マッシュさんの映画レビュー・感想・評価

マッシュ

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ビーン(1997年製作の映画)

3.0

M-1で優勝した「たくろう」のボケ担当の赤木裕を見て、ミスター・ビーンを思い出した。
特に顔が似ているとかではないが。あのおどおどした(挙動不審な)キャラクターが、なんとなくビーンを想起させる。
本作
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ジュラシック・ワールド/復活の大地(2025年製作の映画)

3.5

これは“恐竜映画”ではなく“怪獣映画”だと思った。そして、正直なところ傑作とは言い難い作品である。
物語の整合性や、シリーズ初期の「DNA操作による生命の畏怖」といったテーマは背景に追いやられ、ここで
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落下の王国(2006年製作の映画)

3.5

劇場に4Kリマスター版を観に行きたかったが、体調が悪く外出できず、配信もないので宅配レンタルでDVDを借りて鑑賞した。
「とにかく映像がすごい」という噂は聞いていたが、なかなか一筋縄ではいかない作品で
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フランケンシュタイン(2025年製作の映画)

3.8

よく言われる話だが、“フランケンシュタイン”とは、あの怪物の名前ではなく、怪物を生み出した博士の名前=ヴィクター・フランケンシュタイン。本作は2時間25分かけて、彼の生い立ちから丁寧に描いていく。>>続きを読む

ドールハウス(2025年製作の映画)

3.8

U-NEXT総合ランキングで2位という評判を聞いて鑑賞。劇場公開時から高評価だったので、観に行きたかったのだが、機会を逸していた。観て良かったと正直に思える作品だった。矢口史靖監督すごい。

矢口監督
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アナザー(2015年製作の映画)

3.5

こちらは2016年のフランス映画。
他のレビュアーさんの評価は軒並み低いが、個人的にはそんなに酷い作品だとは思わなかった。フレンチミステリーの古典、セバスチャン•ジャプリゾの原作を現代で映画化すること
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パラドクス(2014年製作の映画)

3.5

すごいものを観た。2014年のメキシコ映画。

35年間。人は同じ階段を上り下りし、車で同じ道路を走り続ける。35年間。肉体の老化だけが進むが、状況はまったく変わらない。無限のループ地獄ーーその“感覚
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ミュート・ウィットネス(1995年製作の映画)

3.8

今年の夏にデジタルリマスター版が劇場公開されたが、体調不良で観に行けず、中古DVD市場で探してみたが、どこも売り切れ。宅配レンタルもずっと貸し出し中で、11月になってやっと観ることができた。

日本で
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第10客室の女(2025年製作の映画)

2.0

レビューする際、こういう作品が一番困る。
面白くないわけではないが、特段面白いわけでもない。極めて普通。監督の作家性はまったく感じられない。

豪華客船の船内で起きる女性失踪事件。ミステリーというより
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もしも徳川家康が総理大臣になったら(2024年製作の映画)

3.5

観るつもりはなかったが、「実は感動大作」という言葉に釣られて観た。

原作は小説ではなく、実用書の類だと聞いていたので、どう映画化するのだろうかと思ったが、そこは「のだめ」「ロマエ」「埼玉」「細胞」の
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古都(1980年製作の映画)

3.5

山口百恵である。市川崑である。
なかなか観る機会がなく、久しぶりに宅配DVDで借りて鑑賞した。

1980年の作品で、市川崑としては、金田一耕助シリーズの最終作「病院坂の首縊りの家」の翌年の作品。冒頭
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ファイナル・デッドブラッド(2025年製作の映画)

3.5

劇場に行けなかったので、アマプラで課金して観た。日本では劇場公開されないと聞いていたので、自宅での鑑賞になると覚悟していた。これまでのシリーズはすべて劇場鑑賞した。サーキットは3Dだった。

毎度、ピ
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宝島(2025年製作の映画)

4.0

製作費25億円という大作でありながら、興行収入は数億円に留まり「大コケ」と言われている本作だが、単純に“失敗作”と片付けるのは早計だと思う。

190分を超える上映時間が観客を尻込みさせた、全国のシネ
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ディボース・ショウ(2003年製作の映画)

3.0

1999年から続いた自民党と公明党の連立が解消された。
各ワイドショーは「26年目の離婚」と比喩していたが、銀婚式を過ぎているので、“熟年離婚”ということになるのだろうか。

そこで思い出したのが、本
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ドクター・モローの島(1977年製作の映画)

2.0

2025年のノーベル賞、阪大の坂口志文氏が「生理学•医学賞」を受賞したのに続いて、京大の北川進氏が「化学賞」を受賞した。このところ日本人科学者の受賞が遠ざかっていたので、本当に嬉しいニュースだ。
そこ
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火垂るの墓(1988年製作の映画)

3.5

今年は「戦後80年」ということで、終戦の日の前後に金曜ロードショー枠で本作が放送された。

そして、本作を観た人たちがSNS上である議論を繰り広げたという。それが「自己責任論」である。「妹の節子を死な
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総理の夫(2021年製作の映画)

3.5

高市早苗氏が自民党の新総裁となった。現在、自民党は少数与党なので確実ではないが、野党もまた一枚岩ではないので、臨時国会での首班指名で高市氏が次の総理大臣になることはほぼ間違いないだろう。
というわけで
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

