みきてーさんの映画レビュー・感想・評価 - 85ページ目

みきてー

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ザ・ギフト(2015年製作の映画)

3.3

先の展開が読めすぎるきらいはあったが、初監督作にしては十分すぎるほどのクオリティのサスペンスに仕上がっていると思う。このまま頑張ってメルギブとかベンアクレックみたいに撮って主演できる俳優になれそう。

キョンシー/リゴル・モルティス 死後硬直(2013年製作の映画)

3.0

清水崇プロデュースの触れ込みに恥じない造形の怖さ。雰囲気はめっちゃくちゃいい。

ソーセージ・パーティー(2016年製作の映画)

3.8

ギョッとするような下ネタの中で、ハッとするような政治ネタが光る。乱交オチのせいで説教くさくないところが素晴らしい。
悪趣味な映画が好きで良かったな~と思える娯楽性に特化した仕上がりがいい。

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.4

完全にホラー映画。

泣くためのヌキ場面が多くて鼻白んでしまったが、杉咲花の演技が素晴らしく飽きはしなかった。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

3.8

イーストウッドにしては短くて腰とお尻が拍子抜けした。100分以下最高!

救出クルーがとにかくみんなプロフェッショナル然としてカッコいい。himself/herself演出が効果的に効いている。根底に
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CUT(2011年製作の映画)

3.9

ラストシーンがとにかく凄まじい。一発のパンチと引き換えにできるような映画が自分にはあるだろうか。こんな化け物のような映画狂人を生み出した監督も、また同じように映画に狂ってるのだと思うと畏敬の念を禁じ得>>続きを読む

パコと魔法の絵本(2008年製作の映画)

1.1

アヤカ・ウィルソンは可愛い。
それ以外の下北の小劇団的お笑いノリが全てnot for meという感じで、見終えるまで修行のようだった…

PK(2014年製作の映画)

4.0

pkって言ったら私の中ではプチ鹿島。

宗教に対する居心地の悪さとか、プリミティブな疑問を、すごく素直な目線で問うてくる良作だった。多民族で多宗教なインドと、多神教ながらほとんどの若者がノーレリジョン
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ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ(2014年製作の映画)

3.7

有象無象魑魅魍魎うごめくゾンビ/マッドマックスフォロワーの中でも記憶に残るようなポテンシャルを秘めてる一本。(但し期待値はゼロに設定しておくこと!)

監禁された妹パートに出てくる、フィアデルフィアエ
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ミラーズ・クロッシング(1990年製作の映画)

2.7

渋くて地味で分かりやすくはないんだけど、なぜが目が離せない魅力がある。
わざとらしいほどにクローズアップされる帽子。舞い上がるたびに自体が困窮していき、最後はその帽子をひょいっと被って物語が収束する。
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ストロベリーナイト(2013年製作の映画)

1.6

ドラマ版を全く予習せずにジャニーズタレント目当てで鑑賞。意識低い鑑賞動機のせいか全然楽しめなかった。

最大の要因はヒロインが全く理性的に見えないので物語に没入できなかった事。なんで出来るヤツ扱いなの
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七福星(1985年製作の映画)

3.5

前半はよくあるスピンオフ海外旅行編だけど、クライマックスのアクションが素晴らしい。そして大福星ではあんなにお情け程度だったユンピョウの出番が増えてるだけでもめちゃ嬉しい。

ジャッキーの手負いの獣感、
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マップ・トゥ・ザ・スターズ(2014年製作の映画)

3.8

クローネンバーグ版ザ・プレイヤーって感じ?

何か決定的なことが起こって場が爆ぜてみまいそうな予感に満ちている。それが期待通りに連鎖していく様は残酷なようでいてものすごい快感だった。おもしろい。

サラダデイズ SALAD DAYS(2015年製作の映画)

3.4

何よりもイマンマッケイが老けてなさすぎて驚愕した。酒・タバコ・ドラッグは加齢の元凶なんだなぁ

資料映像としての価値はあると思うが、ライブもインタビューも取り留めなくただ時系列で起きたことをなぞってる
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2000人の狂人/マニアック2000(1964年製作の映画)

4.5

整い過ぎていない女優のルックス、南部の荒涼としたロケーション、安い血のり、殺し方の創意工夫、すべてが揃ったスプラッタ映画の名作と断言する。

2000人(せいぜい20人くらいしか映らないところも非常に
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ゴア・ゴア・ガールズ(1971年製作の映画)

3.2

ストリッパーのケツを肉叩きでめちゃくちゃに叩くシーンがいい。

カニング・キラー 殺戮の沼(2007年製作の映画)

3.2

ただの動物パニックC級だと思って見たら、どっこい巨大ワニと政府軍の虐殺と地元の独裁者に追われまくる政治的イデオロギーを感じさせる知的な(しかし決してバカ映画の枠からも逸脱していない)意欲作だった。>>続きを読む

世にも怪奇な物語(1967年製作の映画)

2.9

ロジェ・ヴァディム、ルイ・マル、フェリーニ監督&名優/女優そろい踏みの豪華すぎる三本立てに興奮。ただし中身は起承転結のある小話というわけでもなく、抽象的な悪夢のようなムードでちょっと眠い。

「悪魔の
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トニー滝谷(2004年製作の映画)

3.0

モノローグと実在人物の台詞がクロスオーヴァーするのが新感覚でいい雰囲気だった。

香港国際警察/NEW POLICE STORY(2004年製作の映画)

4.6

首吊られてるニコラス・ツェーに対してジャッキーが言い放つ台詞
が「頑張れ!!」なのが最高。

りんごのうかの少女(2013年製作の映画)

3.6

横浜監督作品の中でもかなり真っ直ぐなプロット、そして馴染み深い弘前の風景と生活感に好感。

特に葬式行列の既視感(これ津軽以外ではやらないのかな?)に興奮した。あと健一郎役の彼が昔の渋谷すばる感に満ち
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ビル・カニンガム&ニューヨーク(2010年製作の映画)

4.0

90分弱でビルにメロメロになってしまった。プロフェッショナルな仕事、気が狂ってるレベルのファッションへののめり込み、チャーミングなキャラクター!

彼のファッションへの愛はもう何者も文句がつけられない
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