豪華。地味。暗い。監督はフジテレビディレクターの河毛俊作氏。
トレンディドラマでもミステリードラマでも何でも撮れる人。時代劇も撮れますよ、という印象。
フジのディレクターから映画監督といえば、五社英>>続きを読む
踏み絵である。これまでも何度も踏まされた。しかし、決して踏むことのできないものもあった。だから、神なのだろう。玉石混交。我々は玉を探すしかない。
早くもアマプラで観られるということで鑑賞した。想像していたものとは違い、驚いた。
八人の剣士たちの戦いを描く「虚」のシーンと「八犬伝」の作者・滝沢馬琴や浮世絵師・葛飾北斎らが登場する「実」のシーンの>>続きを読む
某テレビ局の長時間に及ぶ会見や、事の発端になった週刊誌の記事の修正。この世の人間関係は利害や欲望によって形成され、一番大切なはずの他人に対する思いやりは、いったいどこにいってしまったのか。そんな気持ち>>続きを読む
フジテレビの騒動、第三者委員会が設置されるそうだが、今後、同局に自浄能力があるのかどうかに注目が集まる。
本作は名古屋のテレビ局「東海テレビ」制作によるドキュメンタリーである。(「死刑弁護人」「ヤク>>続きを読む
第97回アカデミー賞の長編ドキュメンタリー部門に、ジャーナリストの伊藤詩織さんが自らの性被害をテーマに監督した本作がノミネートされたそうです。発表は3月2日。
ついに中居正広が芸能界引退を発表した。
過去の主演作は今後、観られなくなるのだろうか。
きょう1月22日は「映画の父」と言われるD・W・グリフィスの誕生日である。
本作は「娯楽」としてではなく「勉強」としてみる人がほとんどだろう。1916年のモノクロ・サイレント映画。タイトルの「イント>>続きを読む
今こそ観るべき作品であることは間違いない。もちろん、某テレビ局の「スキャンダル」が大問題となっているからである。
アメリカ映画界で「#Me Too運動」によって告発されたハーヴェイ・ワインスタイン事>>続きを読む
きょう1月20日(日本時間で21日午前2時)ドナルド・トランプ氏が第47代アメリカ合衆国大統領に就任するが…。
トランプ氏は、デンマーク領「グリーンランド」の領有を目指すと意欲を見せている。
そこで>>続きを読む
なぜ今、本作を取り上げるのか。
それは後述する。
1987年に公開された日本映画である。原作は1985年に徳間書店のトクマ・ノベルスとして刊行された小松左京氏のSF小説(政治シミュレーション小説?)>>続きを読む
「Siriに敬語で話しかける人」「落ちている手袋が見つかるように、ガードレールに乗せてあげる人」「静かな場所で炭酸飲料を開けて音が鳴った時に、それ相応の表情をする人」……これらはすべて「いい人」らしい>>続きを読む
千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希選手が、アメリカ・メジャーリーグ、ロサンゼルス・ドジャースとマイナー契約を結んだ。
2022年には史上最年少で完全試合を達成。球速は最高165キロをマーク。「令和の怪>>続きを読む
きよう1月18日は、ビートたけしこと、世界的映画監督・北野武氏の78歳の誕生日。
本作は1989年公開の北野武初監督作品である。当初、深作欣二氏が監督する予定だったが、スケジュールが合わなかった、現>>続きを読む
私は関西在住なのだが、きのう、某テレビ局が某タレントの報道をめぐり、記者会見を開いた時間(午後1時50分から)、関東圏では会見を中継せずに、本作を放送したらしい。
関東ローカルの編成なので、私は観ら>>続きを読む
デヴィッド・リンチ追悼。
巨匠がまた一人、この世を去った。享年78。
未だ健在のリドリー・スコットやクリント・イーストウッドのことを考えると、早いような気もするが、多くの傑作を残した功績は計り知れな>>続きを読む
本作が「ショウタイムセブン」というタイトルで、日本でリメイクされると聞いて鑑賞した。驚いた。こんなに面白いとは。
2013年公開の韓国映画。もう10年以上も前の作品である。タイトルは知っていたが、な>>続きを読む
ハッピーマンデーとやらで、今年の「成人の日」は13日の月曜日だったが、昔は成人の日は1月15日と決まっており、全国で式典が行われ、祝日を自宅で過ごす人はテレビで「新春かくし芸大会」の再放送を観ると相場>>続きを読む
