DWさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

■イノセントが壊れていくラブストーリー×ミステリー。“自分の大切なものを誰にも渡さない”という、女性の強い意思を描いた映画でもあると思う。泣いた。

sweep.(2019年製作の映画)

3.5

■これはエモよりだいぶシュールの方に寄ってると思う。でも音楽が入るチャリの疾走シーンはエモの極み。シューゲイザーとか好きな人はたまらないかも。

僕は猟師になった(2020年製作の映画)

4.5

■身近に鹿・猪猟をする人がわりといるので「こういうふうに獲る(殺す)、解体するんだ」と観ていたのですが、雀猟というものがあることを初めて知りました。子どもの頃、祖父が獲ってきたのを食べたことがあるので>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

4.0

■男のバカと下品が詰まってる。相当笑ったけど人によっては本当ムリだと思う(笑)。この監督が後に『ジョーカー』を作るんだから、どれだけ感性の振れ幅が凄いん。

サメストーカー(2020年製作の映画)

3.5

■ストーカーものを観るのは『アンダー・ユア・ベッド』『P2』以来かも。前者はかなり切なくて、後者はゲラゲラ笑えたけど、今作はひたすらストーカー(笑)。でも続きが気になる。

キャリー(2013年製作の映画)

3.5

■クロエさんがずっと可愛い映画。
このリメイク版も良いけど、ストーリー的に凄く切なくて残酷なガールズムービーに化ける話なので、他の監督もリメイクしてほしい。ソフィア・コッポラバージョンとか観たい。

なんちゃって家族(2013年製作の映画)

5.0

■この映画には最高に笑えるキスシーンと、最高に感動できるキスシーンの二つが入っています。

セントラル・インテリジェンス(2016年製作の映画)

4.0

■アクション&コメディ映画だけど、アメリカの鉄板ハイスクールネタでもあるから凄く楽しめるし「この展開で泣かせにくるんだろ」というパートで見事に泣いてしまう。

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

■ブラックすぎて時々笑えなくなる。ベリヤのこと調べたら怖すぎる。でもスティーヴ・ブシェミさんをフルで観れて大満足。

オーバーナイトウォーク(2019年製作の映画)

4.0

■大手スポンサーが付いた映画ではきっと作り出せない雰囲気。風の匂い、足音、湿度まで伝わってきそう。
夜の散歩最高。コンバース姉妹横断歩道信号待ち。陸橋から見る遠い東京タワー。

海へ行くつもりじゃなかった(2017年製作の映画)

4.0

■空気感が良かったのと、意外と笑わせてくれるシーンが多かったのと、音楽が良かったのと…なんか感動してしまった。ラストの女優さんのお辞儀(カーテシー?)が素敵。

僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.5

■言いたいこと、伝えたいことたくさんあるのに、言葉にならないから言えない/言わない。言った方がいいと思います。間違ってても伝わらなくても誤解されても。そうしないと始まりというものがたぶん来ない。…とい>>続きを読む

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)

4.5

■夏に観れて良かった映画。日本の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』。
ディープ茨城のなまなましさ、友人キヨの天然さ(セリフが全部面白い)。リアルとセンチメンタルがくるくる回る感じ。思わず泣いた箇所も
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ジャンクフード(1998年製作の映画)

3.0

■90年代。日本に一番脳ミソが足りなかった時代。
ジャンキーの女優さんが魅力的だったのと、無名の男=環状線睡眠薬エンドレスの死亡という演出が良かった。エンディング曲が町田康さん。

千年女優(2001年製作の映画)

4.5

■SF?ファンタジー?歴史物?
たぶんどれでもないです。“きっといつか会える”という確信を描いた映画。でも感動恋愛でまとめているわけではない(「いない人の影を追いかけていた」「あの人を追いかけている私
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青い春(2001年製作の映画)

3.5

■松田龍平、新井浩文のカッコ良さと、彼らが屋上から見る団地風景の空しさ。
焦燥も暴力性もやりきれなさも『キッズ・リターン』『Helpless』の方が個人的には良いと思うのですが、「この感覚、女子には分
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PORNOSTAR ポルノスター(1998年製作の映画)

