原作ル・カレなので大層期待して見たが…地味で惹きがないなー!
ラスト退場していくF・S・ホフマンの後ろ姿は、その後の暗澹たる最期を予見させるようで重苦しい気持ちになる。
地獄の業火、悪魔祓い、やはり宗教観の薄い日本人が見ると怖さが無い。
しつこい客引きに遭った神父が、首元を引き下げてローマンカラーを見せて撃退するってシーンが粋だった。
勧善懲悪の真逆、勧悪懲善。
私は別に映画はモラルから逸脱していていいと思うので、ルーシー・パンチの結末は特に顔をしかめることもなく。むしろ制作陣の「俺らはこういう福音派まがいの女が嫌いだ、だから酷い目>>続きを読む
現行の中国古代物ってあまり食指が動かない割に、見ると外れがない。
アンディラウ、ニコラスツェー(相変わらず伊達男、好きだ)、ジャッキーの三つ巴はどのキャラも立っていて感情移入しやすい。オリジナル版で>>続きを読む
久々に良い邦題訳に出会えた。いつかは終わる子供期のモラトリアム&センチメンタルが“裸足”という語感から漏れ沁みてくる。
中身はいわばトルコ版ヴァージンスーサイズ、しかし本作の方が宗教観と旧体制家族観>>続きを読む
巧妙に仕組まれた豆乳マーケティング&猫映画だな。
ドキュメンタリーの作劇性にアンチテーゼを投げかける。答えを探してしまうこと自体がFAKEというか。
毎回意図的に挿入されるケーキのサーブは“祀り上>>続きを読む
チープなルックスのせいで期待値ゼロで見たら面白かった。私はすごーく好きだけどあまり評判はよろしく無いみたいだ。
あと6hで完全腐敗してしまう半ゾンビ相棒との会話が超刺さった。うーんかっこいい。
「>>続きを読む
地上波鑑賞。
VFXマシマシの映像は見ごたえある。巨大化したアリスが通常サイズのマッドハッターと絡むところは自然で感心した。
世界に没入させてくれないのが最大の難点か。デップがやってる役はただの妙>>続きを読む
ちゃんと独立記念日に合わせて見ました!
フークァらしく人がめっちゃ死ぬ(死に方もえぐめ)な所が好み。前半に爆撃機・ガトリング砲・人間爆弾等派手な見せ場が多いため、後半の室内戦でスケールダウンしてしま>>続きを読む
インモラルなハチャメチャ展開が「1941」っぽい。っていうか「1941」てゼメキス共同脚本と今知った。そりゃ似てる。
250台の中古車で拘束をかっ飛ばすシーンはた~のし~!!と思うものの、台詞のテン>>続きを読む
クレジットでジェイストームと出てきた瞬間に「ハッ、そういえば森田君はジャニーズだ」と改めて驚かされる。
強者に捕食される弱者(ヒメアノ~ル)、一枚の壁を隔てただけで表/裏の存在である危うさ。生まれな>>続きを読む
思ったよりずっと作為的な映画だった。リアルなのは素材、アプローチは物語的。
「皆殺しのバラッド」「ボーダーライン」等の巨悪もずいぶん絶望的だったが、本作ではレジスタンス勢力だった自警団そのものが堕ち>>続きを読む
信頼の東海テレビ制作。面白い。
実際奥西が真犯人だったのかどうかは映画を見たことによってますます分からないようになったのだが(二股不倫とDVはどうやら本当らしいし)周りの尽力する姿にグッと来た。>>続きを読む
衣装と美術の重厚さが素晴らしい。しかしそれを上回るくらい中身はしょっぱい。というか退屈。
みんなが知ってるおとぎ話をリメイクするには新たな価値観を盛り込むことが不可欠だと思うが、今作は丁寧にし過ぎた>>続きを読む
シリーズで一番好き。
ゆるくてトンデモ日本が沢山出てきてコメディ色強し。スパイ物はこれくらい間抜けなのがいい。
祭りでい!祭りで~い!!!!
設定だけで見る前から100点満点担保、ちゃんとそこそこ怖くて更に加点。しかもリングパートではミステリっぽく、呪怨パートではフィジカルに怖く、テイスト分けされていた。ニク>>続きを読む
クスッ、くらいの笑いからどんどん終盤に向かうにつれ笑えない展開に。観る前の予想を飛び越えてくるとんでもない映画だった。
見終わってもこれが完全なるフィクションなのか、ドキュメンタリーなのか分類しかね>>続きを読む
この間劇場予告を見たばかりの気がしたのに、もうオンデマンドで観られるとは!
主人公がマヌチャオ好きで好感度爆上がり。湿っぽくないキャラクターが出てて好きです。
何千人もの人が一斉に海に飛び込むシー>>続きを読む
マイフェアレディとロッキーをマッシュアップしたような不思議なおとぎ話だった。
「女のやる仕事」としてある意味無意識下で蔑視対象だったタイピスト。コンテストで優勝することでそれが主人公の社会進出の一手>>続きを読む
ロジャーコーマンがカメオ出演している。予算は大激減してるけど、やれることはやり抜くぜ!という気概のあらわれかと邪推する。
ウェス監督がシリーズの大ファンという事もあって、このキャラにはこうなってほし>>続きを読む
スクリームシリーズの偉いところはちゃんと生き残ったメンバーが活躍し続けるとこ。否が応にもキャラに愛着が沸くってもんです。
1の殺人事件をモチーフにした映画上映中に、1の模倣殺人が再び始まるという発想>>続きを読む
多部ちゃんもむくむくしてて可愛いし、弟役の岩田力くん(これ以外出演作が無いようだけどとてもいい演技だった)がうちの弟の小学生時代に似ていて親近感が沸いた。あ~大人げなく弟にこういう傷つく物言いしてたな>>続きを読む
スキャナーvsスキャナーから、スキャナーvs人間へ。
後継監督はクローネンバーグじゃないので、当たり前だけど前作の独特の雰囲気は無い。少々間延び気味だったので90分以内に収めて欲しかった。死に方にバ>>続きを読む