3部作の2作目あるあるなんで、多少落ちたが、これは普通に良かった。前作のミカエルとリズベットの立ち位置を変えることて新しいミレニアムになっている。

ミレニアム社の記者殺害とその原因を調査する
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CHASE チェイス 猛追(2022年製作の映画)

2.9

どう見ても悪役ズラのジェラルド・バトラー。大統領シークレットサービスかスパルタ軍団のリーダーなら、この顔と筋肉はピッタリだが、一般市民にこのワイルドさは出せないだろ〜。
この人は一直線の役がはまり役、
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太平洋航空作戦(1951年製作の映画)

2.2

日本人としては微妙と言うか、後半腹が立ってきた。ガダルカナルの米航空隊の戦勝映画。
航空戦の実際の映像が多く使われてリアルさが半端ない反面、陸上での映画のセットが凡庸。
神風特攻隊までが目的を果たす前
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ローガン・ラッキー(2017年製作の映画)

4.0

オーシャンズ13から10年、ソダーバーグ監督によるプロではない素人による現金強奪。
オーシャンズとは違って、強奪だけじゃなく、その後捕まらないことまで考えた計画。「欲張らないこと」が最後にオチる。
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グランパ・ウォーズ おじいちゃんと僕の宣戦布告(2020年製作の映画)

3.3

期待した以上でも以下でもなかった、ニヤニヤ系のコメディ。デニーロだから見れるのが本音。
クリストファー・ウォーケンも最近こんな爺ちゃん役が多いような気がするし、ユマ・サーマンも年取ったってことだな。
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リバティ・バランスを射った男(1962年製作の映画)

4.1

ジョン・フォード監督とジョン・ウェインの西部劇黄金コンビにジェームス・スチュアート、リー・マーヴィンを加えた大作と言えるのでは。
正義を色濃くするためには悪も強烈でなければならず、その意味ではリー・マ
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クリスマス・ ウォーズ(2020年製作の映画)

3.0

サンタを信じない子供が増えたと言う設定は面白いが、クリスマスも祝わなくなったのか、年一回と言う盛り上がりまで消してしまって、サンタがアクションをすると言うだけ。
子供向けじゃないにしろ、悪さをしたクソ
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AI崩壊(2020年製作の映画)

3.3

AIが人類を支えるのは将来あり得る話なので着眼点は👍、しかし、崩壊ではなく暴走であり、それも人為的であるのも想定内。
なんだか緊張感と言うかハラハラ感が足りん。何でも上手く行きすぎ。桐生が帰国しついな
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パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊(2017年製作の映画)

3.7

壮大な物語の最後?と思って見てたが、まだ先がある感じ。
海の死神サラザールを倒すにはポセイドンの槍を手に入れること、と言いながら壊すことで呪が解けるに、いきなり変化。それに最後の海賊じゃないの?
槍の
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

4.1

こんな映画、薄汚れたおっさんには眩し過ぎる。忘れてしまった記憶が蘇る気がする。高木さん可愛すぎるし、こんな娘とイチャイチャできる西方が羨ましい。

中学3年か〜、男は未だ男子で女は女子じゃなく女に近づ
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

4.2

ちょっと長いけど見応え十分。ハリウッドリメイク版を先に見てしまったけど、スッキリ感は本家スウェーデン版🇸🇪の方が良かった。
ラストが違ったけどほぼ内容は同じ、ダーク感とインパクトをハリウッド版に持って
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アレックス・ライダー(2006年製作の映画)

3.1

残念な男前俳優アレックス・ペティファー、これも次回作ありそうなのに次がない。「アイ・アム・ナンバーフォー」でも良さげだったのに次回作が出ない。主役級の映画はもうない。どっちかがヒットしてれば違ったのに>>続きを読む

監獄の首領(2016年製作の映画)

3.2

主役級にはごちゃごちゃ御託を並べて反撃の時間を与え、雑魚キャラは銃弾一発で、と言うあるある。
元刑事が受刑者に、、実は潜入捜査で、と言うのが後からの付け足しなので、ただ悪事を重ねて行く時間が長い、結末
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マスカレード・ナイト(2021年製作の映画)

3.5

前作の方が良かったかな〜。東野圭吾原作だけあってストーリーにブレがないのはいいんだが、ちょっとクサい。
高級ホテルかどうか知らんけど、上流階級の人しかいない訳?ホテルマンは格上の人間なの?
5分遅れて
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戦国自衛隊1549(2005年製作の映画)

1.9

原作が福井晴敏なのにどーしたこれは?
「戦国自衛隊」79'のリメイクでもないオリジナルとんでも映画。
たった2年で重油精製やら電池から核爆弾並みの爆弾作ったり、隊員に科学者でもいたの?
そもそも富士の
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スティール・レイン(2020年製作の映画)

1.6

韓国前政権下での"統一"に向けたプロパガンダ用のクソ映画。国民に向けて「統一しますか?」は無責任だろ!