出前館の「ピザ半額キャンペーン」で注文するかどうか悩んでいる時に、ピザの宅配箱の組み立ての内職をする半地下の家族を思い出した。
言わずと知れたポン・ジュノ監督の2019年の大傑作。カンヌ国際映画祭で>>続きを読む
アメリカ・ロサンゼルス周辺で大規模な山火事が発生して一週間。今も懸命な消化活動が続けられており、8万8000人が避難指示の対象になっているという。被害総額は20兆円を超え、過去最悪とのこと。
被災地に>>続きを読む
テレビ局があの人のスキャンダルへの対応に追われる中、番組調整として本作が地上波で放送された。
あの人のトラブルとは「真逆」とも言える、男女(菅田将暉&有村架純)の温かい恋愛の日々と切ない別れが描かれ>>続きを読む
「シネマンション」の宿題映画ということで、鑑賞。2023年の作品だが、日本では劇場未公開で配信スルーだったとのこと。
もともと、アメコミヒーローものがそんなに得意ではない(作品数が多すぎて追いきれな>>続きを読む
本人が声明を発表しても収束する気配のない国民的アイドルの9000万円トラブル。
性被害を受けたとする女性側が声をあげたこと、被害者は一人ではないとされることなどから、かつてのハリウッドの「#Me To>>続きを読む
黒沢清監督の「cloud」を観たので、ついでに本作も観た。
同監督は昨年、3本の新作を公開したそうで、「chime」だけ未見。本当はそれを観たかった。
本作は1998年の同名作品のセルフリメイクであ>>続きを読む
この名作のレビューをするかしないか、ずっと迷っていた。
もちろん満点に近い評価なのだが、本作にまつわる個人的な事情があり、表記するかどうか迷っていたのだ。
寒い季節になり、小用の頻度が高くなるたびに>>続きを読む
賛否両論(ほとんどが否)がすごいので、興味が湧いて、鑑賞。
なるほど。これはそうなるだろうなと思いつつ、黒沢清ファンの中でも「これはダメ」と言っている人が多いのに驚いた。
あまり監督に興味がない者に>>続きを読む
年が明けて一週間。それでも、巳年なのでヘビーな映画をと思い本作。言わずとしれた、映画史上最も「胸糞」とされる名作(迷作?)である。
あのすべての観客に希望を与えた「ショーシャンクの空に」と同じフラン>>続きを読む
今日は「仕事はじめ」の人が多いということで「必殺(仕事人)」の劇場版。さらに、アメリカのゴールデングローブ賞で「SHOGUN将軍」の真田広之氏が主演男優賞を受賞したので、シリーズ4作目の本作を推す(F>>続きを読む
女優の伊藤沙莉が1月4日の配信番組で、劇作家で演出家の蓬莱竜太氏との入籍を発表した。以前から交際報道も出ていたので、意外性はなかったが、年甲斐もなく若干の伊藤沙莉ロスを感じた。
ミーハーな気持ちでお>>続きを読む
1月5日は、文豪・夏目漱石の誕生日。
漱石の名作の多くは映画化されている。
「坊ちゃん」は過去に5回映画化されており、中村雅俊版(1977年)は観たことがある。「われら青春」や「ゆうひが丘の総理大臣>>続きを読む
お正月ということで、今年の運勢がどうだこうだというテレビ番組や、アルゴリズムで勝手におすすめされるYouTubeのその手の動画などをよく見かける。
いわゆる「占い」は、生年月日などで判断するよるもの>>続きを読む
正月も3日となり、何か「3」が名作と言われる映画はないかと考えていたが、これがなかなかない。
アカデミー作品賞ほか11部門を総なめにした「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの3作目「王の帰還」など、>>続きを読む
新年2日なので「2」の傑作を探した。
「1」より「2」がヒットした作品だと「ターミネーター」や「エイリアン」などが出てきた。どちらもジェームズ・キャメロン。確かに、ヒット作の2作目はお金もかけられるの>>続きを読む
一年で「昨日」が「昨年」であるのは、元日だけである。当たり前だが。
本作は、2019年10月公開のイギリスとアメリカの合作映画。売れないシンガーソングライターが交通事故に遭い、昏睡状態となり、意識が>>続きを読む