ミミックさんの映画レビュー・感想・評価 - 71ページ目

偉大なる、しゅららぼん(2014年製作の映画)

2.3

琵琶湖の力で超能力を操るふたつの一族によるサイキックバトル。思ってたよりずっとオフビートで、メリハリがないから途中からどうでもよくなった。濱田岳が失恋して田んぼを走り抜ける唯一の感情の発露シーンが面白>>続きを読む

メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス(2009年製作の映画)

2.6

・女性科学者と教授と日本人科学者のズッコケ3人組が巨大サメと巨大タコの駆逐に挑む2009年アライサム製作のビデオ映画
・午後ローでも見たしニコ生でも見たし何だかんだ2年おきのペースで見てしまってる、世
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

前作「アントマン(2015)」の続編でクロスオーバーを扱うマーベルシネマティックユニバースとしては20作目。時系列は「キャプテンアメリカ/シビルウォー」でキャプテンアメリカ側についてたアントマンはそれ>>続きを読む

マンハッタン(1979年製作の映画)

3.9

・ニューヨーク、マンハッタンの、男女の、出逢いと別れの、秋の、日常の、恋愛模様
・男女の移ろいゆく関係性が最後までとてもスリリング
・この頃のウディアレンは悪口までもいちいちウィットに富み例えもバシバ
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ロイドの人気者(1925年製作の映画)

3.3

・映画スターに憧れる気弱でお人好しの大学生ハロルドは裏ではからかわれている、本人は一念発起してアメフト部に入り逆転を狙う
・キートンやチャップリンは持ち前の身体性が現実離れしててその様が喜劇的なのに対
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シャーケンシュタイン/フランケンジョーズ(2016年製作の映画)

2.5

・Z級映画で2.5は満点を意味する
・音楽、効果音、セリフまわし、鳴き声、テロップの入れ方、どれをとっても予想を下回るクオリティに終いにはカモメの立ち方まで下手に思えてくる
・初っぱなサメの初登場シー
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もういない(2012年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・娘エバの誕生日会の準備をしてる母キャシーのもとに突然訪れた娘の訃報
・死後しだいに明らかになる娘の新事実と事件の犯人の行方
・エバ不在の誕生日会に集う関係者が一人ずつ容疑をかけられては釈放される不信
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ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

3.7

ジョージAロメロ監督によるゾンビ映画三部作の第2作。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド(1968)」の続きで、既にゾンビが世界に溢れてて混乱した状況から話は始まる。

この作品多数バージョンがあるので
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ワイルド・スピード MEGA MAX(2011年製作の映画)

4.1

・大人気カーアクションシリーズの第5作、舞台はリオデジャネイロ
・主題は「仲間を集めてヤミ金の入った金庫を警察から盗み出せ!」
・登場人物の主なトピックは、ミアに新たな命、脳筋のホブス捜査官(ドウェイ
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サーダカー(2007年製作の映画)

2.6

・沖縄の民俗伝承という内容にひかれて視聴
・ユタと呼ばれる先祖代々シャーマンの役割の姉妹の過去の秘密と覚醒する能力を描いた第一話と、姉妹が怪奇な事件に巻き込まれる第二話のつづきもの
・ゆっくりしたテン
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ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

・大人気スパイアクションのシリーズ第6作
・(ネタバレ)今度こそもう駄目かと思ったー、地球の危機を救ってくれてイーサンハントを始めIMFのみんなに心からありがとう!
・世界規模の追いかけっこを一流のス
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ザ・マペッツ(2011年製作の映画)

4.0

「ザ・マペット・ショウ」の大ファンであるマペットのウォルターはかつての劇場の取り壊しを防ぐため、番組のカリスマであり大ファンのカエルのカーミットに番組の復活を懇願する―

1970年代に人気を博したス
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キャタピラー(2010年製作の映画)

2.9

・劇中のほとんどを占める寺島しのぶと大西信満の「赤目四十八瀧心中未遂」コンビによる二人芝居を楽しむ作品
・ためらいがない寺島しのぶのヌードは若松作品にずっと前から出てたかのようにしっくり来てた
・体が
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リトル・レッド2 ~ヘンゼルとグレーテル誘拐事件!?~(2011年製作の映画)

3.4

前作で活躍した赤ずきんのレッドとおばあちゃんとオオカミとリスは、カエルのニッキーのもとで物語をハッピーエンドで終わらせる組織HEAの捜査官として活動している最中、子供のヘンゼルとグレーテルが何者かに誘>>続きを読む

寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

・今カレ(東出B)とうまくいってても、突然いなくなってしまった元カレ(東出A)が忘れられない女(唐田えりか)
・見終わった感想は「…まあ、出会い頭でキスしちゃうような人たちですし」
・これは一人で見る
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

聴覚障害の西宮硝子と同級生の石田将也らとの衝突と交流を描いた、「けいおん!」「たまこラブストーリー」の山田尚子監督による漫画原作の長編アニメーション作品。

見る前に感じた印象が「障害をダシにした美男
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太陽の王子 ホルスの大冒険(1968年製作の映画)

3.1

・監督高畑勲、作画監督大塚康生、原画・美術設計宮崎駿らがスタッフの1968年の劇場用アニメ
・アイヌの伝承をモチーフに太陽の剣を手に入れた少年ホルスと、悪魔グルンワルドの企みで村に送られた不思議な少女
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キャリー(1976年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・スティーヴンキング原作で1976年にブライアンデパルマが映画化した初期の代表作
・優れた名作はひとつの作品のなかで複数の映画ジャンルが詰め込まれてる
・これも頭一時間はじっくり学園青春ストーリーを展
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リトル・レッド レシピ泥棒は誰だ!?(2005年製作の映画)

