entamickさんの映画レビュー・感想・評価

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海がきこえる(1993年製作の映画)

4.1

京都のイオンシネマの特別上映にて視聴。
端から見れば振り回されっぱなしで、タクがリカを好きになる要素は皆無なのに、どうしても惹かれてしまう。恋のもどかしさやモヤモヤした感情が上手く表現されている。寄せ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

演奏シーンの演出が素晴らしい。
どのシーンもライブ、生命を感じ、鳥肌が立った。
それ故に雪祈の事故シーンは残酷過ぎた。
なんでそんなストーリーにするのかと腹立たしかった。
単純に憧れの場所で、覚醒した
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そして、バトンは渡された(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

イニシエーションラブを彷彿とさせる時系列トリック。散りばめられた伏線が回収されていく樣が気持ちいい。特にみーたんの名前が優子と判明した、宮村さんとの結婚式のシーンが最高。こう繋げるのかと興奮。
ヴァー
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Ribbon(2021年製作の映画)

4.0

コロナ禍の陰鬱としたやり場のない怒りが上手く表現されている。端々にコロナあるあるも散りばめられており笑えるし、記録映画としての役目も果たしている。芸術的ながらストーリーもテーマもわかりやすく、ラストシ>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

ラストシーンの、微笑む手前の二人のあの表情、セブの控えめな頷き、抑えた演技が素晴らしい余韻を残した。
最後のミアの空想ミュージカルシーンの音楽が、セブのピアノ演奏だけで表現されなかった事が何とも切なか
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パプリカ(2006年製作の映画)

4.1

夢の描き方がリアル。自分が過去にみた夢が不意にフラッシュバックしてきて、少し怖くなった。不穏な音楽が印象的で、映像美と合わさって完成度が高い映画だと感心した。唐突な終わり方が、夢からさめた瞬間のようで>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

・終演直後の率直な感想は、結局ボーイズラブものかぁ。濃厚なシーンは無く記号的な用いられ方で、都合よく利用された感あり。二人の体格差があり過ぎる事やその言動の稚拙さから、湊が星川に惹かれる要素を見出だせ>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.2

「お前はそれを観なければならない」そんな言葉が脳に響き、何十年ぶりかに視聴。
昔観た時には夢を追いかける事の素晴らしさ、Theアメリカンドリームな印象でしたが、40代になった今は味わいが全く異なってい
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かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~(2019年製作の映画)

3.5

どの役もはまっているし、再現度も高い。アニメを知らず映画単体で観ても楽しめる。ただし、それなりにではある。
しっくりこないのは、キャストが高校生に見えない、それに尽きるのであろう。キスもしたことの無い
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エスター(2009年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

エスターは自分の欲望に忠実で、その為には手段を選ばず、とんでもない行動力を持っています。残虐なシーンは多数あれど、恐怖感が薄いのは、その行動に共感できる部分があるから。ある意味、悪役を次々とやっつけて>>続きを読む

茜色に焼かれる(2021年製作の映画)

3.0

リアリティの無いストーリーで人の本質に切り込む意欲的な作品。永瀬正敏の不自然な出番を筆頭に、ツッコミどころが多いところ我慢して見続けたけど最後までしっくりきませんでした。それこそが本質なのかもしれない>>続きを読む

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

存在の肯定。
名シーンが一杯。

捨てるなら産むなよ、冷たい目で呟くスジン。
洗車中のハプニングに湧く擬似家族。
電車の中で交錯する光と闇に晒されるソヨンの顔。
高所に当てられ弱った中、また洗車がした
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

4DX吹き替えで視聴。
ど迫力の演出、スリリングな展開、これぞエンターテイメント、映画館で観る為の映画でした。
映画として非常に良く出来てるので、4DXじゃなくてImaxの方がよいのかもしれんなと、散
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からかい上手の高木さん(2022年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

虫送りでぐずる幼児をあやす西片。それを見つめる高木さん。
フェリーを見送る三人組。ミナとユカリの手を握るさなえ。
花火の特等席を紹介するたかお。二人の邪魔をしないように別場所へ誘導する木村。察するたか
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映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

漫画既読でオチを知っている私が、オチを知らない娘と鑑賞。
健気な四葉の良さを改めて確認する作業でしたが、充分に感動する素晴らしい出来でした。
でも娘の方が感動していたようで、オチを知らずに見れば良かっ
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.1

好きなシーン3選
①進藤さんが元妻に再開し、良いカッコしようと迷走するシーン。おかしくてクスクス笑えました。巧みな笑い。
②香取慎吾の元に、人形とバンダナとギターが戻ってきたシーン。こう落ち着くかとオ
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.5

軽い気持ちで軽く笑える。
石田ゆり子がディーン・フジオカに手を重ねる時の表情が可愛いくて、好きなタイプでした。

劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~(2019年製作の映画)

