つねに心ここにあらずという風情の西島秀俊と、年数を経るごとに顔圧の高まる香川照之。
浅野忠信の色白な肌がこの映画では終始、「生っ白く」見える。それに白のワイシャツ、工場労働には不似合いな白いつなぎ服。不気味。
そして最初は差し色ていどに思えた赤の面積がじわじわ増えていくときの不穏さ>>続きを読む
手に負えないくせに、男の人はいわゆる「メンヘラ女」が好きなんだなと、改めて実感した次第です。
10月末にシーズン2が配信されたNetflixドラマ『ストレンジャーシングス』が「80年代の全盛期のキングの小説を、80年代全盛期のスピルバーグが映像化したみたい」と評されるくらいべらぼうに面白いです>>続きを読む
前日譚ものというジャンルは、話のつじつまを合わせようとしてクダクダ説明がちになることがあるけど、『ジェネシス』から始まるこのシリーズはそれを感じさせなかった!
群れを率いる重責、長く続く人間との闘い>>続きを読む
仔牛の瞳をもつ女こと、エミリー・ブラントの生来の美しさが際立つ映画。「ブラジャー問題」をさかんに気にしてくれる同僚とのバディ感がとても好印象でした。
シベリアンハスキーの瞳をもつ男こと、デルトロの容>>続きを読む
1997年は『ターミネーター』の「審判の日」、2001年なら『2001年宇宙の旅』。
名作と言われるSF映画の時代設定には、なにやら特別な感じがあって、その年を超えたり近づいたりするたびになんとも言え>>続きを読む
アナ・デ・アルマスの超低予算アイドル映画。冒頭から妙なダンスも披露してくれます。
サスペンスとしては???でした。
でもとにかく怖がったり困ったりしてるアナ・デ・アルマスが可愛い。マスカラが流れてた>>続きを読む
『ジェラルドのゲーム』に続く、スティーブン・キング原作もの。
ところで、Netflixはキングの地味傑作をまとめて映画化する気かな? だとしたら楽しみ。
ネズミ嫌いな人は見ちゃダメです…。ラストシー>>続きを読む
なんにも覚えてなくってすごく新鮮だった。
ドゥニ・ヴィルヌーヴのリブート作が楽しみ!
フクロウにハトにヘビに…と予想外の動物映画でした。ハト殺されちゃったらどうしようとかドキドキ…。
プロメテウス>>続きを読む
原作はスティーブン・キング作品のなかでオールタイムマイベストの『ペット・セマタリー』(つづり字ミスは意図的なもの)。
何回読み返しても夜眠れなくなるくらい怖い…。
ところで映画のほうも何回か観ている>>続きを読む
ラストにあの曲あの並びで来るか(笑)。
楽しかった!
スー・チー可愛い。
Netflixオリジナルの短尺ムービー。
期待してなかったぶん、まさかの怪作?快作でした。
主人公が映画オタクという設定が良い。あのシーンで『ゴッドファーザー』を持ち出すセンスよ。
そして仲良さげな両>>続きを読む
美人とは言い難いし低身長。でもこのルックの欠点ゆえにアナケンは可愛い。これが映画の神様に愛されるってことだな…。
ケツアゴ(aka ベン・アフレック)の死んだ魚のような目元、カメラ目線なのに定まって>>続きを読む
草間彌生が嫌いってのもありますが、とにかくパターソンの妻のキャラクターが好きになれませんでした。
なんというか、「妻という生き物」のイヤーな部分が凝縮されててるような(これは自分にブーメランするので、>>続きを読む
NYに殺し屋多すぎ!
殺し屋のNokia使用率高すぎ!
