DWさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

5.0

■モノクロの陰影、バイクの音、外から聴こえる鳥の声、一人になった時の孤独感…ぜんぶ素晴らしいけど、カウリスマキの中では最もコメディ色が強く何度も観返しています。観るたびにロシアの女の人がおもしろい。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

3.5

■“キャプテン・ビーフハート 映画”で検索したらこの作品に辿り着きました。湖畔の風景もロードムービーっぽい映像もきれいで良かったです。隊長の音楽やジャーマン・プログレ、ノイズが好きな人はハマると思いま>>続きを読む

風船(1956年製作の映画)

4.5

■カオス。途中から名台詞のオンパレード。
我を通し世間で強く生き、ロマンティズムに浸る父親が凄い。
ラストの芦川いづみさんは亡霊のよう。

真夜中の虹(1988年製作の映画)

4.0

■単純なロードムービーかと思いきや、恋愛/脱獄/殺人/逃走/友情のごったまぜのハードボイルド。74分でよくこんなに詰めこめたなと。子どもがしっかりもの!

洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.5

■川沿いに生きる人たちの人間模様が沁みる。蕎麦屋の玉ちゃんが優しすぎる❗

ギミー・ザ・ルート ~NYグラフィティ~(2012年製作の映画)

4.5

■グラフィックアートの映画だけど、ニューヨークに住む若者の日常を描いたドキュメンタリーみたいな作品。主役の二人の距離感が兄妹みたいでかわいい。街並みも魅力的、『スモーク』っぽい。ジャケが残念、シリアス>>続きを読む

乾いた花(1964年製作の映画)

4.0

■時計の音、強烈な殺しのシーン、謎だらけのラスト。シュルレアリスム。

バッド・チューニング(1993年製作の映画)

4.5

■アメリカのハイスクールネタってなんでこんなに面白いんだろう。

おじいちゃん、死んじゃったって。(2017年製作の映画)

5.0

■坊主×ベンツ/感動的なカーセックス/映画史に刻まれる記念撮影/田舎道のフェラーリ。
岸井ゆきのさんが出てる映画、傑作ぞろい。

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

■90年代のどこにも行けない閉塞感。映画で描かれている通り、この時代は息が詰まるだけでたぶん誰もカッコ良くなかった。モリッシーが流れる場面が切ない。
…みんなChocolateのTシャツを着てたので、
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シャーク・ナイト(2011年製作の映画)

4.0

■前半は青春バカコメディ、後半はスプラッターホラー、エンドロールは完全にB級。
サラ役の人、どこかで観たことあるなと思ってたら『トランス・ワールド』の人だった。

プロジェクト X(2012年製作の映画)

5.0

■バカばっか☺️途中から完全なアナーキー/暴動状態。よくこんなメチャクチャな映画作れたなと思う。エキストラの人たち、本気でパーティーを楽しんでそう。

エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

4.0

■こんなにテンポが良くて痛快なアクション映画は『ガンズ・アキンボ』以来かも。エンドロールのアニメも楽しい。
主人公のマイクの服装がアメカジで地味にカッコいい。プロポーズの場面は涙。

ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

4.0

■アクション映画へのオマージュ全快。この手の映画に詳しい人は死ぬほど楽しめると思う。終盤の同僚たちの覚醒ぶりがすごい。あんたら今まで何やってたんだ。

セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.5

■『俺たちに明日はない』みたいなドンパチ映画だと思ってたら、ものすごくキレイな映像のドラマだった。『A GHOST STORY』の監督さん。出会えない男女を描いてるという点では内容似てるかも。

still dark(2019年製作の映画)

4.0

■好きなことを一生懸命やるのってカッコいい。一生懸命やらないと本当にそのことを「好き」って言えないのかもと思ったり。
ケンタ君、若いのに使ってる音楽プレーヤーやカメラがアナログなのがなんかいい。

フラれた女とフライドポテト(2016年製作の映画)

4.5

■カウリスマキみたい。セリフも絶対面白いのでサブスクで字幕付けてやってほしい。コーラ噴き出させるシーンは笑った。

ビーチ・シャーク(2011年製作の映画)

3.0

■ジミーさん、最後まで映画史上最高のクズ男であってほしかった。