2013年に設立された官民ファンド「クールジャパン機構」は、多くの投資案件で失敗し、累積赤字を抱えることになった。原因は「クールジャパン」の定義や戦略全体の目標が明確でなかったことが挙げられている。>>続きを読む

映画大好きポンポさん(2021年製作の映画)

3.5

映画の醍醐味は「編集」であるということをアニメで教えてくれる画期的な本作。
まったく知らなかったが、レビューの評価が高く、世間の評判も良いので観てみた。

ハリウッドを模したニャリウッドの映画界で活躍
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

2.0

前橋市の女性市長が、既婚の男性職員と10回以上、ラブホテルに行っていたことが発覚し、問題になっている。
本人は男女の関係を否定し、相談に乗ってもらっただけだと弁解しているが、そんなこと信じられるだろう
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もどり川(1983年製作の映画)

2.8

最近また、若手俳優が大麻所持で次々と逮捕された。彼らの出演作品が、例によって公開中止などの憂き目に遭うのだろうか。
これまでも、出演者の不祥事で、作品が公開延期、中止、お蔵入りになったケースは枚挙にい
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スティング(1973年製作の映画)

4.0

名優ロバート・レッドフォードが亡くなった。数多い代表作の中でも大傑作と言われる本作。1973年の作品である。
監督ジョージ・ロイ・ヒル、ポール・ニューマンとのコンビは、こちらも名作「明日に向かって撃て
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ナショナル・トレジャー(2004年製作の映画)

2.5

日本で「国宝」が大ヒットし、「宝島」も近く公開される。そこで、アメリカの「宝」の映画を観ることにした。
2004年に制作された本作は原題も「National treasure」で、直訳すれば「国宝」で
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.5

長嶋一茂「ミスター•ルーキー」、石原良純「凶弾」と観て、気持ちがザワついたので、次は高嶋ちさ子かと、彼女が出ている映画を調べたら、本作に出ていた。
2003年公開。もう20年以上も前の作品なのか。出演
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凶弾(1982年製作の映画)

2.0

長嶋一茂に続いて石原良純を観た。
1982年の映画なので、相当古い。あの石原良純のデビュー作なのだから、そりゃ古い。
なので、感想も「古臭い」しか出てこない。
名作はいつの世にも古さを感じないというの
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ミスター・ルーキー(2002年製作の映画)

2.5

阪神が史上最速のリーグ優勝を果たしたので、記念に本作を観た。
主演はなんと長嶋一茂。石原良純と共に今やテレビで見ない日はないほどの売れっ子である。なぜ今になって、とも思うが、おっさんなのにお坊ちゃんと
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異人たち(2023年製作の映画)

3.5

久々に大林宣彦監督の「異人たちとの夏」を観たので、去年(2024年)イギリスでリメイクされたという本作を観た。
リメイクというより、山田太一の原作を再映画化したということなのだろう。大林作品のほうも市
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

もう8月も終わりだというのに、災害級の暑さが続いている。そこで、夏の映画を観ようと思って、本作を選んだ。去年、イギリスで本作がリメイクされたということも聞いていたので(そちらは未見)。

中年の脚本家
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オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主(2013年製作の映画)

3.5

これは、なかなかの掘り出し物である。
監督は「ハムナプトラ」シリーズや、あの「ザ•グリード」のスティーブン•ソマーズ。

「ザ•グリード」は長らく配信されず、DVDも廃盤となり、ネットで数万円で取引き
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ちょんまげぷりん(2010年製作の映画)

3.0

「侍タイムスリッパー」を観た時に、以前にもこんな映画があったなあ、とぼんやり思い出していた本作。
WOWOWで配信されているが、近く観れなくなるようなので、改めて鑑賞した。

本作で、現代にタイムスリ
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.5

今、福山雅治が「容疑者」的な扱いを受けている。ご本人は「実に面白い」とは言えないだろう。

アルプススタンドのはしの方(2020年製作の映画)

3.5

今年の夏の甲子園。広島代表の広陵高校が、野球部員による下級生への暴力行為などの不祥事により、大会の途中で出場辞退という事態を招き、ファンを落胆させた。そこで、なんとなく本作のことを思い出した。

本作
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卒業(1967年製作の映画)

3.5

「卒業」といえば、静岡県伊東市の田久保市長の学歴詐称疑惑だが…。
本人が卒業したか、していないか覚えていない。そんなことがあるのだろうか。田久保市長は問題の卒業証書を市議会議長に見せてほしいと言われ、
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邪願霊(1988年製作の映画)

2.5

なぜ今、本作を観たのか。
映画「近畿地方のある場所について」が賛否両論だと聞いて、“Jホラーの原点”と言われている本作のことを思い出したからだ。

本作の脚本を手がけた小中千昭氏による、幽霊はただぼん
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脳男(2013年製作の映画)

3.0

二階堂ふみの結婚を記念して、彼女の出ている作品をもう一つ。
本作の主役は生田斗真だが、二階堂ふみは常軌を逸した凶悪なヴィランを演じている。当時、若手女優でこの役を演じられるのは彼女しかいなかっただろう
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サブスタンス(2024年製作の映画)

3.5

面白い。でも長い。
若くて美しい女性はチヤホヤされる。ポリコレ重視の今の世の中でも決して変わることのない不文律を真正面から描いた人間ドラマ、いやホラー映画である。R15+指定で、142分もある。ホラー
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