世界一小動物の似合う強面(『地獄の黙示録』で子犬連れてたよね…)も登場するし、武器や洋服選ぶシーンの展開などなど、思わず笑顔になってしまう要>>続きを読む
趣味嗜好のまったく合わない家人が観ていたタイホラー。
わりと正統派の後ろ!系の恐怖演出、後半に明かされる真相に納得で、想像していたよりも面白く観ました。
しかしなにより感心したのは、登場する美人がみ>>続きを読む
ワンコが賢すぎて健気すぎて可哀想すぎて、さすがのソン・ガンホもかすんじゃった感じ。
困った人に軒先は貸してもいいけれど、屋内に入れてはいけないという教訓を得ました。
『セックス・アンド・ザ・シティ』そのまんまのラブコメディかと思いきや…。
四十路の仲良し三人組が、それぞれのパートナーとイチャイチャ楽しそうにしてる前半から、中盤一気に流れが変わる。ああ加齢…。
ラ>>続きを読む
B級SFって言われちゃうんだろうけど、けっこう好きな映画で、数年前の地上波の録画が消せなくてHDDに残ってます。
よくよく見ると、キャストがやたら豪華。
なんと! マハーシャラ・アリが出てるじゃない>>続きを読む
ひたすらジェマ・アータートンとシアーシャ・ローナンの美しさを愛でる映画でした。
フランソワ・オゾンのフレンチ意地悪は、こちらの調子が悪いときにはHPをゴリゴリ削ってくるんで、なかなか手が出せなかった一本。
…優しい! オゾンのわりに!
メイク、衣装、家具、車…、「女ふたり」が>>続きを読む
スティーブン・キングの同名小説の映画化。
一見幸せそうな結婚生活が実はすごく歪んだ関係だったりとか、子ども時代の実父との関係とか、原作の大事な要素をきちんと映画にも投影してあって良かったです。
た>>続きを読む
まさかのキアヌ・リーヴス、ジム・キャリー、そしてディエゴ・ルナ。
冒頭のスピード展開がそのまま続いて、タランティーノもしくはロドリゲスばりの復讐劇になるのかと思ったけど、みごとに予想が外れた…。>>続きを読む
マドンナの最全盛期のツアー「ブロンドアンビション」の男性バックダンサーたちのその後を追ったドキュメンタリー。
あれ1990年だったのか…。わたし、このツアービデオをVHSで持っていました。VHS…!>>続きを読む
先に観に行った息子がはよ観ろはよはよ、とせっつくので、やや重い腰を上げて。
だって前作『プロメテウス』にぽかーんとなってしまったんだもの…。
今回は、ファスを筆頭に贔屓の役者がたくさん(すぐ死んじゃ>>続きを読む
台風待ちで引きこもってる時にはぴったりの楽しい映画。
冒頭からしばらくは、これはまさか『あぶない刑事』なのか?なんてちょっと引き気味だったけど、ただのおふざけポリスコメディじゃなかった。楽しい!
登>>続きを読む
三半規管が弱くてメニエル持ちの家系なんで、音で酔いました…。耳栓して臨んだのに。
どうもIMAXが本格的に苦手。
トムハがいつにも増して喋らなすぎ。ただし白いトックリのセーターはとても似合っていた。>>続きを読む
観る勇気がどーーーしても起きなかった本作ですが、友人たちに背中を押されてやっと…。
ながら観る映画じゃないけど、辛くて辛くて、なにかと用事を作ってはその場を離れてばかりおりました。ダメージ大きいわ…。>>続きを読む
ろろろろろロマーヌ・ボーランジェがしばらく見ないうちにものすごく老けてた!戦慄!
おばちゃん二人にこのタイトル、うっかり『滝を見に行く』を想像したわたしがバカだった…。
斜めうしろに座ったご婦人が、とあるシーンで「ジジィ…死ね!!!」と感極まって呟いておられました。わたしも同感です。
女子どもがちょっとノロマ過ぎ(無策で救助を待ってる)という設定と、エモーショナルな>>続きを読む
怪物の造形や、水彩画で展開していく幻想シーン、母親や祖母、逃げた父親(男ってホント逃げるよな!)とのやりとりに至るまで、すべて控えめで、とても良い。
ただでさえ一人っ子は早くに大人になることを求めら>>続きを読む
主人公の高校生男子が配役ミス。
Lを黒人の男の子にしてあるのも取って付けた感満載でした。