3.0

・動物たちがすむ森でお菓子のレシピが盗まれた、カエルの探偵はおばあさんの家を訪れた赤ずきんのレッド、木こり、オオカミらから事情を聞く
・今はすっかりその名が知れ渡ったあのハーヴェイワインスタインが創設
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薔薇は死んだ(2015年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

・第一次世界大戦直前のブタペストで、裕福な女性エルザの屋敷で先輩メイドのロージのもと働きだした若い女性カトゥら3人の関係を描いたサスペンス
・こういう昔の映画に多くあったミニマムな関係の中の濃密な暗い
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悪魔のいけにえ2(1986年製作の映画)

3.7

・13年前に甥を殺され復讐に燃える保安官のレフティ(デニスホッパー)と殺人家族ソーヤー家の闘いに巻き込まれる女性DJストレッチ(キャロラインウィリアムズ)を描いたシリーズ第2弾
・ホラー色は抑えて思い
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モヒカン故郷に帰る(2016年製作の映画)

3.2

・妊娠した恋人由佳(前田敦子)を連れて広島の故郷に帰ってきた売れないバンドマンの永吉(松田龍平)、父の治(柄本明)と大喧嘩をするがその夜病で倒れてしまう
・瀬戸内海の島での撮影で現地の人たちも本編に登
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クロッシング・ウォー 決断の瞬間(2014年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

・アフガニスタンでイスラム武装勢力タリバンから小さな村を守る任務で派遣されたイェスパー(ロナルトツェアフェルト)大佐率いるドイツ兵と、通訳タリクを通じて現地の自警団や住民たちとの交流と緊迫した生活を描>>続きを読む

七人のマッハ!!!!!!!(2004年製作の映画)

3.7

・バンコクの村を占拠したテロリストに対して、国のスポーツ代表らが反乱を起こし核兵器の脅威から村を死守する
・「マッハ‼‼‼‼」のスタッフが翌年に製作したノーワイヤーノースタントのアクション映画
・内容
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遊星からの物体X ファーストコンタクト(2011年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・南極大陸の氷の下に太古の構造物を発見した考古学者ケイト(メアリーエリザベスウィンステッド)を始めとする観測隊は、氷に閉じ込められた謎の生物を観測所に持ち帰る
・1982年「遊星からの物体X」へ繋がる
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WE ARE YOUR FRIENDS ウィー・アー・ユア・フレンズ(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・アメリカの片田舎でDJや役者など大きな夢を抱きながら、鬱屈した日々を送る若者たちを描いた青春ストーリー
・DJの役割やBPMについてを図解で分かりやすく説明してくれる
・ヒロインのソフィー(エミリー
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世界の果てまでヒャッハー!(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・ブラジルを旅行中のフランク(フィラップラショー)と友人たちは恋人を置いて祖母をつれてジャングルツアーに出掛けたきり行方不明に、後日彼らが持ってたカメラの映像を確認すると…
・まさかフランス版「ハング
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誘拐の掟(2014年製作の映画)

3.4

・元刑事で探偵のマット(リーアムニーソン)のもとに、金を払った上に妻を無惨に殺されたドラッグディーラーから犯人捜索の依頼が来る
・この映画の犯人が人間の倫理を踏み外した度を越えた異常者に設定されてるの
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私以外の人(2015年製作の映画)

3.2

・隣人同士が無くした鍵をきっかけに過ごすひとときの、ちょっぴりビターなショートストーリー
・コーヒーの撮り方にこだわりを感じる
・女の子のメガネをはずすタイミングが自分の顔に自信がある人のそれ
・男を
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テイク8(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

・結婚式場での自主映画撮影中、新婦の父親役ではなく本当の父親が来てしまう
・「カメラを止めるな」が大ヒット中の上田慎一郎監督の2015年製作の短編コメディ
・演者の身内がでしゃばる映画撮影の内幕ものと
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君が生きた証(2014年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

・銃乱射事件で息子を失った父サム(ビリークラダップ)が、息子の自作した曲を歌ううちにメンバーが集まりバンドとして人気になるが…
・落書きされた墓が出るまで息子の立場が微妙にぼやかしてるので、前半は青臭
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インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・検事(チョスンウ)とゴロツキ(イビョンホン)が手を組んで韓国の財界、政治家、メディアを巻き込んだ一大スキャンダルを暴く社会派サスペンス
・韓国の政治の闇を暴く系は、エグり方の角度が日本のそれより鋭角
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半分の月がのぼる空(2009年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・肝炎で入院中の裕一(池松壮亮)が心臓病の里香(忽那汐里)と出会いおわりが来る日常を描いた恋愛小説の映画化
・難病系ボーイミーツガールに時系列ギミックを組み込んだのが高評価の原因か、自分はそんなに
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サイレン(2016年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

・恋人のエヴァと結婚間近の主人公ジョナが、友人たちとバチェラーパーティで訪れた森奥の怪しげなクラブで、囚われた裸の女性リリスと出会う
・2012年のホラーオムニバス「V/H/Sシンドローム」の一篇「ア
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オトシモノ(2006年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

・駅のホームでオトシモノを拾った人達が次々と失踪する
・全く怖くないホラー作品も無駄な時間だったで終わらずに、どこがダメなのか考えながら見ることで良い映画を見極める力を養う訓練だと思えば有意義になる
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現代性犯罪絶叫篇 理由なき暴行(1969年製作の映画)

3.4

・青森から上京して六畳一間に住む19歳の3人の若者の鬱屈した日々の生活を描く
・「そんなこと考えるなんてピンク映画の見すぎだ」
・小田急で海へ行きヌルっとレイプする様はその行為が日常的である怖さ
・学
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