韓国は正義で英雄、北の指導者さえ細身の男前、アメリカ大統領は傲慢で下品、ネクタイは赤で、まるで
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大脱出3(2019年製作の映画)

2.2

とにかく映像が暗いし、ストーリーも呆気ない上にあっさり。
敵も、おびき出したくせに何の策もないとは😞
一人ひとりにちょっと見せ場を作っただけ。しかし、スタローンは老体、バウチスタも重い、一番はマックス
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ファインディング・ニモ(2003年製作の映画)

3.0

とにかくドリーに尽きる。親バカ悲観主義のパパに対して楽天家ドリーの組み合わせがちょうどいい。
シドニーまでの海流は一直線でいいが、帰りはどうしたの?水槽の仲間はその後どうなった?
魚食べない子供が増え
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

3.7

これまでバラバラに見てきた(と言うか後付けで出す方もだが)こともあって、「エピソード3シスの復讐」と「エピソード4新たなる希望」を繋ぐと言われも間が空いてるので覚えていないのが実情。
ヒーローであるは
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ワイルド・レンジ 最後の銃撃(2003年製作の映画)

4.3

これは良かったなぁ。ケヴィン・コスナーとロバート・デュバル、2人とも好きな俳優な上に、正義と男を貫くと来れば男心をくすぐる大好物。

アネット・ベニングに対する恋心が、医者の嫁さんだと思って諦め、妹だ
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決算!忠臣蔵(2019年製作の映画)

3.7

時は将軍綱吉の時代、武士と言えども戦はした事がないが、武士は武士。藩の運営には「番方」=戦担当と「役方」=経理担当がいた筈、その「役方」視点の忠臣蔵。
「倒産」「残務整理」「再建予算」「リストラ」、討
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

4.1

起承転結な映画はスッキリする。見ていく内にどんどん引き込まれ、面白くなって行った。
確かに誰も大声を出さないし、喚かない、水面下の情報戦は「ジェントルメン」かも知れない。小僧の粋がりとは違った大人のキ
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

2.8

「ワールド」三部作の完結に「パーク」の懲りないオヤジとオバハンが加わってこれまでのメンバーが勢揃いしただけ。😀
もう、恐竜じゃなく巨大イナゴの恐怖にすり替わってる。
邦題も悪い。新たな支配者なんかじゃ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

MCU作品も大概見てるはずなんだが、ワンダって誰?🤔
全マルチバースの中でも最強?のワンダの屈折した母性の暴走。
サンクタムとかダークホールドとかニサンティの砂、インカージョンなど知らん単語だらけで話
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ブラックアダム(2022年製作の映画)

3.3

ちょっと期待はずれ、D・ジョンソンがDCヒーローになったと言う目新しさだけ。
ピアース・ブロスナンが頑張ってたけど、なんだか痛々しい。

そもそも、あの母ちゃん王冠取ってどうする気だったん?ボロ車で行
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劇場版 BLEACH ブリーチ The DiamondDust Rebellion もう一つの氷輪丸(2007年製作の映画)

3.0

ずいぶん久しぶりに見たら、一護はじめ登場人物が皆めっちゃ強くなってる。もはやドラゴンボールかアベンジャーズだな。
絵も昔の方が上手かったような気がする。
まぁ、止め時は難しいわな。

新仁義なき戦い(1974年製作の映画)

3.4

完結編で終わったはずのこのシリーズ、なのに同じ年にリブートとして再上映する強行策に。
違いを出そうとしたのかなんだかカッコつけ過ぎのような仕草であり台詞も。
金子信雄のセコさ、山守に付く田中邦衛の小物
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理由(1995年製作の映画)

3.4

「Just cause」直訳すると"正当な原因"、それを邦題の「理由」に、これは珍しく原題を超えた。正しかろうか誤っていようが「理由」になる。
残り30分で黒人の冤罪事件が無罪に、まだある?ってとこか
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ヒットマン エージェント:ジュン(2020年製作の映画)

3.7

「アジョシ」的なシリアス路線かと思ったらドタバタコメディにアクション、家族愛てんこ盛りの映画だった。
奥さん可愛いけど娘がイマイチなのが気になるもののシリアスに行こうとすると必ずボケて落とす繰り返しは
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.5

兵士としては強くなったものの、戦いを通じ将軍になるには修行が足りないのとを認識する回。
邦画にしては大きな物語になっているものの、どうかと思う演出(ボロ)が目に付く。
まぁ、次作への繋ぎの一本を大物俳
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劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)

4.1

なんだろなぁ、面白くはないんだがこの映画を見ると幸せになれる。「給食」をテーマによくぞここまで考えたもんだ。
甘利田先生の間といい喋り口調のクセの強さにハマる。硬派キャラなのに嬉しそうに校歌を歌って食
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夜の訪問者(1970年製作の映画)

3.0

「狼よさらば」「雨の訪問者」と同年の作品で渋い男臭い映画と思ったら、軽めのアクションだった。
精悍な体と渋い声、トレードマークの口髭、必ず出てるジル・アイアランド。

今時のアクション映画のように、何
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スター・ウォーズ/フォースの覚醒(2015年製作の映画)

3.5

エピソードⅦ、続3部作の始まり。
見る方も慣れて来たのか、新鮮味がなくなり、ハン・ソロ、レイヤ、チューバッカなど往年の主役を出演させたが、やっぱり中継ぎ感が強かった。
ダイバーシティの流れか、ジェダイ
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