3.5

■90年代渋谷×千原ジュニア。
ジュニアさん、結構スケボー巧い。ヒステリックグラマー?の女の子、最後までジュニアさんと絡んで欲しかった。でもラストシーン素敵。

グッバイ!(2021年製作の映画)

4.0

■お父さん、若い。
こういう、誰かに評価されるとかそういうこと関係なく「今、これを作らなきゃ私/俺ダメだと思う」みたいな焦燥、表現の原点みたいな作品が自分は好きなんだと思う。

Peace(2010年製作の映画)

5.0

■あらゆるジャンルの映画(恋愛もコメディもアクションもファンタジーもノワールも)全部ぶちのめす超濃密度人間ドキュメンタリー。生きるとは…というテーマすら私情を廃した映像で無力化する。「男の値打ちは一銭>>続きを読む

デッド寿司(2012年製作の映画)

4.0

■ちょっと下品すぎるところもあるけどこれはアカデミー賞。無駄なキスシーンが全部気持ち悪い(笑)松崎しげるさんの奮闘ぶりが◎。バトルアクションが気に入った人は『片腕マシンガール』もオススメ。

シャドウ・イン・クラウド(2020年製作の映画)

4.5

■大作なのかB級なのか全然分からなくて相当面白い。「この設定いる?」「この状況はありえん(笑)」と何度も思ったけど、しっかり最後まで観てしまった。ラストのアクションシーンとエンドロールが最高。

19歳(2018年製作の映画)

4.5

■こういう映画で何も感じれなくなったら自分はもう終わりなんだと思う。
この人、いいカメラ持ってる。久々に写真を撮りたくなった。

降霊 KOUREI(1999年製作の映画)

4.0

■怖い、そして巧い。音の入れ方/抜き方が天才的。でも純粋なホラーファンからは賛否ありそう。You●ubeで観賞。

シェイディー・グローヴ(1999年製作の映画)

4.5

■映像がいいなあ、と思ってたらやっぱり撮影田村正毅さんだった。
色々とごちゃ混ぜで「どういうセリフ回し/場面?」と突っ込みたくなる所もあったけどそれ以上に印象的なシーンも多くて、とんでもない魅力を秘め
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.5

■前作に続いて最高👑今回はアクションシーンより面白パートの方が多かったけど。
殺し屋弟のネコTの時点でウケたけど、商店街の松本さんのジャックパーセルで笑いのピークが来た。あと着ぐるみ乱闘(笑)

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

4.0

■二人の人間の自立、そして依存を描いた映画として観ました。一人はもうすぐ寝たきりになってしまいそうな初老の男性、もう一人は獣医学を志ながら農場でくすぶっている若い女性。
とても静かで、少しまとまりにも
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Video Days(1991年製作の映画)

4.0

■アメ車とスケートボードと音楽(ジャズ、ハードコアパンク、ダイナソーJr.とかも)。梅雨時は滑れないので夜にダラダラとこれ観てます。You●ubeで観れちゃうので。

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.5

■ジャケから絶対モラトリアム系の切ない話だと思ってたら、まさかのホラー。小夜が現れた時点でどういう設定なのかは分かってしまったけど、その後の展開がまるで読めずかなり面白かった。最後らへんはやっぱり切な>>続きを読む

逃げきれた夢(2023年製作の映画)

4.0

■オール北九州ロケで光石研さんが主演で黒崎商店街まで出てくるということで「これ、泣くやろうな」と思っていたけど、やっぱりじんわり泣いた。松重豊さんがやってるバイク屋が家から徒歩5分。。。
この映画が北
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ナイト&デイ(2010年製作の映画)

4.0

■『アイデンティティー』が面白かったのでこちらも観賞、ジェームズ・マンゴールド監督。
サスペンス色は薄めだけど、コメディ/アクションシーン満載。トム・クルーズとキャメロン・ディアスの掛け合いが楽しすぎ
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