3.6

感動したものの、ダイジェスト感が強く、淡白な印象。アニメ12話くらいで観たかった。映画にするのって難しいなと思う反面、リズと青い鳥は良く出来てるなと改めて感じさせられました。

映画 さよなら私のクラマー ファーストタッチ(2021年製作の映画)

3.5

久々の公式戦好きにやれよ。お前の背中は俺が守る。悶々とした希をどうにかしてやりたいと、ずっと思ってたんでしょう。短いセリフながら、幼なじみのチームメイトの友情に涙が出ました。
また退場時の観客の拍手。
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

3.0

好きな歌に引かれ視聴。
演奏シーンがかっこよかった。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

自分の信念に従って生きる男とその妻の物語。正しい事とは何なのかを深く考えさせられました。
高橋一生の商人と革命家が入り交じった仕草と、蒼井優のお見事ですの後の倒れっぷりが素晴らしかったです。

ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

愛する街で暮らす事。日常の幸せに気付かせてくれる、素敵な映画でした。
同じでは無くとも、違いを認め、敬意を払える自分でありたいと、心から思うこの頃です。

恋する女たち(1986年製作の映画)

3.5

小学生の時、タッチ映画版を観に行ってその同時上映で観た。U-NEXTにあるのを見つけて懐かしくなり視聴。
ほとんど忘れていたものの、緑子という名前や、喫茶店での会話で心情が文字で表されるシーンなどは記
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

「きったない川やな」
ラストシーンのこのセリフで今までの不自然な関西弁が昇華されました。
およそこの為だけに関西弁が使われていたのでしょう。このセリフ関西人めっちゃ言いますからね。
そして最後の「でも
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

上映時間約3時間。途中やや長さは感じたけど、決して冗長なわけではない。心情の変遷が丁寧に描かれた名作です。
最後の劇中劇での手話による長台詞は、過去に類を見ないぐらい引き込まれ、一つ一つの無音のセリフ
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リズと青い鳥(2018年製作の映画)

4.0

セリフによる細かな説明を極力省いて、その他の描写で読み取らせる演出が素晴らしい。のぞみとみぞれの関係性を、リアルに覗き見しているような、そんな気持ちにさせられます。
好きとか嫌いとか単純な言葉で表せな
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

3.6

絵も音も迫力満点で、映画館で見て良かったと思える作品です。
大きなストーリーは想定通りでしたが、乙骨が謎に強すぎて引きました。結局血筋?持って生まれた才能が全て?
リカちゃんをそこまで想うに至る描写も
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.6

展開が激しいサスペンス?スリラー?ホラー?な作品です。
男の自分にとっては主人公に肩入れできず、ピチャピチャと怖さが滴り続けていました。女の人が見ると爽快なのかな?
結婚のイメージも、カーテンを引き裂
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

価値観の一致からの相違。野獣のようなセックスからのセックスレス。恋愛のライフサイクルをわかりやすく、酸いも甘いもリアルに描いた秀作です。
社会人になって自己啓発本を読みだしたり、別れ際に結婚に新たな光
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Be With You 〜いま、会いにゆきます(2018年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

日本版を韓国風に移植した映画。
ヒロインの女優の魅力に欠け、好きになれませんでした。そこに尽きると思います。
交通事故のシーンは妙にリアルでビックリしました。最後の感動のネタばらしの最中の衝撃に、それ
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いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

セカチューに続いて大ヒットした、小説原作の映画。映画のヒットを受け、ドラマが制作されたのも、セカチューと同様。双方共にヒロインが死ぬ内容で、私の中ではワンセットで捉えています。

あくまでも私の感想で
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

人種、学歴、職歴、収入、そんな格差を超えて、お互いをぶつけ合い向き合う事により、高め合う存在になれた、素晴らしき友情のストーリー。
シャーリーが自身の気持ちに素直になり、トニーとその家族が受け入れる、
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.0

演技、構成、非常に良くできた映画。それ故に観るのが辛くなってしまう。

君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.5

人を好きになる事。他者と交わり、境界線を破り同一化したいと感じる感情。君の名前で僕を呼んで。秀逸なタイトル。

大脱走(1963年製作の映画)

4.5

子供の頃にテレビで放映されているのを観て大好きになり、ビデオソフトを誕生日プレゼントにおねだりし何度も観た映画です。
脱走に至るまでの地道なチームプレイ、脱走してからの華やかな個人プレイ、ハラハラ・ド
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インセプション(2010年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

主人公コブの妻モルを演じるマリオン・コティヤールが、なんともアンニュイな魅力を醸し出していました。
ストーリーも迫力満点のシーンも文句無しに素晴らしいのですが、私が何度もこの映画を観返してしまうのは、
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